”嫁に愛してると言ってみた”【13】『世界一愛してる』など全10話

”嫁に愛してると言ってみた”【13】『世界一愛してる』など全10話 嫁に愛してると言ってみた

 

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嫁に愛してると言ってみた【13】

 

□ □ 1 □ □

 

2週間ぶりの休み
嫁さんもパートは休み

朝、目が覚めて、嫁が一言「おなか、へったねー」
よし、モーニング食いに行こう!ってことで
ボリュームが自慢の和風喫茶へ
嫁さんの、前の職場の同僚が働いてる、という店

途中、嫁さんのデタラメナビのおかげで、正反対の
方向に10分ほど走ったが、おかしいと気づいて反転、
25分ほどのロスタイムを経て、無事到着
モーニング、旨かった
嫁さんの元同僚さんは、チャキチャキ系の美人さん
やーどうも、嫁子がお世話になりましてどもどもとか
そゆ会話を経て、朝食終了

「どこ行くー?」と嫁
よーしパパどこでもいっちゃうぞー、的なノリで
某植物園(過去に何度か嫁と来てる)に到着
さすが平日、ジジババしかいないw

嫁と、花を見ながら、てくてく散歩
台風一過の晴天、きもちいい風に包まれながら歩く
嫁と手をつないで、歩く
思わず「ぼかぁ、しあわせだなぁ」と、加山雄三状態
嫁が俺の顔を見る
ちょうどバラ園の前で
きわめて自然に言葉が出た
「あいしてるよ」

笑顔の嫁が「わたしもー!」と両手を上げた
ああ、おバカでかわいいなあ
ぼかぁ、しあわせだなぁ

あははははははははと、二人で笑いながら
手をつないで、続きを歩いた
花はみんなキレイだった
また、こようね、って嫁が言った
ああ、また、来よう

 

□ □ 2 □ □

 

ここ最近いろいろあった。産まれてきた子供のある臓器に異常があり、このままだと命に関わり、手術をするしかないこと。
出産翌日に、いきなり医者からそう説明された。子供が産まれた喜びを感じる間なんてなかった。子供の世話をしても、
子供の病気のことが常に頭から離れず、この頃は嫁と喧嘩ばかりしてた。
手術は成功した。出産で疲労困憊した体に鞭打って、嫁は入院している子供の世話を本当によく頑張った。
子供も無事に回復してきて、やっと親子仲良く暮らせると思ったときに、今度は俺。
風邪引いて病院に行ったところ、いきなり心臓に異常発見orz。自覚症状無しの重症。このままだと命に関わり、手術
をするしかないといわれる。手術しないと余命1~2年くらいだが、幸い手遅れではないとも言われた。
打ちひしがれて帰宅し、嫁に事情説明。嫁もへこむかと思ったら、
嫁「手遅れになる前に見つかったんだよね。ラッキーじゃん。きっと手術は成功するよ、大丈夫!」
と励まされる。で、手術は成功して、胸に縦30センチくらいのキズは残ったけど、俺は生きてます。
子供も、今後長期間での経過観察は必要だけど、今では本当に元気な子です。
前振り長いけど、子供と俺を支えてくれた嫁に、心からの感謝を込めて「愛してる」と言ってみた。

 

 

子供を寝かしつけた夜。
俺:「あー。ちょっと話があるんだけど。座ってくれる?」
嫁:「何?改まった話?」
俺:「まぁ、とりあえず座れ。」
嫁:(嫁座る。)
俺:「まぁ・・・その・・・なんだ」
嫁:「なんか泣いてない?手術怖かったんだよね~(茶化す)」
俺:「んなこたーない。」(立ち上がって嫁を背中から抱きしめる)
俺:「今まで苦労ばかりかけてごめん。今まで俺と一緒にいてくれて本当にありがとう。
俺はこれからも、ずっとずっとお前と一緒にいたい。一緒にいさせてほしい。
前よりも今の方がずっとずっと大好きだ。心の底から愛してる。」
嫁:「・・・」
すごく優しい目で見られて、優しく抱きしめてくれて、優しく何度もキスされた。
その後も、しばらく抱き合ってた。相手のことを本当に愛おしく思える、とても幸せな時間だった。
言葉では返してくれなかったけど、お互い気持ちが通じ合っていることがわかって、本当に嬉しかった。

これからも色々喧嘩したりするだろうけど、このとき感じた気持ちを忘れずに嫁と子供と人生歩んでいこうと思う。




 

□ □ 3 □ □

 

愛してると言ってみた。

しばらく沈黙のあとで

「会社で何かあってるの?一人で考え込まないで」

と真剣に心配された。

翌日嫁の父親からも電話があって転職なら相談にのるから、と。
なんか話がどんどん大きくなったじゃんかよ。

 

