クラミツハ様
5年ほど前のことなんだけど、神社が好き出てよく神社行ってた
それで山とかに入ってたんだけど、古い今にも壊れそうな小さな神社があったんだよ
結構山奥で、人は来なくなったんだろうなぁって思った
暇だったし、ちょっと掃除して持ってたみかんとりんご備えておいた
神社がすきだから、時間があれば来てすこしずつ綺麗にしていこうかなってことで1週間に1日ぐらいは来て、掃除してた
結構山奥だから毎日は来れないし
すこしずつ綺麗にして1か月ぐらい通ってまあ綺麗になったかな?程度には汚れは落ちた。
けど、明らかにボロボロできれいにしてもみすぼらしかった
でも自分は綺麗にするぐらいしかできないし、直すなんて技術を持ってるはずもない
だから破れそうなところに新しい木材を買って打ったりと最低限のことだけしてた
それを初めて2週間ぐらいのこと、社があるんだがそこに腰かけて着物きた青年が座ってた
来てる人いるんだなぐらいしか思わなかったけど、当時思い返してみたら相当不自然なわけ
着物着てるって点でもそうなのだけど、腰に脇差を差してて、補強してるときとか立って社でてどっかに行ってたりした
次の日休みだから来てみたのだけど、青年はいなかった
いつも通り補強してたんだけど、特に何もなく家に帰った
家に帰る途中、山の中を通るんだけど、だれかに見られてる感覚がして横をみたら着物の青年が手を振ってた
車の中から自分も手を振って帰った
それから6日ぐらいたった時、山の中を歩いてると時折がさがさ聞こえる
どうせ動物だろと思って、隠れて茂みみてたんだけど動物だった
猪
神社にきたら、社の柱に神社の名前?が書いてあったんだけど、最初の文字がかすれて読み取れなくなってた
*魂英神社って書いてた
それから補強して、その日で補強は完成した
みすぼらしかったけど、だいぶんマシにはなった
補強が終わってからは暇があれば神社に来てた
妙に落ち着く
また神社に来たんだが、その青年はいた
神社のお祈りするところの横で座って寝てた
相変わらず笠かぶってて顔は見えない
空は晴天で桜も満開
俺も眠たくなって、社、前青年が座ってた場所で俺も寝た
寝てたら数時間立ってたが、夕暮れではなくまだ明るい
青年は変わらず寝てたが、青年のそばに供え物にしようとおもってたリンゴとミカンを置いて帰った
帰ってから魂英神社ってのを調べたが引っかからず
あんなに古臭い神社だしもうしらべても出てこないってないのも当たり前かなって
納得することにした
次来た時は青年じゃなくて着物きた女性?がいた
青年と同じく顔は笠かぶってて見えず
蛇の目傘持ってた
女性と話すのは苦手だし、無視して神社のえんがわ?寺とかについてる
そこに座って空見上げてたんだけど、気が付いたらどっか祖の女性は消えてた
また神社にきてみたら青年がいて、話しかけてみようと思った
初対面の人と話すのは苦手だから、覚悟?決めるのに時間かかったけど話かけてみた
さりげなく、「あの、よくここに来るのですか?」と話しかけてみた
すると青年はうなずいてにっこり笑った
初めて顔をみたのだけど美形だった
イケメンっていうより美形で、それ以外何も思うことはなかった
会話はそれだけで終わったっというのも青年がすぐどこかに行ったから
話すことはできなかった
忙しくて1週間ぐらい行けなかったけど、また神社にきたら女性がいた
相変わらず女性に耐性がない自分はちらちらみることしかできず、話しかけることができなかった
でも、ずっと女性は桜を眺めてたんだけど、突然こっちを見て歩き出した
俺はなぜか本能的に?危険はないとか思ってたみたいで女性が来ても無防備だった
そして女性から話しかけられた
「どうしてここにくるのですか?」
そう問いかけられたけど、あまり思考が回らずあ….あ.とか声に発してただけ
でも正気に戻って
