ほのぼの 和む話『忍者が大好きな外国人』など 短編10話【22】 – 心がほっこりする体験談まとめ

ほのぼの 和む話『忍者が大好きな外国人』など 短編10話 - 心がほっこりする体験談まとめ 心が温まる話

 

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– ほのぼの - 和む話  短編10話【22】

 

 

自分の子供だと思ってる

うちの猫は漏れを自分の子供だと思ってるフシがあるwwwww
夜中の1時過ぎになるとベッドの上で枕をポムポムと叩いて、
こっちを向いてニャーオと鳴く様は、まるで「早く寝なさい」と言ってるみたいwwww
んでもって眠くないけど仕方なしに布団に潜り込むと、自分は横で寝そべりながら、
片手でポムポムと漏れの胸を叩くなど、しまいにゃ子守り歌でも歌いだすんじゃないかと思うような行動に出る。
一番笑ったのが漏れの友人が部屋に来たときに、隣の部屋に行って自分のオヤツの煮干しを咥えて持って来て、
漏れと友人の前に一個ずつ置いていった事。
どうやらもてなしてるみたいだけど、さすがにお茶は持ってこなかったwwww

 

 

仕事帰りに甘い物を買うのが趣味な父

うちの父は仕事帰りに甘い物を買うのが趣味らしく、
しょっちゅうプリンやらケーキやら大福やらを買ってくる。
うちで甘い物が好きなのは父だけなのに、
1個だけ買うことはなく、なぜかいつも家族の人数分。
「自分が食べる分だけ買いなさいよ」と言っても全然きかない。
夕食後に買ってきた物を冷蔵庫から取り出す時も1個じゃなく複数個。
「みんな食べないんだから自分の分だけでいいよ」と言っても、
「別に食べなくていい。僕が食べるから出してるだけ」と言う。
でも食べるのは毎回1個。
残りはしばらく食卓に出てて、あとで誰かが冷蔵庫にしまう。

という生活がずいぶん長かったんだけど、
最近は私がデザートのお相伴にあずかるようになった。
一度気が向いて「もらっていい?」と聞いたら
「いいよ!」って声があまりにもうれしそうで逆らえなくなった。
ダイエットとは無縁だったのに、笑顔に負けて肉が増えた・・・・

 

 

忍者が大好きな外国人

うちのアパートの外国人住人は、なぜかみんな忍者が大好き。
「ニーンージャ!ニーンージャ!」
とうるさいので、忍者装束を買える店を紹介してやった。
「スタンダードに黒が欲しい」
「ピンクは目に痛いね」
「この水色も発光してるよ」
「黄色は忍んでなさすぎる!」
「ねえ、マイク(黒装束)とジェフ(紺装束)だとジェフのほうが忍んでるよ!?」
「紺色のほうが忍ぶんだね!」
「どうせなら忍者戦隊作ろうぜ!俺レッド!」
「じゃあ僕シルバー!」
「ないよ、シルバーの忍者服」
など、大所帯でとんでもない騒ぎになった。
事前に店に連絡しててよかった。ほんとに。
というわけで、今アパートの廊下を忍者が大量にうろついている。
どこかの部屋に集まって、かっこいい忍者ポーズの練習をしたりもする。
特撮の悪役好きが何人かいるのもあってか、
「おやつは羊羹じゃないと認めない」悪の忍者軍団
vs
「ういろうだっておいしいじゃないか」正義の忍者軍団
という特撮ごっこで遊んでいる。

 

子供の意図

ショピングモールのフードコートで、
20代夫婦+くるくる天パな1~2歳くらいの子供が席に座ろうとしてた
カーチャンがさっさとトレイ置いて壁側に座って、
その隣に子供座らせようとしたら子供超ぐずる
トーチャンが「じゃあとーちゃんの隣にしよう」と通路側に座らせようとしてもぐずる
子供トーチャンの手をぐいぐい引いて「あーあーう!あーーーーーーう!」と叫ぶ
ガヤガヤしたフォードコートなんだけどトーチャンが
「スミマセン、スミマセン」と隣に座っていた私やよその人に謝りだす
カーチャン「先に食べてる?私連れて出てようか?で、後でかわってくれる?」
トーチャン「うーん、いいけど…」とここでトーチャンが子供の意図に気付く
子供一生懸命トーチャンの手を引っ張ってカーチャンの横に座らせようとしてた
試しにトーチャンがカーチャンの隣に座ると、満足したようでにこーっと笑い
トーチャンの膝によじよじよじ登って収まり、カーチャンに向かってあーん
「トーチャンのお膝に座ってカーチャンの隣に座りカーチャンに食べさせて貰う」
っていうのがその子なりのジャスティスだったみたい

トーチャンとカーチャンはニコニコしながらご飯食べる子供に悶えてた
隣に座ってた私やよそのおっちゃんおばちゃんにーちゃんねーちゃんも思わず悶えた

 

 

父と猫

2ヶ月前妹が猫を拾ってきた
父を除く家族全員の賛成で飼うことになった
父は不機嫌になり、猫を総力で無視

そんなある日の夕食後、刺身をつまみながら一人晩酌をしている父の元に猫が歩み寄っていたので
こっそり観察してみた

父、猫をチラ見
猫、「なーも」とおねだり
父、刺身を小さく切り分けて猫の目の前にちらつかせる
猫、匂いを嗅ぐ
父、ちらつかせていた刺身を突然ヒョイ→パクッ
猫、ぼう然

そんなことを二度ほど繰り返してようやく猫の足元に刺身を置いてやる父
ふんふんと刺身の匂いを嗅いだ猫は、やおら砂をかける動作をして父の前から立ち去った
父、「え?ちょっ!まっ……ごめん!ごめん!」

限界でした

 

 

デッサンをする授業

美術で木炭を使ってデッサンをする授業があったのだけど
消しゴムとして食パンを持ってきなさいと先生に言われていたので
みんなビニール袋に入れたりしてそれぞれ持ってきてました。

友達の一人がなにやらキョロキョロ…どうしたの?とたずねると
「焼いてきちゃった…(´・ω・`)」
彼女の手にはこんがり焼けたトーストが!?

