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【動物怪異譚】『白蛇』『狐道』など 短編 全5話【2】|洒落怖名作まとめ – 動物編

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【動物怪異譚】『白蛇』『狐道』など 全5話【2】- 怖い話・不思議な話 - 短編まとめ 動物系
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動物にまつわる怖い話【2】全5話

 

白蛇

そういえば俺白ヘビを殺した事がある。

確か小学校1年生の時、友人と二人で近くの浅い川を
山に向かってザブザブ上ったんだ。探検だって。
ずいぶん上って、日が暮れてきた頃
5メートル程離れた対岸に白いヘビが
こっちを向いて居る事に気が付いた。
友人がすかさず空ビンを投げつけ、見事命中。
その時、上から怒声が。
「なんて事すんだ!呪われっぞ!」
白ヘビは痙攣していたが、やがて動かなくなった。

その後の事は覚えていない。
俺たちがどうやって家に帰ったのか。
13年も前の話なので覚えていないだけなのかもしれない。
ただ、その後異変が起こった。

二人とも白いヘビに巻きつかれる夢を数日に渡って見た。
虫を育てるのが大好きだった友人の家では、
昆虫が全て死に、友人は見るからに髪が薄くなった。
さすがにおかしいと思った友人の親が訳を聞き、
お祓いをしてもらって落ち着いた。

その友人とは今でも付き合いがあるが、気にかかる事がある。
顔がヘビにそっくりなのだ。

 

狐道

祖父の話。
某峠は昔から怪奇現象が起こります。
祖父が昔車でその峠越えをした時、祖母が急に気分が悪くなり、
ゲエゲエ戻しはじめたそうです。
車を止めてしばらくすると車の前を2メートル近くある巨大な狐がゆっくり横切って行きました。
目がライトに照らされて真っ赤に見え、ちょうど鬼灯みたいなカンジだったそうです。

次にワタクシが同じ場所で経験した話。
学生時代にその峠をバイクで夜に越えた時です。
全くの一本道のはずなのに、何度もも同じ場所に出て来るのです。(合計三回)
気味が悪くなつつそのまま進むと、いつの間にか前後に車が走っている
ことに気付きました。
少し安心し、物凄い急な坂を登り頂上に達した所、すぐ前を走っていたはず
の車が忽然と消えていました。慌てて後ろをみると後ろの車も消えてました。

あの辺は地形が複雑でいったい何県かよく分からない・・・
ただ一つ言えるのは、昔から「狐道」と言われる道が存在して、
ワタクシが通った道はその道の一部だそうです。
伏見のお稲荷さんから豊川のお稲荷さんへ続く道らしいです。

 

蛇と落とし物

1000m級の低いけど、神域とされる山の帰り。
丁度12時頃、七合目辺りの神社から二合目辺りの神社の間を繋ぐ、ほとんど人通りがない
谷底の急な崖道を歩いていた。あまりにも暑いのでペットボトルに川の水を入れて身体に掛け、
全身びしょ濡れの一見怪しい姿だが、周りに人はいないので安心。
神域とされる範囲からそろそろ抜けだすかという辺りで、突然崖の上からシマヘビがダッシュして
来て、俺の前を横切り数十センチ前で停止した。大きさはせいぜい1mぐらいで、茶色っぽいなんの
変哲もないシマヘビなんだが、なぜかずっとこちらを見つめて、動かない。
お見合いみたいな状況になったので、「変温動物だから暑いのか?」と言いつつ、ペットボトルの
お水を掛けたが、微動だにしない。その場で自分もペットボトルの水を頭からかぶって、見つめあう事
十秒程度。

