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『素朴な疑問』霊感主婦シリーズ|洒落怖名作まとめ

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『素朴な疑問』霊感主婦シリーズ|洒落怖名作まとめ 短編
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素朴な疑問

 

霊感主婦はお酒のみで、かなり飲みますが酔っているのを見たことありません。
霊感ある人って大酒飲みか全く飲めないかとありましたが、そういえば彼女と
共通の友人でかなり拾ってくるw霊感女は全く飲めません。
彼女の友人の中で唯一の霊感持ちがその霊感女。彼女はかなり電波なところもある。
この霊感女は常にそういうのが見えたり、オーラや前世の因縁まで言い出すし。
(霊感主婦は前世否定派だけど、あってもいいとは思ってるらしい)
霊感主婦より相当怖い目にあってるが、本人曰く「いつもだから」とさらりとしたもの。
この二人が一緒の時はなるべく同席してるのですが、なんか変わった切り口の話なので面白いです。
ある時、動物霊がいるなら恐竜霊もいそうなものですが、どうなんでしょうか?と投げかけたら

霊感主婦 「動物霊・・・って私は見たこと無い。妖怪みたいなのならあるけど」
霊感女  「動物霊っていうのは古代の神様や妖怪のなれの果てとかなりそこない?と思うな。」
霊感主婦 「うん、うちの20年いた猫もちゃんと成仏したし、悪霊になるようなのはペットにはいないね。」
霊感女  「そういうのは多分、犬神に使ったとか、道具にされたものがなるんだと思うけど経験無いなあ」
霊感主婦 「なんか閃いたんだけど、竜神様とかは恐竜の霊が神格化したのかな?」
霊感女  「ああ、そういうのもありかも。ドラゴンは世界中にいるみたいだしね。」
霊感主婦 「それより、なんかここの最寄り駅の構内、気持ち悪いんだけど何?」
霊感女  「あー、なんだかあそこは大量にいるね。血まみれのサラリーマンとか見るよw」
霊感主婦 「うわやだ。帰りは運転手に来て貰おうよ、そうしよ。」
霊感女  「わー、ラッキー♪ あいつ、店の前まで来たからやばいと思ってたんだ」

□ □ □

周囲の席の他人どもは、この会話にどん引きでしたw
この飲み会中、淡々と日本酒・バーボンを飲み続ける主婦さんとウーロン茶しか飲まない霊感女さん。
その光景も怖かったが。(主婦さんは凄く飲むので、いつも自分ののみ分、と多めに払ってくれる)
本当に飲む。しかもビールは「おなかがふくれるから嫌」と飲まないのもまた何とやら。

でも師匠やケイさん書き手のように、この二人は心霊スポット凸など絶対にしません。誘ったことはあるけど
「縁を切っても良い?」と笑顔で言われるので。しぶしぶでも行くケイさんは凄いなといつも感心してるそうですよ。

霊感主婦 「でもいいじゃん。怖い思いしたくて、怖いもの見たさで行って、ベタな怖い思いをする。 それはそれで、霊も協力してるのかもよ? 折角だから思い知らせてあげるよ?って。 まあ、私が霊だったらそのくらいするかも。おもしろそうだもん。」

そもそも、死んでまでそんなところに留まってるのは、何でだろうね、と彼女は言った。
霊感女も「本当に、成仏できる間にしておかないと、ああなっちゃうんだろうね。」とか。

話が終わる頃には、周囲に客はいなくなっておりました。
運転手が迎えに来て、無事、皆、家に帰りました。

怖い話というより、この霊感主婦と霊感女の二人になると、どうも
人間の背負った業とか、じゃあモノに宿る魂は何なのかとか、
霊話を通り越えて何か別物になってたりはするんですね。
(身近な霊話とかは寄ってくるから避けてるのかもしれません)
もう既に、怖い話じゃなくなってますね。
文才無いんで、他の方のように上手に話としてまとめられないんで、そのままを
色気なしで書いてしまってるのですみません。

ただ、シリーズ物それぞれ、その個人の考え方で見え方・感じ方は違うみたいな事が
書かれててけっこう好きですし、霊感主婦さんも「ふーん、人はこうなんだ」と
楽しみにしてるらしいです。(まあ創作云々は別にして)
藤原君の「鼓動の音に反応する」に対し、主婦は、「ちょっと違う事聞いたことあるけど、
霊を見て驚いて息を吸い込んでしまうと取り憑かれる。だからふっ、って息を吐くと
いいって昔角田じろうのさんだったかの漫画で読んだ気がする」というのを思い出したそうで。
(黒田みのるさんだっけなー?と、不確かな記憶らしいけど彼女はけっこう、これやるそうです)

でもそれでいくと、「ぎゃああああ!」とか叫べば、普通の霊は逃げそうですけどね。
見えない私には何とも言えませんが、いきなり自分見て叫ばれたら・・・逃げますよね?
でも、彼等は思考が違うのでしょうか。

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短編 霊感主婦シリーズ
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