『山で猿を見たら目を隠して逃げろ』- 長編 名作 怖い話 –

『山で猿を見たら目を隠して逃げろ』- 長編 名作 怖い話 - 長編

 

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山で猿を見たら目を隠して逃げろ

 

俺はある島にすんでるんだが、そこでの話。

山と海しかない所で、小さい時から爺さん婆さんに言われ続けられた言葉が、

「山には一人でいってはいけない。もし山で猿を見たら目を隠して逃げろ。そしてすぐ自分らに言え」

今までそこで猿は見たことがないが、鳴き声らしきものは聞いた事がある。

というか、大人になって分かったことだが、この島には猿はいない……

あるとき近所に7mくらいのアンテナのようなでかい鉄塔の先に、犬が刺さってた事があった。(家からめっちゃ近い!)

それを発見したのがうちの親で、すごい勢いでそこら中に電話をかけているようだった。

田舎の人ならわかると思うが、島には防災無線と言う物があり、朝と夕方に

『今日も頑張りましょう』とか

『一日お疲れ様でした』とか

役所から放送が各家庭にはいるんだが、その日は内容が違った。

うろおぼえだが、こんな内容だったと思う。

『必ず戸締まりは確実にすること』

『21時以降は外出を絶対しないこと』

『外に明かりが漏れないようにすること』

『(何かの魚?)を玄関先に必ずぶら下げること』

当時小学校高学年だった自分は、暇な田舎で、久しぶりの刺激に興奮して眠れなかったのを覚えている。

いろいろ親や爺さん婆さんに質問したが、適当に濁され何一つ教えてくれなかった。

普段は部屋で一人で寝るんだが、その時は親子四人同じ部屋で寝た。

みんなが寝静まったあと、どうしても寝れなかった俺は夜中トイレにいった。

電気はつけるなと言われていたので、つけずに廊下を歩きトイレに入ったまではよかった。

ついいつもの癖でトイレの電気をつけてしまった。

つけた瞬間外から、

「ギィィイイイ!」 「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁあ゛!」

みたいな叫び声が複数して、俺は一目散に叫びながら部屋に戻って漏らした(苦笑)

親が起きて俺を抱きしめながらお経みたいなのを唱えてた気がする。

次の日、学校を休まされ、爺さんに寺につれてかれ坊主頭にされました。

その時爺さんが「〇〇〇〇の声を聞いて坊主ならやすいもんだ」といっていたのを覚えています。(〇〇〇〇は失念。多分4文字)

んでその次の日学校に行くと、何人もが坊主になってて笑ったのを覚えてる。

今自分は内地のほうにいるんだが、今だ当時の事を聞いても何も教えてくらない。

爺さんいわく、

「おまえは島からでた人間だからな。あれはこの島の中だけにしておかなければならないものだ。一種の呪いみたいな物だからな」

との事でした。

……っとこんな話。
イロイロ謎な部分が多くてわかりずらくてすまん。

グッジョブ!
その話知らなかった。その4文字はきっとヒサルキ。ハヤニエもでてくるし。
魚を吊しておくのはなんでだろう?ヒサルキは魚に弱い?
小屋の二階でも確か魚がたくさん吊してあったような…
一種の呪いという言い回しも気になる

〇〇〇〇は完全に忘れてしまったんだすまん……
というか、元からしっかり聞いてなかったのかもしれん。
かなり昔の事だから、ただなんとなく、語感はおぼえてるんだよなぁ。
人の名前を思い出せない気持ち悪さに似てる。
まとめを読んで自分が疑問に思ったのが、うちの島のはほんとうに猿なのかって事。
うちの島は猿どころか、クマ、蛇、狐等の害獣は一匹もいないということを確認済みなので……
あとは件の呪いの事と魚の事と目を隠せってことかなぁ。
ずっと、子供に山へ行く事をさせない為の作り話と思っていたからなぁ。
今日ダメもとで、爺さん婆さん、親に聞いて見ます。
あそこまでしておいて何も知らないって事はないだろうし。

 