なぜ焼いた!?
どうも食パンを消しゴムとして使うってのがよく分かってなかったらしいです。

 

 

一番好きなの書いてください

ある日洗濯をしてたら父(今年めでたく60歳)のポケットからくしゃくしゃになった紙が出てきて、
開いてみたら母の名前が書いてあった。
その時はなんかのメモかな?って思ったんだけど、
昨日父・私・私の夫で飲んだ時酔っ払った父が教えてくれた。

なんでも課の人たちと飲みに行った時、二次会で部下に紙を渡され、
「一番好きなの書いてください」と言われらしい。
すでにベロベロに酔ってた父は、余興の心理テストかぁ?と思って母の名前を書いたんだけど、
周りを見るとみんな好きなお酒や料理を書いていた。

なんのことはない、三次会どーいう所行くかのアンケートみたいなもんだった。
父はやばい(;゜Д゜)!と思って紙をポケットにねじ込んだというのが真相らしい。

真っ赤な顔してメモを隠す父を想像したらなんかすっごく萌えたw

 

 

通勤中にすれ違った小学生男子

家の前の道が小学生の通学路なのだが、
先日、通勤中にすれ違った小学生男子に
「とりゃー!」
と手刀で切る真似をされた。
なんとなく
「うわあーやられたー!」
とノってみたら、その後そいつとすれ違うたびに
手を変え品を変え攻撃される。
最近は彼の友達も加わり、朝から
「くらえーカメハメ波ー!!」
「ぎゃー!カカロットぉー!」
「ゴムゴムのピストルー!!」
「ぐわあー!お前が海賊王だー!」
等のやり取りをしている。
憂鬱だった通勤時間が最近は楽しい。
毎朝和ませてくれる男子達が可愛くて仕方ない。

 

センター試験

おいらセンター試験の当日かなり緊張していた。
そんな時においらに声をかけてリラックスさせてくれた人がいた。
軽く肩をたたかれたので振り向くと後ろの席の女の子だた。。。
その子はもじもじしながら話しだした。
「消しゴム。。。貸してくれますか?今朝コンビニに行って、消しゴムを買ったつもりだったんですが。。。ホッチキスのしんでした。。。」
だとさ。
机を見たらホッチキスのしんが入った箱があった。1000本入りのが2箱。
そんなセンター試験のおもひで。。。

 

 

お誕生日ケーキ

近所にメチャクチャ美味いケーキ屋がある。美味いんだがちょっと高くて、
ケーキの名前がアルファベット、値段がゴシックチックな両方飾り文字で読みにくい
そのケーキ屋に、4~5歳くらいのちょっといない位の美少女が入って来た
大人の自分でも値段の解読にすら時間のかかる値札(ケーキの名前は未だに読めない)
その子も読めなかったみたいでケース前でウロウロした後店員さんに
美「けーきがほしいです。ろっぴゃくはちじゅうえんもってます。どれがかえますか」
って大きい声で聞いた。ちなみに一番安いケーキで620円。選べる範囲は少ない。
店員さんが、どういうケーキが好き?とか誰と食べるの?って聞いたら
美「ママのおたんじょうび!ママにあげる!ママ、チョコレートがすきです!」
ちなみにチョコを使ったケーキは一番安い奴で800円。
店員さんはちょっと待ってねーと言って、奥に引っ込み、奥からクマが出て来た。
クマはこの店の店長でケーキを作ってる人。
熊「ママのおたんじょうびケーキ?」
美「はい!」
熊「おじさんが選んでいい?」
美「ろっぴゃくはちじゅうえんで買えるけーきがいいです」
熊「うん、わかった。じゃあこれにしよう。おじさんが頑張って作ったんだ、美味しいぞー」
美「おじさんけーきつくる人?」
熊「そうです。おじさんがけーきをつくる人です」
美「ママここのケーキ大好き。わたしも好きー」
熊「そうかあ」

熊が選んだのは960円のチョコナンタラ。ママの名前も美少女から聞いて、
誕生日プレート(100円)と蝋燭1束つけて「ろっぴゃくはちじゅうえんです」
美少女がプリキュアの財布から十円玉とか五十円玉じゃらじゃら出して
美「ろっぴゃくはちじゅうえん、あるっておばあちゃんが言ってました。ありますか?」
熊は数える振りして(あったかどうかわからない)
熊「あるよ。お買い上げ、ありがとうございました」
美「けーきえらんでくれて、ありがとうございました。ママにあげます」
熊「気をつけて帰ってね。おうちは近く?」
美「近いよ。たーくんちを曲がってまっすぐです」
熊「そうかあ。また来てねえ」
美「おかね、たまったらくるー」

熊は笑ったら余計強面になる系の人なんだけど、一生懸命笑おうとして鬼瓦みたいな顔になってた
でも美少女は全然怯まず驚きもせず、始終ニコニコ喋ってた

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