”嫁に愛してると言ってみた”【15】『心から!』など全10話

”嫁に愛してると言ってみた”【15】『心から!』など全10話 嫁に愛してると言ってみた

 

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嫁に愛してると言ってみた【15】

 

□ □ 1 □ □

 

生涯初の単身赴任になって、早1か月が経った。
今迄、専業主婦の妻がしてくれていた掃除洗濯を一人でやってみて、
妻の有り難みを身に染みて実感した。

明日から連休なので、今日の仕事が終わったその足で、
新幹線に乗って我が家に向かう予定だが、
今夜、感謝の気持ちを込めて妻に言ってみる。

 

 

とりあえず、言ってみたので結果を。

20:00 新幹線に乗って、1ヶ月振りの我が家へ向かう。
23:30 自宅に到着
妻「おかえり~」
俺「ただいま。」
妻「疲れたでしょ?お風呂に入ってきたら?」
俺「そうする。一緒に入る?」
妻「バカ…」

23:40 期待しつつ風呂に入ったが、妻の乱入は無かった…
俺「やっぱり、うちの風呂は大きくてくつろげるわ。」
妻「そうでしょ。さぁ、ご飯の用意もできてるわよ。」
俺「ありがとう。」

0:15 食事
俺「やっぱり、お前のご飯は美味しいよ。」
妻「どうしたの?ガラにもないこと言って。もしかして、単身先で何か悪さでもした?」
俺「そんな勇気ないのは知ってるでしょ?」
妻「それもそうね。」
俺「orz」

0:40 食事終了
俺「結婚してからずっと、お前が家事をしてくれるのが当たり前になっていたけど、単身先では全部自分でしなきゃならない。
お前のお陰で、楽な生活ができていたことがよく分かったよ。」
妻「あたしの偉大さにやっと気付いたか。よしよし。」
俺「今日も、我が家に着いたら温かいお風呂とご飯の用意をしてくれて、感謝してる。ありがとう。俺はお前のことを愛してるよ。」

すると、妻が突然立ち上がり「今の、お願いだからもう一回言って!」と叫びつつ、スマホのボイスメモを起動。
俺「愛してるよ。」
妻「…さっきと違う。もう一回!」
俺「お前のことを愛してるよ。」
妻「情感が全然こもってない!」
俺「…愛してるよ。」
妻「カット!次、Take4。キュー」
俺(これ、何の罰ゲームだよ…)

結局、この直後に俺も腹を決め、正面から妻の両肩に両手をかけて、
「大好きだよ。愛してる。」と言ったところで、妻が納得してくれた。
(言い直しをやり直させるのだけは恥ずかし過ぎる…他人がみたら、唯のバカップルだよ…)

5/3 9:30
妻の手作り飯が食卓に並ぶ幸せを噛み締めながら、妻と娘の3人で仲良く朝食をいただいた。
妻もご機嫌で、お昼はおにぎりを作って近所の公園へピクニックに行くことになった。
言ってみてよかった(?)と思う。このスレのおかげた。ありがとう。

 

□ □ 2 □ □

 

俺も50過ぎのおじさんだが昨日言ってみたぞ
妻は体調が良くなくて、健康診断や検査では異常なし
更年期障害と軽い自律神経失調症と診断されてる
思うように動けない時があるので俺に引け目を感じている時があるようだ

料理が好きな俺が夕食の用意をしていると妻がキッチンに来て
「何か言いたいことある?」って言ってきた
不満が有れば我慢せず言って欲しい、の意味だな
そこで妻の目を見てニッコリほほえんで
「んー、愛してるよ」と言ってみた
妻はちょっと固まってから
「そう言ってくれるのはとても嬉しいんだけどどんな顔していいのかわからないの」
と言うから俺はほほえみながら「ニッコリ笑えばいいと思うよ」
と返事すると妻がちょっと嬉しそうにリビングに戻ったので夕食の用意を続けた

しばらくするとまた妻が来て「愛してるよ」言ってきたので
ニッコリ笑って「ありがとう」と答えるとまた嬉しそうにリビングに戻っていった

まあ俺のところもたいした変化はなかったけど
妻が少し嬉しそうだったのでそれで良かったかなと思ってる




 

□ □ 3 □ □

 

昨日やっと言えた。

夕飯終わってTV見てる時に

オレ『‥‥‥ねぇ』

嫁(TV見たまま)『ナニ?』

オレ『‥‥‥あのさ』

嫁『ナニよ!!(ちょい怒)』

オレ『‥‥‥愛してる』

嫁『ハァ????』

オレ『愛してる!ホントに!心から!〇〇のこと!』

嫁、何故か無反応でまたTV見始めた。
こりゃ失敗かな?と思って、(気まずいから)退散しようとしたら
嫁がグスングスン言い始めた。

よく見ると泣いてた。

 

□ □ 4 □ □

 

