『仕事を丸投げしてきた』など 短編10話【17】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『仕事を丸投げしてきた』など 短編10話【17】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

スポンサーリンク

短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【17】

 

友人は家政婦をやっていた

友人の話。

もう20年以上前の話なので本人の了承を得て、若干フェイク込みで投下。

友人は当時家政婦をやっていた。

それで当時母一人子一人のお宅にお手伝いさんに行くことが決まり、そこの家のお手伝いさんをやっていた。

そこのお宅は当時30代前半の奥様が会社を経営していてとても忙しく、離婚したばかり。

幼稚園児だった娘さんの世話が十分にできないため、お手伝いさんを雇うことにしたとか。

最初は何事もなく働いていたのだが、半月くらいたったある日の午後。

夕飯の材料の買出しを済ませ家に戻ると誰かがいるような物音が。

物音のする部屋に行ってみると、老婦人(A)がひとりでなにやら探し物。

友人びっくりして、

「どちらさまですか??」

と尋ねると、Aも驚いた様子。

しかしすぐに、「私は○○(奥様)の母でございます。」と挨拶。

聞くとこのA、奥様のお母様。

前にこの家に遊びに来たときに忘れ物をしてしまったので取りにきたとのこと。

合鍵も持っていた。

上品そうな身なりと言葉遣いだったので、友人はすっかりAを信用。

ちょうどこれから娘さんを迎えに行くということを話すと、

「孫ちゃんのお迎えは私が行くわ。あなたは夕飯の支度をお願い」

と言われ、Aは幼稚園へ。
友人は夕飯の支度を始めた。

それから約30分後、奥様から電話。

娘を出すように言われたが、

「お嬢様はおばあさまがお迎えに行かれてまだお戻りではありません」

と言うと、

奥様「おばあさまって誰のこと??私の実母はもう亡くなってるけど・・・・??」

友人がここまでの経緯を説明。

すると奥様が「それってこんな人じゃなかった??」

Aの特徴について友人に聞いた。

まさに奥様の言う特徴にAが当てはまっていた。

奥様の話によるとAは奥様の実母ではなく、奥様の元夫の実母。

離婚の原因もA。

奥様は結婚してからはずっと専業主婦でいたのだが、テンプレ通りの嫁いびりを散々受けて妊娠中も何度も危険にさらされ実家に避難。

実家でそのまま出産して、それから戻るとAは生まれたのが、女の子だったのがよっぽど気に入らなかったらしく、

「女腹」

「本当に息子の子か」
と疑い、また嫁いびりスタート。

旦那もマザコンでエネで役立たず。

数年かけてようやく離婚。

慰謝料にもらったマンションに引越し、裕福な実家からの支援で結婚前の仕事で会社を立ち上げ、やっと新生活を始めた矢先だった。

友人話を聞いて真っ青。

そして娘をAが迎えに行ったことを思い出し、大急ぎで幼稚園へ。

幼稚園にはすでにいなくて、念のためもう一度家に戻ると奥様が帰ってきていた。

奥様元夫とAに連絡をとるが元義実家は留守。

仕方ないので警察に連絡。

そして2時間後に元夫とAと娘、デパートで発見された。

さらにAは家から奥様のアクセサリーなどを盗んでいたということも発覚。

怒り頂点の奥様は元夫からの示談の要請を即却下し、Aは誘拐未遂と窃盗などの罪で逮捕された。

友人はちゃんと奥様に確認をとらなかったこと、その結果今回の事件を引き起こしてしまったことを詫びたが

奥様「謝るのは私のほう。あなたを泥棒だと疑っていた。」

実は友人が来るようになってから、アクセサリーなどの貴重品や家のものがなくなることが起きていて奥様は友人を疑っていたそう。

しかしそれもAの仕業で、Aはマンションに友人が頻繁に出入りするのを見ていて、友人に泥棒の濡れ衣を着せようとしたらしく、泥棒したのも欲しかったというよりも嫌がらせ。

泥沼の離婚劇でとんでもない姑と夫というレッテルを貼られてしまったので、再婚相手も見つからず。

このままでは我が家が途絶えてしまう→

ムチュコタンには孫ちゃんがいるじゃない☆→

○○家の跡取りだから連れ戻しちゃえ☆

というありがちな斜め上の発想で引き起こしたのが今回の誘拐&窃盗事件。

元夫、それから示談の要請にかこつけて、復縁のロミオレター&ロミオコール&ロミオアポイントメント(笑)しまくっていたが、ある日新居に引っ越したばかりの奥様と娘がふたりで出かけたところを尾行しようとして奥様と娘に注意を奪われよそ見していて衝突事故を起こし御用。