334 □ □ □:2009/01/28(水) 18:12:45 ■

仕事が終わったので今から電話してくる。
あと友達にこの話しをしたら、なんで坊主にされたんだ?と言われた。
自分では、寺は坊主だからって事で納得してたけど。
あと何か聞いてほしいことある?
聞けないかもしんないけどまとめてもってくよ。

 

340 □ □ □:2009/01/28(水) 23:22:28 ■

お待たせしました。イロイロ聞いて来ました……
昨日から風邪ひいて、鼻かみ過ぎて頭がいてぇ……
とりあえず、自分の疑問から

 

343 □ □ □:2009/01/28(水) 23:33:23 ■
聞くのにかなり骨が折れましたよ……島に戻る宣言もしてきました(笑)
つーか需要あるのか?
そして今更カキコミが怖くなってきた。
何から話していいかわからんから、質問形式にしたいと思う。
わかった事はレスします。

 

344 □ □ □:2009/01/28(水) 23:38:06 □□□
>>343
では、ストレートに……
猿の正体って何?

うちの爺さんいわく、猿によく似たもののけの類らしい。神に近い物ともいっていた。
俺の知ってるとおり、猿は一匹もいない。ってところから聞いてみたんだが……
爺さんが子供の頃(数えで85歳)からある話し?(話し方によると昭和の初期)
それに関する具体的な踊りと祭もある。

その『具体的な踊りと祭り』は公開されてますか?
ググったら出てきますか?
まつられてるってことは、つまり神?

今ググってみたが、公開はされてない模様。
うちの父が舞子なので、明日にでもきいてみようと思う。

その祭の主催は連れて行かれたお寺?
神様を祀ったり舞を奉納したりするのは、普通は神社ではないかと思いますが。

いや寺ではない。そこの青年団が毎年開催してると思う。
おっしゃるとおり、これは自分の記憶だが、毎年神輿を担いだ後に神社の境内で舞っていたと思います。

あ、主催という言い方が悪かったですね。
そう、青年団。
ヒサルキ神の祟りを避けるのであれば、お寺ではその神社に行くのでは?
坊主刈りはお寺でなくとも出来るはず。
それとも神社に行くのは更なる危険を呼ぶので、別の防御施設であるお寺に避難した?

自分の考察で申し訳ないが……
多分島ぐるみで何かがあるのは確実。
んで横の繋がり?が密接なので寺ではないのかと。
確かに髪切るぐらいならどこでもできるし。
髪さえあって神聖なとこならどこでもよかった?
うーん……
あなたの言うことのほうがあってるっぽいが……

奉納神楽のようなものなら、起源は古いのでは?
おじいさんの子供の頃≒昭和初期の事件が初めてではない?

んーどうだろう?父に聞いて見ないことには起源はわかんないですね。
島にいるなら資料館で調べる事もできるんだが……

○○○○ってのは、ヒサルキだったんですか?
後、この話を外部に漏らしてはいけない理由は?

〇〇〇〇に関しては、教えてくれなかった。すまん。
よく聞く話だが、呪いってのはあながち間違いではなく、知る人間がいる事によっていつまでも有り続けるとの事。
話ってのはいつまでもなくならないので、島に留める事にしたと。
何か事件があったみたいだが、その事については教えてくれなかった。
「年寄りが墓までもっていく事」

1.犬のハヤニエ、何名かの小学生か坊主にされた
以外の被害はありますか?
2.場所はどこですか?
東海地方ですか?

それ以外の実害はその時はなかった様です。
ただ、爺さんと話してるときに、鬼憑き?漢字あってるかわからんと、メクラって単語がでてきた。
場所はさすがに言ったらやばそうなので勘弁。脅されました(笑)

内地っていってるから沖縄でしょう。たぶん。
ハブがいないってことはM島かね?

他はわからんが、島の人間は島以外の事を内地と呼びます(笑)
沖縄ではありません。

突き刺さってた犬の意味は?
合図みたいなもの?

そうらしい。大きい物から小さいものがあるとの事。でかいものほど危険であると。(なにが危険なんだ?)
犬程の大きさのは親は見たことがなかったらしい。
小さいものは、わりとあるとの事。規模?があるらしい。

ひょっとしてその突き刺しの合図は定期的に実行されてる?