□ □ 4 □ □

 

新参者だけど、このスレッド見て自分も言ってみようと決意したよ。
そして今日の朝、忙しいそうに家事をする奥タンの後ろから
「愛してるよ」
と言った後に奥タンの唇にキスをした。
そして、ア然とする奥タンにじゃあねと言って手を振り会社に行った。

結婚して三年目、最近「愛してる」なんて言ってなかったし、結果はどうであれ自分でいい事したかなと
(・∀・)ニヤニヤしてたら奥タンから
「私、朝から素敵な男性に唇を奪われてしまいました。
素敵な男性は、もちろんあなたの事です・・・はぁと
今は私の心を奪っていったあなたに、早く会いたい気持ちでいっぱいです。
お願いだから今日は早く帰ってきてね。」
と、この前二人で見たカリオストロの城の銭形のとっつあんのセリフみたいなメールがきたんだな。
まさかこんな事になるとは思ってなかったからビックリしたよ!!
まぁ、とにかく今日は早く家に帰るとするか(´∀`)

 

□ □ 5 □ □

 

今日、結婚記念日なので言ってくる!!
俺 35歳 嫁 33歳 子蟻 結婚8年目
半年前から準備はしといたぜ!!いつもは残業ばかりで帰宅が11時とかだけど、今日だけは結婚記念日だから定時で帰らせてくれと上司にも言ってある!
プレゼントは昼休みに買ってきた!少ない小遣いを半年貯めて、安物だが嫁が好きなブランドのネックレス買った!後は帰り道に花屋に寄って、ケーキ屋でケーキとワイン買えばOKだ!
定時退社に向けて、後1時間程仕事頑張ってくる!
また後で報告させてくれ!

無事に仕事終了!危なかった…終了30分前にいつもクレームの電話をしてくるじいさんに捕まった…
俺が接客した訳じゃないのに、いつも俺を名指しでクレーム電話してくる。で、話しを聞くと1時間はしゃべりっぱなし…orz
まぁ、クレームと言うより誰かと話しがしたくて掛けてくるんだが。
で、いつもなら話しに付き合ってやるんだが、今日はガツンと言ってやったさ!「今日は結婚記念日で早く帰らなくちゃいけない」って!そしたらじいさん「ばかもん!ならもっと早く言え!こんな電話してないでさっさと帰れ!」って。じいさん、電話してきたのあんただよ…orz
まぁそんな訳で、残っていた伝票整理を「お前なら30分もあれば終わるさ!頼んだ!!」と部下に引き渡しwすまないな、多分1時間以上掛かると思うが、今度昼飯おごるから許せw
何とか定時退社できたので、今はもうケーキ屋の近くなんだが、花屋に寄って嫁の好きな花で花束を作ってもらった!後はケーキだ!!これも嫁の好きなベリー系のフルーツを乗せたタルトを注文済み!
ワインも前にそこに食べ行った時美味しいと言ってたものを分けてもらえるように頼んでおいた!
あ~~もう!wktkが止まらないwww変にテンション高くてスマソw
ちなみに、嫁には今日定時で帰るとは言ってないので、どんな顔するか楽しみだwww

嫁がまた風呂入っているのでその間に報告します!一応まとめたんだけど長くなりすぎた…ので3~4回位に分けて投下します。ちなみに、一緒に入ると言ったら断られた…orz色々とやる事があるらしいw

インターホンを押す俺
嫁「は~い」
俺「こんばんは、佐○急便です。嫁様にお届けものです。サイン頂けますか?」
嫁「はいはい、ちょっと待ってて下さい。」嫁が玄関を開ける前にスタンバイ。ケーキとワインは見えない所に隠して、花束で顔を隠しつつ待機。「お待たせしました」と玄関を開けた嫁は「えっ!?」と一瞬止まってたwで、すかさず花束を差し出しながら
俺「○○(俺の名前)様から花束とメッセージのお届け物です」「8回目の結婚記念日おめでとう!こんなうだつの上がらない男と一緒に居てくれて感謝してます!」
嫁「……( ゜Д゜)ポカーン」
俺「では、受け取りのサインをここに(右頬を指差しながら)お願いします。」ここで嫁やっと動きだすw
嫁「エヘヘへ~(*^.^*)確かに受け取りましたwチュッ」「いきなりだったからすっごいビックリ~wでも何で?どうして?これどうしたの?お仕事は?」等と質問攻め。
俺「まぁ、話しは後でするから、とりあえず花を花瓶に入れたら?」
嫁「うん(*^.^*)」嫁を奥に行かせたところで、ケーキとワインを持ってそそくさと家に入りネックレスと一緒にテーブルの下に隠す。

