拝み屋の ひいばあちゃんシリーズ 全4話|洒落怖名作まとめ

拝み屋の ひいばあちゃんシリーズ 全4話|洒落怖名作まとめ シリーズ物

 

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拝み屋の ひいばあちゃんシリーズ

 

禍々しい石棺

 

俺のひいばあさんは大正生まれなんだけど、まだすげー元気なんだよ。
近所の人から○○の神様
(○○は地名)って呼ばれてる。
まぁ、民間の拝み屋なんだけど、すごい話しが2つある。
それを携帯から投下しるよ
まだひいばあさんが若い頃、近所で猫や犬、カラスやらが大量に死ぬ事件が起きたんだと。
村の人逹は気味が悪いとひいばあさんに相談しに来た。
ひいばあさんは最初、霊的な事じゃなく、人的な物だと思ってんだと。
誰かが毒的な物を撒いたんじゃねーかと。

一週間過ぎた頃には野良犬も野良猫も見かけなくなったんだと。
ひいばあさんはその事をあんまり気にしないで、家から歩いて少し離れた所にある役場まで行った。

その途中に、塚を潰して用水路を作る工事現場に遭遇。
その工事現場からとても禍々しい雰囲気が漂ってる。
ひいばあさんは、なんだあれは?と思い、あまりにも圧迫感があって来た道を引き返して家に戻ったそうです。
それでその日は気分が悪くて立てなくなり、家で寝たそうです。
その時ひいばあさんは、ただ事じゃない。あそこの塚は何かを封じ込めてたんじゃないか。
って思ったそうです。
次の日に、その工事現場からボロボロの小さな石棺と銅でできた四角い何かが出てきたそうです。
その時に工事現場で作業していた人夫が毒気にやられて、倒れたそうです。
それで村長の息子さんがひいばあさんに相談しに来て、ひいばあさんは現場に行くことになりました。
ちなみに毒気にやられた人は、その日のうちに死んでしまったそうです。
俺は、マジかよと疑ってたんだが、近所の人逹も知ってるらしく、なによりその石棺と銅でできた何かは家の蔵にあるらしい。
石棺の説明は後でするけど、銅でできた何かは、本当にに何かわからないそうです。

 

結論として、石棺は家の裏にある滝壺に三日三晩沈めたそうです。
ひいばあさんの力だけではどうにもできない物で、水は龍神サマの領分。
水の中で浄化したそうです。
でも、石棺の中の物の怨念が強すぎて滝壺が穢れて、龍神サマの力が消耗してしまったそうです。
そのため酒樽ごとお供えしたんだと。
ちなみに酒代は工事していた会社に請求したそうです。
石棺を引き上げた時は禍々しさが消えて、多分煙が上がったんだろう。 と、ひいばあさんは言ってた。
極楽にいくことを煙があがる。 地獄にいくことを染み込むと言います。
ひいばあさんだけが使う言葉なのかその筋の人みんなが使う言葉かはわかりません。
動物の骨と銅はなんだかよくわからんと言ってた。 石棺は蔵にあるので後日画像うp
次は自殺がすごく多い神社の話しを投下します。 ではまた

 

 

まあ婆ちゃん

 

ひいばあさんの話し
うちのひいばあさんは拝み屋です。
昨日聞いた話し。
二年前のことなんだが、ひいばあさんの知り合いが亡くなった。
その知り合いも所謂拝み屋さんでした。
知り合いがなくなってから一週間、葬儀も終わり、少し落ち着いた頃、その家で異変が起きはじめたそうです。
亡くなった知り合いの家族からひいばあさんに電話があったそうです。
亡くなった知り合いはまあ婆さんと呼ばれてました。
家族の話しでは、トイレに誰かが入っている。でも家族は居間に全員いる。
おかしいなと思ってたらまあ婆さんがトイレから出てきて、生前使っていた部屋に入っていたり、部屋の電気をつけたり、仏壇にろうそくや線香をつけるそうです。

 

普通に存在してる様にそこにいるんだと。
家族は怖くてひいばあさんにきてくれないかと言ってきた。
ひいばあさんは次の日に、俺の親父の車で隣の県まで行ったんだと。
ひいばあさんはまあ婆さんの家に着いて家族に挨拶して、すぐ仏壇に線香をあげて、まあ婆さんがまつってた神棚の前に座った。

