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『Nの怪奇ファイル』全3話|洒落怖名作まとめ【シリーズ物】

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『Nの怪奇ファイル』|洒落怖名作まとめ【シリーズ物】 シリーズ物
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Nの怪奇ファイル

 

俺の友人にNというやつがいる。
そいつは歩く怪奇現象と呼ばれている。
そいつから聞いた話やそいつにまつわる話(小ネタばかりだが)をいくつか紹介する。

 

 

探してないって!!

Nの怪奇ファイルNo.1 「探してないって!!」

 

皆さんは電気をつける時どうする?
今は部屋の入り口にあるスイッチでつけるよな。
でも、直接紐を引っ張ってつける人も結構いるんじゃないかな?。

Nは祖父母の家に一人で遊びに来ていた。
そして、丁度こっちの大学に出てきている高校時代の友人の事を思い出し連絡をとる。
友人は夜ならあいてるから、飲みにでも行こうということになった。
Nは祖父母に夜遅くなることを伝え、鍵を預かって外に出た。
思った通り昔話に花が咲き、Nはすっかり帰りが遅くなった。
帰ると年寄りの夜は早く家は真っ暗になっていた。
Nは祖父母を起こさぬよう、電気をつけず手探りで部屋まで戻った。
そして、電気をつけようと紐を探すが真っ暗なのと酔っているせいでなかなか
電気の紐が見つからない。Nの手は電気の紐を探し何度も空を切る。
何度かそれを繰り返して、ようやくNの手に何かが触れた。
ん?何か感触がおかしい。そう思いながらNは手に触れた何かを引っ張った。
何気に自分が手にしているものを確認すると・・・。
人の手だった。
ギャーーーー!!Nは叫びながら夢中で電気の紐を探し、明かりをつけた。
その時には手は消えていた。ホッとしたNの後で女の声が聞こえた。
「私を探してたんじゃなかったのね」

電気をつける時は気をつけよう!!

 

用事はありません

Nの怪奇ファイルNo.2 「用事はありません」

 

百物語に代表されるような儀式ってあるよな。
あれって試したくなるけど、やっぱりやめたほうがいいと思う。

Nは消防の頃、ある儀式の仕方を友人から聞いた。
それは、丑三つ時にトイレに入り、トイレの四隅をある順番で上から下へ
なぞるように見るというものだった。
Nはその夜早速その儀式を決行することにした。
一つ、二つ、三つ、四つ。
全てを見終わったが特に何も起こらない。
「やっぱり嘘じゃねーか!!」
そう思ってふと正面にある窓を見た時・・・。
ヌッ!と血まみれの男の顔がのぞいていた。
Nが状況が理解できず固まっていると男は
「呼んだか?」Nは反射的にこう答えた。
「呼んでません」
「チッ!紛らわしい事するな!!」そう言うと男は消えていった。

家のトイレの正面に窓があるというあなた。
窓は閉めた方が良いかもね。

 

え?そうなの?

Nの怪奇ファイル No.3 「え?そうなの?」

 

この話は一応Nから聞いた話なのだが、いろんなところで聞くので
ひょっとしたらNがどっかからパクッてきたのかも知れない。
でも一応書かせてもらう。

ある日からNは頻繁に金縛りにあうようになった。
そんな事Nにとっては日常茶飯事だったのであまり気にもしなかった。
しかし、事態はどんどん悪化しラップ現象が起こり始め、
更には原因不明の高熱が出るなど体に変調をきたしはじめた。
いよいよまずいと思い、Nは知り合いの霊能者に相談してみた。
すると、霊能者はNの話を聞き終わるや否やNの体中にお経を書きはじめた。
Nの体中にお経を書き終わると「今日一日このままで生活するように!」ときつい口調でNに言った。
「おいおい、ひょっとして耳がなくなるってオチじゃねーだろーな」
などと思いながらもNは霊媒師の言葉に従いそのまま生活し夜になった。
お経があるから大丈夫だろうと思い眠っていたが、何故か、不意に目が覚めた。
ズズゥ~、ズズゥ~。なるほど、この音で目覚めたらしい。
良く聞いてみると人の足音のようだ。どう考えてもこの世の物とは思えなかったので、
Nは起きていることを悟られないよう寝ている振りをしていた。
しかし、足音はだんだんと近くなりNの耳元でとまった。
「あー!耳だけは許してー!!」そう思った時フッと気配が消えた。
「やっぱりお経が効いたのか?」とNがほっとした瞬間
耳元で

「そ ん な 事 し て も 無 駄 だ よ!!」・・・と。

皆さん、お経書いても無駄みたいですよ。

それにしてもNの話に出てくる霊ってよくしゃべる。
その辺にいつも嘘くささを感じてしまう。
ただ、実際に霊感のない俺ですらNと一緒にいると、
不思議な出来事に遭遇したりしたので、完全に嘘とも言い切れない。

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