『かしまさん』など短編5話|洒落怖名作まとめ【自己責任系】

『かしまさん』など短編5話|洒落怖名作まとめ【自己責任系】怖い話・都市伝説 自己責任系

 

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自己責任系の怖い話 短編5話

 

 

きじまさん

”きじまさん”と言う、あるチームの創立メンバーの友人がいた。
この人がひき逃げによる交通事故にあったところからすべては始まりました。
リーダーを含めたメンバーが病院に駆けつけた時、「面会謝絶」の札がドアから外されたところでした。

廊下には両親がいて母親は泣き崩れていましたが、父親は息子も喜ぶだろうからと彼らを通してくれました。
病室に入った彼らが見たものは全身を包帯に巻かれた”きじまさん”が、ベッドに横たわる姿でした。
四肢がなくなっていました。
両腕も両脚も切断され、しかし点滴や酸素吸入などは無く、ただ心電図のモニターが規則的な音を立てていた。
手遅れだったのです。打つ手がなかったのでした。

包帯から覗いた片方の眼だけが ぐるりと動いて彼らを見た。
そして低く包帯にくぐもった声がぶつぶつ何かをつぶやいた。
リーダーが耳を寄せると

「俺をこんなにした犯人を捜し出してくれ…」

わかった、とリーダーは答えた。

「必ず犯人を捜し出して仇を討ってやる!」

直後、心電図の波形が平坦になった。
彼らは犯人探しに奔走した。
しかし、しょせん素人なので犯人を見つけ捕らえる事もできずに一年が過ぎた。

”きじまさん”の一周忌がきた。
彼らは墓前に集まった。

連絡をとりあったのではなく、「約束を果たせなかった」と全員が詫びるために来たのであった。
彼らは墓前に手を合わせ、中には嗚咽する者までいた。
誰もが「すまん、許してくれ、成仏してくれ」と祈った。

どこからか、ぼそぼそとつぶやく声が聞こえる。
背後からだった。
彼らは見た。
後ろの墓石に”きじまさん”が座っていた。
腕も脚も無く、全身包帯に巻かれて片方の眼だけを覗かせ…

「俺を殺したンは、お前やろ!」

と、唸るように言った。
大の男達が悲鳴を上げた。
口々に、叫び、わめいた。

「違う! 俺らと違う!」

”きじまさん”は、現れた時と同じ唐突さですうっと消えた。
誰にも言うな。
リーダーの一言で全員が自分達の胸の中にしまっておく事にした。

そして、数年後…

ある夏のこと、そのメンバーのひとりが怪談で”きじまさん”の幽霊のことを話してしまった。
その場の友人は震え上がって喜んだ。
ところが…である。
帰宅して数日、その友人から電話があった。
友人は震える声でこう言った。

「きじまさんを見た。」

自宅で入浴中、洗髪してる背後で「ぼそぼそ」声がしたので振りかえると、

「俺を殺したンは、お前やろ!」

気のせいだよ、と彼は友人に言った。
電話を切った数分後、別の友人が「きじまさんを見た」と…。
自宅のマンションのエレベーターにひとりで乗っていて、誰もいないのに「ぼそぼそ」声がする。
振りかえっても当然誰もいない。だが視線の下の方に四肢のない体をぐるぐると包帯に巻かれた片方の眼が睨んでいた。

「俺を殺したンは、お前やろ!」

結局その夜は何本もの電話を友人たちから受けた。

「きじまさんを見た。」と。

話はここまでです。
きじまさんはいまだに犯人を探しているらしい。
話を聞いた人は「きじまさん」に訪問される恐るべき伝言ゲームなのだ。
この話を聞いた数日のうちに”きじまさん”を見るかもしれない。
もし、聞かれたら…

「違う!」

と、答える。そしてその体験を誰かに話すこと。
”きじまさん”が犯人にたどり着けるように……。

と言いつつ、
この怪談が「最恐」と呼ばれるのはここからです。
実はこの話、作り話なんだそうです。

そのチームの人が友達に
「なんだ、まだ信じとったんか? あれなあ、実話とちゃうねん。」
と、言ったそうです。
”きじまさん”と言う人は存在しないらしいのです。

なあーんだ、と思いましたか?
本当に奇怪で奇妙なのはこの事ではなかったのです。

説明しましょう。
”きじまさん”が存在する可能性はないとしても、

「両腕両脚が切断され、全身が包帯で覆われて、片方の眼だけが露出している。」

と言う情報がありお気づきであろうか?
片方の眼とは言ったものの左右どちらとは告げられていない。
目撃が誤認や錯覚の場合、偶然に正解と一致する確立は50%である。

ところが作り話で右・左と言ってないのならその証言の確率は50%であり、半分は食い違っていなければならないのだ。
が、しかし
寄せられた目撃証言は一件の例外もなく一致しているのである。

「左眼に睨まれた。」と…

 

 