奥様たちはそれまで住んでいたマンションを処分して新居に移ったのにも関わらず、ロミ夫は引越しのトラックを尾行して新居を突き止めたそうでorz

 

見知らぬ老夫婦がやってきた

2年程前、私(18)は上京して一人暮らしを始めた。

当然ながら周りに友達はおろか知り合いすらもいなかったので不安だったが、アパートの大家さん(46歳/独身)がとても親切な人でいろいろ気にかけてくれていたのでなんとかなった。

住み始めて3ヶ月ぐらい経った頃かな?突然見知らぬ老夫婦がやってきた。

??となっているとおばあさんが写真を取り出し

「これはあなたで間違いない?」

と丁寧かつ申し訳なさそうに見せてきた。

確認してみるとそこに写っているのは紛れもなく私。
だけどこんな写真撮られた覚えはない。

てかなんで全く面識のない人達が私の写真持ってんの?とか考えてたら、おじいさんがこれまた丁寧かつ申し訳なさそうに

「失礼を承知で聞くが、お嬢さんはここの大家とお付き合いしているかい?」

と聞くので即効

「いや、してないです。」
と否定。

すると老夫婦は「やっぱり…」とか「またか…」とか言ってた。

2人だけで納得されても困るので話を聞いてみたら、大家はとんでもない勘違い男だという事が判明。

話長かったからまとめた。こんな感じ。

・老夫婦は大家(以降勘助)の両親。

・3ヶ月前、勘助が私らに「新しくアパートに入った子と付き合いだした!」と報告に来た。

・だが勘助は以前にも「新しく入った子と付き合いだした。」と言い、実際は勘助が一方的に付きまとっていただけという事がある。

・なので心配していたが、勘助は、付き合ってる証拠だと言って、実家に来るたびに大量に交際相手の写真を持ってくる。

・だがどれもあからさまに隠し撮りのような雰囲気の物ばかり。それで今日直接確認しに来た。

ちなみに写真は家の近くはもちろん、バイト先や学校付近で撮られた物もあってぶったまげたわ。

老夫婦は引越し費用は全て自分達が出すからすぐ逃げなさいと言ってくれたので、友達に手伝ってもらったりして翌日には家を出た。

その後は勘助からは何もされていない。

ただもしかしたら、隠し撮りはされ続けてるかもしれないけどね。

男に勘違いされて粘着された

3年くらい前のことだけど大学のサークルで知り合った男(勘)に勘違いされて粘着された。

勘は同じ学年で一つ年上、見た目は太めで普通の人に見えるが持ち歩いてる文房具がアニメのグッズ、挨拶もまともにできないし、いつも近くにいる女子をチラチラと見てたから女子はみんなかかわらないようにしてた。

授業なんかじゃ関わらないこともできるけど私の入ってるサークルは人数がそんなに多くないので、まあどうやっても会話する場はあった。

その時私は至って普通の、全く特別扱いをしない接し方をしたつもりだったが、勘には何か勘違いする要素があったらしく、それからものすごく私に付きまとうようになった。

授業で友人と話しているとき平気で割り込んで話しかけてきたり、サークルではずっと私の近くにいて、ひっきりなしに話しかけてきてうっとおしい。

肩に手を回してきたり手を重ねてきたり気色悪い。

その時の段階では「友達いないんだなあ」くらいの感想だったし、私もスルーしたり適当に流す余裕があったので大きな問題ではないと思っていた。

それが間違いだったんだけど。

夏休みが終わって最初のサークルを私は用事で休んだんだが、その時に勘はやらかした。

その日にサークルの友人からメールがきて、読んだらとんでもないことになってた。

勘が私と付き合っているという嘘をサークルで話したらしい。

その友人は私に彼氏がいるということを知っているため確認のためにメールをしてくれたんだが、こっちにしてみればその時に否定してほしかったような気もする。

次のサークルのときにはすでにそのデマはサークルのみんなが知っており、勘は私と夏休みにデートしたなどねつ造した話を広めていた。

すぐにとっつかまえて問いただしてやろうと思ったんだが

「ちょっと勘くん!」

「あ、私ちゃん!先輩がー、俺たちのデートの話聞きたいっていうからさー、話しちゃったw」

「ふざけるな!私はアンタと付き合った覚えはない、同じサークルの知り合いという以外に私とアンタの関係は存在しない!」

「照れんなって、もう隠さなくていいからさーwww」(肩に手を回す)

