『浮気した彼女と間男』など 短編10話【85】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『浮気した彼女と間男』など 短編10話【85】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【85】

 

浮気した彼女と間男

俺は社会人二年生。

先月、忙しさが原因で彼女に浮気された。

別に同棲も婚約もまだしてなかったし、合わなかったんだなーくらいに思ってた。

それなりに悲しかった。

とか思ってたら、浮気バレてから一週間くらいして、彼女が間男連れて俺の家に凸ってきたのよ。

マジ焦った。

間男、既婚者だったらしくて、嫁から追われてるとか匿ってとか喚いてた。

「関係ない俺を巻き込むな!帰れ!」

って追い返そうとしたら、

「あんた私の彼氏でしょ!味方しなさいよ!」ときた。

別れたつもりだったんだけど…。

その後、間男を追っかけてきた嫁さんが凶器を振り回してたため警察に通報、三人まとめてお持ち帰りされてた。

警察に三人との関係を一応聞かれたけど他人です、って答えたら、元カノがギャンギャン言ってた。

ストーカーかもしれません、怖いです、って付け加えといた。

あれからどうなったのかはわからんが、今のところは付近に不穏な動きはない。

今のうちに引っ越し考えなきゃなぁと思ってる最中です。

以上。

俺の家の玄関前が修羅場現場だったって話でした。

 

文句つけるコトメにきれた

今結婚二年目、去年脳梗塞で義父が倒れた。

後遺症が残った。

私、医療関係国家資格あり。

義母、私頼りにしてくる。
そこはまあいい。

嫁とはいえ、専門知識があって、体力のある若いものがいれば頼りにするのは、わかる。

同居で私が義父の介護と、仕事をしている間、家事をすべて引き受けてくれている。

義父も、思うように体が動かなくてイライラするのか、私にあたる。

それもいい。今までの経験上、そんなのは当たり前だ。

急に体が動かなくなったストレスは半端ない。

リハビリぐらい、してあげようじゃないか。それが私の専門だ。

ただ、許せないのはコトメだ。

・自分はヒキニートの癖に
「嫁なのにお母さんに家事をさせて…」「なんでお母さんに掃除させてるの!」って。

まずそれが約束、契約だ。

同居と介護の代わりに家事全般引き受けると言いだしたのはお前の母親だ。

・自分は全く介護を手伝わない癖に

「お父さん、痛がってるじゃない。もう少し優しくできないの?」それはリハビリだ。

体に負担がない程度にやってる。

医師と相談の上している事だし、素人が口出しするな。

「なんでお父さんに食べさせてあげないの!こんなゆっくり食べて、お腹が満たされるわけないじゃない!虐待だわ!」

自分で出来ることはしてもらわないと困る。

お前の言ってることが優しい虐待ってやつだ。

まあ、これらは、義母の件を除けばまあ、介護に理解がないとこんなもんかとする―したんですが…

そんな事をしていたら、ついに決定的なことが起こってしまった…。

夫と二人で義父をお風呂に入れている時の事(お風呂は介護がしやすいように広めに改装済み)