嫁「ありがとう!本当に嬉しい!!結婚記念日覚えててくれたんだ!今日もお仕事で遅くなると思ってたから、ちょっと寂しかったんだ…」ここまで話して嫁涙目。そこで俺呪文を唱えたさ!
俺「忘れる訳ないだろ。嫁にはいつも感謝してる。自分も仕事大変なのに、家事や育児、それに俺の世話までしてくれて」「本当に言葉では言い表せない位感謝してる。俺は嫁と出会い、結婚できて本当に幸せです。俺の嫁さんになってくれてありがとう!」
俺「心の底から愛してます。もちろんこれから先も。お互いおじいちゃんおばあちゃんになっても、何時も手を繋いでいられる関係になりたいです。」嫁、突然の愛してる発言にまたまた( ゜Д゜)ポカーンw少し経って理解できたのか、顔を涙と鼻水でグシャグシャにしながら
嫁「アジガトウ、アジガトウ…ワダシモ○○ザンノゴド、アイジデマズ…」正直、パルプンテ効果に驚いたと言うより、嫁のその顔を見て笑いそうになってしまった…orz娘の視線を感じながらも、嫁の肩を抱きながら泣き止むのを少し待ち、泣き止んだ嫁が
嫁「あ、でも、今日は何時ものお惣菜しか作ってない…どうしよう…」とオロオロしだす。まぁ、早く帰ると言ってないから当然と言えば当然なので

俺「どんな有名シェフが作った料理よりも、嫁が作ってくれた料理に勝るものはないよ。俺が今一番食べたいのは、嫁が作ってくれた温かい料理です。」嫁、また泣きそうになってたんで、スーツとネクタイを脱ぎつつキッチンへ誘導
俺「もう作り終わってるかもしれないけど、たまには一緒に作ろうか!」と言ったら、嫁笑顔で「大丈夫!もうすぐ出来るから!着替えて待ってて!!」で、テーブルに料理が並んだところで隠しておいたケーキとワインを出し
俺「じゃーん!実はこう言うものを買ってきてました!後で3人で食べようね!」ケーキの登場には嫁よりも、むしろ娘のが喜んでいたが、オーダーのケーキと知り嫁も凄く喜んでくれた。
で、夕食とケーキを食べ、娘と風呂に入り寝かしつけ、ワインを飲みながら嫁に
俺「え~、ゴホン。実はもう一つプレゼントがあります。」嫁、この時既にかなりご満悦な表情。
嫁「え~?なになに~??」
俺「不器用で愛情表現の下手な俺だから、今度言うのはまた8年後とかになるから心して聞け!」
ネックレスの入った箱を渡しながら、「愛してます!世界中の誰よりも!!」嫁またまた( ゜Д゜)ポカーンって、あんた何回目のポカーンですかwプレゼント受け取り中を見た嫁泣き笑い。
嫁「私、大切にされてるなぁ~。いいのかなこんなに幸せで。」と、涙目で少し上目使いで見られて萌えました!もう、ツボに入りまくり!

 

□ □ 6 □ □

 

俺も勇者たちの背中を追いかけることにしたよ
先週の金曜日
俺「大事な話があるんだ、真剣に聞いてほしい、この瞬間を逃したらもう駄目かもしれない」
妻「え?ななな何?まさか・・・」
俺「知りあってから今までありがとう、君を愛してる、これからもよろしくね」
妻「・・・」(真っ赤で涙目)
これから土日の丸2日間の会話がなくて、何が起こったか解らずガクブルしてたんだけど
月曜の帰宅後

妻「大事な話があります、ここに座って聞いてほしい」
俺「ななな何?」(gkbr
妻「この間はあんなタイミングで真剣な顔されたから、まさか病気でもと思って覚悟したけど、そうじゃなくてよかった」
妻「私も愛しています、あなたとわたしの子供が、ここにいます、この子ともどもお願いします」
俺、頭に血が昇って「あったり前だヴォー!がんばろうな!がんばろうな!がんばろうな!よっしゃ、よっしゃ、よっし




 

□ □ 7 □ □

 

面白いなーと思い自分もやってみた。
そして先日、初めて妻に

俺「いつもありがとう、愛してる」

小さな台所で食器を洗っていた妻の手が止まった。

妻「今、何て言ってくれたの?」
俺「いつもありがとう、愛してるだよ」

妻が背を向けたまま涙声で

妻「うんうん、聞こえてたよ。とってもうれしいよ~」

そして号泣し始めました。

俺「おいおい、号泣するほどのことか?」
妻「だってさ~、初めて言ってくれたんだもん。ウェ~ン」
妻「○○さん(←俺の名前)と結婚してとっても良かったよ~」

「愛してる」と言っただけで俺と結婚できて良かったと
いってくれた妻が愛おしかったです。

見た目も幼い妻だが心も幼いことが判明。
もう少しだけ2人でいられる時間を増やそうと思います。

父さん母さん、孫を抱く日をもう少し伸ばさせてくれ。

 

