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短編怖い話『夢の男』『止まらない悪意』など 全20話|洒落にならない怖い話

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短編怖い話『夢の男』『止まらない悪意』など 全20話|洒落にならない怖い話 厳選
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【閲覧注意】短いのに怖い! 怖い話の短編集!

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トラウマ確実の「怖い話」まとめ 全20話

 

市松人形

市松人形の話

押し入れに一体の市松人形が眠っていた。
厳重に包まれて桐の箱に大事そうに入っていおりその為あって保存状態はすばらしく良かった。
長く黒い髪、白い肌、赤い蝶の刺繍が入った着物。
これは高く売れると質屋に持っていった。
質屋もその人形をたいそう気に入りガラス窓の一番目につく場所に飾った。
ある日、一人の少女が店の前を通りかかった。
少女はその人形を一目見て気に入りすぐさま両親にねだって買ってもらった。
それからしばらくは少女の格好の遊び相手となった。
しかし少女も大きくなりそんな人形があった事などすっかり忘れてしまい
中学入学の日ふと人形の事を思い出した。
やっとの思いで探し当てた人形はかつての姿は微塵と無くそれはそれはみすぼらしかった。
髪はぼさぼさ、着物はすす汚れていて腕は割れていた。
しかしその割れた腕の隙間からなにやら黒く細長いものが出ていた。
少女は気になりよく見てみるとそれは髪の毛だった。
何故髪の毛が?そう思って引っ張ってみるとするするするするどこまでもぬけていった。
さすがに奇妙に思いその人形を叩き割ってみたところ中からミイラ化した1、2歳の赤子が長い髪の毛に包まれ姿を現した。
少女は悲鳴をあげ倒れこんだ。
数日後、お寺に人形を持っていき供養してもらった。
それから十数年の月日が流れた。その少女も今やすっかり年老いてしまい孫までいた。
たまたま遊びに来ていた孫は押し入れの奥からなにやら箱を取り出してきた。
見たことも無い箱だった。しかし孫が箱を開けた瞬間老婆は驚きを隠せなかった。
そう、確かにあの時寺で供養し焼き捨てたはずの人形が新品同様な状態で眠っていた。
そんな驚きを知らず老婆の孫はその人形を気に入ったようだった
そして孫は老婆にせがむ。
「ねぇおばあちゃん、この人形私にちょうだい」

 

夢の男

昨日見た夢を。

実家に帰ってのんびりしていると、外から「戦争ばんざーい!」「天皇陛下ばんざーい!」とかいう声が聞こえてきた。
またドキュンな奴がいるな、と思っていたら、だんだん声が近くなってくる。

どんな奴だろう、と思い顔を見てやるつもりで外へ出た。
通りの向こうから、原チャリを低速でころがしながら、そいつはやってきた。
20歳前後の男で、手に左手でなにかを振りかざしてながら、叫んでいる。

よく見ると、スプーンを振りかざして、ノロノロと原チャリを転がしてくるのだ。

「あほな奴」と笑いながら見ていると目が合った。
少しイッチャッた目でニヤリと笑ってくる。
そして周りをキョロキョロと見回し、
俺の側でバイクを止め、
すばやくスプーンをポケットにしまい、
代わりにナイフを取り出して俺を刺した。

その間、奴はニヤけたままだった。
自分の笑い顔が歪んだのを感じた。

 

リス

S君が小学生だったころ、一匹のリスを飼っていました。
毎日、彼はエサをあげたり、小屋を掃除したりと
小学生ながら頑張って可愛がっていたわけですが
ある日、そのリスが小屋の入り口をうまく開けてしまったらしく逃げ出してしまいました。

小屋があったのは部屋の中だったので、すべての部屋のありとあらゆる所を探しますが見つかりません。
彼が住んでいるのは団地の5階。
ひょっとしてベランダから落ちて死んでしまったのでは!?
と思い、急いで外に出てベランダの真下に当たる周辺を探しますが死体らしきものもありません。
更に家の中を捜しても見つからず(ベランダも探しました)、
もしかしたら下に落ちても何らかの形でうまく生きてて
そのまま何処かに逃げてしまったのかなぁと
外の木を探したりして、色々な所を探しながらも気持ち的には
諦め始めていたそんなある日、新聞受けにちょっと大きい封筒が入ってました。

通常の郵便物は1階にある集合ポストに入るに、その封筒は玄関の新聞受けに入っていたので
誰かが直接いれた事になります。
「何だ?」と思ったS君が中を覗くと、そこには…

