『3人の子連れデブ』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. お昼に回転寿司へ連れていった 泥なのか? 寝る前に投下 子供にせがまれ、お昼に回転寿司へ連れていった。 混んでいたのでカウンター席についた。隣には私たちと同じくらいの母子がいて、隣子・隣母・ウチ子・私 の順に詰めて座った。 この隣母がくせ者で…自分が食べた皿をウチ子のテリトリー(?)にぐいぐい押しつけてくる。 先に隣母子が会計しようとしたのだけど、ウチ子の近くに寄せた皿については申告せず。 「これもお隣りのですよ」と店員さんに告げたら、ハァ!?と睨まれた。 近くにいた別のお客さんも私の援護をしてくれたけど、それでも食い下がるので、隣母の皿にあったエビの尻尾を箸で拾って、顔に叩きつけてやった。 「ウチの子はアレルギー持ちなのに食べさせるわけないでしょ!」 それで隣母はやっと観念して、会計していった。 我ながら胸がスッとしたので、夕食は私も子供も大好物のエビフライにしました。     3人の子連れデブ女 夜の9時、ドラッグストア前の歩道のど真ん中で立ち話していた3人の子連れデブ女がいたのだが、白い杖をついた人が歩いてきて点字ブロック上に停めてあったベビーカーに杖をぶつけてしまった。 途端、デブ女達の中で一番のデブが、 「何すんの!赤ん坊が乗ってるのにっ!!」 と、逆上して白い杖の人を突き飛ばした。 「ちょっ・・・大丈夫ですか?」 と白い杖の人を助け起こしつつ、今こそ武勇伝!と、致命傷を与える言葉を選んでいたら、ヤンキーっぽい兄ちゃんに先を越された。 「何すんだババア!ふざけんな」 「悪いのはあっちでしょ!いきなりぶつかってくるなんて!」 「点字ブロックを塞ぐんじゃねぇ!しかも突き飛ばすって何考えてんだ!?」 「だって子供がいるのよ!」 「うるせぇ!百貫ブス!てめぇが肉で道塞いでっからだ!」 その瞬間、様子を見に来たドラッグストア店員が噴き出し、それに釣られて周囲で爆笑。 確かにデブ女は兄ちゃんの3倍くらいの横幅だった。 不利と悟ったデブ女達は逃げていったが、周囲の人が口々に 「おー。デブと思えない素早さだー」 「肉が逃げるぞー」 「地面が揺れるぅ?」 と囃し立てて(時間が時間なのできこき召してる人が多かったと思われる)、大盛り上がり。 DQN返しっぽいが、正直スーッと致しました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   変なメガネ 電車でババアが乗ってきたから席立ってドアの方へ移った。 そしたら変なメガネが早足で寄ってきて、座ろうとしてたババアを上目遣いで凝視し、ババアが一歩下がったので、そのまま進んでそこに座りやがった。 おいふざけんなと思ったとたん、俺と反対側のドアの手すりにつかまって立ってた凄まじいメイクの女子高生がいきなり爆笑し、 「いやちげえし!絶対ちげえし!そこオマエじゃなくね?おかしくね?それは無くね?」 とピンクの模様つきの魔女のような爪の指でメガネを差して大声で言った。 メガネはキョドりまくって凄い勢いで立ち上がって別の車両に移って行き、女子高生も何事もなかったように次の駅で降りた。 なんかテンション上がった。     小柄なばーさん もう数年前の事だが。 背後から「ドロボー!」という声が聞こえたので振り帰ると、不似合いな手提げ袋を持った男がこちらに向かって走って来た。 え?何?とオロオロしていたら、後ろを歩いていたらしい小柄なばーさんが持っていた買い物袋を男にぶち当てた。男、コケる。 でもって、コケた男を持ってた杖で殴る殴る殴る殴る殴る殴る。 集まってきた男性達が協力して男を拘束・通報。 