『駐車スペース盗まれた』など 短編10話【7】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『駐車スペース盗まれた』など 短編10話【7】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【7】

 

娘の学生証がなくなった

中二の娘の学生証が無くなった。

ずっと学生鞄に定期の裏側に入れて持ち歩いていたのに、ある日気づいたら無かった。

警察に届け学校にも届け再発行してもらった。

公的施設から

「お宅の娘さんの学生証で不正入場しようとした人がいるのですが心当たりはありますか」
と電話があった。

とりあえずそう遠く出なかったので、事情を聞きに主人と出向いた。

そこにいたのは義弟嫁だった。

主人と義弟は年が離れていて義弟は10歳年下。

義弟嫁も10歳年下だけどもう30代前半。

私達を見た義弟嫁は義弟を呼ばないでと泣き叫んでいたけど、主人は義弟を呼んで公的施設に謝罪を入れさせてきちんと大人の入場券代を支払わせた。

娘の学生証を盗んだのは義弟嫁。

学生証があれば映画でも美術館でも子供料金で入れるからだって。

娘が学校帰りに義実家に用事で寄った隙に鞄から抜き取ったそうだ。

写真を自分のに張り替え、その上から蜜蝋用の判をぐりぐり押して学校印の偽造をしたそうだ。

今までばれなかったのに、今日だけたまたますいている施設でチケット売り場でじっと見られてどう見ても中学生に見えないと干支を言わせられて言えなくて、控室に呼ばれて学校に電話されて、娘の学生証が紛失していることがわかって我が家に連絡が来たそうだ。

義弟は転職後で給与が少ないので、共稼ぎ希望だったのだが、義弟嫁が絶対専業主婦希望で義実家に同居中だった。

義母と毎日顔を合わせたくなくて出歩きたいけど、お金が続かなくてつい出来心でと言い訳していたけど、今義実家では離婚かどうかと義弟嫁両親も来て話し合いの真っ最中だそうだ。

ちなみに義弟嫁は148㎝38㎏で華奢で童顔です。

最初に会った時から
「自分は若く見える。いつも高校生に間違えられる」
としつこく自慢してました。

確かに後ろ姿は若いですが、肌は30代です。
近くで見るとそれなりです。

かわいらしい顔立ちなのでいろいろと華々しい男性遍歴があったそうですが、結局同級生で高校生の時に振った義弟を結婚しました。

お金がないことが不満たらたらだったので、たぶん今頃もめてるはずです。

結婚の挨拶に来た時も、主人の職業を聞いてお兄さんの方がよかったなとつぶやいた人ですしね。

 

車の鍵がない

子供の健診に行った際のことです。

駐車場に車を停めて会場へ。

鍵はジャンバーのポケットに入れていました。

暖かかったのでジャンバーを脱ぎ、鞄と一緒に持って移動していましたが、子供に気をとられて少しの間荷物から目を離してしまいました。

その後、健診を終えて帰ろうとポケットに手を突っ込むも鍵がない。

会場内を探しましたが見当たらず、駐車場に落としたのかもしれないと思い、とりあえず外へ出てみたところ、私の車の運転席に誰か乗っていることに気付き、慌てて車に駆け寄ろうとした途端、車が発進しました。

しかも後ろに。

車は壁にぶつかり運転席にいた若いママさんは号泣。

チャイルドシートに乗せられいた赤ちゃんも号泣。

とりあえず警察を呼んで詳しく事情を聞いてみたところ、そのママは18才で未婚で出産して、免許を取りに行く暇もお金もない。

友達は皆、車で遊びまわっていてズルイ。
その人(私)だって若いくせに車持っててズルイ。
少し借りるくらい許してくれてもいいはず!

と泣きながら喚きまくっていて話にならない状態だったので、そのママの親に連絡を取ってもらい、車の修理費用などの話をつけて帰宅しました。

すぐに菓子折り持った親が家にきて土下座して謝ってくれたのですが、本人はいませんでした。

若いくせにって言われても私は四捨五入したら三十路ですし、ちょっと借りるくらいってどうやって返すつもりなんだろう?