夫が義父を支える→私が義父を洗いシャワーで流すって感じでいつもやってたんだ。

そしたら、急にシャワーが冷水に。

給湯器の電源が切られていた。

義父は、後遺症のせいで体温調節がうまく出来ない…っていうか、熱い冷たいとかが分からない。

だから、温度調節には気を使っていた。

それなのに…

義母は私たちが義父をお風呂に入れてるって知っているし、そんなことするはずもない。

だから、きっとコトメの仕業だ。

で、取り合えず給湯器の電源を入れようと外へ出た瞬間滑ってこけた。

まあ、ものの見事にマンガのように。

何かと思ったら、床一面に蝋が塗ってあったよ…ozr

もし、義父を抱えた旦那が先に出たらと考えたら…、と考えると腰の痛みより、怒りの方が強かった。

迷わずコトメの部屋に行き、髪を掴んで脱衣所まで引きずり出した。

そこで、地元言葉満載で罵りまくる私。
よく覚えてないけど、旦那曰く、結構酷いこと言ってたみたい。

で、コトメは義父が入ってたのは知らなかったと…私が入ってると思ったからした…らしいです。

それを聞いてた義母情けないと号泣。

今まで散々〆ても効果が無かったからと、無理矢理荷物をまとめてコトメを外にポイ。

生前分与と言って、当面の生活費を少し多めに渡して、縁を切ると宣言してくれました。

何がDQNかと言うと、泣きわめくコトメの頭をガンガン揺さぶりながら罵ったことと、すべてが終わってから、義父母をそそのかして、コトメに黙って引越したことです。

ビュッフェのパンをお持ち帰り

旅行先のホテルでの出来事。

宿泊先は、朝食が美味しいと評判のホテル。

ビュッフェスタイルで和洋食なんだが、手作りパンの種類の多さと美味しさが特に絶品。

その日の朝もパンコーナーはちょっとした賑わいだった。

食べたいパンを数種選んで、横に備えてあるトースター(3機ある)でちょっと焼いていたんだが、焼いている間にジュースを取りに行こうとその場を離れ、戻ってきたら、焼きあがったパンがごっそり無くなっていた。

時間にしてほんの1分暗いの出来事。

焼きあがったパンがそのままトースターの中に放置されていると、次に使う人や会場のスタッフがトースターの中のパンをトングで皿に移して脇に置いておく光景を何度か見た事があるが、自分のパンはそうされている様子も無く、ただ無くなっている。

まぁそこは深く考えずに新しいパンを選んで、今度はパンが焼きあがるのを待って席に戻って、今さぁこんな事があったんだよ、と連れに話しながら食事をしていたんだが、おかわりのおかずを取りに行くときに、他のテーブルからも、自分と同じような話(トースターから離れて戻ったらのパンが無くなってた)がちらほら耳に付くようになり、あれ?やっぱりおかしいよね?という空気になっていた。

誰かが狙って取っているっぽいね、どの客だろう?

試しにもう1回パンを焼いてその場を離れてみる?

なんて話をしていたら、他のお客さんも同じ考えの人がいたらしく若い男性がトースターにパンを突っ込み、席に戻って座って様子を見ていた。

そこに、見た目小5位の巨漢で眼鏡のドスコイ君がやってきて、周りを気にすることもなく、躊躇もせずにトースターの中のパンを取ってるw

せきに戻って、ママンに渡す→ママン、持参の紙袋に詰めるという光景が。

これまでのパンが入っているらしき紙袋は、見えただけで3袋。

まだまだ詰める予定っぽい。

ママンの方も、周囲を気にする様子も無く、テーブルの上に紙袋を置いて堂々とパンを詰め込んでいる。

その家族とは席が離れていたから、行為に全く気が付かなかったけど家族の近くの席の人達も気が付ないのか、普通に食事してるし。

人が食べようと思っているパンを横取りするなんて、しかも親が支持してるっぽいし、いくら好きなだけ食べれると行ってもお持ち帰りはマナー違反だよなぁと思いホテルのスタッフさんを呼んでいきさつを話したら、家族の下へすっとんで注意をしに行ってくれた。

したら、その家族(たぶん爺婆・夫婦・孫の5人って感じ)総出で、
起こりながらごちゃごちゃと言い合いになっていると思ったら、その家族の周囲の席の人も家族と同じグループらしく、ぶわーっとまとまり初めて文句を言い出して、よくよく聞いたら、なんか日本語じゃないしw

ああ、こうやって書き出したらなんとオチがない!

自分達の予定があり、朝食を食べた後にすぐに出かけたかったので自体がどう収まったのかを見ていませんでしたw

その日、ホテルに戻る前に寄った、大きなお土産センターでその家族&グループを偶然見かけました。

ドスコイ君がすさまじい勢いで、試食品を手にいっぱい持って嬉しそうに食べていたのは見ました。

中国人だったようです。

 

隣のベッドは犯罪者

大学生のときに入院した時の話。

二人部屋だったんだけど隣のベッドは空いてたからラッキーと思ってた。

が、その日の夜に誰かが入院してきた。

夜中なのに付き添いの人と喋っているらしくすごく騒がしい。

は?なんだよ。もう少し静かに入ってこいよ……と思っていたら唐突に怒鳴り声がした。

どうやら若い兄ちゃんがおばちゃんをひき逃げしようとしたらしい。

まあ、思いとどまったらしくて一緒に病院までついてきたみたいだけど。

「本人を目の前にしてひき逃げの相談とかどういうことや!」

みたいなことを言ってた。

そこからはずっとおばちゃんとその家族のターン。

若い兄ちゃんはおばちゃんの家族にボロクソ言われてた。

カーテンで仕切られてたから何人いたのかは分からないけど、少なくとも三人以上はいたと思う。

全部女で、おばちゃんの娘なのかな?と思った。

私は、ええーひき逃げしようとしたのこの兄ちゃん?何それ犯罪者やん怖っ!

