本当にあったずうずうしい話 短編10話【22】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【22】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【22】

 

1

旭山動物園のバス停でやられた。
バス停の前、少し離れたところにベンチがあって、年寄りが座ってた
私はちょっと足の悪い母(杖が必要)を連れてバス停の前で立って並んでいると
バスがきた途端、座ってた年寄りたちが口々に
「私たちが先に並んでたんだから」と母を押しのけて乗り込んでいった…

お前ら、杖ついてる人を20分近く立たせといてよく言えるなぁと呆れた

 

2

割り込みを恥と思わない人が本当に増えたよね

私も昨日渋滞の道で優先道走ってたんだが、信号の無い交差点に差し掛かった時
ずいぶん長い間動けていないっぽいウインカーついてない車が2台ほど脇道にいたので
少し前の信号も赤だしいいかと思いちょっと止まってあげた
2台の車が渡り切ったので進もうとアクセル踏んで発進した瞬間、反対から猛スピードで走ってきた車が
すれすれのところで私の前に割り込んできた

なんでアクセル踏んでんのに割り込んでくるんだよこえーよ

 

3

最近、近所の放置畑を借りて、退職して暇な親と一緒に野菜を作り始めた。
両親は公務員だったけど、母親の実家は農家なので、野菜作りには詳しい。
荒れ畑をきれいに整地して野菜を植え始めたとたんに、
近所の暇なじじいどもが口出ししてくるようになった。

ああしろこうしろと言う割には、見当違いなことばかり。
「これだから素人さんはなぁ」とか、むかつくことこの上ない。
なので「はいはい」程度で無視して作業をしていたんだけど、
そのじじいたち、必ず去り際に、
「これだけ教えたんだから、少しは野菜を分けてもらわんとなぁ~ははは」と、
冗談っぽく笑いながら言って、帰って行ってたんだ。

いざ野菜が出来ると・・・本当に持って行きやがった。
しかも、畑にいない間に。ごっそりと。
ぼかーんと畑を見ていた俺らに、「素人にしては美味しかったよ」って。

シネ、じじいども。どれだけ苦労して作ったと思ってんだ(‘A`)
一応近くの警察署に、「野菜泥棒がいます」とだけ伝えておいた(‘A`)

4

俺はバス停にすらいなかったババアに割り込まれそうになったことがある。
「私ね、これ(バス)に合わせて家を出たの。だから並んでたのといっしょよね」って。

なに言ってるんだかわからなかったので「はぁ?」って返して乗り込もうとしたら、
「だから、来ようと思えば来れたのに云々」って食い下がってきやがった。

どうもババアの理屈では、早めに家を出ることもできたんだけど、
バス停で待つのはイヤだから、ギリギリまで家にいてバスの時間に合わせて出てきたので、
自分の中では「バスを待っていた」ということではおなじだ、ということらしかった。

わけがわからなかったので相手にせず、先に乗り込んだけど、
ババアは、隣の席の人(たまたま乗り合わせた他人だろう)にブツブツ言ってたなあ。

 

5

まあでも、スポーツセンターのジムが、
年寄りのサロンになってるのは、ある意味健康的でいいんじゃないか?
こちらにも、嫌なら行かないって選択肢もあるし。

一番いやなのは、近所の病院の常連w
待合室が年寄りでいっぱいで、席が空いてないから、
具合が悪いけど仕方なく立って待ってたけど、
実は、その座ってた連中の一部は、とっくに診察終わってて、
そこで常連仲間とお喋りしてただけだった。
なんて事やられた日には。

 

6

子供が病気だからと両親とその子供の兄弟どころか祖父母までついてきて
そいつらで待合の椅子を占領、患者が立って待っているっていうこともよくある。
患者押しのけて患者じゃないのが待合室の椅子を占拠してるなんて
ずうずうしい以外のなにものでもないと思う。

7

子供が病気だからと両親とその子供の兄弟どころか祖父母までついてきて
そいつらで待合の椅子を占領、患者が立って待っているっていうこともよくある。
患者押しのけて患者じゃないのが待合室の椅子を占拠してるなんて
ずうずうしい以外のなにものでもないと思う。

 

8

前に病院で見た光景
母親、父親、子供4人 6人で横並びで座っていたけど
父親と子供4人が一人に1台ずつでDS機ゲームでずっと遊んでいた。
母親以外ずっと下向いてて、病院に何しにきてるんだろ?と思った。
家で遊んでればいいだろー

 

9

学生時代に、野外イベントの場外整理のバイトをしたんだが、
全席自由席で早い者勝ちってことだったから、前日から並んでる人もいる中、
もうじき開場ってころにやってきて、
「ずっと楽しみにしてきたんです。だから少しでも近くで見たいんです」って、
割り込みさせてくれってたのみまくってる女がいたのを思い出した。

もちろん誰からも「みんなそうだよ。だから並んでる」って拒否されてて、
こっちは仕事だから、ちゃんと最後尾に並ぶよう言ったんだけど、
「あんたには関係ないでしょ!私の気持ちがわかるの?」ってヒステリックに言われた。
わかりたくもないわな、そんな身勝手な理屈。

結局、イベント主催側の人と俺らの統括役だった本業の警備員の人に来てもらって、
(俺らバイトは、直接的にはそこの警備会社に雇われていたんだな)
「それ以上わがままを言うようなら、あなたの入場を禁止することになる」と言ってもらった。
さすがにおとなくしなって最後尾に並んだんだけど、
その最後尾のあたりを警備していたやつに聞いたら、ずっと泣いてたらしい。
俺は、入場が始まったら場内に移ったから、あとは見てないんだけど。

女が騒いでる間も列は伸びていたわけだから、
バカなことをせずに、到着したときにすぐに並んでれば、もう少し早く入れたのにさ。

 

10

ある年の祇園祭、八坂神社で鷺舞の奉納が行われていた。
自分は民俗学系の科目を取っていたので、レポートの死霊として
古いコンパクトカメラで写真を撮ろうと、なんとか取れそうな位置を探して、
奉納が始まる時を待っていた。

案の定バズーカみたいなカメラや三脚、脚立を持ち込んでいる
報道関係でない一般客もいたが、まあみんなじっと炎天下で待っていた。
その日は随分暑かった。雲はあったが日を隠すほどではなかった。
気温と同時に一瞬一瞬のシャッターチャンスを逃すまいと、皆のテンションも上がっていた。

そこに後からやってきたとおぼしき観光客が声を張り上げ叫ぶ。
「あたしたちずっと待ってたんですー!今日だけしかいられないんですー!
優先してくださーい!!待ってたんですー!」
ざっと視線がその女性に集まる。皆のテンションがその女性の図々しさに
さっと殺気に変わった気がした。

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ずうずうしい話
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