まぁ、赤ちゃんに怪我がなくて幸いでした。

これからは鍵は鞄の中にしまうようにしなくちゃなぁと反省した1日でした。

 

夫クレクレされた

夫クレクレされたorz

夫は地方公務員で、今年部署異動してやっと定時付近で帰ってくるようになった。

その頃我が家も引っ越して、やっと一段落したんだけど、向かいが基地ママだった。

とにかく私が子どもと遊んでると、必ずと言っていいほどそのママも出て来て挨拶。

子どもを放牧して、私に

「あなたの旦那さんはもうすぐ帰ってくるのよね~、羨ましいわ~」
と言って来てた。

さすがに、いいでしょ~?とは言えないから

「でも早く仕事終わって家にいられるのも嫌なもんですよ(笑)」
とか言ってよくある身内sageしてた。

ある夫が飲み会の日の夜11時頃、外で男の「ひゃ~!」って裏声みたいな叫び声がした。

どこかのお父さんが騒いでるのかな~?程度にしか思わずにいると、ガチャガチャと玄関の方で音がなり、(施錠してたので開くことはなかったけど)私は恐怖しかなかった。

誰かと思いインターホンのモニターで確認すると、そこには夫の姿。

鍵を忘れたのか、酔って鍵穴に鍵が入らなかったのか?と思いつつドアを開けると、物凄い勢いで入って来た。何事かと聞くと、

「キャミソールみたいなセクシー系下着姿の変質者が家の前にいて、追いかけられた」
と怯えてた。

とりあえず被害はなかったし、初めて聞いた夫の情けない叫び声がおもしろかったので散々笑ってその日は就寝。

翌日、また子どもと遊んでたら向かいのママがまたやって来て

「昨日ご主人何か言ってなかった?」

と聞かれ、もしかしてみんな変質者に遭遇したのかと思い、

「昨日主人が飲み会で、夜中帰って来たら下着姿の変質者に会ったらしいですよ。だから気をつけた方がいいですよ!」

と助言してあげたら、何故か顔を真っ赤にして家に入って行った。

その次の休みの日、主人が子どもと外で遊んでたらまた叫び声が…。

子どもがケガでも!?と思って、外に出たら向かいのママを見て叫んでた。

主人にどうしたのか聞いたら、ランジェリー姿の変質者はコイツだよ!と指差す。

私は「まさか!」と思ったのと、もし違ったらとんでもないことになる!と思って、主人に何度も聞いた。

でも、絶対間違いない!と反論してきたから、恐る恐る向かいのママに

「…そ、そうなんですか?」
と聞いたら、あっさり肯定。

何故そんな事したのか聞いたら、
「あなたが旦那さんいらないみたいだから、私がもらおうと思ったの。それに私のが魅力あるし」
とサラッと言いのけた。ちなみにこのママにも旦那さんはいる。

最初の夫の叫び声でご近所さんも集まってきてたのか、何時の間にか人はいるし、中には呆然としてるあちらの旦那さんもいた。

夫は昔小さい頃大人の女性に襲われて以来、その年齢層がダメで今回基地ママは見事その年齢層内だった。

夫はその基地ママに

「気持ち悪いものを見せてくれるな。あの後吐き気が止まらなくて大変だった。」
と冷静に伝えてた。(吐き気は飲酒も関係してたと思うけど、何故か初めて二日酔いになっていた)

基地ママは、

「どうして!?なんで!?こんなののどこがいいの!?」
と擦り寄ろうとしたが、やっとそこで基地ママ旦那が登場。

土下座をして謝られ、周りにも謝りまくっていた。

今もその家族は向かいにいるけど、基地ママはいない。

旦那さんによると、子どもを育てるにあたって悪い影響しか与えないから、と実家に送り返したそうです。

 

駐車スペース盗まれた

マンションの駐車スペース盗まれた。

犯人は同じマンションの腫れ物ママ。

マンション内や幼稚園、さらにはご近所でも問題起こしてて、何でここにかかれるようにスカッと解決できないのかとやきもきしてた。

うちは数ヵ月前に、契約してる駐車スペースに勝手にベンツ入れられて、抗議したら

「あんたの格下軽自動車よりうちのベンツが相応しい」
とか理解できないこと言い出してどける気なし。

単に通りに面してて一番入れやすい場所だからだろうよ!