とか思いながらヒヤヒヤしながら聞いてた。

興味深い話だったけど、入院の原因となったお腹は痛いし眠いしでぶっちゃけ寝たかった。

それなのに全然静かにならないから当然、寝不足。

次の日に注射されながら寝かけて看護師さんに怒られた。

しかし、若い兄ちゃんは人をひいてパニックになったんだろうなぁ。

本人を目の前にしてひき逃げの相談したらしいし。

夜の運転は注意しなくちゃいけないなと思った。

 

DQNネームの宿命

幼少時代から仲が良かったいとこに子供が産まれたんで休みだった姉ちゃんと俺が親の代わりにお祝い持っていった。

叔父さん達にお祝い渡した後、いとこ達の所に行って思い出話に花を咲かせて、その内に子供の名前はどんなのにしたのかって話題になって告げられたら名前にぎょっとしたよ。

もろDQNネームなそれに俺はギョッとしたけど、隣に居た姉ちゃんが無表情になった。

「素敵でしょ?」って聞いてきたいとこに無表情のままポツリと呟いた。

「将来、この子はあんたたちの付けた名前で苦労する羽目になるんだろうね…」

それを聞いた叔父さん達やいとこの夫とその両親達が激怒した(「何言ってんだ」とか「余所の事に口を挟むのか」とかさんざん言われた)けど、いとこ自身がはっとした顔して青ざめていった。

理由は簡単、姉ちゃんも所謂DQNネームで小中の間、名前のせいでいじめの被害にあってた事知ってるから。

(運子って名前のせいで汚物って呼ばれて水かけられたりとか言う感じ、俺と違って勉強や運動も出来たからそのやっかみもあったのかも)

その事は親戚中も知っているから

「子供が出来たら、真っ当な名前付けよう」

って皆で言ってたけど、子供(孫)が産まれてハッピーになったいとこ達からはそれがすっぽ抜けたらしい。

向こうの罵声に堪忍袋の緒が切れて怒鳴り返そうとした俺だったけど、姉ちゃんにそれ止められて、姉ちゃんが自分の名前を名乗った。

「変な名前」だの「おかしな名前だと人格もおかしくなるんだ」といとこの夫ズが言い始めて、ここでようやく叔父さん達が「そんなつもりじゃ」と弁解し始めた。

でも姉ちゃんはそれを遮って、彼らを睨んだ

「おかしな名前だと人格もおかしくなると仰いますが、その子はどうなんですか?
素敵な名前と言えますか?
私の名前は○○ですと胸を張って言える名前だとおもうんですか?
風俗嬢の様な名前を付けられたこの子が自分が愛されて生まれてきたと!思えると本気で思うんですか?!
私は恨みましたよ?
こんな名前を付けた両親やそれを止めてくれなかった周囲を、周囲から中傷される度に!
私はペットじゃない!
こんな名前付けられるなら産まれてこない方がましだった!
何度そう思ったか!」

最後には涙流しながら怒鳴る姉ちゃんに部屋に居た人達が全員気まずそうに俯いてた、いとこは泣いてたし、俺も泣きたくなったけど何とかこらえた。

「…姉が出過ぎた真似を、申し訳ありません。これ以上はご迷惑になるので俺達はこれで失礼します。いとこ、いとこの夫さん、子供のこと、大事に育ててあげてください」

何とかつまりながらもそれだけ言って顔ボロボロになった姉ちゃんと部屋を出て、なんとかタクシー拾って家に帰った。

お祝い行くだけだったのによその家の事に首突っ込んでこんな事にしてごめんってずっと謝ってる姉ちゃんに俺はなんて言葉かけていいか分からなくて、ただ姉ちゃんの気が済むまで側にいた。