「さ わ る な !!!!」(振り払う)

「そんな暴れるなって、照れてるのはわかるからww」(また触ってくる)

「気持ち悪いこと言ってんじゃねーよ!」

正直内心では気持ち悪すぎて発狂寸前だった。

途中まで私が照れていると思ってニヤニヤしながら見ていた先輩もおかしいと気づき、みんなで勘を問い詰めた。
その結果

・私ちゃんは彼氏がいるなんて言っていなかった →そこで何故いないと確信する?

・俺と笑顔で話してくれた →初対面で仏頂面するわけがない

・夏休みにデートする約束をした →してねええええええええええ

・つまり俺たちは付き合っているんだ!

とあまりにもぶっとんだ思考を公表してくれたためさすがに誤解も解け、勘を締め上げようとしたのだが、まず私が勘に好意などないことから信じてくれない。

そこで私に彼氏がすでにいることを話すとファビョるファビョる。

内容も要約すると「このビッチがあああ」みたいな感じだったんですが。

私の彼氏は5歳年上で当時にしてみればなかなかの年齢差だったため、人にいうことはしていなかったんですが、それを話すと今度は

「5歳も年上なんてオッサンなんかよりも俺の方が絶対俺の方がお前との相性はいい」

「俺の方がテクニック(ry」

などと言い始めて、本当にめまいがしてきたためそのあとのことは先輩に任せ、私は帰宅しました。

結果的には勘はサークル追放、ほかの人たちにもいろいろと根回しをしたため(親にも報告済み)その後は会ってもまともな関わり方をせずにすみましたが、その後も自分の友人なんかに私のことをあることないこと吹き込んでいたらしく、何度か男子に絡まれたりしました。

でも何よりあの思考のぶっ飛び方を目の前で聞いた時の私の心中は、今まで生きてきた中で最高の修羅場でした。

確かに勘違いする男のプライドは自分と釣り合わないくらい高い気がする…なのにそんな自分を認められないんだよね。

あの後友人から改めて聞いた話によると、私がいないときには夏のデートのことを海に行って私はこんな水着で…などかなり事細かに話していたらしいから、妄想してシュミレーションでもしてたんじゃないかな。

私が去った後もまだ私と自分が付き合っていないことを信じられないみたいだったとか言ってたし…こわい。

付き合った時期とかも言ってて本当にそれを自分で疑わず言ってたし気持ち悪い。

まあそこまで浸りきった話を聞いてたから信じちゃったのかもしれないね。

まあ写真の一つも持ってないと言ってる時点で気づけよとは思ったけどさ…

 