管理会社に抗議したけど、なあなあで弱腰、結局場所盗られて空きもないので、うちがちょっと離れた月極駐車場借りることになった。

しばらくして管理会社から「お金が支払われてない」と来たけど、そもそも解約しただろうと文句言うと、腫れ物ママが

『継続すると言っている!うちはあの家が使ってない時間借りてるだけだ!』
といわれて、うちに連絡なく勝手に解約を撤回したのだと。

その言い分が社会で通じるかどうか、裁判起こしてはっきりさせるか!?と凄んだら引っ込んだけど、どうしてそれで払ってもらえると思ったのか。

しかしある日、表ででかい音がして、見に行くとベンツに車が刺さってた。

運転手はいなかったけど、ぶつかった車は盗難車で、遺留品から複数人で飲酒運転だったそうな。

それだけでも『ざまぁwww』だったのだけど、なんと腫れ物一家のベンツが実は盗難車だったことが発覚してさらに大騒ぎ。

そのうち腫れ物一家を見なくなって逮捕でもされたかと思ったら、夜逃げしたらしいともっぱらの噂。

腫れ物一家は向こうの国の人だったので、国に逃げ帰ったんじゃないかという噂も出た。

ついでに管理会社も問題が多すぎたために変わることになった。

うちは壁が立って安全になったけど、微妙に狭く出入りし難くなった駐車スペースに戻れることになったので、記念カキコ。

あの事故がなかったら、今頃引っ越ししてたかもしれない、マジで。

猫泥母

最近、家の建て替えのため古いアパートに一人暮らしを始めました。
(大家は親戚、父、母、弟はうちから徒歩10分の綺麗めなアパートへ)

