動物の感動する話『猫を抱えて走る女の子』など短編10話【13】 – 実話体験談

動物の感動する話『猫を抱えて走る女の子』など短編10話【13】 - 実話体験談 動物・ペットの話

 

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動物の感動する話 【13】

 

 

無事に犬が戻ってきた

飼ってる犬が脱走した
無事に帰ってきたのは良かったけど、おでこに「ネコ」って落書きされてた
最初ちょっと笑ったけどだんだん腹立ってきた
違うし

 

 

猫の「めけ」が死んだ

以前、可愛がってた猫の「めけ」が死んだので、ペット葬儀屋で火葬してもらった。
遺骨はずっと部屋に置いておいたんだけど、やっぱり埋葬した方がいいかなと思って、近所のペット霊園の合同慰霊祭に出すこ

とにした。
合同慰霊祭とは言っても、広い御堂でちゃんとお坊さんが来てお経を上げてくれる本格的なもの。
手続きをしたときにペットの名前欄があったので、フルネームである「めけめけ王子3世」と記入した(命名は俺じゃないぞっ!

)。
で、合同慰霊祭が始まり、俺は最後列に座った。御堂には50人くらいの人達がいて(ほとんどが喪服着用)、神妙な顔でお経を

聞いていた。
そのうちにペットの名前が1匹ずつ読み上げられ、
「ジョ~ン~、ベンジャミ~ン~、あ~い~ちゃん~・・・」
と続いた。この時点で(付き合いで来ていたと見られる)数人の肩が震えだした。
やばいな~と思いつつ「めけ」の順番を待ったら、案の定
「め~け~め~け~お~う~じぃ~、さ~ん~せぇ~」
と読み上げられた。何人かが吹き出したが、泣いてるふりでごまかしていた。
それにしてもぴくりと笑わない坊さんはすげぇなと心底思った。

 

 

売れ残りの柴犬だけど

うちの近所のペットショップにも売れ残りの
柴犬がいる。値段は応相談みたいな感じで店頭に出てる
(っていうか居る)。
無愛想なオヤジで「こいつは売れ残り」「顔がイマイチ」
とかブツブツ言ってるくせに、実際いくらで売るの?
って聞くと「こんな奴よりあの犬がいいと思う」とか
「こいつはだめな犬だから進められない」とか言って
渋られるw

 

 

猫の鳴き声に反応

昔飼ってた猫が「ニャー」って鳴いたら
横にあったフラワーロックだっけ?が反応して
猫超ビビってピョン!て跳ねた
しばらくして落ち着きを取り戻したのか
超ねこぱんちしまくってた

 

 

迷い犬を保護

ど田舎の実家にいた時の話なんだけど、酔った父親が途中で迷い犬保護して帰ってきた。
耳のとこのフサフサした飾り毛とか半端に巻いた尻尾とか、
こうやって人懐っこいとこなんかうちの犬そっくりだろお~って
迷い犬を撫でまわしながら父親が嬉しそうに言ってたけど、
お父さんそれどう見てもうちの犬です。

 

片足のないカモメ

毎年帰省で乗るフェリーに餌目当てで大量のカモメがたかってきてて、
船内で餌も売っててカモメの餌やりが名物になってるんだけど、
一回片足の無いカモメを見かけた事がある。
小さい子とかが
「あのカモメ足無いよ、怪我してるのかな?可哀相」
と言って片足カモメにばかり餌を投げてたんだけど、
暫くしたらそいつは羽毛の中に折り畳んで隠していたらしい片足をペロッと出して、
見せつけるように堂々と旋回して去っていった。
子供達はポカーンとしたり「騙された……」と呟いていて、
大人達は爆笑するやら感心するやらだった。

>>
…カモメの癖に、人間をカモにしやがったのか……

 

 

