『私は悪く無いですよね』など全5話|スカッとする話 まとめ Vol. 1【因果応報・復讐・武勇伝】

『アキバ兄ちゃん』など全5話|スカッとする話 短編まとめ【因果応報・復讐・武勇伝】
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スカッとする話 まとめ Vol. 1

 

私は悪く無いですよね。

 

知り合いの奥様が息子がTOEIC850点とか嘘を言いまくってます。
だいたいテストと言えば100点満点です。
850点などありえません
神経を疑う嘘なのですが、周りの奥様方はやたらと褒めていらっしゃいました。
大学も良いところと聞いたのですが、東京工業大学とか工業系の養成学校みたいな名前で爆笑したところ奥様方から諌められました

私は悪く無いですよね。なんとかこの嘘つき奥様を糾弾したいのです。
とりあえず、嘘つきを知らしめようとビラを配ったところ、名誉既存?で訴えるとか脅してきました。弁護士と名乗る方がきましたが、弁護士は忙しいのでこんな事で動か無いと思います。
本当に嘘を嘘で塗り固める奥様が憎いです。

40代主婦

 

 

凄まじいメイクの女子高生

 

電車でババアが乗ってきたから席立ってドアの方へ移った。
そしたら変なメガネが早足で寄ってきて、座ろうとしてたババアを上目遣いで凝視し、
ババアが一歩下がったので、そのまま進んでそこに座りやがった。
おいふざけんなと思ったとたん、俺と反対側のドアの手すりにつかまって立ってた
凄まじいメイクの女子高生がいきなり爆笑し、
「いやちげえし!絶対ちげえし!そこオマエじゃなくね?おかしくね?それは無くね?」
とピンクの模様つきの魔女のような爪の指でメガネを差して大声で言った。
メガネはキョドりまくって凄い勢いで立ち上がって別の車両に移って行き、
女子高生も何事もなかったように次の駅で降りた。
なんかテンション上がった。

 

 

ずっと迷惑かけ続けるんだねぇ

 

新幹線で子供がめっちゃ騒いでて、親は放置の構え。
そしたら隣席のお客さんが微笑み顔で子供に
「かわいそうだねオマエ。躾もしてもらえず、ずっと迷惑かけ続けるんだねぇ。」って。
親は顔真っ赤にしてあたふたしてた。
そういう攻め方もあるのかと妙に感心してしまった。

 

 

僕は君が大好きだよ

 

学生の頃、大学内でも有名なDQNと同じ授業で、いつもうるさくされていた
この男、授業終了30分前に来て、持っているのはコーラのペットボトル1本
それを持って一番前の席に座り、後ろを向いてしゃかしゃか振り、噴き出させて喜んでいた
いい加減、無視するにも腹が立つし、先生が何も言わないので誰かが文句を言おうとした時、
おもむろに先生、一言

「僕は君が大好きだよ」
その言葉に全員「!?」となった
DQNが「え?先生、コレっすか?」と言うと
「そう思ってもいいよ。君は可愛いな。やることが幼稚園児と一緒だ。
僕の子が小さかった時を思い出させてくれる。本当に可愛い」
その言葉にDQNは教室から逃げた

それを見て先生
「可愛いなぁ。意気がってお子様だ。なんのかんのと言っても、授業にちゃんと来るんだから」
確かに30分とは言え、授業には来ている
やっていることはともかくとして
先生はこうも言っていた
「淋しがり屋なんだよ。構わなくても見守ってあげよう」
それ以来、その授業に出ている人たちは彼を生暖かく見守ることにした

 

 

店内を走りまわる

 

自分の武勇伝じゃないけど。
当方、飲食店バイト。
こないだ二十台前半くらいの若いお母さんが、四歳くらいの男の子を連れて来店した。

この子供が、注文も取らないうちから店内を走りまわる。
私も一応お母さんに「危ないですから」と注意したが、まったく悪びれずに
「ごめんなさーいうちの子元気だからぁー」。
結局、案の定子供は転倒。
子供を助け起こしたりしていると、今まで我関せずだったお母さんが血相変えて走ってきた。
そして子供抱きかかえて
「こんなちっちゃい子がいるの解ってたでしょ!?何で見ててくれなかったの!
大怪我したらどうすんのよ!この店おかしいんじゃないの、店長呼んでよ店長!」
と喚きだした。裏で休憩してた店長を呼んでくると、店長はお母さんの言い分
(↑と同じ)を全部聞いた後、ニコニコしながら

「失礼ですが、小さなお子様を見ているのは保護者であるあなたの役目ではないでしょうか?
今回は怪我も無くて済んだようで何よりですが、今後同じようにしてもし大怪我をしたら、
痛いのも泣くのもあなたじゃなくて子供さんなんです。
本当に子供さんが大事なら、こういう場所ではあまりヤンチャをしないように
言い聞かせてあげてはどうですか?」

↑もっと長くて細かかったけど、だいたいこういう内容の事を、
口をはさむ余地も無いくらい滑らかに、かつ優しく言ってのけた。
周りのお客さんから「そーだそーだ、店長が正しい」と野次も飛び、
お母さんは顔真っ赤にして「二度と来てやんない!」と子供抱えて出て行った。
私としてもスッキリしたし、周りにいたお客さんも「店長かっこいー」と拍手していたが、
当の店長(阿部寛似の32歳)は飄々としたもんで
「来なくて結構コケコッコー」
と呟きながら裏に戻っていった。
ちょっと惚れそうになった。

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