それと併せて、念願の子猫を飼い始めました。

新しい家が建てば、母が許してくれないので誰にも内緒で貰ってきて、大家と家族は子猫のかわゆさで骨抜きにし、事後承諾を取り付けるという回りくどい事をしてまで。

前置きが長くなりましたが、今日その子猫を盗まれました。

犯人も分かっています。
私のアパートの近所の雄餓鬼です。

普段の朝、雄餓鬼の母親(Aとします)とよく会うので挨拶するようになり、世間話の一環で子猫の話をしてしまったのです。

Aは「私もうちの息子も猫大好きなのよ~」と言っていたので、猫好きのいい人だと思っていたのに。

今日は休みだったので、テラスで猫を遊ばせていました。

囲い付きなので、子猫一人で囲いの外に行けないし、と猫をそのままにジャーキーを取りに行き、戻ったら猫がいなかったんです。

私は慌てて外に飛び出し、あちこち猫の名前を呼びながら探しました。

すると、にゃーと答える声がしたので急いで行くと、A餓鬼がうちの猫を抱えてたっていました。

捕まえてくれたんだと思い、お礼を言いながら手をだしたらA餓鬼は逃げてしまいました。

何で?と頭に?がいっぱいになりながら後を追うと、Aが立っていました。

A餓鬼はAの後ろに隠れています。

うちの猫なので返してください、と言うとこの子はもううちの猫なのよ!と突き飛ばされました。

それからどうやって家に帰ったか覚えてないのですが、とりあえず今夜彼氏が来るので一緒に取り返しにいって貰う気でいます。
–後日報告–

行ってきました。

彼氏が今日残業ついちゃったから遅くなるというので、一人で。
Aの旦那もいました。

私が般若の顔で言ったからか、私を見るなりA餓鬼ギャン泣きでした。

私が「うちの猫返してください!!お宅の奥さんとお子さんに盗まれたんです!!」
と言った時にA登場。

旦那に向かって「あの猫は私が友人から貰ったの。この子頭おかしいのよ」
と言いました。

するとA旦那はそれまでキョトンとしていたのに、急に人をバカにしたような表情になり、

「警察呼びますよ?」
と言われました。

私は「どうぞ呼んでくださいよ。どっちが正しいかはっきりさせましょう」
と答えると、Aが

「バッカじゃないの?こんな小娘相手にしてられないわ。ご飯冷めちゃう」
と、旦那の腕を掴んで奥に引っ込んでしまいました。

私が引き留めようとした時、A餓鬼が泣きながら猫を抱っこして私に差し出しました。

A餓鬼は「ごめんなさい」と繰り返しながら私に猫を渡しました。

そしてA旦那に「猫はママが○○さん(私)の庭から連れてきた。僕がほしいって言ったから。僕が悪いの。ごめんなさい」
と泣きながら言いました。

A旦那はそれからもう大変でした。

Aをビンタから始まり、髪掴んで叩きつけるわ腹蹴るわグーパンだわで見てられなくて、逃げるように帰ってきてしまいました。

さっき大家から電話があり、A一家が謝りたいって言ってるが何があったんだ?と聞かれました。

ありのままを話した所、猫は無事かと聞かれ、よくチェックしたところ、ヒゲが短く切られていて、非常におびえています。
A一家は許せません。
–更に後日報告–

昨夜、A一家が謝りに来ました。

大家さんに電話してからすぐにうちに来たんですが、こちらは女一人なので何かあったら嫌ですし、大家も離れて住んでるのですぐにはこれませんので、私の彼がうちに来る頃を指定して、一度帰って貰いました。

私とドア越しの対応をしたのは全てA旦那でした。

夜12時を過ぎますけど…と言った所、かまわない、連絡くださいと電話番号を書いた紙をドアの下から入れてきました。

彼が来てから改めて来た時には、A餓鬼はいませんでした。

A夫婦は彼がドアを開けるなり土下座して、許してください、すみませんでしたと繰り返していましたが、ちょっと許すとか許さないのレベルではないくらい切れていたので

「残念ですが、猫のヒゲも切られている事ですし警察に通報させてもらいます。」
と伝えました。

すると急にそれまで黙って土下座していたAが

「何で警察なの!?止めてよ、離婚されちゃうでしょ!!」
と叫びました。

「自業自得だと思います。うちの大切な猫をさらって、傷つけるなんてひどすぎます。」
と答えました。

Aの顔はぼこぼこに腫れていて正直怖かったですが、A旦那が

「ごもっともです。許してくださいなんて甘すぎました。どっちみちこれで窃盗騒ぎは二度目なので離婚はします。子供も私が引き取ります。○○さんにはご迷惑をおかけしました」

と言い、また頭を下げるとAが私めがけて石を投げてきました。

すぐ後ろにいた彼氏が体を引いてくれたので体には当たりませんでしたが、また猫が怯えてしまいました。

そしてまた目の前でボコられるA…

一発目が腹に入った所で彼が
「うちのが怯えるんでご自宅でやってください」
とドアを閉め、鍵をかけました。

あー…すごい疲れました…仕事行きたくないです…

 