オウムの理解力

犬の予防接種で動物病院に行ったら、待合室にゴールデンレトリバーを連れたおじさんと、
立派なオウムを連れたおじさんがいた。
レトリバーもオウムも大人しくしてたんだが、不意にオウムが
「おすわり」
って言った瞬間、レトリバーとうちの犬がサッとおすわりをした。
飼い主一同笑いそうになってたら、更に
「お手!おーて!お手!」
と言い出し、レトリバーが前足を飼い主に差し出し、
うちの犬が前足を上げてオロオロし始めたあたりで受付のお姉さんが「ぶふっww」と決壊。
それを皮切りに待合室が笑いに包まれた。
オウムのおじさんが
「うち犬もいるもんで、覚えちゃって……すいませんね」
と笑いながら言っていた。

その後オウムが先に診察室に入ったが、

獣医「いや~いつ見ても立派だねえ。先生好きって言ってみ?先・生・すーき!」
オウム「イヤっ」

というやり取りが聞こえて腹筋が崩壊した。
オウムって人の言葉理解してるんだろうか。

 

 

昔飼っていた猫

小学生の頃、親戚の家に遊びに行ったら痩せてガリガリの子猫が庭にいた。
両親にせがんで家に連れて帰った。思い切り可愛がった。
猫は太って元気になり、小学生の私を途中まで迎えに来てくれるようになった。
いつも一緒に帰っていたけれど、六年生の林間学校に泊りがけで行っているときに
車に轢かれて死んでしまった。もう、猫は飼わないと思った。

年月が過ぎ、私は就職してバス通勤をするようになった。
仕事がうまくいかず、やめようかどうしようか迷っていた。バスを降りると
いつも我慢していた仕事の悩みが噴出して泣きながら暗い夜道を歩いていた。

そんなある日、バスをおりて歩いていると、少し先に白い猫がいた。
その猫は振り返りながら距離をとりながら私の前を歩く。坂を上がり、いくつもの
曲がり道を曲がって行く。私の家に向かって。家の前に出る最後の曲がり角を曲がると
その猫の姿はなかった。数日そうやって猫に先導されるように家に帰る毎日が過ぎた。

ある日、いつものように待っていてくれる猫を見て気が付いた。
しっぽをぱたん、ぱたんとゆっくり上げて下ろす仕草。
小学生の時に飼っていた猫と同じ。思わず猫の名を呼んだ。
振り返った猫は一声鳴いて、また家に向かって歩いた。

涙が出てしかたがなかった。心配して出てきてくれたんだね、ありがとう、ごめんね。
大丈夫だから、もう、安心しているべき所に帰ってね……。
後ろ姿に向かってつぶやいた。最後の曲がり角を曲がる前に猫は振り返った。
近づいて撫でたかったけど、近寄ったら消えてしまいそうで、もう一度つぶやいた。
ありがとうね、大丈夫だからね。 そして、猫は曲がり角をまがった。

なぜかふと、後ろが気になって振り返ると白い小さな塊がふっと消えて行く所だった。
そこは林間学校に行って帰らない私を待ち続けて猫が車に轢かれた場所だ

 

 

猫を抱えて走る女の子

震災での被害はほとんどなかったものの、津波で水をかぶった地域。

地震発生後、町内で一番高いところにある神社に避難していく途中、
見慣れない女の子が、前から町内をうろついていた猫を数匹抱えて走るのを
複数の人が目撃している。

小学校低学年くらいの女の子で、黒か紺のジャージの上下着用。
ほとんどの目撃者は走って追い越されたそうだ。
当時は不思議に思わなかったが、死に物狂いで走る壮年の男性などを、
腕いっぱいに動物を抱えた小学校低学年の女の子が追い抜けるものだろうか?
しかも、うちの町内は南と西が海に面しており、北は山で、
東は車で30分ほど行くと隣町というどんづまりの田舎町なもので、
基本的に「知らない子供」がいることがまずない。

町内で直接の死人は出なかったが、海に近い通りなどは軒並み半壊。
しかし、浜の近くに住んでいた野良猫の多くは無事だった模様。

あの女の子は神社の神様かな?
それともその手前にまつってあるお地蔵さんかな?
と、地元で今一番ホットな話題として語られている。

 

 

鞄の中

今日から出張
旅行鞄開けたら飼い猫が入っていた…
既に新幹線の中の俺
雨と風が強くて全然気にしてなかったよ

困った…

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