布団から足を出して

これは私の母の友人に起こった本当の話です。

「今日で最後か。それにしてもなんでこんな暑いのに、布団に包まって寝なきゃいけないんだ」

こんなことを言いながら寝ているこの人物を吉岡(仮名)としておきましょう。
なぜ彼がこんなことをしなければいけないのか。
それにはこんな理由があったからなのです。

 

1週間前のことです。川原(仮名)と、佐々木(仮名)
という2人の友達が彼のマンションに遊びにやって来ました。
学校の話しなどでもりあがった頃、川原が突然
「怖い話しを教えてやるよ」と言ったのでした。
ちょうど夏の盛りだったので「涼しくなるしいいね」などと言いながら、川原の話しが始まったのでした。

「あるところに老夫婦が住んでいた。
その老夫婦のお婆さんのほうは、足が悪くほとんど寝たきりの状態だったんだが、夫がほとんど身の回りの世話をしていた。
そんなある日、夫が用があるといって外出した。
ところが、夫はいつまでたっても帰ってこない。
まちわびた妻は、思い切って夫の外出先に電話をすることにした。
それが間違いの元となった。

足が悪かったせいもあって、妻は手すりにつかまりながら階段を下りて、下に置いてある電話へと向かおうとしたのだが、階段から足を踏み外して転げ落ちてしまった。
仕事をすませた夫が帰ってくると、そこには、見るも無残な妻の姿があった。
夫は急いで救急車を呼んだのだが、足の病気に何時間も放置されていたということも重なって妻は死んでしまった。」

「俺の話しは、とりあえずこれで終わりだ」

「それで、その後夫はどうなったんだ?」

と佐々木が聞くのだが、川原は
「さぁね。俺には分からない」と言うばかり。
僕も「どうしてだよ。ぜんぜん怖くないぞ、しかもとりあえずってどういう意味だよ」と聞くと、
「いいか、この話しを聞いたら、少なくとも一週間は布団から足を出して寝てはいけないんだ、もしも破ったらとんでもない災難が降りかかるからな」
しかし、どうしても信じられない僕は、1週間後にこの近くの喫茶店で合うことにしよう
ということになった。

そんなわけで今に至ったわけなのである。
そして1週間たった朝、
僕は自分の部屋のドアを叩く音で目が覚めた。
そこにいたのが、川原だった。
「どうしたんだ」と聞くと、
川原は「佐々木が死んだんだ」と言い出した。
「まさか」「そのまさかだよ」

話を聞くと佐々木は、1週間布団から足を出して寝ていたそだ。
さらに僕らを驚かせたのは、
1週間前に学校の校舎をバックにとった写真だった。
そう、佐々木の後ろには、見ず知らずの老婆が、こっちを見てあざ笑っていたのだ・・・・。

みなさんもこの話しを聞いたらご用心したほうがよろしですよ。
現に私も足に怪我を負ったのですから・・・。

・・・だってさ。読んだ後思いっきり後悔しちゃったよ。念の為今から1週間
足隠して寝なきゃならん。蒸し暑いってーのによう(涙

 

かしまさん

みんな一度はきいたことのあるコレを書いときます。
さっきこれを見つけて、シャレにならないくらい怖かったので。。

時は第二次世界大戦の日本敗戦直後、日本はアメリカ軍の支配下に置かれ各都市では多くの米兵が行き交う時代でした。

ある夜、地元でも有名な美女(23歳の方)が一人、加古川駅付近を歩いていた時 不幸にも数人の米兵にレイプされその後殺すにも苦しみながら死んでいくのを楽しむため体の両腕・両足の付け根の部分に銃弾を叩き込み道路上に放置したまま立ち去りました。
瀕死の状態をさまよっていた時、運良くその場を通りがかった地元でも有名な医者に発見され腐敗していた両腕・両足を切り落とすことを代償に一命を取りとめました。

しかし、自分の美しさにプライドを持っていた女は生きることに希望が持てず国鉄(当時)加古川線の鉄橋上へ車椅子で散歩につれられているスキをみて車椅子を倒し、両腕・両足のない体で体をよじらせ鉄橋の上から走ってきた列車へ身投げし自殺しました。

警察、国鉄から多くの方が線路中で肉片の収集をしましたが、不思議なことに首から上の部分の肉片は全くみつからなっかたとのことです。
しかし時代が時代だったもので数日経過すると、その事件を覚えている者はほとんど居なくなりました。

事件が起こったのは、数ヶ月後のある日です。
朝は元気だった者がなぜか変死を遂げるようになってきました。
それも一軒の家庭で起こるとその近所で事件が起こるといった具合です。
警察も本格的に動き出し、事件が起こった家庭への聞き込みではなぜか共通点がありました。

それは死亡者は必ず、死亡日の朝に「昨日、夜におかしな光を見た」というのです。
実際に当時の新聞にも記載された事件であり加古川市では皆がパニックになりました。
加古川所では事件対策本部がおかれ事件解決に本腰が入りました。

 