まぁ、引ったくりだったんだが、男は警官に連れて行かれる時に「てめぇ覚えてろ!」とばーさんに捨て台詞を吐いた。 ばーさんは警官が止める間も無く男にもう一撃食らわせ 「お前が出て来た時にはもう死んでるよ!バ?カ!」 と吐き捨てた。 ・・・ちょっとしびれた。 まだ生きてるかな、ばーさん・・・     親父が車で女性をはねたらしい 姉ちゃんに子供生まれたのでうちに親戚集まってお祝いパーチーの時 電話をうけた母さんが真っ青になって俺を呼ぶ なんでも親父が会社にいく途中に車で女性をはねたとかなんとか って待て待て親父は今たしかにちょっと小用で出かけてるが徒歩だ 車もすぐそこにあるし ってわけで詐欺決定 それにしてもめでたい席になんて空気の読めない詐欺野郎だ、許せん さっさと切ろうかと思ったが、親戚一同の重い注目集まっちゃた今、俺が立たねばなるまい みなさんに人差し指を口にあてて「静かに」の合図を送り、通話をスピーカーモードにして -開戦- オレ「もしもし、息子のタカシですが」※もちろん偽名 サギ「えっ!」 オレ「母さん動転しちゃってはなせそうにないんで、俺が聞きます」 サギ「あ・・・はい、わかりました」 オレ「親父が人轢いちゃったそうで」 サギ「ええ、それでですね(略お決まりの早口文句、示談金は120万)」 オレ「120万ですか・・・親父に代われますか?」 サギ「わかりました」 キタキタキタキターーーwwwwwwwww ニセ「・・・・タカシか?」※しつこいようだが偽名w オレ「ああ」 ニセ「・・・・・すまん、その、」 オレ「何やってんだよ無免のくせに」 ニセ「・・ッ!」 オレ「飲酒で捕まって免許取り消されただろ、いつ免許とったんだよ」 ニセ「・・・・免許なしで・・・乗っちゃった・・・・」 オレ「バカかよ」 ニセ「・・・すまん」 オレ「車でどこいくつもりだったんだよ」 ニセ「・・・会社だけど・・・・・」 オレ「うちから歩いて10分の会社になんで車でいくんだよ」 ニセ「・・・・・ッ!!」 やばい、ギャラリーが噴出しそうだ ちょっと笑うのは待ってくれ、今笑い声が入るのはまずい ここからが面白いのに! ってかえらく長く偽者と話させてくれるな 普通は確認させたらさっさと代わるもんじゃないだろうか?よく知らんが ニセ「・・・今日は・・・のっちゃった・・・・・」 お、まだくいついてきたw オレ「・・・それで、妊婦さんはねたって?」 ニセ「・・・・ああ」 オレ「何やったのかわかってんのかよ」 オレ「女に怪我させてお腹の子供の将来奪ったかもしれんのに」 ニセ「・・・・ああ・・・」 オレ「バカか、死ねよ」 ニセ「・・・・・・・・・・・」 オレ「ところで、そういや別に妊婦さんだったとは聞いてないけどマジで妊婦さんなの?」 ニセ「・・・・・ッッ!!!」 ここでギャラリーがひとり吹く あわてて受話器を塞いでから黙らせる サギ「もしもし」 あ、選手交代 オレ「はい、本当にすみません、うちのバカ親父が」 サギ「いえ、それでですね、これからの(略)」 やはりお約束の手続き説明 はねた女性は妊婦だったという事に決めたらしく(笑)、流産の可能性もあるとかそんな話も追加されていた オレ「わかりました、すぐにご指定の口座に振り込みます」 サギ「はい、よろしくお願いします」 オレ「それにしても、流産の可能性もあるのに示談ですますってマジですか?」 サギ「・・・・・・ッッッ!!!!!」 ギャラリー全員大爆笑 十数秒後、からかわれたと悟った詐欺野郎のほうから電話を切られた ちなみに、いつの間にか親父(本物)も帰ってきてて、後ろでいっしょに笑ってた もう少し遊びたかった(´・ω・`)   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