 

うちのひいばあさんは龍神サマをまつっています。 龍神サマはその土地に元々住んでる神様で、最初から神様なわけではなく、龍神サマ自体が修行をして位を上げていくそうです。
その土地から離れることはなく、なんらかの理由で信仰が途絶えると、神様の力も衰えていくみたいです。
もし元々の土地を離れる場合、移動先の神様と喧嘩になったり、また最初から修行をしなおさなければならいんだと。
龍神サマは善い神様で、よほどのことがなければ人に祟りをなさないみたいです。

 

ひいばあさんは、この家で神様をまつる人がいなくなる。
つまり神様は力の衰退を恐れ、まあ婆さんを成仏させずに、死んでもなお自分をまつらさせるためにその場所に留めているんだ。 と言ってた。
ひいばあさんは自分が生きてるうちは月に一度、神様を拝みにくる。
その後は知らん。お前らがなんとかしろ。
と家族に言って、今も月に一度親父の車で隣の県まで出張してます。
ひいばあさんが拝みに行くようになってから、まあ婆さんは成仏したそうです。
夢枕にまあ婆さんがでてきて、ひいばあさんに頭を下げて鈴を三回ならしていったそうです。
ひいばあさんとまあ婆さんは、お互い先に死んだ方が、最後の別れをしに行こうと約束していて、合図が鈴を三回鳴らす。と言うことだったので、約束まもったな。 悪いと思ったんだな。頭を下げていったよ。
と言いながら泣いていました。
まぁ、またオチはない
ちなみに、月に一度鬼子母神を拝みに行き、帰ってきてから自分の家の神棚の前に行くと、龍神サマの存在が全く感じられなくなるそうです。
合わないんだべな
と言って笑ってた

まあ婆さんの家族に被害が及ぶのを心配してたから、ひいばあさんは祟られても本望だと思うよ。
いつもいろんなリスクを負ってる。
ひいばあさんは因縁だからしょうがないと言ってたけど、最近はお清めごとがあると、数日は体調を崩すから心配です

 

自殺の多い神社

ひいばあさんの話しなんだが、ひいばあさんは所謂拝み屋です。
と言っても近所や知り合いの紹介とかでたまに人が相談に来る程度です。
今から約10年前の話しを投下。
その日、ひいばあさんは腰が痛くて昼まで横になってた。
NHKののど自慢を見てたんだって。
そしたら急に気分が悪くなって、何かが近づいてくるのを感じたそうです。
そんな経験は今までなかったのでかなりの恐怖を感じて、起きて家の中にある神棚の前に座り気分を落ち着つかせようとした瞬間に、 家のチャイムがなり、うちに来たのか!とあわてた 。

父が対応したらしくひいばあさんを呼びにきた。
対応したくないひいばあさんはとっさに横になり、寝たふりをしたんだと。
でも無理矢理起こされてしょうがなく玄関に行ったら、そこには妙にニコニコした中年夫婦が立ってた。
ひいばあさんは中年夫婦の顔に妙な違和感を感じたんだけど、しょうがなく神棚のある部屋に通した。
話しを聞く前に来訪者には裏の井戸から汲んだ水を出すんだ。
何も言わずに水を飲んでもらう。
これは必ずやる決まり事です。
ひいばあさんは、例えば霊に憑かれてる人の憑いてる霊が必ずしも見える訳ではなく、声も聞こえる場合があまりないそうです。
うちでまつってる龍神サマや祖先の霊とは夢で会話したり、ふいに御告げ的な声は聞こえるんだと。
裏にある井戸から汲んだ水は龍神サマの徳が入ってるから、悪い物に憑かれてる人がその水を飲むと、少し苦く感じるらしく、飲んだ後に味を聞くんだそうだ。

 