兄の元婚約者

私…26歳 既婚 0歳児持ち

兄…31歳

A…33歳 兄の元婚約者

私が妊娠して実家に里帰りしてのんびりしてるる時に、兄が紹介したい人がいると連れてきたのがAさん。

紹介された時は正直、合わないだろうな~ぐらいの気持ちだったんだけど、結納が済んで何故かAさんが頻繁に家に出入りするようになってからおかしくなった。

遠まわしに出来婚乙、高卒乙、底辺乙、腰かけ乙されるようになった。

大卒である事、大学もマーチ以上な事、元の職場はちゃんとした企業である事は説明した。

私は出来婚ではなくきちんと結婚→妊娠した事、交際期間も4年越しである事を伝えた。

相手の転勤に合わせて結婚したので腰かけになってしまった事は認めた。

けど、Aさんはあり得ないとpgrし嫌味や嫌がらせしてきた。

階段上で服を引っ張るとか、立つ時にわざとお腹にぶつかるとか、かなり陰険だった。

両親や兄の前では1万匹ぐらい猫かぶってたので全くばれなかった。

なんで、こんな目に合うのか分からず妊娠中という事も相まって度々発狂した。

両親には妊娠中で神経質になってるだけだから大丈夫だよと良く分からない慰めをされた。

ちなみにこの時点でAさんの所業は伝えてあった。

このままでは赤ちゃんが産めなくなってしまうと旦那に相談した。

旦那は海外赴任なのですぐには来られないが義姉さんが来てくれた。

義姉さんが実姉に連絡してくれて、実姉も来てくれた。

実姉に相談しなかったのは、超激務の実姉の縁談が進んでおりこれ以上負担を掛けたくなかったから。

2人の姉は早かった。

まず、兄にAの身辺調査をしろと命じた。

妹がここまで病んでる、自分達は妹を信じるから、Aを信じて欲しければAの潔白を証明しろ。

なぜ、身辺調査なのか後から聞いたら、義姉の「あの人絶対後ろ暗い事ある」というカンだった。

たった10日ほどで結果は出た。

結果として、Aは過去に2度不倫しており中絶経験もあり、歳も本当は36歳だという事が分かって兄との結婚は破談になった。

私への嫌がらせは証拠がないので認めないかと思ったら、あっさり認めた。

Aにとって私の人生はAの憧れそのものだったらしい。

高校、大学、職場、全てAが憧れても手に入らなかったものでそれをあっさり手放したのも許せないし。

26歳で出産というのはAが中絶したの歳と同じで憎くて堪らなかった、と。

Aが今何をしてるかとかは興味がないし知らないし、これから先幸せになろうが不幸になろうがどちらでも構わないがきちんと生きて欲しい。

それと私には慰謝料は支払われなかったが、兄との婚約破棄の理由の1つとして文書として残るからそれで良い。

Aから兄に支払われた金額全て、兄が産まれた子の為に使ってくれたし。

最近、赤ちゃんと向き合うのが辛い時があるけど、周りの協力やこの時の強い思いを思い出して乗り切ってる。

ただ、1回すっきりしようと思って書き込んでみる。

後だしとかにならないようにしたので蛇足が多いと思います、すみません。

ここまで読んでくれありがとうございました 。

 

実家の妹からのヘルプ

GWに入る前に、実家の妹からヘルプが入った。

実家は田舎で敷地は無駄に広い。

柵も適当で誰でも入ってこれるけど、今まで知らない人が無断で入ってくるような事もなく近所の人がお茶飲みに来たり、おすそわけに来たりなぐらいなのどかな土地だった。

それが近所の大地主さんが亡くなって、相続税のために広い土地を売りに出し分譲住宅が整然と並ぶ、住宅地になり値段も手ごろなので若い夫婦が購入して、子供の年頃が同じぐらいの核家族ばっかりらしい。

その住宅地は道を隔てたすぐ隣の地区になる

田舎なので幼稚園はバスでないと、行けない距離にしかない。

その園バスが、今年の四月からいきなり実家の真ん前に、停まるようになったそうだ。

実家は母と在宅仕事をしている妹の二人住まい。

父は長期入院中で、六月にならないと退院しないから、乗り降りぐらいなら我慢できたそうだが、朝バスが来る前にその住宅地の奥さんと子供が集まり、子供は実家の庭で遊びまわり、犬をかまい奥さん方は井戸端会議。

バスが来て子供が乗って行っても、奥さん方はそのまま居座り、実家のガーデニング椅子に、ちゃっかり座り話し続けていくそうだ。

午後も早くから迎えに来て、井戸端会議をして、子供が降りれ来ればお菓子を与え実家の庭に、放牧して自分たちはそのままおしゃべり。

そのうるささは騒音だそうだ。妹が仕事ができないと奥さん方に勝手に庭に入らないようにしてくれと、頼んだがまだ年若い妹を馬鹿にしたのか、じろりとにらんで「子供は地域の宝でしょう?こんな田舎に子供が増えてうれしくないの?活気がでてうれしいでしょ?」
とまったく意に介さなかった。

妹から園の名前を聞いて、私が幼稚園になぜ無断で幼稚園バスの降車場にしたのかと抗議の電話をした。

園長が出てきて言うには、ちゃんと母に許可の判をもらったという。

しかし母も妹もまったく身に覚えがないと言うので、休みに入る前に私が子供を連れて実家に帰省した。

朝待ち受けていたら、すさまじい騒音だった。

私が表に出て奥さん方に庭に入るな、静かにしてくださいと言うと

子供がいない人が何言ってんの。子育ては大変なのよと言って、みんなでくすくす笑い出した。

この状況は妹がビデオ撮影して子供が勝手に敷地に入って遊んでいるのも撮影した。

埒が明かないので、アポを取って母と園に許可書のサインと判を見せてもらいに行った。

バスの責任者のおじさんも来てもらったけど、実家前の許可書は責任者が頼みに来たのでなく、園児の母親が頼みに行くからと言って持って行き、書いて持って来たものだそうだ。