昨日、叔父さんから電話があって子供の名前が古風だけど普通の名前になったことを聞いたので、カキコ。

お前等も頼むから子供にはまともな名前つけてくれよ。

 

ぼったくるケチママ

ここで書いてあることに比べるとすごく些細なケチ。

ご近所さんと近くの養鶏所からまとめて卵を購入してわけあってる。

市販の半額以下で新鮮な卵が買える。

わざわざまとめて分け合うのは一度の購入数が100個単位だとかなり安くなるし配達もしてもらえるから。

今まで問題なくやってきたのに最近引っ越してきたケチママがバカやらかした。

購入数に応じて卵のおまけがあるんだけどそれは代金支払いや卵を分けてくれるAさんがそれまでもらってた。

Aさんは「私だけ悪いよ」と言ってくださるけど代金みんなから集めて取りに来た人に渡してってすごく手間だから5個程度のおまけにみんな何も言わないどころか感謝してた。

ケチママは明細のおまけの存在見て「ずるい」「Aさんだけ得して」とうるさくさわぐ。

ご近所みんなが手間のこと話したら自分がやると言い出したので任せた。

そうしたら卵の値段は15個で200円と今までではありえない高値。

明細も見せないし「たまごないと困るでしょ」と強気。

みんなでスーパーで買ったよ。

共同購入もケチママ抜きで再開する予定。

ケチママは卵と支払いを持て余して幼稚園で売り始めて叱られてた。

ざまあw

 

彼氏に女を襲わせたキチ

私もだけど、友人の方が修羅場だった話

大学生の頃、私の家で男女混合10人くらいで飲み会してた。

11時か12時になったくらいの時に、A(女、小柄)が朝にバイトがあるからと帰った。

ちなみにAの家は私の家から徒歩30分かかんないくらい。

その時は皆気をつけろよーくらいで気にしてなかったんだけど、やっぱり時間も時間だから送ってくると、B(男、草食系)が家を出ようとした。

この時点でAが出てから10分くらい経ってたと思う。

けど、C(男、チャラ男)とD(女、Cの彼女)が買い出しついでに送ってくると申し出た。

じゃあ頼むわーと言って2人にお願いした。

それから30分後くらいにDから電話がきた。

でもただ叫んだり、わめいたりしてて聞き取れなかった。

取りあえず、何か起こったことだけは分かったので動ける人だけでその場に向かった。

現場には倒れてるCと泣き叫ぶD、座り込むAがいた。

結論からいうとCがDの提案でAを襲って返り討ちにあったようだった。

普段からモテてるAが気に食わなかったD。

一人で帰るAをCに襲わせ、男に対してのトラウマを植え付けてやろうと考えたらしい。

けれど、いざ実行してみるとAはCを変質者だと思い。

後ろから抱きしめてきた相手の腕をつかんで頭突き→振り向きざまに蹴り→バッグで殴る→倒れたところに脇腹に蹴り

という容赦ない抵抗をしたらしい。

そのせいでC気絶。

驚いたのと腹が立ったのでDがAを突き飛ばし、泣きながら電話という流れらしい。

この後はもちろんのこと来ていた全員ドン引き。

警察に電話してCとDをお持ち帰りしていただいた。

警察が来るまでの間、暴れるDを抑えてるのが私にとって修羅場だった。

ひっかくし、叩くし、髪の毛引っ張るしでひどい目にあった。

でも、倒れてるCを見て、人間の鼻血ってこんなにでるもんなのかと妙に感心してしまった。

その後加害者であるCの怪我が思った以上にひどかったのと
(Cの怪我は全治三週間ほどで骨にひびが入ったり前歯が欠けたりと結構悲惨だったみたいです)
被害者加害者どっちも学生で、おまけに酔っていたので警察の方から厳重注意で終わりでした。