□ □ 8 □ □

 

タンカー船に乗っている
ちなみに国内しかまわらない
明日、2時に仕事で海に出る
次帰ってくるのは、来年だ・・・

嫁が、赤の日で辛いのに手作りケーキを焼いてくれた
ケーキの前で「愛してる、世界一愛してる」とものすごく勇気を出して言ってみた。

嫁は優しく笑って「わたしも愛してる・・・大好き」と言ってキスしてくれました。
身もだえるほど、いとおしいよ

来年は、頑張って休みをとるから子供作ろうな

初めて書いたので、見づらい所があれば許して欲しい
嫁にこのスレを教えられて、どうしても書いてみたかったんだ

 

□ □ 9 □ □

 

ここを読むまでは俺が死ぬときに言ったらいいやと思ってたが、読んでるうちに
「別に死ぬ間際とか決めずに伝えられるうちに言っといた方がいいんじゃないか」と思うようになった。

で、意を決して1年半ほど前に「愛してる」と言ってみた。

その頃は毎日毎日嫁のヒス爆発ばかりだった。 それでも嫁のこと好きで愛してる俺は言ったんだ。
詳しく覚えてないけど「毎日ありがとう、あいしてる。」だったかな。
朝の忙しい時間だったし、すでにヒス気味だったこともあり嫁の返事は「あ、そ」とそっけなかった。

生活が劇的に変わることもなくヒスも続いていたんだが、半年くらいして気付いたらヒスが徐々に減ってきてた。

さらに半年もしたらだいぶ穏やかになった。
今でもヒスはたまにあるけど「女性だからな」って思える程度だ。 会話も増えたし、内容も全然違う。
愛してると言ったからと自惚れる気はないが、自惚れたい自分も居る。

お前らありがとう。

でも、この1年半の間に色々あって俺の心が折れてた。
愛してないし好きでも嫌いでもない時期が続いてた。 マザーテレサの言葉の意味が本当に分かった。

こないだふとした拍子に「やっぱり俺は嫁のこと好きだな。」って思ったんだよ。
今は種火のように残ってる「好き」って感覚を消さないように生きてる。 また大きくなればいいな。

1年半前に頑張って言ってみて良かった。
あの時に言ってなければ1回も言わないまま一生を終えたかもしれん。
というか離婚してたかもしれんし、ふとした拍子ってのも無かっただろうな。

やっぱりお前らありがとう。

 

□ □ 10 □ □

 

義父と呑んで振り返るとかなりマズいことに気が付いた。
今更遅いかもしれないが結婚記念日である今夜、唱えたいと思う。
みんな、力を分けてくれ、お願いします……!

結婚記念日、日時的には今日なんだけど曜日回り的に昨日前倒しにしたのよ。
ちょっとしたプレゼントも買った、嫁さんの好きな花と俺の気持ちを示した花を合わせた花束も用意した。
あとは唱えるだけ、愛してると言ってくる!

泣かれてしまった。嫁が泣いてるところなんてプロポーズしたとき以来だ。
二人の娘を産んだ時さえ涙を浮かべる程度だったのに。
口元押さえて涙ボロボロ流してさ。
俺ももらい泣きしてしまったよ。
7歳になる娘に怒られかけたけど、嫁さんがとりなしてくれてなんとかなった。
そのあとはもうテンション高くてヤバかった。
そして今、嫁さん、娘たち寝かしつけてもう一回風呂入ってる。
三人目ができるかもしれんなぁ……

結局2時くらいまでゲフンゲフンしたわ、マジもげるかとw
しかも朝はキスで起こされ、ハートマークの目玉焼きが出てきた。
ずっしり重い弁当渡されて、久しぶりに行ってきますのチューもらったわw
弁当の中には俺の好きなおかずが詰め込んであってしかも桜でんぶのハートマーク。
冷やかされまくったw

婚姻届出した翌日と全く同じパターンでめちゃくちゃ懐かしかったわ。
娘が「ぱぱ、ままね、ごきげんなの。ぱぱまだかな、ぱぱまだかな、ってずっと言ってた!」て言ってて、
嫁さん見たら耳まで真っ赤にしてやんの。
もう嬉しくって嬉しくって娘の前だというのに抱きしめてキスしちまった。
互いに「愛してる」とか「大好き」って言葉にトラウマあって半ば禁句みたいな感じだったんだけど。
やっぱりちゃんと伝えないといけないよな

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