お昼に回転寿司へ連れていった 泥なのか? 寝る前に投下 子供にせがまれ、お昼に回転寿司へ連れていった。 混んでいたのでカウンター席についた。隣には私たちと同じくらいの母子がいて、隣子・隣母・ウチ子・私 の順に詰めて座った。 この隣母がくせ者で…自分が食べた皿をウチ子のテリトリー(?)にぐいぐい押しつけてくる。 先に隣母子が会計しようとしたのだけど、ウチ子の近くに寄せた皿については申告せず。 「これもお隣りのですよ」と店員さんに告げたら、ハァ!?と睨まれた。 近くにいた別のお客さんも私の援護をしてくれたけど、それでも食い下がるので、隣母の皿にあったエビの尻尾を箸で拾って、顔に叩きつけてやった。 「ウチの子はアレルギー持ちなのに食べさせるわけないでしょ!」 それで隣母はやっと観念して、会計していった。 我ながら胸がスッとしたので、夕食は私も子供も大好物のエビフライにしました。     3人の子連れデブ女 夜の9時、ドラッグストア前の歩道のど真ん中で立ち話していた3人の子連れデブ女がいたのだが、白い杖をついた人が歩いてきて点字ブロック上に停めてあったベビーカーに杖をぶつけてしまった。 途端、デブ女達の中で一番のデブが、 「何すんの!赤ん坊が乗ってるのにっ!!」 と、逆上して白い杖の人を突き飛ばした。 「ちょっ・・・大丈夫ですか?」 と白い杖の人を助け起こしつつ、今こそ武勇伝!と、致命傷を与える言葉を選んでいたら、ヤンキーっぽい兄ちゃんに先を越された。 「何すんだババア!ふざけんな」 「悪いのはあっちでしょ!いきなりぶつかってくるなんて!」 「点字ブロックを塞ぐんじゃねぇ!しかも突き飛ばすって何考えてんだ!?」 「だって子供がいるのよ!」 「うるせぇ!百貫ブス!てめぇが肉で道塞いでっからだ!」 その瞬間、様子を見に来たドラッグストア店員が噴き出し、それに釣られて周囲で爆笑。 確かにデブ女は兄ちゃんの3倍くらいの横幅だった。 不利と悟ったデブ女達は逃げていったが、周囲の人が口々に 「おー。デブと思えない素早さだー」 「肉が逃げるぞー」 「地面が揺れるぅ?」 と囃し立てて(時間が時間なのできこき召してる人が多かったと思われる)、大盛り上がり。 DQN返しっぽいが、正直スーッと致しました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   変なメガネ 電車でババアが乗ってきたから席立ってドアの方へ移った。 そしたら変なメガネが早足で寄ってきて、座ろうとしてたババアを上目遣いで凝視し、ババアが一歩下がったので、そのまま進んでそこに座りやがった。 おいふざけんなと思ったとたん、俺と反対側のドアの手すりにつかまって立ってた凄まじいメイクの女子高生がいきなり爆笑し、 「いやちげえし!絶対ちげえし!そこオマエじゃなくね?おかしくね?それは無くね?」 とピンクの模様つきの魔女のような爪の指でメガネを差して大声で言った。 メガネはキョドりまくって凄い勢いで立ち上がって別の車両に移って行き、女子高生も何事もなかったように次の駅で降りた。 なんかテンション上がった。     小柄なばーさん もう数年前の事だが。 背後から「ドロボー!」という声が聞こえたので振り帰ると、不似合いな手提げ袋を持った男がこちらに向かって走って来た。 え?何?とオロオロしていたら、後ろを歩いていたらしい小柄なばーさんが持っていた買い物袋を男にぶち当てた。男、コケる。 でもって、コケた男を持ってた杖で殴る殴る殴る殴る殴る殴る。 集まってきた男性達が協力して男を拘束・通報。 まぁ、引ったくりだったんだが、男は警官に連れて行かれる時に「てめぇ覚えてろ!」とばーさんに捨て台詞を吐いた。 