ただ、Dのふるった暴力で私が全治一週間程度の怪我とAが突き飛ばされたせいで足首に怪我をしてしまったのでDの親御さんから医療費と少しの慰謝料をいただきました。

この一件のせいでCはサークル仲間や同期の友人たち、先輩や教授に怒られたり距離を置かれたらしく、半年ほどしてから大学から消えました。

Dの方は本人は全く反省していなかったのですが、親御さんが大変ご立腹で無理やり大学を辞めさせ、地元に連れて帰ったそうです。

その後どうしているのかはわかりません。

甥に相続させたい兄嫁

私は兄・私・弟の兄弟。

みんな既婚だけど我が家だけ小梨。

兄と弟は実家から車で30分以内に住んでいて、私だけ遠方住まい。

兄には女の子が一人で弟には男の子一人と女の子二人の子供有。

私の旦那は一人っ子で祖父母の財産も養子になって相続していてわりと裕福。

それをたまたま知った兄嫁が最近姪っ子を接触させてきて気持ち悪い。

姪っ子は遅くにできた子だからまだ幼稚園なんだが、一人で我が家に泊まりに行かせたいとか私達が旦那が相続した海辺のリゾートマンションに夏場長期滞在する時に一緒に連れて行けとかしつこい。

どれも

「私が子供の扱い慣れてないし姪っ子自体がママ大好きでママなしでは、幼稚園ですらよく休むらしい(兄から聞いた。)ので一人でお泊りとか無理だと思う。」

と言って断ると

「いまからあなた達になれてないと。」

と言う。

なんでと聞くと

「この子がお宅の財産受け取ってあなた達の処分(本当に処分って言った。)をするんだから。」

だってさ。

「悪いけど旦那の方には旦那の従兄もいるから、旦那の財産はもし残ったら旦那方に残すし私の方は弟の甥っ子姪っ子をずっと可愛がっているから、そちらに残します。」

って言ったら

「うちの旦那が長男なんだから家の権利!」

と叫んでいたよ。

長男でも両親の通院や日頃のちょっとした世話なんて一切したことない。

すべて弟嫁に丸投げ。

弟嫁には申し訳なくていろいろお礼をしたり、私が帰省した時は弟嫁をちょっと豪華にもてなすのも気に入らないらしい兄嫁。

「差別。差別。」

と連呼して来たよ。

旦那が裕福って知るまで我が家なんて無視だったのに本当にわかりやすい。

 

ケーキ作れとうざいコトメ

お菓子作りや料理が好きで子供の誕生日なんかはケーキを作ってお子様ランチ作って色々豪勢にする。

でも好きとはいえ結構疲れる。

甥(実姉子)にはケーキだけ作ってるけど万が一頼まれても料理までは無理。

なのにコトメが

「うちの子の誕生日にケーキ作って!3歳だから三段ね、料理は○○と○○と…(どれも仕込みから時間がかかるものばかり)」

何度無理だと言っても

「実の姉の子にはケーキ作ったんでしょ?ならうちの子にも作って!」

なら4号サイズ一段のイチゴのみシンプルケーキ(娘も甥もこれ)だけだと言うと

「飾りが沢山なきゃ可哀想じゃない!4号サイズなんて小さいの私達の食べる分がない!」

ウトメは

「親のお前が作ってやれ。作れないならその分金をかけてやれ」

と言うが

「○○ちゃん(私)が作ってくれたら問題ないのに!」

「じゃあ○○ちゃんにケーキと料理代を払え。それでも受けるか受けないかは○○ちゃんの自由だ」

と言われて

「何でお金払わなきゃいけないのよ!」

とぶちギレ。

旦那も作らなくて良いって言ってくれてコトメ番号とかは拒否してるけど、昼間に凸してきてはウトメに救援頼む毎日。

ウトメもいい加減疲れてるのに

「仕方ないから作ってやってくれ」

なんて言わず叱り続けてくれてる。

私も何度も作らない、作りたくない。

コトメにはケーキさえ作らないと言ってるがきかねぇえええ

コトメ旦那は

「市販でも手作りでも好きにすれば」

と無関心らしい。

これぐらいで引越しまでしたくないけど旦那もウトメも疲れて可哀想。

一回でも作ったらこれから先何度も頼まれそうだし…

つうか甥の誕生日過ぎたのに今からでも良いからとかしつこすぎる!