その水を飲んだ中年夫婦は笑顔が消えて、これはなんですか?と聞いてきた。 ただの水だ。
とひいばあさんが言ったら、薬かなにか入ってるんじゃないか。 舌がしびれている。
と烈火の如く怒りだし、さっきまであんなにニコニコしていたのに、いきなり般若みたいな顔で怒りだしたので、ひいばあさんはかなり恐怖を感じたんだと。
苦味をかなり感じてるからかなりおおごとな事だろうと思い、怒りをなだめて話しを聞いた。
話しの内容は後にするけど、とにかく怒ったり笑ったり感情の起伏が激しい。
ニコニコしているか怒鳴っているかの2つの感情。 普通の状態がない。
ひいばあさんは過去に同じことがあったのを思いだした。
でもこんなに度が過ぎてるのはありえない。
もう手遅れだなと直感的に思ったそうです。

 

過去にあったこととは、ある町に住んでるおじいさんが自分の家の敷地内にあるお稲荷さんの祠を、古くなったと言う理由で壊し、御神体、この時の御神体はお稲荷さんの陶器でできた置物とお札だった。
を神様を引っ越しさせる儀式をやらなかったために祟りにあったんだと。
その時も、中年夫婦程ではないにしろ感情の起伏が激しくなったそうです。
でも程度が軽かったために、ひいばあさんだけで浄化できた。
今回は話しを聞く限り、もう手遅れだと思ったみたいです。
その中年夫婦の話しと言うのが、夫婦の家は代々ある神社を管理していた。
でも昭和50年代から一切の管理を怠り、現在に至る。

 

この話しは10年くらい前なので25年くらい神社を放置してたことになる。

神社の歴史はかなり古く、あまり公にされていない 。
平清盛と大魔王をまつっていて、大魔王と言うのは崇徳院と言う人物だそうです。
ひいばあさんもそこら辺の話しをあまり覚えていなかったが、神様をまつってるわけではなく、どちらも実在の人物をまつっていて、平清盛が崇徳院を封じ込めている神社なんだと。
どう言ういわれがあるかは、ひいばあさんはもちろん、中年夫婦もわからない。
夫婦は、一族がことごとく不幸に合う。
親戚が15年以内に9人事故や病気で死に、息子夫婦の子供兄弟3人のうち2人が病気でなくなったんだと。
これは神社が関係しているんじゃないかと、中年夫婦の話しだった。
いろいろな人に相談したが断られたり、逃げられたりして困っているところ、人づたいにひいばあさんを知ったそうだ。 ひいばあさんは、自分では手におえないと丁重に断り、それでも何かあったら相談だけは乗るから電話してください。
と言った。

 

中年夫婦は相変わらずニコニコして、何も言わずに帰ったそうです。
それから3日後に電話があり、中年夫婦の旦那さんが朝に布団の中で冷たくなって死んでいたそうだ。
次は自分の番だからどうにかしてくれと言われ、ひいばあさんは知り合いに頼み徳の高い真言宗の坊さんに後を引き継いでもらったそうだ。
後日、その坊さんから電話があり、あれは成仏させれる物なら誰かがとっくに成仏させてる。気の毒だがどうにもならん
と言われたそうだ。
結局中年夫婦のその後はわからないです。
ちなみにその神社の周りは自殺がとても多く、有名でもないのにわざわざ他県から自殺しにくるみたいです。
ひいばあさんは、血で呼ばれてるんだろう。と言って、ニヤっと笑ってた。 過去の因縁だそうだ。
おちはやっぱりない。

 

 

謎の光る浮遊物体

 

ひいばあさんの話しなんだが、ひいばあさんは所謂拝み屋です。
と言っても近所や知り合いの紹介とかでたまに人が相談に来る程度です。
今から約10年前の話しを投下。
その日、ひいばあさんは腰が痛くて昼まで横になってた。
NHKののど自慢を見てたんだって。
そしたら急に気分が悪くなって、何かが近づいてくるのを感じたそうです。
そんな経験は今までなかったのでかなりの恐怖を感じて、起きて家の中にある神棚の前に座り気分を落ち着つかせようとした瞬間に、 家のチャイムがなり、うちに来たのか!とあわてた 。

 