判はどこにでも売っているような三文判だったし、サインは父の名前になっているけど、父は入院中だし母の字でもないと、目の前で母が書いて見せた。

誰が書いたにせよ、確認もしないでバス停にするなんて園の落ち度ではないか。市役所の管轄に文句を言いに行ってもいいんだがと言うと、平謝りでGW明けから分譲住宅の中に変更すると園長が約束してくれたので文書にしてもらった。

期限も書き込んでもらった。

その足で昔からの知り合いの工務店に行き、すぐ家の周りに柵を張り巡らしてくれるように頼みに行った。

休み前なので在庫のある柵でしかできないと言われたが、とにかく何でもいいから塀をとわけを話した。

社長がびっくりして社長自ら休み返上で、塀を作りに来てくれる事になった。
五月一日二日は開園記念日だとかで、幼稚園も九連休だったのでその間に家をぐるりと囲む高い塀が出来た。

今までなかった門もでき鍵もしっかりかけられるものにして貰った。

費用は不良在庫を引きとってくれたとかなりおまけしてくれたけど、かなりな出費になったと母がこぼした。

バス停を変更する期限は、5/9だったので、7日8日はうるさいだろうと、ダミーの監視カメラをつけ「病人がいます。静かにして下さい。」と張り紙をした。

父が一時帰宅をしていたからね。

でもそんなの関係ねぇ(古くてごめん。)といつも通り大騒ぎして、庭に入れないと塀を叩いたり乗ろうとしたりする子供もいた。

それは反対側のお宅に頼み、そこのお宅の塀の隙間からビデオに撮らせて貰った。

一日分撮って妹と園に行き園長と関係者に見せた。

絶句だったようだ、バス停移動のお知らせはその日に保護者に配ったそうだ。

じゃ暴れるのは8日だなと父を病院に返し、叔父と伯父と従兄弟に交代に来てもらって、子供の迎えの時間にいてもらうように頼んだ。

案の上8日の子供の迎えの時間にピンポンと鳴らして、奥様方が来た。

私がまず出た。

「園にバス停を変えるように言ったんですって?なんの権利があってそんなことするんですか?ここが一番子供が危険でないとみんなで話し合って決めたのに、塀なんて無断で作るから入れないじゃないの。
子供が可哀想だと思わないんですか?ここは公園もろくにない田舎なんですよ。」
と喚き散らした。

そこに伯父がずっと出て

「あんたがた園に出した許可書にここの家の人間のサインを偽造して判も勝手に押したってね。
それは罪になるって知っていた?有印私文書偽造罪って言うんだよ。
警察に行くかい?こっちは勝手に敷地に入られたから不法侵入でも訴えれるんだよ。」

証拠がないと喚きだすので、ビデオ片手に妹がこうやって全部撮ってますよと出て行った。

個人情報がどうたら肖像権がどうたらと言い出したので、伯父がじゃ警察に一緒に行きましょうかねと言ったら、全員子どもを連れて蜂の子を散らすように帰って行った。

9日に伯父と一日待ち受けていたけど、誰も来なかった。

反対側の地区の集会場前にバス停は移動したからね。

それでもとビデオをコピーして、その分譲住宅の自治会長の家に伯父と一緒に行き住民で見て話し合うように、これから実家に何かをしたら、すぐこのビデオを持って警察に行くからと言って来た。