「え、えっと、この神社はなぜか落ち着くからですかね….」
と少し緊張しながら言った
自分も貴女もよく来るのですか?とか、よくいる青年は知ってますか?とか色々質問したいことはあったけれど
その綺麗な声に魅了されてあまりしゃべれないでいた
でも質問されてる内に話せるようになって、質問したりもした
聞きたかった貴女は誰なのか、青年は誰なのかってことを聞いた
すると女性はにっこり笑って言った
クラミツハって
そのとき髪が風に揺られて顔が見えたけど、青年と同様すごく美しかった
見惚れてたら、気が付くと青年がいてふたりはありがとうって言ってどっか消えた
その二人に同時にあった後、神社に数人の少年が来た
自分が座って寝てると、ちょっと騒がしいなってことで4人ぐらい少年が来てた
俺も2人の真似して着物に傘かぶってた
2人に言ったら笑われたけど
ってわけで少年にそれを見られた
めちゃくちゃ恥ずかしかったけど、今は思い出
2人にあったこと自体が奇跡といっても今思えば過言ではないなぁと
少年4人は高校2年生で、森の奥にクワガタとか見つけに来てたらたまたまこの神社をみつけたんだと
それで、ほかの3人を呼んできたらしい
その少年の名前がこうすけとひびきとかずさとあきらっていうんだけど、左からABCDにしてく
AがみつけてBCDを呼んできた
それから少年たちもよく来るようになって、話したりしてたんだけど、その少年たちがいるときは二人は
いない
俺がいるときだけいて、少年たちがいるときはこないんだ
それから仕事であまりいけなかったんだけど、ちょくちょく行ってた
そのときは青年とかクラミツハはいなくて、たまにだけど青年と話すときもある
話してる途中とか、寝てる途中でも少年たちがくると青年、クラミツハは突然消える
少年たちにはこの二人のことを言ってない
何故かはわからないけど、言ってはいけないような気がしたから
それからGWでほぼ毎日通ってたんだけど、少年たちは来てなかった
クラミツハと青年は一緒にいることがGWは多かったから、話は弾んだ
2人の正体はいまだわからないけど、突然消えることから人間ではないってことだけわかってた
それから話したり、一緒に寝たりとだらだら、まったりすごしてた
青年は無口ってほどでもないけど、喋り方は優しく、クラミツハは綺麗な女性って感じの喋り方
GWはすごく楽しかった
GWが終わってからも来てたけど、ある日少年が
近くの阿から変なの持ってきたという
箱にお札が沢山貼ってある
いかにもヤバいそれを少年Cは止める間もなく開けた
すると突如少年が苦しみだして、目つきも何もかも変わった
ABDはそのことに驚いて一目散に逃げだした
俺もやばいと思って社を出たんだけど、Cは社を出ることはなく
青年が後ろから腰に差してた脇差で少年Cを刺してた
驚いたけど、血はでてなく、すぐに救急車を呼んでみてもらった
この日から少年たちとは会ってなく、神社には3年ぐらい通ってた
このことに関して青年は教えてくれなかったけど、大体察しはついてた
青年から脇差、クラミツハから蛇の目傘貰ったんだけど実家に置いてる
自分が持ってるとなんか取られそうで怖い
だから実家に厳重に保管してる
闇御津羽神(くらみつは)
闇御津羽神(くらみつは)は、イザナギの剣から生まれた龍神
日本の神話でカグツチを、切った時に刀から滴った血から生まれた神様。
水源を司る神。
最初に闇淤加美神(クラオカミノカミ)が生まれ、次に闇御津羽神(クラミツハノカミ)が生まれた。
闇御津羽神(くらみつは)の神格
水神
龍神
水源の神
井戸の神
灌漑の神
闇御津羽神(くらみつは)のご利益(神徳)
雨乞い(祈雨・止雨)
農水安全
治水
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