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『呪怨物件』|洒落怖名作まとめ【長編】

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『呪怨物件』|洒落怖名作まとめ【長編】 長編
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呪怨物件

 

小さい頃から怖い話が好きで色々見たり(テレビやビデオ)、聞いたりして来た中でも上位に入る話だと思う。
今日は彼が飲みに行ってて帰ってくるのが遅いので一人で怖い話を書き溜めています。
この時点でちょっとドキドキ。。。

そんなこれから話すこの話も今日みたいに彼が飲みに行って来た土産話の一つだった。
因みに私が体験したわけではないので文章のつじつまが合うようにちょっと補足、補完はしてますが聞いたままに書いてます。

彼は不動産屋として働いており、その上司の体験談。。
この上司(=Uさん)、仕事柄なのか、霊感が強いのか色々と体験しているそうだ。

彼とUさんが飲んでいて話も盛り上がりお酒も程よく回って来た頃、Uさんが彼に

Uさん『よし、この近くに出るマンションがあるから行ってみるか!!』

と言い出した。
彼もUさんが体験した数々の話を聞いているのでそっち系のマンションだと言う事はすぐに気がついた。

彼『いやいや、マジ無理ですよ~。ってかそんなマンションがあるんですか???』

と言う問いにUさんが体験したとあるマンションでの事を話してくれた。

 

 

□ □ □

その日Uさんは知り合いのオーナーから新しいマンションを購入したいという事で色々物件を探していた。
その中で机の上に置いていた物件資料が目に入りオーナーの
希望に近い物件だったのでオーナーに連絡を取りそのマンションを見に行くことになった。

マンションの部屋を見るためにUさんは管理会社に連絡を取ると、閲覧可能な部屋が1階にあるらしく 通常は管理会社に鍵を取りに行って中を見ると言うのが普通らしいが、そこの部屋に限っては鍵はあいてるから好きに見て大丈夫という部屋だったそうだ。

Uさんはオーナーと落ち合い例の物件へ。

言われた通り部屋の鍵は開いていて玄関の扉をあけるとリビングへと通じる廊下が。
そしてUさんの目に入ったのはそのリビングの扉の上にお札が貼ってあったという事。
まぁ、物件によっては依然住んで居た人が剥がさずに そのままと言う事もあるらしくそれほど気にならなかったらしい。

そしてリビングに入るとベランダが目に入った。
するとそのリビングの窓の上にもお札が貼ってあったそうだ。

Uさん『ここにもお札が・・・』
と思い周囲を見てみると扉という扉の上にお札が貼ってあったそうだ。

Uさん『なんだか気味が悪いな・・・』

と思いながらオーナーと二人で部屋を閲覧する。
その部屋の間取りはと言うとリビングを真ん中に左右に1部屋ずつ部屋のある2LDKの物件。
購入前提と言う事で念の為にUさんは戸の閉まりが悪くないか、取り付けが悪くないかなどプロの目で物件を見て回った。

 

 

□ □ □

オーナーとUさんは互いにその1部屋ずつを各々に見て回っていた。
Uさんが見ていたその部屋に観音開きになるクローゼットがあったらしい。
そのクローゼットがちょっとおかしかった。

観音扉での真ん中の切れ目にこれでもかと言うほどに お札が張りつけられて、まるで中に何かを封印しているかのようだ。

通常の人なら異常さを感じて手を触れないのが当たり前だと思うのだが、Uさんは過去に色々経験してる事もあったりで一瞬の躊躇いもあったものの『怖い』と言うよりも中に何が入ってるのかという『好奇心』の方が勝ってしまったのだ。

その扉を開けると決意したら行動は早い。
貼ってあるお札を剥がしその扉の取ってに手をかけUさんは力いっぱい引っ張った。
すると・・・

扉が開かない。。。
『何か引っかかってるのか???』
と思って一生懸命取っ手を引っ張ってクローゼットを開けようとした。

しかし開かない。
数度同じように繰り返してもそのクローゼットは開かなかったのだ。

『駄目か・・・』

そう思って諦めて取っ手から手を放そうとすると中から”グイッ”っと扉を開こうとする力が中から感じた。
Uさんはとっさに扉が開かないように今度は取っ手に力を加えた。

 

 

□ □ □

中から押してくる力は押すたびに強くなっていき、Uさん一人では抑えきれなくなり、最後にはストレッチのアキレス腱伸ばしの状態で力いっぱい扉が開かないように踏ん張った。

オーナーと言うともう1部屋の方から
『おーい、そろそろ行くか???』
と言う声が聞こえた。

しかしUさんには答えるなど余裕はない。
中からの力のほうが強く、少し、また少しとUさんは後ろに押され少しずつ、少しずつクローゼットの扉が開かれていった。
だんだんと開かれた間からは黒い闇が広がりつつあった。

『もう・・・駄目だ、、、力が入らない。。。』
と思い開かれたクローゼットの中をUさんは見てしまったのだ。

 

 

□ □ □

ギロリとこちらを見上げる2つの目の玉を・・・。
『うわっ』と思って暗闇に目が慣れると人がこちらを覗くようにそこに人が居たらしい。

Uさん曰くこうやって振り返って考えてみると、多分あの部屋は古い部屋をリフォームしたものだと考えられるとのこと。
お札が貼られていたクローゼットは和室の押し入れをクローゼットにした感じ。

だから多分観音扉を開くと真ん中で仕切る間仕切りだけのクローゼットけだと思うけど、その下の方から間仕切りに手をかけてニュッっと覗き込むような感じだったんだと思うと語っていた。

 

●上から見た図

|            |
|            |
|   間 仕 切 り    |
|            |
|  -     -   |
| |手|   |手|  |
―――――――――――――
|●  ● |
|     |
―――――

 

さすがにUさんもそれを見て『ヤバイ!!』と感じ、途中まで開いてしまった扉を放置して足早にオーナーを回収しその部屋を去ったとのこと。

 

□ □ □

後日管理会社に例の部屋の事を聞こうと電話してみた所、売りにも出してないし見るように部屋も鍵を開けて開放なんてしていないとのこと。
しかし売りに出ていた資料を見て電話をかけた事を覚えていたUさんは、その証拠の資料を探そうと思いスクラップファイルを開いたが、その資料を見つけることが出来なかったそうだ。

そのマンションは今もそこにあるらしい。
この話を聞いてここに来る人なら知ってる人も多いはず、、、有名なホラー映画、『呪怨』。
それをふと思い出した。

果たしてあのクローゼットに封印していたモノは何だったのか?
そしてUさんが解放してしまったあの部屋は今どうなっているのか。。。

気になることはたくさんあるけれどこれで話を終わります。

 

□ □ □

彼の上司と言う近場の人が経験した・・・と言う事も手伝ってとっても怖く感じました。
最終的にはUさん、ホントに彼連れて行く気満々だったらしいんだけど あーだこーだでどうにか逃げて帰って来たと彼が言っていたので、そのマンションに行くことはなかったらしいです。

『どのマンションかだけ聞いた?』
って彼に聞くと、彼もどのマンションかだけUさんに聞こうとしたら、一緒に行かないなら教えないと言われたそうです(´-ω-`;)ゞポリポリ
Uさんの体験談はほかにもあるのでぼちぼち投下出来たらなと思います。

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