あぁもうコトメうぜぇえええええ

 

美人の警備員

私がしたのではなくて、見たものですが前に住んでいた団地で刃物を使った事件がありました。

それを撃退した鳶たちと警備の女の子の話です。

フェイク有り。

数年前の話です。

当時その団地では改修工事が行われていて、その事件の日は足場の解体をしていました。

私はヒョロガリのおっさんなので、がたいのいい若い鳶のお兄ちゃんたちは少し怖いと思っていましたが、すれ違えば元気のよい挨拶をしてくれる人たちでした。

そんな彼らにいつもついて回る警備の女の子がいました。

綺麗で若い女の子なのに警備員をしてるという珍しさもあり、近所で話題になったりもしていました。

近所のおっさんたちは

「今日、警備ちゃんとお話したんだよー。」

なんてデレデレはなしていましたが、私は挨拶をするくらいしかできませんでした。

それでも勇気を出して一度

「今日は暑いですね。」

と話しかけたところ

「そうですね。お体に気を付けてくださいね。」

と返してくれて、その日は仕事を頑張ろうなんて思ったりしたこともありました。

ある日のこと、外から悲鳴や怒号が聞こえてきました。

何事かとベランダから声のするほうを見てみると、私の部屋のすぐ下でその女の子が警笛を鳴らしながら足場で使う長い鉄棒?みたいなものを構えていました。

そしてあの細い体からでているとは思えないほどの大きな声で、

「刃物を持っています!逃げてください!子供を避難させてください!」

と叫んでいました。

幸いなことに彼女のまわりに住人は少なくすぐに避難していったようでしたが、彼女にあと数メートルのところまで迫っている犯人の手には、長い刺身包丁のようなものが握られていました。

私はただ呆然とその姿を見守ることしかできませんでした。

犯人はうるさいなどと喚きながら包丁を振り回していました。

その様子に気づいた鳶のお兄ちゃんたちは、同じく長い鉄棒を構え、円になって取り囲んでいました。

彼女は

「頭はだめ、殺してしまう!腕や足にしてください!」

と叫んでいました。

鳶たちも怒鳴り声をあげていて、ますます呆然とその様子を見ているしかなかったのですが、遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきました。

すると犯人は、たぶん唯一の女の子だったからでしょう。

警備の女の子に向かっていったのです。

あ!と思った一瞬、彼女は構えていた鉄棒で包丁をたたき落とし、足を何度か叩いた後、体制を崩した犯人を投げ飛ばしたのです。

そこから一斉に鳶たちが犯人を袋叩きにし、ロープでぐるぐる巻きにしました。

すぐにたくさんの警察官がやってきて、無事犯人は逮捕されていきましたが、彼女はその場でへたり込み泣いているようでした。

後から警察官がやってきて事情聴取のようなものをされたり、当時は別の大きな事件があったのでニュースでは見かけなかったのですが、新聞で”現場の作業員たちの素晴らしい判断”みたいな記事を見ました。

その新聞では、犯人は私の住んでいた団地の住人ではなく近所のマンションの住人で、工事の音がうるさく犯行に及んだとのことでした。

その後、どこから伝わったのか鳶のお兄ちゃんたちは子供の間でヒーロー扱い。

もともと気さくで子供の面倒見もよく、たまに手のあいている時間に子供の相手をしてあげてるところを見かけるような人たちです。

ますます子供たちはお兄ちゃんたちが大好きになったらしく、工事が終わる頃には帰らないでと泣きつかれていました。

奥様方には、逞しいわ~なんて言われていて、ちょっと羨ましかったです。

実は先日、会社の用事で近所の交番に行ったのですが、なんとその彼女に会ったのです。

そして彼女も私のことを覚えていてくれて、当時のことを少し話しました。

彼女は学生バイトで警備をしていたらしく、投げ飛ばしたことについては柔道で全国大会の選抜選手だったそう。

事件後、警察署でお決まりの警察官になってみないかと聞かれ、とっさに行動できずオロオロしてしまった自分が悔しく(そうは見えませんでしたが)いざという時に大切な人たちを守れるようになりたく、警察官になろうと決めたそうです。

しかし後にも先にも犯人と対峙したのはあれ以来で、事件がないのは嬉しいと笑って話していました。

誰も怪我をすることなく逮捕されたのは、彼女たちのおかげだと思います。

私は今でも冴えないおっさんですが、彼女たちのようにいざという時家族を守れる人になりたいものです。

彼女と再会して思い出したので書き込みしました。

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