恥ずかしくて死ぬかと思った体験 – 短編10話【50】 – まとめ

恥ずかしくて死ぬかと思った体験 - 短編10話【50】 - まとめ 恥ずかしくて死ぬかと思った体験

 

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恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【50】

 

 

1

 

高校生の頃、当時受験生だった私は受験する大学をことごとく落ちていた。
なんとなく家族が冷たく感じられ、愛情を取り戻したく必死に勉強していた時、居間から両親と姉の会話が聞こえてきた。
『○○(私)は不要家族だから…』
張りつめていた糸がブチっと切れて居間のドアを開けるなり言葉にならない声で泣き叫んで自分の部屋に走って閉じこもった。

後日姉から『扶養家族』だと教えられ、恥ずかしくてごめんなさいも言えなかった。
もちろん、大学は全部すべりました。

 

 

2

 

小6の時。
授業が全て終わってさよならの挨拶で
皆が起立してる時スカヘした。
後ろの男の子が実は好きだった人。
で、こいた後、後ろをおそるおそる振り返ったら
その人めちゃ後ろの方に引きず去ってクサイクサイっていう
手のジェスチャーしてた。

 

 

3

 

中学の頃の遠足での失敗
何処の公園だったか、岡の上にかなり長いローラー滑り台があった。
「これを使って滑ってください」と言う注意書き
そこにはプラスチック製のそりが積んであった。
これを使わないとどうなるか、と言うしょうもない好奇心が湧き上がり
「止めた方がいいよ」と友達が止めるのも聞かずに挑戦、これが間違いだったらしい
滑り始めは良かった、しかし途中でスカートがどこかに引っ掛かったらしく
捲れ上がった、これで済めば良かったんだけど止まらない
とうとう、「ビリビリビリ!」とスカートが破れ、千切れた。
下へ到着時にはスカートは極端なミニに成り果ててました・・・・・・・・・
後で皆が私の事を笑う笑う。
まだブルマ穿いてたから良い方だけど、あの格好で
残り二時間弱を過ごすのは恥ずかしかった。

注意書きはちゃんと守るべきでした。

 

 

4

 

昨日、バイト先で入ってきたばかりの女の子がいて、すごく急がしかった
から、せめてレジだけでもやってほしくてレジの操作について教えてた。

そしたらさ、店長がきて「○○さん、あなたはまだ人に教えることが
できる立場じゃないでしょ。かってなことしないで下さい」
って言われた。まあ言いえて妙だから、私もムカッとくるより顔から
火がでるほど恥ずかしかった。

 

 

5

 

中学の遠足で行った、自然公園みたいな場所
そこの「ふれあいコーナー」で友達と一緒に動物と遊んでいた
山羊に野菜あげてると、別の山羊に腰の辺りにしがみ付かれた
簡単に言えば、交尾の体勢である・・・・・・・・・・・・
しっかりと私の腰にしがみついた山羊、今度は腰を前後に動かしだした
振り解こうにも離れてくれない、必死になって腰を使ってくる
友達にも他のクラスメートにも思いっきり笑われた
先生も笑っているだけ見ているだけ・・・・・・・・・・・・・
係りの人が引き離してくれたけど
翌日から三学期末まで「ヤギ」って呼ばれた。

 

6

 

10歳の頃、片道2車線の通りを坂から自転車でブレーキをかけずに
渡ろうとして走行している車にぶつかるという神業を成し遂げてしまった。
決してはねられたわけではない。
(ぶつかった車の人は大変親切だったのでますます恥)
その時指を思いっきり怪我してしまったが親には
「電柱にぶつかった」といい今でも母は信じている。

がしかしこれよりも赤っ恥なことを16の時にしてしまう。
水族館のイルカ(シャチだったかもしれない)に噛まれてしまった。
水槽の上から手をブラブラしていたら餌と間違われたらしい。
右手は無惨にもイルカの歯にやられ、食いちぎられなかっただけでも
ラッキーだったと水族館のおじさんに怒られる。
次の日包帯でぐるぐるにしていたら友達がきいてきたので
正直にイルカに噛まれたといったら
「私の生涯でもう二度とイルカに噛まれた人間なんかみないだろう」
といわれ、しばらくは珍獣扱いされたこと。

私の手には幼稚園の時エレベーターに挟まれた痕、体当たり、
イルカの傷が未だに残っているのでますます鬱。

 

 

7

 

電車で居眠りをしていた。
ミュールをはいた足を組んでこっくりこっくり。
突然、体がビクっとなって、足がボーンと上がり、ミュールが遠くまですっ飛んでいった。
キメキメの格好をしていただけに顔から火がふいた。

 

 

8

 

俺は、朝の通勤電車で立って吊り革につかまってたんだ。
で、立ったままウトウトとしてしまったんだ。
そしたらやってきたんだ、あのビクビクッが!
俺の右足は俺の意思とは無関係に、向かいに座って
新聞を読んでいたハゲオヤヂの脛を思いっきり蹴っていた。
まわりの乗客がクスクス笑っている中で平謝り。
オヤヂ、すまんかった。

 

 

9

 

就職活動をしていた時。
試験を受けに朝から電車で都心へ。ラッシュに慣れてなかったのと深夜バイトのせいなのか立ち眩みみたいになって、最後には本当に目の前に星が飛んでいるような状態になってしまった。

冷や汗をかきながらつり革にすがりつくようにして耐え、なんとか乗り換え駅に到着。
朦朧とした状態で網棚に乗せていた鞄を取って降りようとしたら何かに引っかかって降りられない。
焦って必死に引っ張り続けたら恰幅のいいオヤヂが「君、引っ張ってるの、俺のベルトだよ。鞄は網棚」。
オヤヂ、俺の事気にしてくれてたみたいで、嫌な顔もせずに鞄を取ってくれて「無理しない方がいいよ」とまで言ってくれた。
クラクラしながら平謝りで電車を降りホームに座り込む俺。
周りの人は俺を遠巻きにしている。どうやら酔っぱらいと間違えられたらしい。
二重に恥ずかしかったが暫く動けなかった・・・。

因みに試験は時間ギリギリに間に合ってなんとか合格して入社。
今の俺があるのもオヤヂ、あなたのお陰です・・・。

 

 

10

 

飛行機に生まれて初めて一人で乗った時の経験。

チェックインカウンターで荷物を預ける時、重さを量る場所があるじゃん。
仕組みがよくわかってなくて、荷物を載せた後、俺も一緒に載ったんだよ。
ちょうど体重計みたいな感覚でさ。
係の男性の、面食らった顔が今でも忘れられない。
地方の小さな飛行場だったんで、その時他に誰もいなかったのが救いか。

今じゃ飛行機にはよく乗るけど、本当に恥ずかしい記憶です。

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