【長編- 名作】スカッとする話
アレルギー
トメとタッグ組んで色々してくれちゃった義兄嫁に仕返ししちゃった。
義兄嫁、トメから私の連絡先を控えてネチネチやってくれた。
覚えてるだけで
「ちゃんと上手く立ち回らないと~」
「トメさん、純粋に仲よくしたかっただけだと思うんですぅ」
「私さトメさんといても疲れるとか思ったことありません!」
と、四歳下の新婚さん(28歳)に説教される私。それ以外実害なしなのでハイハイでスルー。
うちは義兄夫婦が結婚した時にはすでにトメと疎遠になってた。
決定的だったのは瓜アレルギーの私(当時妊娠中)を騙してメロン入りゼリーを食べさせたから。
メロンが入ってるとバレないようにジュース状にしてから固めて出してきた用意周到さ。
私は救急車に乗せられ病院へ。
旦那がトメに理由を問いただすと「そんなアレルギー聞いたことない!食べきったところで
「ウソはだめ~本当はメロンをたっぷり使ってました☆」と言ってやるつもりだった」とゲロったそうだ。
旦那も生卵がダメ、半熟でも蕁麻疹出る人だから烈火の如く怒りまくり、
産まれた孫(トメには初孫)にも会うなと言ってトメを排除して転院もして出産。
ところがこの転院がマズかった。
トメの友達がその病院で清掃のパートしてたせいでバレた。(うちは県内でもかなり珍しい苗字だったから)
で、想像通りのトメ襲来。
私は反射的に「ぎゃあー!コロされるー!なんで!どうしてここがわかったのおおぉー!」と叫んで産科の病棟は一気にパニック。
メロンゼリー事件のことも一緒に叫び、退院まで別の部屋でプレートを偽名にして過ごした。
メロンゼリーの前にも毎日電話をかけてきて名付けやら産後は実家には戻らない
(祖母が実家で介護を受けて暮らしてた)ことを責められ、
「せっかく嫁子ちゃんの実家と私の会社が近いのに毎日孫を行けない!」
と、実家の都合を無視する発言。
それをバカ丁寧に義兄嫁に説明したうえで放っといてくれとも言ったが聞いちゃくれない。
「でもぉー」「トメさんにとっては孫なわけでぇー」をエンドレス。
「私はきちんと理由を言ったし、トメとは今まで通り冠婚葬祭だけしか会わない、
あなたがここまで私とトメを近づけようとする理由がわからない、気味悪い、
トメ絡みの話しかないなら義兄嫁さんとはもう話すことはない」
と言って着拒。
しばらく平和な日続いた今日、知らない番号から着信。
誰だろうと思って出たらなんと義兄嫁。
番号変わったらしい。
用件を聞くと「折り入って相談がある」「実は今妊娠している」とのこと。咄嗟に
「よくわからないけど私に言っても絶対解決しないし、どうしようもないと思いますよ?」
って言ったら同じ嫁なのにとかこれから家まで行きますとかギャンギャン言ってくるから
子供が幼稚園から帰ってくるからと無理矢理電話切った。
で、本当に来たよ義兄嫁wwwwww
妊娠したらトメがしつこくなったから助けてくれとかシラネーヨ。
「トメの言うことをいちいち真に受ける私は頭悪いんでしたっけ?だからうまく立ち回れないんでしたっけ?
今こそ義兄嫁さんの頭がいいことを証明するいい機会ですよ!私にはとても真似できません。
どうか元気な赤ちゃん産んでくださいね(これは本心)。」
と言ったら私このままならお腹の子と死ななきゃならないだの命を盾にしてきやがった。
あまりにも腹立って
「そーかい!生きるのやめるのも1つの方法かもね!」
と言ってドア閉めた。どうせ本気で死ぬつもりなんぞないに決まってるから言ってしまった。
義兄嫁にメロンゼリーの話した時にも「その時子供が流れていたらいい方に状況は変わったかもですよぉー?」
と言った奴にかけてやる情なんてないんだよ。
年賀状引っ張り出して義兄嫁の実家に電話したらひたすら謝罪。
そちらに近づかないように私共からもきちんと話を…とのこと。
世間体第一で義兄嫁の職歴(ほんとは五年で9回)を大企業の
受付兼秘書だとホラを吹くような親なんてアテにしてません。
うちはいよいよ引越し検討かな。
こんなふうに書いてても義兄嫁に来られるのは正直怖いし。
ほんと旦那や私に迷惑かけないでほしい。
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