肥満外来で痩せた

習い事の後に一緒にランチする程度の私を含めて4人のグループがいるんだけど、そのうちのひとりのA子に今すごくムカついているので吐き出し。

4人の中で半年前には誰の目にも私が一番デブだった。

でもこの一番と二番の差が大きくて、恥ずかしながら私は身長が150cmしかないのに、半年前の体重は70kgのトンデモデブ。

ある日旦那に「そろそろどうにかしようか」と言われ、このままだと本気で嫌われると思って一念発起。

肥満外来の行って、食事指導と運動指導、それに薬を処方された。

正直苦しかった。

食事指導そのものは別に苦じゃなかったんだけど、カロリー計算しながら料理するのがもともと料理があまり得意ではない私には苦痛だった。

旦那は制限する必要がないので、2種類作るのも面倒だったし。

毎朝のウォーキングも、自宅近辺は嫌がらせのような角度の坂だらけだから、これも慣れるまでは本当にキツかった。

でも頑張った甲斐があって半年で57kgまで落ちた。

これでもまだ理想体重には程遠いので、まだまだ頑張らなきゃいけないんだけど、思いのほか効果が出るのが早かったので、当然他の3人に色々聞かれたんだ。

でまぁ、隠すことでもないし、こう言うダイエットしてるって話をしたんだけど、私が痩せたことで一気に一番デブに躍り出たA子が

「うわー、私だったら恥ずかしくて肥満外来なんて行けないpgrそんな病院にいるとこ知り合いに見られたら死んじゃう」

って、なんか馬鹿にするような言い方されて、ちょっとムッとしてたら、他の二人が

「いやー、そんな所で会っても別に気にならないよね」

ってフォローしてくれたんだ。

「実際にこれだけ効果が出るなら私も行きたい」

とか嘘でも言ってくれたし。

自分一人が一気にアウェイになったせいか、逆にヒートアップしちゃって、その後もあんまりしつこく肥満外来のことを馬鹿にするもんだから、他のふたりも気分を害しちゃって、その場はお開きになった。

ゲスパーして申し訳ないけど、A子は半年前の私を一回り小さくした感じなので、私が病院の力で痩せたとか、出し抜いたとか、そんなふうに思ってるのかな。

確かに処方してもらった薬(満腹中枢を刺激して食欲を抑えるってやつ)のおかげもあるけど、私としては運動だって頑張ったし(ウォーキング1時間した後の筋トレ40分を毎日)、自分では努力の結果だと思ってるから、あんまり病院病院って言われるのは不愉快。

で、結果A子はランチにこなくなった。

そうなって初めて、もしかしてA子はずっとデブの私を心の中で笑ってのかなとか余計なことまで想像してしまった。

悔しいので理想体重まで頑張る。

 

姉妹はトンボ玉が趣味

文章下手とフェイク入ってるんで、細かい部分は読み飛ばしてください。

従妹はトンボ玉が趣味。

はじめたのが高校生の頃で20年近い経験がある。

趣味が高じて小さな工房も持ち、製作はそこでしている。

数年前からネットで販売を開始した。

自宅の隣が郵便局なので「工房で製作→自宅に持ち帰り発送作業」という手順を取っている。

去年辺りから自宅に持ち帰ったはずの作品が紛失することがたびたびあった。

持ち帰り忘れたのかと思っていたが工房にもない。

そのうち子どもと同じ幼稚園のママ友Aが、明らかに自分が作った作品の一部を持っていたので、何気なく探りを入れた。

(二色以上を混ぜたものは二度と同じ模様にならないから、すぐに分かるらしい)

そしたら同じ幼稚園のママ友Bからもらったという。

Aは自宅に呼んだことはないが、Bは複数のママ友を含めて自宅でお茶をしたことがある。

そのときに趣味であるトンボ玉の話もしたそうだ。

んでピンときたらしい。

それから作品は目立つところにはおかず、二階の寝室兼自室に保管するようにした。

もともと全部写真やナンバリングで紛失したらすぐに分かるようにしていたが、それでもとまらない。

そしてママ友とお茶をした日やその翌日に無くなっている確率が高くなった。

警察に届けることも考えたがまずは自分で確認したかったらしい。

ご主人に協力してもらい、寝室に仕掛けを作った。

(細かいことはご主人がやったので、彼女に仕組みは分からないらしい)