そこである警察官が事件が起こった家庭を地図上で結んでみると、あることに気がつきました。
なんとその曲線は手足のない、しかも首もない胴体の形になりつつあったのです。
こうなると当然 次はどのあたりの者が事件に遭うか予測がつきます。
そこで前例にあった「光」を見た者は警察に届け出るように住民に知らせました。
やはり、曲線上の家庭では「光」を見たといい死んでいきました。
しかし、実は「光」ではなかったのです。

 

死者の死亡日の朝の告白はこうでした「夜、なぜか突然目が覚めました。
するとかすかな光が見え、見ているとそれはますます大きな光となります。
目を凝らしてみると何かが光の中で動いているのが見えます。
物体はだんだん大きくなりこちらへ近づいてきます。
その物体とはなんと、首もない両腕・両足のない血塗れの胴体が肩を左右に動かしながら這ってくる肉片だった。
ますます近づいてくるので怖くて目を閉じました」というのです。

次からも、その同じ肉片を見た者は必ず死にました。
そこで次は自分だと予想した者が恐ろしさのあまり加古川市と高砂市(隣の市)の間にある鹿島神社(地元では受験前など多くの人が参拝する)でお払いをしてもらいました。
すると「暗闇のむこうに恐ろしい恨みがあなたを狙っているのが見えます。
お払いで拭いきれない恨みです。
どうしようもありません。

唯一貴方を守る手段があるとするならば、夜、肉片が這ってきても絶対目を閉じずに口で鹿島さん、鹿島さん、鹿島さんと3回叫んでこの神社の神を呼びなさい」といわれました。

その夜、やはり肉片は這ってきましたが恐怖に耐え必死に目を開いて「鹿島さん」を 3回唱えました。
すると肉片はその男の周りをぐるぐる這った後、消えてしまいました。
通常、話はこれで終わりますが、やはり恨みは非常に強く、その男が旅へ出てもその先にて現れました。

その後、その方がどうなったかは知りません。
ただ非常にやっかいなことにこの話は、もし知ってしまうと肉片がいつかはその話を知ってしまった人のところにも現れるということです。

私(兵庫県出身)が知ったのは、高校時代ですが私の高校ではこの話は人を恐怖に与えるためか、迷信を恐れるためか口に出すことが校則で禁止されました。
皆さんはインターネットで知ったので鹿島さん(地元では幽霊の肉片を鹿島さんと呼ぶ)を見ないことに期待します。
もし現れたら必ず目を閉じず「鹿島さん」を3回唱えてください。・・・・

 

 

二つの眼球

これは私が学生の頃、部活の合宿で先輩に聞いたものです。
「あたしさぁ、すごい怖い夢見たんだぁ」と前置きをし、話し始めました。

Sさんがどこかの川辺を歩いていると、一人のおばあさんがうずくまっていました。
話しかけると、おばあさんはゆっくりと振り向きました。その顔を見て、Sさんは驚きました。

おばあさんは、何と眼球(目)が無いのです。
「私の目玉が無いんだよ…」と呟きました。
Sさんは驚いて上手く言葉が発せられませんでした。
するとおばあさんはまたゆっくりと言いました。
「一緒に探してくれるかい?」

Sさんは懸命に探しました。
見つけられなかったら…と考えると怖くなったからです。
すると…おばあさんはこんな事を言いました。
「もし、私の目玉が見つからなかったら…お前さんの両足を売ってもいいかい?」と。
Sさんは怖くて怖くて仕方無かったそうです。震える手が何かに触れました。
二つの…眼球でした。

「そこで目が覚めてさぁ」
私は背筋がぞくりとするのが分かりました。
私達はその話を聞き終わると、ホッと息をつきました。すると先輩は言いました。
「この話ね、覚えてない方がいいよ…」と。

そう言われると余計頭にこびりついてしまうようで、私は眠れませんでした。何とか頭からあの話を消し、眠りました。ところが、私もあの夢を見てしまったのです!
夢から抜け出したいと思っても無駄でした。ですが、何とか同じように眼球を見つけ、目が覚めました。

話はこれで終わりじゃなかったんです。
私の友人のD君が、足を引き千切られたようにして、その場に眠っていたのが発見されたんです。

D君は、五体不満足になってしまいましたが、元気です。
そのD君からはこう聞きました。
「あの夢を見たんだけど…眼球を探してる途中でR(友人)に起こされたんだ。
だから足を契られたのかな…」と。
この話は当時新聞にも載りました。地方の方は知ってるかも知れませんね。

この話は、早く忘れてくださいね。

 

 

呪いのコピペ

奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん(当時23) は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。

しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに暴力を振るいました。83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。

 

売春婦であった美枝さんは、まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、中絶を命じました。

それから5ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に膝蹴りをしました。

する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら……..流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?

それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。

動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。

それはあの子があなたを眺めているから。 5分以内にこれを掲示板の108箇所に貼らなければそのまあの子は離れて行きません。
お気を付けて。

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