最近息子に続いて娘も嫁いで嫁と二人っきりになったら、嫁が暗くなった。
やはり子供がいなくなって寂しいのかなと思い、励まそうと思いある準備をして昨日言ってみた。
「二人になって寂しいかもしれないけど、これからは俺がずっとそばにいるからね。○○愛してる」
そうしたら嫁が抱きついてきた。嫁を抱きしめながら
「ずっと行きたがっていた温泉旅行の予約が取れたから一緒に行こうね」
そうすると嫁は泣き出した。その夜は二人で手を繋いで寝た。
今日帰ると俺の好物ばかりが食卓に並んでいた。嫁の笑顔も戻った。

嫁と出会って40年。8年越しの遠恋とか障害もあったけど、嫁と結婚して良かった。
嫁の笑顔みてるとダメダメな気分でもほっとする。嫁、大好きだーーーーー

 

□ □ 5 □ □

 

昨日勇気出して言ってみた。
元々お互いが話下手だけど、会話がなくても一緒に居られれば満足してた。
唐突に言うのもなぁと雰囲気作りで一緒に風呂入って、風呂上がりに嫁の髪を拭いてあげてる時に
「こうやって年とっても一緒に風呂入ろうな。愛してるよ」
って言ったら、裸のまま抱き着かれて嫁号泣。嫁が涙声のまま、
「ありがとう。私も大好き。愛してる」
って言われた時に俺もつられて泣き笑いしてしまったw
その後一緒にパピコ食べたよ。嫁は寝るまでずっと俺の手握って離さなかった。
でも嫁の嬉しそうな顔見て、勇気出して言ってよかったと思った。

 

 

さっき言ってきた
十数年ぶりに
忘れもしない結婚三年目のある日に
本当になんとなく夕食を食べながら愛してると言った
だが妻は
「浮気でもしたか?」「欲しい物があるのか?」
と疑い、そうじゃなくただ言いたかっただけと言っても
「怒らないから正直に言ってみろ」と譲らない
まず疑うことから入った妻に腹が立ち、呆れ果てた私は
「もういい。俺が何を言っても疑うだけなら
もう金輪際絶対に愛してるなんて言わない」
と宣言した
それから十数年、誕生日も結婚記念日もクリスマスも
本当にその台詞を使わなかった
意地になってたんだろうな
そうこうしてる内にあの宣言をした時には
まだ小さかった娘が来週高校入学かと考えていたら
何だか無性にあの台詞が吐きたくなった
本当に「言いたい」ではなく「吐き出したい」というような感覚だった
だから朝食を食べ終わり
食器を台所で洗物をしている妻へ持っていった時にすれ違いざまに
「愛してる。今までも、これからも。」
とだけ言って食器を置き、脇目も振らずに着替えに行った
少しの後、妻が私に飛びついてきて
ありがとう、ごめんなさいだけを繰り返してた
今日はいつに無く妻の機嫌が良い
天気も良い
花見に行き、コーヒーでも飲んでくる

 

□ □ 6 □ □

 

四年越しで時間差発動したパルプンテだが、

嫁へ
ずっと一緒にいようって約束したのに、破ってごめん
こんな俺の隣にいてくれて、本当にありがとう
再婚したっていい。俺を忘れたっていい
夫としても、父親としても失格な俺だけど、
嫁と娘が幸せに生きていくことを、心から願っています
愛してる

昔、手術前に書いた手紙(上記内容を便箋一枚に引き伸ばし)が嫁に見付かり、
ボロボロに泣かれた後、叱られたうえ「愛してる」連呼させられたわ

死ぬかもしれないから残した手紙だが、
確かに、妻子置いて出て行った文面に見えなくもないねえ
一応、説明。台詞は大体の記憶で再現

昨年末、俺自宅の大掃除をしていた時

嫁「俺くーん、俺君の机(の中も)拭いていいですかー?」(書斎掃除中)
俺「あー、(机の上)お願ーい」(台所で油汚れと格闘中)

5分後
俺「よし、ピカピカ」

10分後
嫁「う゛え゛えぇぇぇ……」
俺「!!???」

結婚前を含めて聞いたことのない音が嫁のいる部屋から聞こえてきて、
「やべえ、昔のエロ本でも残ってたか!?」と思い、おそるおそる部屋に入ると、
床に座って号泣する嫁の手に一枚の紙があり、一気に記憶が蘇った

4年前、「なんか胸痛い」と思って病院行く
⇒心臓に異常が発見され、医者「こりゃカテーテルかねえ」
⇒家族と職場にすぐ報告して、手術決定
⇒嫁には「ダイジョブダイジョブ」とヘラヘラ
⇒俺の家系は祖父・伯父が若いうちに心臓絡みでポックリ逝っているので、一人の時に「こりゃマズいかも」とちょっと怖くなる

上記の流れで両親、嫁、成長した娘(当時2歳)宛の手紙をそれぞれ書き残し、
入院前に自宅の俺の机の引き出しに隠して、弟に「俺が死んだら皆に渡して」と頼んだ
(弟に直接預かってもらってもよかったけど、中身見られたらハズカシィとか思ってやめた)
手術自体は無事終了したものの、その後療養として郊外の嫁実家で一ヶ月くらいまったり
引き出しの底に板を敷いて二重底にした中に入れていたので、自宅に戻った時には手紙の存在を完全に忘れていたが、
嫁が引き出しの中身を出してからひっくり返した時、板ごと手紙が落ち発見された模様