ばーさんは警官が止める間も無く男にもう一撃食らわせ 「お前が出て来た時にはもう死んでるよ!バ?カ!」 と吐き捨てた。 ・・・ちょっとしびれた。 まだ生きてるかな、ばーさん・・・     親父が車で女性をはねたらしい 姉ちゃんに子供生まれたのでうちに親戚集まってお祝いパーチーの時 電話をうけた母さんが真っ青になって俺を呼ぶ なんでも親父が会社にいく途中に車で女性をはねたとかなんとか って待て待て親父は今たしかにちょっと小用で出かけてるが徒歩だ 車もすぐそこにあるし ってわけで詐欺決定 それにしてもめでたい席になんて空気の読めない詐欺野郎だ、許せん さっさと切ろうかと思ったが、親戚一同の重い注目集まっちゃた今、俺が立たねばなるまい みなさんに人差し指を口にあてて「静かに」の合図を送り、通話をスピーカーモードにして -開戦- オレ「もしもし、息子のタカシですが」※もちろん偽名 サギ「えっ!」 オレ「母さん動転しちゃってはなせそうにないんで、俺が聞きます」 サギ「あ・・・はい、わかりました」 オレ「親父が人轢いちゃったそうで」 サギ「ええ、それでですね(略お決まりの早口文句、示談金は120万)」 オレ「120万ですか・・・親父に代われますか?」 サギ「わかりました」 キタキタキタキターーーwwwwwwwww ニセ「・・・・タカシか?」※しつこいようだが偽名w オレ「ああ」 ニセ「・・・・・すまん、その、」 オレ「何やってんだよ無免のくせに」 ニセ「・・ッ!」 オレ「飲酒で捕まって免許取り消されただろ、いつ免許とったんだよ」 ニセ「・・・・免許なしで・・・乗っちゃった・・・・」 オレ「バカかよ」 ニセ「・・・すまん」 オレ「車でどこいくつもりだったんだよ」 ニセ「・・・会社だけど・・・・・」 オレ「うちから歩いて10分の会社になんで車でいくんだよ」 ニセ「・・・・・ッ!!」 やばい、ギャラリーが噴出しそうだ ちょっと笑うのは待ってくれ、今笑い声が入るのはまずい ここからが面白いのに! ってかえらく長く偽者と話させてくれるな 普通は確認させたらさっさと代わるもんじゃないだろうか?よく知らんが ニセ「・・・今日は・・・のっちゃった・・・・・」 お、まだくいついてきたw オレ「・・・それで、妊婦さんはねたって?」 ニセ「・・・・ああ」 オレ「何やったのかわかってんのかよ」 オレ「女に怪我させてお腹の子供の将来奪ったかもしれんのに」 ニセ「・・・・ああ・・・」 オレ「バカか、死ねよ」 ニセ「・・・・・・・・・・・」 オレ「ところで、そういや別に妊婦さんだったとは聞いてないけどマジで妊婦さんなの?」 ニセ「・・・・・ッッ!!!」 ここでギャラリーがひとり吹く あわてて受話器を塞いでから黙らせる サギ「もしもし」 あ、選手交代 オレ「はい、本当にすみません、うちのバカ親父が」 サギ「いえ、それでですね、これからの(略)」 やはりお約束の手続き説明 はねた女性は妊婦だったという事に決めたらしく(笑)、流産の可能性もあるとかそんな話も追加されていた オレ「わかりました、すぐにご指定の口座に振り込みます」 サギ「はい、よろしくお願いします」 オレ「それにしても、流産の可能性もあるのに示談ですますってマジですか?」 サギ「・・・・・・ッッッ!!!!!」 ギャラリー全員大爆笑 十数秒後、からかわれたと悟った詐欺野郎のほうから電話を切られた ちなみに、いつの間にか親父(本物)も帰ってきてて、後ろでいっしょに笑ってた もう少し遊びたかった(´・ω・`)   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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