恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【32】
1
昔、剣道やってたんだけど、その時のこと。
師範:「黙想!!」(目をつむって10~15秒ぐらいし~ん・・とする)
師範;「・・・・・」
全員:「・・・・・」
全員:「・・・・・」
おれ:「・・プウ・・」
師範:「黙想止め!!」
2
中学の頃、プチ反抗期だった私は、朝礼の校歌の斉唱がすごくいやで、
皆が歌う中一人歌わずにいた。
でもちょっと決まりが悪かったので、休めの姿勢でしきりに体の重心を左右に移動させていた。
そんなこんなで3年が過ぎ、卒業式の日部活の後輩から寄せ書きをもらったのだが、その中に
「音楽好きなんですか?」とか「バンドやってるんですか」とか音楽関係の内容がいくつかあったので、
友人にどうしてだろうね、と聞くと、「え、○○校歌歌うときノリノリだったじゃん」と言われた。
どうも重心を左右に動かすのが、他人には音楽に乗って体を揺らしてるように見えていたらしい。
一応部活でもクール系だと自負していたので、かなり恥ずかしかった・・・
3
高校の頃、吹奏楽部でトロンボーンをやっていました。
とある合奏の日、ずっとおならを我慢していた。しかし、八分音符でリズムを刻むフレーズ(タッタッタッタていう感じの)をトロンボーンだけでやれといわれた時ついに我慢できず、楽器を吹きながらプップップップとリズムに乗った屁をこいてしまった。
勿論その音は音楽室中に鳴り響きその場にいた全員大爆笑。一番消し去りたい過去です。
4
電話応対してる時、「はい、はい」というあいづちの間に「ええ」をはさもうとしたら
「へえ」
とマヌケな声を出したことがある。
あと、よく聞く話だが「…でございますが」というのを「…でござるが」と
言っちゃうのもやったことある。
忍者かよ。
5
中学生のときちょっと好きだった男の子と、クラスの女の子と3人で雑談をしていた。
ハイテンションでしゃべりまくって息継ぎしたときに、
女の子がむしって漂ってたセーターの毛玉が、鼻の穴にスポッリ吸い込まれた
慌てて「今の見た?」と男の子に聞いたら
「毛玉はどこに飛んで行くのかなと思って見てたら吸い込まれた」と言われて軽いショック
ちょっと女の子をうらんだ記憶がある
6
高校生のころ、私は毎日バイトしてまかない食べてから家に帰ってた。
田舎だったので最終のバスが10時半。でもって30分くらい
バス停でぼ~~~っと待ってるんだけど、お腹一杯だし、
いつも疲れて手すりに座って寝てしまっていた。
ハッと気づくと、周りに並んでいた人が居ない。
バスもいなくなってる、ということがよくあった。
列に並んだまま眠りこけている女子高生を
置き去りにして最終バスが発車してしまっていたのだ。
気づいてあわてて乗り込んだことがあったけど、
みんなじろじろ見てくるのね。すっごく恥ずかしかった。
バスに乗り込む間、みんなニヤニヤしながら追い越していったんだと思う。
そんでバスターミナルの始発だから10分くらいバスは発車しない。
みんなバスの中から
「いつ起きるんだろう、あ~あ発車しちゃった、最終なのに。ププ」って
笑ってたのかと思うと、ハズカシイってより腹が立つな・・・。
(微妙にスレ違いか。人生最大ではないし)
12過ぎまで寝込んでてタクシーのおっちゃんに起こされたこともあったよ。
(たまたまお金持って無くて、親に払ってもらうから家まで乗っけてと言ったら、
同情してただで乗っけてくれた。チョトいい話)
7
仕事で非常に重要な方の電話応対してるときに
「はい」「ええ」「はい」「ええ」
と適度にあいづちを打っていたところ、
だんだん疲れてきたせいか「へい」と言ってしまった
8
昔、手の甲に変なカブれができて皮膚科に行くことにした
学校の帰りに行ったんだけど帰りの電車の中でひそかに鼻くそほじってたのね
この時点できっとバレてただろうし恥なんだけど
ほじったはずの鼻くそがなくて探しても見つからないから忘れて皮膚科到着
手の甲にカブれが・・・って出したらそこにさっきの鼻くそが・・・
直径4ミリぐらいありそうな巨大なやつでまじ恥ずかしかったです
しかも皮膚科の先生「なんだこれわーっ」と叫ぶ
私「さっき理科でスライム作ったのでっ」といきなり言い訳
どっからどう見ても鼻くそだっつーの
死にたかった
9
自分のせいじゃないけど、中学生活が終わったと言っても過言ではない出来事
二年の時、体育祭の組体操で、最後の「ピラミッド」(私は四段の上から二段目)
の一番上になる子が登っていきつつあった頃に
「あっ!」と言うと同時に上から落ち、完成前にピラミッドは崩れた
これだけならまだいいんだけど、何だか妙に涼しい感じ
周りが皆こっちを指差して思いっきり笑ってる
一番上の子、よりによって落ちる時に私を掴んだ、それもお尻の辺りを掴んでから
落ちたらしく、ブルマと下着が脱げ掛かって尻丸出し状態・・・・・・・・
慌てて穿きなおして立ち上がったが、無理な力が掛かったお陰か
ゴムが切れてしまっててまた脱げて・・・・・・・・・・・
翌日、いや直後から全校の笑い者になってしまった。
10
夜外にでてバイク出そうとして、ふと隣の家のベランダを見たら、
首のない人がゆらりと立ってる!「うわああーーーっ!!!首無しやー!」と叫んだら
パパパッと電気がついて、ベランダを良く見るとつなぎの作業服が干してあった。
近所の人とか母ちゃんとか出て来て、「どないしたーん!?」
俺「どうもしない」とすましてた。しかし心の中は「恥ーーーずーーーーかーーしーーーい!!!」
「消えたい消えたいキ得体木絵隊ぐわーーーーーっ!」ともんどりうっていた。
コメント