自分がでたのが中学卒業してからだから、それまでは小さい?のならあったらしい。年に1、2回ぐらい。
話題になるかどうかは別として…多分今もあると思う。

・なぜ灯りを消すのか?
・お魚の意味は?
・坊主にされた理由は?
・まだいるのん?

明かりを消すのは、爺さんは何も教えてくれなかったのだが、親が本当になんとなく知っていたがあてにならん(笑)
戦争に関係あるらしいが、親もそこまで知らんかった。
魚は、魔よけと贄?の意味があるとの事。
鱈の頭をミイラにしたもの。
町に伝わる踊りにも鱈の頭をかぶった踊り子がでてくる。
髪は神に捧げるらしい。
自分の考えではこれも贄の意味があるんではないかと……
なんかいろいろこんがらがってきた。
それに詳しい人プリーズ。

鱈の頭ということだが、一緒に木の葉を置いておいたりはする?
節分に鰯の頭とヒイラギを魔除けとしておいてく、という風習がある。
それに類似するもの?

木の葉はない。
鱈の頭に気を取られるので、中に入ってくるのを防ぐらしい。

もしかしてその贄は、山猿神の仕業ではなく島民から神への捧げ物?
祭や舞の中にそういうモチーフはある?
ヒサルキ的には(このスレ的には)「山の鬼神が人もしくは動物に憑き、小動物などを襲う」と考えますが。

詳しくはしらないのだが、舞の中に、主役が神に目を見えなくされ、鱈の面をかぶったサブキャラが代わりに戦うという描写がある。
自分も気になって聞いてみたんだが、それはどうやら違う可能性が高いらしい。
確かにかなりの高さの鉄塔で、人に見られずに犬を突き刺すのは無理っぽいし。
一応その鉄塔を写メにとって明日送ってもらうので、きたらアップしたいと思います。

そうですね。
考えて見れば、供物は祭壇にお供えしますね。
その贄を発見した時の島民の対応は謹慎だけ?
大人たちがひそかに荒ぶる鬼神に対して儀式を行ったりしていた形跡はない?

もしかしたら何かあったかもしれんが、自分の記憶では(あてにならないけど)うちの父が何かをしてた記憶はないなぁ。
その時から舞子だったんだが……

秋田に鱈を祀る祭があるみたいだね
大漁祈願だからあんまり関係なさそうだけど

おっしゃるとおり、豊漁の舞もあった。名前は違うかもだけど。

吊り下げた鱈の数って一匹だけ?
それとも家族分?
質問ばっかですまん

俺が見たことあるのは1匹だけ。
でもかなりでかかった記憶がある。

翌朝もそのまま手付かずで残ってる、と。
贄なら無くなっていたほうがいい。
残っているなら
>舞の中に、主役が神に目を見えなくされ、
>鱈の面をかぶったサブキャラが
>代わりに戦うという描写がある。
に因んで、『祟りなす神への対抗=魔よけ』と考えられますね。

爺さんいわく。それで遊ぶ?ともいってました。

例の声を聞いた後、鱈に何か変わった変化はあった?
腐ってたとか、傷跡があったとか

いや特に変化はなかったっぽいが、見せてもらえなかった(と言うか怖くて見れなかった) 何年かに一度作りかえるようです。

プロットは、「島民に害をなす山神に対し英雄(人間)が鱈(海の神)の助けを得て退治する」でOK?

だいたいあってると思います。
ただ主役は天狗?です。
確か舞が12か13ぐらいまであったと思います。

鱈の頭の干物なんだろうけど、単純に風化するのか、じゃれつかれてぼろぼろになるのかして交換する、ってことじゃ?

鱈の頭の干物、多分ミイラに近いと思います。
交換するのをみたときは結構ボロボロになってました。

その神社に祀られているのは、
×荒ぶる山猿神
×鱈を眷属に持つ海の神
○天狗
でOK?