廊下にたらした紐を引かずにドアを開けたら、200個のピンポン玉が流れ出す仕掛け。

本人もwktkしながらママ友数人をお茶に誘った。

見事に引っかかりました。

「トイレ借りるね~」と席を立ったB、数分後にすごい音がして階段を流れ落ちてくるピンポン玉。

従妹は内心笑いながら、他のママ友は何が起こったの!?と興奮しながら二階へ。

そこには寝室のドアを開け、呆然としているBがいたそうだ。

現行犯でBを問い詰めたところ、最初はごちゃごちゃ言い訳していたが、他のママ友に次々に人の家の寝室に何の用事だと責め立てられ、しぶしぶ自白。

それまでの盗品、一部は戻ってきたけど残りは自分で売ったり人にあげたりして戻ってこなかった。

その分は販売額+αを支払うことで決着。

Bのご主人が頭を下げに下げまくったらしいので、被害届はださなかったって。

従妹も工房で教室や商売をしてるから、その影響も考えたそうだ。

勿論Bは家への出入りは「遠慮してくださる?」になったとのこと。

なんでピンポン玉を使ったかというと、床に転がってればとっさに逃げられないからだそうだw

大量のピンポン玉の出所は、ご主人の実家が元ゲームセンター。

倉庫に卓球台やラケットや古くなったピンポン玉が沢山あるそうで、それを見て思いついたんだって。

従妹はネットで販売を開始してから、もっと性質の悪いお客さんに出会ったりとかしてて、Bママみたいなのはさほど面倒ではないと言ってました。

「弁償するだけましな部類」なんだそうです。

真似する人がいるといけないからと教えてくれなかったけど、結構悪質な手口で商品を二重・三重に送らせようとする人もいるんだとか。

あとピンポン玉に関しては「その後の片づけが大変だったw」だって。

だからもし仕掛けをしようとするなら、気づかれない程度のストッパーをしておいたほうがいいよとも言ってました。

階段につけるベビーガードあたりが最適かもしれません。

 

結婚話が出て家族が変わった

友人の話。

友人は付き合って3年になる彼氏と婚約していて、結婚の話も出ていた。

それまでは特に問題ないように見えたのに、結婚話が出て彼氏の家族が変わった。

友人の実家はけっこうお金持ちで、それに目をつけた彼氏の家族が

「家がもうボロボロで建て替えたい」

とか

「キッチンだけでも先にリフォームしたい」

とか言い出した。

友人の両親は、家族になることだし、援助はするという方針だったので、彼氏の家族にいくらかお金を貸した(というか、あげたっていう方が正しいんだが)。

それでつけあがったのか、彼氏の家族はその金額に文句をつけ始めた。

建て替えると言っていた家もやめて、新居を購入したい、もう見つけてある、とか言って見せてきたのは、年寄り2人でどうやって住むんだよ…みたいな豪邸。

さすがに友人の両親はそこまでお金は出せないと言ったら、文句たらたら。

さらに、彼氏の両親は友人がアメリカのグリーンカードを持っているのにも目をつけて、失業中の彼氏をアメリカにやって、そっちで仕事をさせろと言い出した。

じゃあ、友人も一緒にアメリカに行こうかと言う話になったら、友人は日本に残って働いて、彼氏実家に仕送りをしろと理不尽なことを言う。

この段階になって、友人が切れて、彼氏としょっちゅう喧嘩するようになった。

それまでは普通に優しい彼氏だったのに、どう考えても理不尽な彼氏実家の味方をする。

(この頃は私もしょっちゅう愚痴を聞かされた。さっさと別れたほうがいいとアドバイスしたw)

彼氏の言い分は

「家族になるんだから、助けあうのは当たり前。お金はある方が(友人家族)が出して当たり前」

というメダマドコーな理論。

その後すったもんだがあって、彼氏はなんと金目当てで友人に近づいたことを自爆。

その後はさっさと別れることになったが、友人の憔悴ぶりひどかった。

そりゃそうだよな、3年も付き合って、同棲して、婚約した優しい彼氏が逆玉目当て。

婚約破棄になったとき、彼氏の両親は「新居のローンはどうするんだ!」と切れていたらしい。

友人両親の援助をあてにして、すでに契約してきたらしい。よくローン通ったな…。

友人も、友人の両親も「切れるところソコかよ」と呆れていた。

友人の名誉のために書くと、結構美人だし、スタイルもいい。

別に結婚を焦ってるわけでもないし、普通に友人を通して彼氏と知り合った。

(元)彼氏も何度も会ったことあるけど、常識人で優しそうな人と言う感じだった。

人って、お金のためなら本当になんでもできるんだなーと感じた出来事だった。

仕事を丸投げしてきた

コンビニでバイトを始めた時の事。

私は昼間の時間帯だったんだけど、その時間はリア充グループが牛耳っていて、自分等が楽したいが故にほとんどの仕事を私に丸投げしてきた。

タイムカードを押し一時間もしないうちから

「んじゃ、うちら商品の在庫整理してくるから~」

を最後に、定時近くまで戻ってこずなんてのはしょっちゅう。

ランチタイムが一番忙しいんだけど勿論レジはいつも私一人。

時々リア充が店に居る時があるんだけど商品の陳列ばかりで決してレジをやろうとしない。

どんなに行列になろうとも…

店長も店長で

「う~ん…でも(店を)回せないわけじゃないんでしょ?頑張ってよ」

としか言わず、リア充達と同様で行方不明になるクソだった。

ある日のお昼時いつものように一人でレジをやっていたら列に並んでたトラックの運ちゃんが、商品の陳列をしてるリア充の方を振り向き

「そこの姉ちゃん!!あんたいっつもこの時間は商品ばっか並べてるよな?それ今する事か?!そんな事してる暇あったらもう一つレジ開けて、あの姉ちゃん(私)のサポートしろよ!!」