一応神域だしなぁと突然思い出し、「お陰様でケガすることなく帰れます、ありがとうございます」
なんていいつつ頭を下げて、視線を元に戻すと数秒の間にシマヘビの影も形もなく、どこかに
行ってしまった。
その後は、何も起こらず無事に帰宅した。が、バッグを片付けていると、どうもどこかで携帯を落とした
ことに気が付いた。思い当たるのは山の中・・・ってそれじゃ見つからんわと思いつつも、翌日朝4時に
家を出て、とりあえず下山路を探したら、丁度あのシマヘビと会った辺りの切り株の上に携帯が落ちていた。
誰かが踏んづけたらしく液晶は割れていたが、一応分るように置いてと思う。
もしかしてあの蛇は、落としましたよ~って教えに来てくれたのかなぁと勝手に思っています。

田舎、山里、そういう地域には集団墓地みたいなモノはない
替わりに持ち山に個別のイエの墓がある
山だから当然樹木に囲まれている訳だ、ほっとけば真っ暗になるくらい覆われる
で、手入れを請け負う事も有るんだが、すげー難しいのな
が、意外と上手く行く。別に俺の腕が良いと言うつもりはない。
墓の中のカミサマが、自力で以てなんとかしてるとしか思えない動きに、なってる時があるんだよ
全て上手く行く時ばかりとは言わないが
風雪雷でもってギリギリのラインで倒木してることもあったし、何らかの神秘は感じるよ
たまに、バチも貰ったしね
まあ山には何か居るよ

俺は職業でヤマに接してたから山で遊ぶ連中の気持ちはよくわからん
登山ってのもよくわからんが、興味はあった
中でもクリキってやつは酔狂で胡散臭くて注目してたんだが
まさか死ぬとは思わなかったよ
下山家なんて渾名されてたが、だからこそ死ぬはずないと思ってた
指落とした頃からかな~人相が変わり始めて
見るのもつらくなったんだよな
それでも死ぬとは思ってなかった
やっぱり山には何か居るよ、間違いない
俺も命取られそうな気がして山は降りた

何も背負ってなければ良いけど、分からんな

 

ある日祖父はその父と自転車の後ろに乗せられて街まで遊びに行った。
映画を観たりしたので、すっかり遅くなって暗い中、
山の家へ戻る途中に火の玉が追っかけてきていることに気付いた。
自転車を漕いでいる父に「火の玉がついて来てる」と話したら、
「おまえがお菓子を持ってるからだろう。そいつを放してみろ。」と。
お菓子を放したら火の玉は付いてこなくなったらしい。
父曰く「そいつはお菓子が欲しかった狸だ。」とのこと。

もう一つ。
山の狸はお供えをたっぷり持っていったら
色々化けて源平合戦などを臨場感たっぷりに再現して楽しませてくれたそうだ。
田舎の山の集落だったので、子供の頃はそれが何より楽しみだったらしい。

ちなみに祖父が住んでた場所は、平成狸合戦ぽんぽこのモチーフになったところ。

 

狸の親子

ちょっと昔話してみる
実話な
家の曾祖父の話だ
じいちゃんは冬はマタギだった。ウサギ、雉、猪、タヌキを撃ってた。
ある冬、タヌキの親子を追い詰め銃をかまえた。
親タヌキは子供の前に立ち塞がり子供だけは助けてほしいと哀願する目をしてたらしい。
しかしじいちゃんは親子とも撃って家に持って帰った。
家族で美味しく食べたらしい。で、無くなる前に入院してたんだが夜中になると四つん這いで病室を徘徊しだした。
他の患者に迷惑かかるから個室に代えてもらい天寿を全うした。
葬式も終わり親戚が帰る途中何気にじいちゃんの墓を見ると紅い二ツの目のようなものがあるのを確認した。
怖くなり同乗の婆ちゃんに報告したら暫く考えて兄弟に後日連絡した。
兄弟会議で霊能者にみてもらうとタヌキの霊がついてて家族を七代呪うと言ったらしい。
霊能者の言ってる事は殆ど当たりらしく婆ちゃん達は大慌てだったみたい。
因みにおいらは曾祖父から数えて四代目…
40過ぎてひとりもん…
山で殺生はやるまいと固く誓ったのだった。

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