いや奉られてるのは、山神です。
舞う人は獅子って読んでますが……顔はほぼ人間です。ってか猿か?
訛りが強いのでヒヒだったり……しないか(笑)

426 □ □ □:2009/01/29(木) 03:23:41 □□□
鱈で遊ぶで思い出した。下北半島恐山の口寄せをするイタコ達は、オシラサマといわれる神様の人形に服(寄進されたものが多いとか)を着せて「遊ばせる」そうだ。
鱈が神様の像の代わりになってないかな?○○○○から護って下さってありがとうございます、という感じで遊んで、おもてなしした後、霊力が失せたそれはポイして、新たな鱈を飾る。
祭の内容から見て、こんな感じがした。最近、読むのに非常に苦労する民族学の本に、この手の話がたくさん載ってた。

 

431 □ □ □:2009/01/29(木) 03:56:55 ■
まだ寝れないけど、質問がなかったら今日は休もうかと思います。
明日いろいろ話しを聞いてみるつもりなので、またきますね。
暇な友達にも郷土史について調べてもらう約束をとりつけました(笑)

 

435 □ □ □:2009/01/29(木) 15:14:15 ■
人いる?
鉄塔をアップロードしたいのですが……

 

437 □ □ □:2009/01/29(木) 15:31:51 □□□
おそらく、ヒサルキ関連で初めて投下される。
物証(写真)……歴史的瞬間に立ち会っているのですね!
wktkを禁じ得ません!!

 

439 □ □ □:2009/01/29(木) 15:34:07 ■
物証というか、ただの犬が刺さってた鉄塔なんですが(笑)
お待たせしてすいません。
たいした画像ではないですがUPです。
あの事件があったあとに先端はとっぱらわれたとの事です。
ちなみに隣に写ってるのは2階建ての家なので、やはりかなりでかいです。

アンテナだらけだな
この頂上に犬を刺しにいくのは人間だと苦労するわ
あと○〇〇〇は聞けた?
みた所塔はかなり新しいけど、昔はどんなのだったんだろ
昔からそこにあった物と考えると近くに家があるのは変だし

 

461 □ □ □:2009/01/30(金) 00:25:13 ■
すいません。遅くなりまして。その道に詳しい友人と飲みにいってました。

けっこう人から話しを聞くのは時間がかかるのです……

信じる信じないは自由ですのでなんともいえません。

自分が体験したことなので他の人に信じろというほうが無理だと思いますし。

信じられない人はくだらない読み物だと思って勘弁してください。

んじゃあ今日聞けた話を。

まず〇〇〇〇については、やはり聞けなかった。

昭和初期?の事件については、友人に調べてもらったが核心には迫る事ができなかった。

しかし、それらしい出来事らしきものはわかった。友人の推測だが。

年ははっきりしないが、(明治の終わりから昭和初期ごろ?)に島に何か生物らしき物?が流れついている。

その後になるが島では天然痘の流行、大火、かなり規模の大きい山火事が起こっている。
それらの災害により、島民が1度全滅しかけている。

神楽については、父からの情報。

由来は富山県にあるらしい。

今は舞が10あるが10番目の舞は島で創作「感謝の舞」

これが自分も見たことがある楽しそうな舞だった。

創作された時期は不明。

創作された意味も父はわからなかった。

ちなみに9番目は「神殺しの舞」この舞は父も生涯で1度しか舞った事がない。

山神は元は獅子の頭で悪の塊だったらしい。

しかしいつしか人間に近い顔になった。

これも時期と意味は不明。

普通の神楽は、獅子が良い神、天狗が悪い神で描写される事がおおいのだが……

とさっき飲みにいった友人が不思議がっていた。

追記。
鱈の面をかぶった人は海神という設定でした。

〇〇〇〇について

やはり猿っぽい何か?(伝聞では)
誰も見たことがない。生きてる人では。見たら目が潰れる。

かなりの女好き。

女にとり憑き悪さをする。←これが鬼憑き?