と捲し立てた。

まさか客に怒鳴られるとは思ってなかっただろうリア充。

大慌てで隣でレジを始めた……けどどうも遅い。

長い間やらなかったせい?かは知らないけどどうも腕が鈍ってる感じだった。

その結果、捲し立てた運ちゃんとは別の運ちゃんに「おっせぇなあ…」とか言われてた。

更には公共料金の支払いに来てたお婆ちゃんに

「アンタ遅いねぇ…喪山さんならとっくに済んでるのに…」

とも言われる始末。

数日後、出勤したら店長が変わってた。

どうやら以前から

「いつも店員が一人しか居ない、どうなってるんだ?」的な問い合わせが結構本店にあったそう。

あと私が休みの時にリア充達が客に対して色々やらかしてたらしく、それに対する苦情とかが半端なかったみたい。

他にも色々あったけど店長は仕事中にも関わらずパチンコ屋に居た事が発覚してクビ。

リア充達はクビにはならなかったけど、以前の店長とは明らかに違う厳しさに耐えられず辞めてった。

新店長の「あなた達喪山さんより勤務歴が長いのに今まで何してたんですか?」の問いに何も答えられず、バツの悪そうな顔してた。

報復とは違うけど自業自得でざまぁwwって思った。

 

長男だから同居しないと

元夫は長男。

ウトメはそれなりにいい人たちでコトメもおらず、お互いに干渉もせずそれなりの距離で円満なお付き合い。

元夫弟が家業をつぎ、元夫は普通にサラリーマン。

義弟家族は義実家近くに別居。

我が家は転勤のためどちらの実家からも遠くに別居してた。

元夫が「やっぱり長男だから同居しないと」といい始める。

私は当然反対。

いつかはってことなら考えないでもないけど、まだ義両親も元気でそんな時期でもないと思ってた。

ところがある日、旦那が突然退職。上司と喧嘩して辞表たたきつけたらしい。

社宅だったため退去して「このまま同居だ」と。
義実家に戻ることになった。

荷物を先送りして、義実家に到着するとそこは新築2世帯住宅になってた。

見た瞬間。やられた!と思ったが、義両親の手前何も言えずにあとで旦那に文句を言ったが「長男嫁なんだから」でスルー。

元夫は地元で再就職、義実家での生活が始まった。

ウトメ、義弟の職場は敷地内なので毎日義弟くんがやってくる。

彼らの昼食はトメが作ることになっているものの、手伝わないわけにもいかず毎日手伝った。

週末になると義弟子らが遊びにくる。

(ほぼ毎週)義弟嫁も、階下に入り浸っている。

そうなると、休日だからとダラダラしてるわけにもいかず…。

同居してから二月ほどすると、トメとギクシャクするように。

直接は言わないが、何か言いたいけど言わないみたいな思わせぶりな態度が多くなる。

それで私もカチンときて余計にギクシャク。

私と姑の様子を見て旦那は「義弟嫁を見習え。仲良くやれ」というだけ。

確かに義弟嫁は姑とも非常に仲よくやっている。

ウトメが「義弟嫁はお嫁さんというより娘のような気がする」と親戚中に触れ回るほど。
私にとっては義弟嫁はコトメみたいなもんだった。

半年ほどすぎると私はトメのみならず義弟夫婦ともギクシャクした空気になった。

日中は敵地に一人きりであまりにも苦痛だったので、昼間パートにでもでて働こうかと旦那に相談したが一蹴。

ある日、義弟嫁が昼間からやってきていて午後のお茶をしている最中。

それとなくトメに「近所のスーパーででもパートしようかと」と世間話のみたいに言ったら

「えぇっ」

と驚いて、迷惑そう。

でもその迷惑そうな様子をあわててごまかして

「嫁子さんが、そうしたいならいいんじゃない?」って。

でも私はムッとしたままで冷たい空気が流れた。

その日は旦那は仕事でおらず、ウトはおろおろしてるだけ。

義弟は大きくため息ついて黙り込んでる。口を開いたのは義弟嫁。