今日久しぶりに我が家に戻って来ました。

旦那にも迷惑かけた騒動でした。

私はあんな母親にならないようにしようと固く誓いましたよ。は~

実家に突然現れた母子

この前2週間ほど子供を連れて実家にかえってたんだけど、近所にあるゴミ屋敷半歩前の住人A親子(A母70代、A息子40代毒男)が突然実家にあらわれた。

私の母が対応に出たが、様子がおかしい何かもめてるっぽい。

私の名前が会話に出てるからのぞいてみた。

A母「私ちゃん、いいところに」

私「あ、ご無沙汰しております」

A母「私ちゃん、子連れで出戻りなんて大変でしょ」

私「はぁ???」

A母「うちの息子が子連れでもかまわないって言うから貰ってあげようかと思って」

私&私母あまりにも予測不能な発言にポカ~~~ン

私母「えっ???あの、うちの娘のことですか????」
と基本に立ち戻った質問を繰り返す。

A親子は資産家(自称)らしいが身なりは気にしないのか、駅や公園でキャンプしてる人っぽい格好。

近所でも有名な変わり者だが、我が家には比較的まともな付き合いだった。

ほかの家には着てる服、持ち物、息子の成績(!?)など目に付くものすべてをクレクレして、軽くハブられてた。

我が家にはたまに夕飯のクレクレぐらいだったし、声を掛けられれば答えるくらいの付き合い。

A母「子連れ出戻りなんて世間に恥ずかしいだろうし、かわいそうだからうちの息子の嫁にしてあげるわ!」

私「えっ!!???あの、私、旦那が出張なんで帰ってきてるだけなんですけど…」

そう伝えると、今まで空気だったA息子がキレル

A息子「話がちがうじゃねぇか!!」

A母もキレル「だましたな!!??この詐欺師が!!!」

私&私母超展開にgkbr、我が家の玄関先阿鼻叫喚。

あまりにA親子が大声で騒ぐから、近所のBさん夫婦(うちの親の同年代)が駆けつけてくれ、A親子をなだめすかして帰宅させる事に…

念のため、とB夫さんがA親子宅までついていってくれた。

お礼と事情説明のためB嫁さんにお茶をだしてB嫁さんに一連の流れを話す。

B嫁「前、A母さんが私ちゃんのことをやたら聞いてくるから「結婚した」って言っといたのに…」

私母「A母さん、うちには(比較的)おかしなこと言ってこないし、私ちゃんにも入園やら入学やらにお祝いくれるし…近所の子をかわいがる人だと思ってたのに」

B嫁「えっ!!??あの人お祝いどころか香典も出さないことで有名だよ!!」

私母「えっ!!??うち出産祝いも貰ったし」

B嫁「…いままでのお祝いが手付金のつもりなんじゃない?」

私母「でも、饅頭一箱とか鉛筆1ケースとかで、お返しもしてたんですよ!!??」

B嫁「いや、あのA母さんだよ?」

私母「……出産祝い貰ったときに「器量が多少悪くてもうちで面倒見てやる」って言われて、たちの悪い冗談言う人だなぁ、位にしか思ってなかったのに…」

そんな会話を横で聞きながら、私が学生だったころA息子が学校の行き帰りに挨拶してきてこの人仕事してないのか?ぐらいにしか思ってなかったけど…ちょっと気味悪かった。
今は吐きそうなくらいキモイ

とりあえず、その日のうちに実家を出て、旦那が戻ってくるまで1週間義理母宅に身を寄せた。

その後、実家にもA親子の凸はないから解決したと思いたい。

饅頭一箱と鉛筆2ケースで←ここセコ
娘をくれ←ここキチ

 

両家顔合わせ

A男、A父、A母

B子、B父、B母

婚約するための両家顔合わせみたいな。
ちなみに私はその顔合わせのレストラン店員。

予約なしで6人はやってきた。

始終なごやかムードで、両父がワッハッハと話し、A男が注文に奔走、両母はにこにこで、B子は少しそわそわ。

料理を食べ終わったようなのでデザートを運んで行くと、それは始まった。

よろしくお願いします、と頭を下げあう両父をさえぎり

B子「あの…ひとつ良いですか? 実は大切なお話があって」

私「こちら桃のソルベとバニラアイスでござ…」

B子「やっぱりこの話、なかったことにしたいんです」

B母「この話って婚約を? どうして!?」

B子「A男、浮気してるの…」

私「…洋梨のパイご注文のお客様…」

A男「ちょっと何言い出してるんだよ!」

B子「わかってるんだからね! あの棚に浮気相手用のコンドームだって見つけたんだから!」

A男「そんなわけないだろ! …なぁマリッジブルーで勘違いしてるだけだよ、な?」

A母「そうよ、B子さん。きっと何かの間違いよ」

私「……抹茶アイスは…」←空気すぎて困り涙目

B子「勘違い!? よくもそんなことが言えましたね! お義母さん、あなたが浮気相手のくせに!」

ここでB母が奇声を上げて立ち上がり、私抹茶アイス落としました。
慌てて謝り掃除。

A父「何を失礼なことを!」

B父「どういうことか説明しなさい、B子」

B子「説明なんていりません。見てください」

さすがにそれは見れなかったけど、たぶん興信所の写真とか書類とか。
慌ててぐしゃぐしゃにしようとするA男、A母。
奪い合うA父。
B両親ぽかん。
書類はA父が勝ち取り、しばらく眺めていた。
もちろん店内は他のお客さんも沈黙。

