『綾波と似てると思ってた』など 短編10話【4】 – 恥ずかしくて死ぬかと思った体験

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恥ずかしくて死ぬかと思った体験 – 短編10話【4】

 

 

声が大きかった

それなりの音量で、喪女には縁のない芸術的な行為を行う動画を観賞していたら、
女優さんの声が大きかったらしく隣の部屋の人に壁コンコンされた。

生きていけない。

 

 

舞い上がった私

中学の時国語教師に作文を褒められ、自分才能ある?と舞い上がった私。
何かもっと、私の才能を知って貰わなきゃ…と考えた。
そして何故か夏休みの宿題の読書感想文をポエムで提出した。
斬新な書き方!絶賛間違いなし!と思い込んでた。
いつ…いつ先生から声をかけられるかな?と意識してたけど、何もなし。
今思えば、再提出とか罰を与えなかった先生はかなり呆れてたのかな…
それに懲りず中学最後の年の作文発表会(クラス全員が発表する)でもやらかした。
当日までに納得の行く作文が書けなかったため、発表の順番が回って来たのに座ったままでいた。
ざわつく教室。
「緊張してるのかな?順番後にしますか?」と聞いてくれた優しい担任。
次第に「頑張れ」というクラスメイトの声が聞こえ始めた頃、
「緊張なんかじゃない!そんなんじゃ…」と叫ぶ私。
「期待されてるのに納得の行く作文が書けなかったからぁ!」再び叫ぶ私。
教室、シーン…
担任の先生は優しく私に保健室に行くよう命じた。
期待されてるとか作家気取りかよ、馬鹿な自分orz
一度褒められただけで痛い。
長文になった。すみませんorz

 

 

綾波と似てると思ってた

小学生のときエヴァが流行ってて、私はもともと友達がいなくて教室で一人で本とか読んでる暗い子だったので、
綾波と自分を似てると思ってて、外見も真似しようと思って
綾波の特徴的な頬にかかる横髪?を表現するために
自分の髪の毛を口にくわえて無理やり綾波っぽくしていた。
「なんで髪の毛食べてるの?」とよく聞かれたけど「知らない…三人目だから…」と答えていた。

 

 

将来美人・イケメンになりそうな人ランキング

小学校の卒業文集の企画ページで私達の班はクラス内ランキングを担当することになった
その中に将来美人・イケメンになりそうな人ランキングというのがあって
私は確実にランクインすると思ったのに一票しか入らなかった(もちろん自分票)

その結果が気に入らなかった私は結果を改ざんし自分を二位にした
一位にしなかったらバレないと思っていた
ついでに他の項目にも五位辺りに自分を忍び込ませておいた

その後クラスメイトが「喪子ちゃんに入れた人知ってる?」とか話してるのを聞いた
自業自得とはいえ卒業文集は開けない

 

リレー選手に選ばれて有頂天だった

中学の時、運動会でリレーの選手に選ばれた私は有頂天だった。
専門的なことなんて知りもしないくせに「スタート時は左足を…ああ、そうすればラップを塗り替えれるかも…」など訳の分からない独り言を呟いていた。
そして予行練習で走り出した瞬間、ふくらはぎの何かが切れる感触。
「あなば!」と叫んで頭からスライディング。
笑う同級生。走り寄る先生。
「喪上!大丈夫か!」
「先生…!ふくらはが!」
ふくらはぎが痛いと言いたかったのに何故か略してしまい、他の生徒は大爆笑。
結局ただの肉離れだったんだけど笑いのネタに。
しかも倒れた時の悲鳴が北斗の拳に出てくる雑魚キャラの断末魔に似ていたからと、陰でのあだ名は「世紀末」になった。
今思い出しても何故「きゃあ!」と言わなかったのかとあの時の自分を正座させて説教したい。

 

 

織姫と彦星に手紙を書いた

昔、七夕に織姫と彦星に向けて手紙を書いた

織姫様、彦星様。はじめまして、私は喪子と言います。
一年に一度の逢瀬の時に邪魔してしまって大変申し訳ないのですが
私の願いを叶えて下さらないでしょうか?~って結構くどくどとした文面www

夜にベランダに飾り、次の日の朝にしまうつもりだったんだけど風で飛ばされてた
回収できなかったのはショックだけど、他人に読めれても私ってばれないしって思ってたら
何故かその手紙が居間にあって、慌てて仕舞ったらその様子を父に見られて
「なんだ、お前のだったのか。何かと思って読んじゃったぞ」って言われた

知らんぷりすれば良かった…orz

 

 

スカートの裾

仕事終わる→会社でトイレを済ます→駅で同僚に会う→別れる→
電車乗る→乗り換えはさみ1時間電車に揺られる→駅の本屋でマンガと小説を購入→
駅からバスに乗る→帰宅→洗面所→スカートの後ろの裾がパンツにイン→いつからだ。

 

 

オッサンみたいに

従妹の結婚式で出掛けた土曜日
ビール1杯しか飲んでないのに、暑さのせいか
すごくフラフラしながら夕方帰宅
居間では、節電御免でキンキンにクーラー効かせ
ダンナが友人数人集めてワイワイ飲んでいた
奥さんちーっす、オジャマしてまーす、
ああいらっしゃい、ごゆっくり、とかひと通り交わしてから
汗だくの前身をシャワーした後、首に、
道路工事のオッサンみたいに小さいタオルひとつ引っ掛けただけの
スポポンのまま居間に涼みに行ってしまった…

(´;ω;`) 死にたい…

 

 

封印していた記憶

封印してた記憶が甦った
昔、学年集会があり体育館で体育座りをして話を聞いてたんだけど
チビのうえピザな自分は体育座りが苦手で
前で組んでた手がプルプルして、そのうち限界を迎えてしまい
後ろにひっくり返って、自分の列がドミノ倒しみたく
みんな後ろに倒れちゃって学年集会が一時中断してしまった
しかもひっくり返ったときにブブブオォォッて盛大にオナラまで出た
あの日、あれからどう過ごしたのか記憶にない
ただ、あの日から私のあだ名は爆心地になったことだけは覚えてる

 

 

同じ職場の嫁さんを呼んだ

嫁さんは俺と同じ職場の同じ部署で、普段会社では旧姓をちょっともじった(「坂本」なら「さかもっちゃん」とかそういうの)呼称で呼ぶんだけど
今日少し離れた場所にいる嫁を大声で「おーーい!さっちゃーーーーん!」と
家での呼び方で呼んでしまってフロア中を爆笑させてしまい、恥ずかしさのあまり今わりと死にたい感じ

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