ボロボロ泣いてる嫁が俺を見て、

嫁「俺くん……」(床をトントン)
俺「……」

無言で正座した俺に、いつもは敬語の嫁が、

嫁「これ……なぁに?」
俺「あ、いえ、その……」
嫁「あの頃、俺くんは「大丈夫、心配ない」っていつも笑ってたから、私も安心してた
でも、本当は不安な気持ちもあったんだよね?
だから、もしもの時のために、私たちに手紙を書いたんだよね?」
俺「はい……無理とか虚勢張ってた訳じゃないけど、一人になった時に降りてきたといいますか」

たぶん1分くらいだと思うけど、沈黙の後、嫁は諭すような口調になって、

嫁「気づいてあげられなかった私も十分に悪いし謝ります
だけど、あの時ちゃんと言って欲しかったです。不安な気持ちも「愛してる」も
手紙なんかじゃなくて、生きている俺くん自身の言葉で
それと、私を思っての言葉でも、『自分を忘れて』なんて絶対に止めてください」
俺「……ほんと、スンマセンした
手紙読まされる方の気持ちとか考えずに、独りよがりに考え押し付けてました」
嫁「俺くんは私たちを大切にしてくれていますけど、照れて表に出そうとしないところがあると思います
これから、私は俺くんをもっと知る努力をするので、俺くんも伝える努力をしてください」
俺「はい、頑張ります」

これで無事に一件落着と思ったら、甘かった

嫁「まずは手紙の最後の言葉から伝えることから始めましょう」
俺「えっ」

この後、日が暮れるまで嫁に面と向かって愛の言葉を囁き続けて、
死にたくないと思った時に書いた手紙が原因で、超死にたくなった
あと、手紙は処分に失敗し、嫁が保管している




 

□ □ 7 □ □

 

自分も言ってみようと決意したよ。
そして今日の朝、忙しいそうに家事をする奥タンの後ろから
「愛してるよ」
と言った後に奥タンの唇にキスをした。
そして、ア然とする奥タンにじゃあねと言って手を振り会社に行った。
結婚して三年目、最近「愛してる」なんて言ってなかったし、結果はどうであれ自分でいい事したかなと
(・∀・)ニヤニヤしてたら奥タンから
「私、朝から素敵な男性に唇を奪われてしまいました。
素敵な男性は、もちろんあなたの事です・・・はぁと
今は私の心を奪っていったあなたに、早く会いたい気持ちでいっぱいです。
お願いだから今日は早く帰ってきてね。」
と、この前二人で見たカリオストロの城の銭形のとっつあんのセリフみたいなメールがきたんだな。
まさかこんな事になるとは思ってなかったからビックリしたよ!!
まぁ、とにかく今日は早く家に帰るとするか(´∀`)

 

□ □ 8 □ □

 

昨日、嫁の誕生日。
結婚して5年目。結婚して初めて言ったぜ

ご飯食べに行って、子供を寝かしつけ2人でTVを見ている時、
手を握って、
「誕生日おめでとう。いままでいろいろ迷惑かけたね。
これからもよろしくね。今までも、これからも愛してるよ」
っと、若干噛みながらも言ってみました。

そのあと、ポケットに入れてた誕生日プレゼントの時計を渡してたんですが、
嫁、ボー然

その後、ちょっと泣きながら
「ありがとう。ありがとう。これからもよろしくね。私も大好きだよ」
っと、抱きついてきました。

その後、嫁さんが泣き止むまで、ヨシヨシしてやって、
僕は2人目を。。。って気持ちだったんですが嫁そのまま寝ちゃいましたwww

 

□ □ 9 □ □

 

先週俺も頑張ってみた。

キムタク風あすなろ抱きで
「いつも本当にありがとう。
嫁、愛してるよ。」
って言ったら、嫁
「なんか悪いことでもした??」
でした。

俺、orzでいつも欠かせない眠剤飲ん
でふて寝するしかないやんか・・。

次の日の朝、その夜に見た夢の話を 嫁にした。
「なんか、嫁に、俺ちゃん大好きと言われながら
めっちゃ、ちゅうしている夢を見 たんだけど、
夢にしちゃ、はっきり覚えている し、現実にしては
あいまいなんだよな・・・。」
すると嫁、耳まで真っ赤にして 「気づいていたんだ・・・」
だそうです。
やっぱり嫁はかわいい。

 

□ □ 10 □ □

 

夕飯時に思い立って言ってみた
昨日の夕飯時に思い立って言ってみた

俺「ねぇ、嫁?」

嫁「ん?美味しくない?」

俺「うまいよ、本当に」

嫁「うん、知ってる」

俺「自惚れんなw愛してるww」

嫁「うぬb…え、あ、やっぱり?w」

俺「うん」

嫁「じゃあ、しょうがないから私も愛しててあげよう」

普段クールな嫁が、昨夜はデレデレになりました
今朝も鼻歌うたうほどご機嫌みたい

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