「ぶっちゃけなこと聞きますけど…」

と言われた内容は衝撃的だった。

この二世帯住宅は義弟家族&義両親の同居のために義弟夫婦が建てた義弟夫婦名義の家。

完成直後に長男が仕事をやめた。社宅をでなきゃいけない。

と言い出して

「急なことだから仕方がない」

と急場しのぎの一時避難として住んで貰った。
とのこと。

まったく知らなかったそれを聞いて頭の中まっしろ。

その時は元夫に騙された!と怒るより、新築した新居を先に我が物顔で使いまくってしまったことの義弟一家への申し訳なさで一杯だった。

今思い出しても胃が痛くなるほど申し訳ない…。

私が元夫に騙されていたことを知った義一家も衝撃をうけたようで、トメは泣きながら「ごめんなさい」と謝ってくれてました。

義弟嫁は「お姉さん常識人だと思ってたからおかしいとは思ってた」と私のことを慰めてくれた。

その後は元夫を締め上げ。
「だって長(ry 」

元夫によると、長男だから家を継ぐのは当たり前。

家業は弟にくれてやったんだから、○○家の土地家屋は俺のもの。
だそうです。

トメたちからすると、新居を探す気配もないし。

長男に言っても「嫁が~」と私が新居探しに乗り気じゃなく進まないようなことを言われる。

まさかお嫁さんに向かって「いつ出ていくのか」なんて聞いたら、早く追い出したいみたいで角が立つ…と私には直接言えずにいたそうです。

まさしく真の敵は元夫でした。

ウトメは別に敵じゃなかった。

元夫のせいで敵認定してただけ。

離婚騒動にそのまま突入したんですが、ウトメは敵どころか援護射撃貰いましたw

元夫はその後ウトメにでていけと追い出されて一人暮らしをはじめたものの、結局トメは可愛い息子なのか、せっせとご飯を運んでいるらしいですw

 

買い物帰りに車を盗まれた

昨日、近所の奥に買い物帰りに車を盗まれました。

買い物が終わり普通に運転して帰ろうとエンジンかけた途端に、近所の奥が無理やり乗り込んできて私を車から降ろしそのまま泥奥、私から車を奪い取り発進

→スーパーの縁石に乗り上げてコントロールを失い、店の看板に突っ込んで私の車はバンパー大破、ライト破損、その他モロモロでボロボロに・・

何か見た目は廃車同然と言う感じになってしまいました。

もう泣きたい。

実際やられると頭の中真っ白でその時は何も考えられない、こんなもんなんですね。

・無理矢理おろされたときの状況

私さん、私さん大変よ!ちょっと降りて!って口早に叫び、何が大変なんだろう?と軽いパニックになっている私の右腕をAさんが引っ張ってそのまま降りさせられた形です。

・周囲に目撃者はいたのか

車を取られた瞬間には目撃者らしき人物はいなかったのですが、事故を起こした後は大勢の人だかりが出来てしまいました。

・事故後の流れ

私はすぐに携帯から警察を呼んで、状況を話していたのですが、その間になんと泥奥Aさん、いつの間にかいなくなっており、事故を起こした私の車を捨てて逃げてしまいましたorz

一応修理費の方をディラーの方に見積もって貰ったら、足回りも壊れていて68万円かかるとか言われてしまい、ディラーの方には何の罪も無いのに、営業マンの方の前で本当に泣きそうになりました。

・泥奥の態度

一応、近所の人なので住所もしっかりわかっているので、昨日の夜に仕事帰りの夫と二人で8時頃?突撃した所、玄関のドアのチャイムを押した所、は~いと返事があり、一番に出てきたのがA泥奥なのですが、私の顔を見て用件が何か把握したのか顔色が変わりいきなり説教されてしまいました。

人の家に夜遅くにいきなり訪ねて来て、文句を言いに来るなんて何を考えている。

若くて頭も悪そうなくせに、楽して車に乗っているなんて本当の本当に生意気。

少し借りただけでちょっとキズがついただけじゃ無い、警察なんて何考えてるの!