男には絶対とり憑かない(本当かどうかわからないが)らしい。

とり憑かれるのは伝染する。

何も聞けなかったのは名前についてです。

以上が今日聞けた事です。

 

476 □ □ □:2009/01/30(金) 01:52:26 □□□
・狒々とは
もとは中国の妖怪であり、江戸時代の百科事典『和漢三才図会』には西南夷(中国西南部)に棲息するとして、
本草綱目からの引用で、身長は大型のもので一丈(約3メートル)あまり、体は黒い毛で覆われ、人を襲って食べると述べられている。
知能も高く、人と会話でき、覚のように人の心を読み取るとも、人の死を予知することができるともいう。
血は緋色の染料となるといい、この血で着物を染めると退色することがないという。
また、人がこの血を飲むと、鬼を見る能力を得るともいう。

今までの話を聞いてると、正直俄かには信じがたいですけど、ありそうな話です。

猩々緋(しょうじょうひ)って色名があるくらいですから
天狗=ヒヒ=猿 ∵ 顔が赤い
天狗面が猩々ってことはOK?

オケーです。
天狗の面は赤いです。

477 □ □ □:2009/01/30(金) 01:54:04 ■

何か質問があればわかる範囲で答えます。
引っ張ってるつもりはないんですが、一応仕事の合間に聞いたりしてるので遅くてすいません……

そんで、 ま、ヒサルキは抜きに、この伝承のコンテクストだけで考えると獅子は、より人間に近い猿になって、まぎれ込んだのかな
さらに、色欲が強いというのも、人間の女を襲って、自分の種を殖やす。
海からやってきたインベーダだったってことかねえ

というよりは、話しを聞いたかんじ。
昨日あった考察に近い「元からあった神楽の設定に新しく付け加えた」ってのが正しい気がします。舞の中には、豊漁、豊饒を祈願する舞もあったからです。

時系列的なことが詳しく判らんのがネックですねえ
神楽の基本的なもの(英雄譚を語る必須の部分)の成立時期ってどうなんすかね

多分一つの神楽としては富山県で完成されてたものと思います。
文献には友人が読める範囲で、寛文の年と書いてあったみたいです。

念のため確認。
神楽に出てくる獅子は2本脚?
いわゆる獅子舞みたいな4本脚以上?

昔父から聞いた記憶ですが、頭に一人、体の中に奇数人で、最低6人(かならず偶数でなければならない)っていってた記憶があります。

モ一つ確認
獅子→猿になった時期って
そのわけ判らんものが、海からやって来たのと一致してるっていえんの?

父も、父の前の舞子から聞いた話だからいつかはわからないといっていました。(前の舞子さんは鬼籍に入っています)

天狗は多足の獅子には付き人(?)として出てくることが結構あるみたい。
でも天狗は獅子と敵対してるんだよね?
ちなみに最後はどうやって退治するんだろうか?(武器とか)

全部の舞で何かしら武器は持ってるようです。
剣、薙刀、傘、鎌、弓、槍
9番目の神殺しは武器は剣と薙刀。
途中で薙刀を落として剣にかえる。
んで最終的には獅子の首をはね、頭を持ち上げ肩車するとの事です。

・神社に祀られている神様=猿面の獅子の名前は分かりますか?
・鱈神の名前は分かりますか?また獅子神の神社とは別に神社がありますか?
・海から流れついたものとその後の災害について、島の人達は相関があると考えていますか?

まず獅子の名前は獅子でそのままんまですね。
鱈は自分らはまねっこと呼んでいましたが、本名はわからないです。
神社名はすいません、ご勘弁を……
ちなみに鱈の神社はなく、島内に祠?みたいなものはあります。
ししのを奉ってる神社はあります。
相関はあるのではないか?と思います。
文献に書いてない出来事かもしれませんが書いてありめぼしい物はそれしかなかったみたいです。
また新しい情報かはわかりませんが、鱈は元は(時期はいつかは不明ですが)烏天狗だったという話しを聞けました。