A父「いつからだ…」

A母「違うのこれは」

A父「いつからだと聞いているんだ!」

A男「…去年くらいから…」

A父「ちょうど私たちが籍を入れた頃か」

A母「…ごめんなさい」

察するに、A父とA母は再婚。
で、義理の息子であるA男とも(ry

B子「何も言わず別れてください」

A父「B子さん悪かったね…慰謝料は払うから」

B子「いりません。何もいらないから、もう金輪際関わらないでください。
…お義父さん、このデータを差し上げますから、お義父さんも正しい選択をしてくださいね」

では、とB子退出。
慌ててB両親が後を追って行った。
残されたA家は30分くらい誰もぴくりとも動かず怖かった。
やがてA父が一言

「行くぞ」

と言い退出。
料理の代金と、

「お騒がせして悪かったね」

とチップを頂いた。
驚いていると、他に店内にいた3組のお客さんのお会計までして出て行った。

A父はとにかくまともと言うか、むしろ立派な人だったと思う。
A父には幸せになってほしい。

 

ダブルブッキング

過去に遭遇した話

一人でアメリカに行くのに国際線に乗ったら、私の席に既に家族連れ(ママ・パパ・幼児×2)がいた。

話しかけるとその旦那さんが「あー同じ席Noですねぇ」と言って通りかかったフライトアテンダントに

「ダブルブッキングです、私たちは家族ですので申し訳ないですが彼女の席を至急手配していただけませんか?」

で、私の方を向いて

「こっちの勝手な事情ですみません」
と言うので

「いえいえ、そちらが悪い訳ではないですから」
と伝えた。
(内心、すごく混んでいたので席があるか冷や冷やしていたが)

しばし待たされて不安から開き直りの境地にかわった頃、チーフっぽい人が来て、

「お待たせして申し訳ございません。こちらの手違いでご迷惑をおかけ致しました。あいにく空いている席がございませんでしたので、申し訳ありませんがビジネスの方のお席でよろしいでしょうか?」とおっしゃる。

こちらとしては願ったりなのに、そんなご丁寧に・・・。

「ありがとうございます」
とビジネスの方へ移動しようとした時、その奥さんがいきなり立ち上がって

「だったら私がそっちに行くから、あなたここ座りなさいよ」と。

イヤイヤそれはおかしいでしょ、第一あなた子供連れだし・・・。

ポカーンとしてたら、旦那さんが

「お前なに言ってんだ!・・・すいません、お気になさらないで下さい」
と奥さんを睨みつつ私に頭を下げるので、私もペコリと軽く挨拶して移動しました。
(後ろで、あなたが譲るからこっちが損したじゃないの!とか聞こえた)

席だけじゃなくお料理もビジネス対応にしてくれて、前菜とメインを選んでワイン飲みながら映画見てたら肘をツンツンする人がいる。

振り向くとさっきの奥さんで「あなただけビジネスでずるい。せめて食事を変われ」とすごい形相で立っている(下からだからそう見えたのかも)。

事態が飲み込めずに言葉につまっていたらさっきのチーフさんが来て

「お客様、そこのカーテンからこちらはビジネスのお客様ですので、お席にお戻りいただけますか」と強めに注意すると、

「なによ、この人だってエコノミーの貧乏人なのよ!なのにズルイ!」喚く。

旦那さんがやってきて(呼びに行ったらしい?)

「戻ってこないと思ったらやっぱり!」
と連れて帰ってくれました。

その後は一度寝てる時に、

「こっちはゲームがついてるし、あなたは寝てるんだから子供と代われ」

と起こされたのもチーフさんが追い払ってくれたのですが、目的地に着いた頃には疲労感でいっぱいでした。

あと降りてからバゲージクレームのとこでずーーーーっと睨まれて怖かったです。

旦那さんがまともだったのがせめてもの救いだったかも。

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