私本当にビックリして腰ぬかしそうになったわよ!など。

最近の若い女は本当に思いやりが足らないとか悪態ばかり付いていて、話にならない状態でした。

・泥奥の夫の対応

泥奥の玄関先にそのまま彼女の説教?中に、何事かと泥奥のダンナ様が現れたのですが、私達の説明を聞いた所、にこやかに笑っていた泥ダンナが顔を真っ赤にして、泥奥に物凄いゲンコツを食らわして、お前は黙ってろ!と一喝したのち、本当に申し訳ないほど頭をさげて謝っておられて、修理代はもちろんの事、迷惑代として+αをお支払いさせて頂くと約束して頂けました。

どうでも良い事なのですが、ちょっとビックリしたのが旦那さんのゲンコツ。

本気のゲンコツって殴られたらコンクリートに石を落とした様な音がするんだと初めて知りました。

・被害店の対応

事故に付いては当事者同士で話を付けてと放置状態なのですが、看板代は請求させて頂くとの事でした。

 

祖母がなくなった修羅場

母方の祖母が亡くなったときが修羅場だった。

祖母は85歳の大往生。

亡くなる数秒前まで、かなりしっかりしてた。

法事関係は全部祖母が仕切っていたから、残された子供たちは誰も段取りをしらなかった。(親戚じゅう、ここ10年ほど誰も死んでなかった。)

祖父(存命)のほうがずっと病院出たり入ったりをしてたので、祖父が亡くなったときにそういった段取りを皆に教えようとしていたんだろう。

だが祖母が先に亡くなってしまい、親戚たちは右往左往。

祖父は突然亡くなった祖母に呆然としていてまったく動けず。

お寺への連絡、役場への連絡から親戚の連絡先も、祖母が使っていた電話帳をひっくり返して発見。

田舎なので葬式は家でやるのだが、祭壇やお膳もあるはずなのに納屋中ひっくり返しても見つからず。(終わってからひょっこり出てきたw

しかも亡くなったのが夕方だったことや、友引を挟んだことで葬式が行われたのは亡くなって4日後だった。

ずっと在宅で裁縫の仕事をしていただけの祖母なので告別式でも、それほど人は来ないだろうと思ったら(せいぜい80人ほど)、200人くらい来た。

葬儀会社の人もびっくりしていた。私たちもびっくりした。

亡くなってからお葬式まで連絡がいきわたる時間がじゅうぶんにあったにしても、自分たちが住んでいる家の土地しかもたない、ただの年金生活してる祖母になんでこんなに人が来るのかと思ったら実は祖母、すごい有名人だった。地元的に。

祖母の子世代は皆地元から離れていたので全然知らなかったのだが、仕事を引退してからはしょっちゅう出歩き、あちこちで人と会い、話し、いたわり、暇つぶしに畑で作っていた野菜を通りすがりのあげたりしていた。

そんな風にお世話になった人たちが押し寄せてきて、小さな家の周りが、すごい人だかりになった。

そんな人たちは、祖母としか面識がないから、我々が会ってもさっぱりわからない。

けれど皆が涙を流して悼んでくれて、祖母の偉大さを思い知った。

修羅場だったのは葬式までの準備をした2日間。

忌引きの連絡を職場にした人は決まって

「なんでそんな葬式が先なの?」

と聞かれ、いや暦の関係で…といちいち説明をしなければならず、何をしようとしても段取りがわからん、と行き詰まり

「ちょっと生き返って教えてくれてもいいのに」

と皆口を揃えていたら、夏だったので家に置きっぱなしだった祖母の口から気泡が出てきて、

「生き返った!?」(体内のガスが出てきただけ)と大騒ぎ。

誰もが数十年会っていなかった、遠方に嫁いだ祖母の妹(2歳下)も単身やってきてあまりの瓜二つぶりに泣いてしまったり。

あと、まったく苦しまずに、すとんと逝ってしまったので、それを聞いたご近所の老人たちが「あやかりたい」と葬式前に拝みにきた。

「祖母の娘の旦那の兄弟の嫁の親」

という限りなく他人のおばあさんが突然仕切ろうとしはじめて、

「この辺の土地のやり方とは違う」
と追い出されたり。

「祖母の弟の嫁の妹」という限りなく(ryのおばさんが、勝手に祖母のタンスをあけて形見分けだと高価な着物を持って行こうとして皆に止められたり。

葬式が終わってやっと落ち着いたと思ったら、すぐ初七日で、またパニック。

親戚の誰もが身をもって葬式の段取りを覚えた1週間だった。

コメント

error: Content is protected !!