島は山林の仕事は盛んですか?
猿やその他の大型危険獣はいないんですよね。
そうすると山林は大きくないのでは。
すなわち海の仕事の方が盛んでは?
そうだとすると神楽の猿面獅子神が6人以上からなる巨大なボスキャラなのに、鱈神が脇役扱いなのは立場が逆に思える。
ところで鱈面てどんなのだろ?
見たら「鱈だっ、鱈が出て来たっ。」っ判るの?
天狗の面は知ってるし、猿面獅子神も獅子舞から想像することは出来るんですが。

山の仕事はほぼ皆無だと思います。植林などはありそうですが……
漁業は盛んです。それで生計を立ててる人もかなり居ます。
鱈は見たことある人なら多分わかります。
やはり面も本物の鱈( ミイラ化したもの)の頭をつけているからです。

今このスレ的には、神楽を解明することにより○○○○に迫ろうとしている訳ですが、島の人達も猿面獅子神=○○○○と考えていますか?
○○○○は防災無線で戒厳令が敷かれるほどメジャーな存在。
防災無線を使ったなら役場や消防署などの行政機関もその存在を認識していることになる。一方の猿面獅子神も立派な神楽で祭られる存在。恐らくその祭は島で一番の祭。

今の自分らの年のやつで、この事実に(神楽が変化している)に気付いてるのはいないと思います。
父のでも怪しいものです。事実自分も調べてみるまで、不思議な体験したなーぐらいでしたし。

流れ着いたと言うことは他の土地にいたもの何だと思うけど?
まねっこ……何だろう?
何かがなまったんだろうけど。
鱈が元は烏天狗、となると、天狗と天狗になる上に、烏天狗なのに海の神という……そんな話あったかな……

はい。島には居ないものだと思います。
文献には「異形な物」とかかれていましたし、もし居るなら多分かかれないではないかと思います。多分昨日の考察でもあった、烏天狗が鱈に変化したと考えます。
もとは天狗VS獅子であったと。

異形な物……者ではないんだね。
まぁ生き”物”とも書くからあれだけど、呪物が流れ着いたのかもしれないし、はっきりしないなー。
でも主役も天狗なんですよね。
天狗と鱈(烏天狗)だと結局天狗だけになってしまって、なんなんだろうってことに……。
もともと天狗x2vs山神で、その天狗のうち1人がなんらかの原因によって海神として描かれるようになったんだろうか?

すいません、物か者かははっきりしません。友人からのメールなもので……
自分は、昨日の考察から何かの事件があって変化したものと考えます。
元は普通の豊漁、豊饒を願う神楽だったんではないでしょうか。

まあ神楽の内容をそのまま読むと、人間は目を潰されながらも〇〇〇〇を討伐し、鱈のおかげで多数の被害を食い止められた……ってことだな。
でも実際は呪いという形で〇〇〇〇は未だに存在していると。

1から9番までは確かに討伐するっぽい神楽なんですよ。
ただ後に付け足された10番の感謝の舞がよくわからないんです。
獅子は9番神殺しの舞で首をとられるんですが、10番で復活して最後は和解するっぽいのです。
ただその付け足された10番には天狗が目を見えなくされる描写があります。他の舞にはありません。

こちらの獅子舞では、天狗が猩々の助力を得て獅子を倒すそうな。

 

富山県下新川郡小摺戸より北海道に伝わった雨竜獅子神楽

寝ている獅子を起こす舞である。獅子=悪獣、天狗=神子という関係があるらしい。いわゆる「悪魔払い」の舞である。

 

天狗が酒を見つけ喜んで飲んでいるところに、猩々が現れて酒を分かち合う。そこへ獅子が現れると、猩々が獅子に酒を飲ませ、天狗と共に倒すというストーリーを持つ演舞である。猩々の滑稽さがおもしろい。
舞子の父が富山の伝来らしいと言っていたのでそのサイトを見ると、多分間違いなさそうです。

 

620 :島人 ◆DYbFLpAn4o :2009/02/01(日) 15:56:55 ■
場所については、本当はいってしまいたいのですが、ほぼ脅しな口止めをされたので明言それに近い事を言うことは出来ないです……
お察しください……(スレまでは見てないと思いますが念の為)
ただ言える事は、北海道でも島と同じく内地って言うんですね。って事です。

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