父が対応したらしくひいばあさんを呼びにきた。
対応したくないひいばあさんはとっさに横になり、寝たふりをしたんだと。
でも無理矢理起こされてしょうがなく玄関に行ったら、そこには妙にニコニコした中年夫婦が立ってた。
ひいばあさんは中年夫婦の顔に妙な違和感を感じたんだけど、しょうがなく神棚のある部屋に通した。
話しを聞く前に来訪者には裏の井戸から汲んだ水を出すんだ。
何も言わずに水を飲んでもらう。
これは必ずやる決まり事です。
ひいばあさんは、例えば霊に憑かれてる人の憑いてる霊が必ずしも見える訳ではなく、声も聞こえる場合があまりないそうです。
うちでまつってる龍神サマや祖先の霊とは夢で会話したり、ふいに御告げ的な声は聞こえるんだと。
裏にある井戸から汲んだ水は龍神サマの徳が入ってるから、悪い物に憑かれてる人がその水を飲むと、少し苦く感じるらしく、飲んだ後に味を聞くんだそうだ。

 

その水を飲んだ中年夫婦は笑顔が消えて、これはなんですか?と聞いてきた。 ただの水だ。
とひいばあさんが言ったら、薬かなにか入ってるんじゃないか。 舌がしびれている。
と烈火の如く怒りだし、さっきまであんなにニコニコしていたのに、いきなり般若みたいな顔で怒りだしたので、ひいばあさんはかなり恐怖を感じたんだと。
苦味をかなり感じてるからかなりおおごとな事だろうと思い、怒りをなだめて話しを聞いた。
話しの内容は後にするけど、とにかく怒ったり笑ったり感情の起伏が激しい。
ニコニコしているか怒鳴っているかの2つの感情。 普通の状態がない。
ひいばあさんは過去に同じことがあったのを思いだした。
でもこんなに度が過ぎてるのはありえない。
もう手遅れだなと直感的に思ったそうです。

 

過去にあったこととは、ある町に住んでるおじいさんが自分の家の敷地内にあるお稲荷さんの祠を、古くなったと言う理由で壊し、御神体、この時の御神体はお稲荷さんの陶器でできた置物とお札だった。を神様を引っ越しさせる儀式をやらなかったために祟りにあったんだと。
その時も、中年夫婦程ではないにしろ感情の起伏が激しくなったそうです。
でも程度が軽かったために、ひいばあさんだけで浄化できた。
今回は話しを聞く限り、もう手遅れだと思ったみたいです。
その中年夫婦の話しと言うのが、夫婦の家は代々ある神社を管理していた。
でも昭和50年代から一切の管理を怠り、現在に至る。

 

この話しは10年くらい前なので25年くらい神社を放置してたことになる。

神社の歴史はかなり古く、あまり公にされていない 。
平清盛と大魔王をまつっていて、大魔王と言うのは崇徳院と言う人物だそうです。
ひいばあさんもそこら辺の話しをあまり覚えていなかったが、神様をまつってるわけではなく、どちらも実在の人物をまつっていて、平清盛が崇徳院を封じ込めている神社なんだと。
どう言ういわれがあるかは、ひいばあさんはもちろん、中年夫婦もわからない。
夫婦は、一族がことごとく不幸に合う。
親戚が15年以内に9人事故や病気で死に、息子夫婦の子供兄弟3人のうち2人が病気でなくなったんだと。
これは神社が関係しているんじゃないかと、中年夫婦の話しだった。
いろいろな人に相談したが断られたり、逃げられたりして困っているところ、人づたいにひいばあさんを知ったそうだ。 ひいばあさんは、自分では手におえないと丁重に断り、それでも何かあったら相談だけは乗るから電話してください。
と言った。

 

中年夫婦は相変わらずニコニコして、何も言わずに帰ったそうです。
それから3日後に電話があり、中年夫婦の旦那さんが朝に布団の中で冷たくなって死んでいたそうだ。
次は自分の番だからどうにかしてくれと言われ、ひいばあさんは知り合いに頼み徳の高い真言宗の坊さんに後を引き継いでもらったそうだ。
後日、その坊さんから電話があり、あれは成仏させれる物なら誰かがとっくに成仏させてる。気の毒だがどうにもならん
と言われたそうだ。
結局中年夫婦のその後はわからないです。
ちなみにその神社の周りは自殺がとても多く、有名でもないのにわざわざ他県から自殺しにくるみたいです。
ひいばあさんは、血で呼ばれてるんだろう。と言って、ニヤっと笑ってた。 過去の因縁だそうだ。
おちはやっぱりない。

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