リスのしっぽのみが入っていたそうです…。

誰がそんな事をしたのか?近所の人か?
何の為にしっぽだけを?本体は?
何故そのリスがS君の家のものだと分かったのか?
…結局、何もわからず、
S君は泣きながらしっぽを埋めてあげる事しか出来なかったそうです…。

 

ホームレスに一度物をあげると

友達が先月体験した話。
仕事が終わって家に帰る途中、駅を出てすぐのところでボロボロの服を着て痩せ細った30代後半ぐらいの女に声を掛けられた。
その辺りはホームレスが多かったからすぐにそれだと思って無視したけどついてくるので、駅で買ったばかりのパンを一つあげた。
女は何回もお礼をして戻って行った。

次の日、仕事帰りにまた同じ場所でその女がいて目が合ってしまった。
嫌な予感がして早歩きで逃げようとするとやはりついてきた。
昨日のように食べ物を手にぶら下げてなかったし、金なんかあげたら明日も明後日もたかられるだろうと思ったので30mほど走って逃げたところで後ろを振り返ると女は立ち止まってこっちを睨んでた。
昨日パンをあげたことを後悔しつつ家に帰った。

次の日からは女に会わないよう別の出口から出たので遭遇せず帰ることが出来た。
1週間経った日の帰り道、後ろに気配を感じて振り返るとあの女が自転車に乗ってニヤニヤしながらこっちを見てる。
これはヤバいと思ってすぐさま走って逃げ出すも相手は自転車なのでこの前のように逃げ切れない。
仕方ないので自転車じゃ入れない他人の家の庭を横切って見失わせたところで家に向かって走った。
息を切らせながら家に着くと、なんとドアの前に女が立っていた。
もう逃げようがないので「何なんですか!警察呼びますよ!」と警告したら、その女は手に持っているかじりかけのあんパン(どうやら前にあげたパン)を突き出し叫んだ。
「あたしゃつぶあん派なんだよ!こしあんなんて食えないから返そうと思ったんだよ!」
呆気に取られて黙ってしまった。
とりあえずパンを受け取ると女は帰っていった。
次の日からその女は見なくなった。

イメージが頭に

うちの大学の先輩にそういう人がいて、大学敷地内でも
「あそこはやべぇな・・・」
「あのへん気持ちわりぃから行かないほうがいい」
とか言ってくるわけ。
自分はまったく見えない人なので、はぁそうですかで済ましていたんだけど、
ある時、その先輩と別の先輩と学食でお昼ご飯を食べてて、外で一服してから(学食は全面禁煙)研究室に戻ろうか、という流れになった。
学食の裏側を通って研究室に帰る途中に、文化部のボロい部室棟があるんだよね。
そこに近づいたときに、件の先輩が
「なにこれ?くせぇ!何の臭い?」
とか言い出したんだけど、私には何の臭いもしないから、タバコの吸いすぎで嗅覚がイカれたんじゃないですか?とか言いながらその部室棟の横を通りがかったわけよ。
平屋の部室のドアが開いてて、中はごちゃごちゃで何人かがゲームしてた。
それを見てたら、先輩がうわっ!!って言って、そのあとで
「そりゃ、あれは臭いわ…うん」
とか、ひとりで納得してんの。

気になるから、何が見えたんですか?って聞きすがったら
「いや、あの部屋のなかにぐちゃぐちゃに腐った首つり死体のイメージが頭に飛び込んできた。」
って。イメージが、とか言われてもって感じなんだけど。
後でその部室使ってる部に入ってる後輩に聞いたら一気に青ざめて、なんで知ってるんですか?って。
「10年くらい前にその当時の部長が部室の中で自殺したらしいんです。」
「夏休み中だったんで部室には誰も来なくて、かなりの期間発見されなくて、見つかった時には腐乱してたらしいです。」
だって。

今も普通に使われてるその部屋の隣を通るたびに、心の中で
「私には何にもできないので、ついてこないでください。」
って繰り返してる。
でも、その話より臭いがわかった先輩のほうが(ry

 

借家

これは私が実際に住んでいた家の話です。

4年ほど前に引っ越しましたが、
今も取り壊されていないところを見ると、他の一家が生活しているのかもしれません。

その家は、6部屋の平屋で、部屋を行き来するには、
家の中央を南北に貫く形になっている廊下を使う構造でした。

ある日、その廊下の丁度中央あたりが、腐り落ちてきたので大家さんに修理を依頼しました。
そんなこんなで、修理は終わり、床板が新しくなり、誰もその事を気に留める人は居ませんでした。

しかし・・・
1ヶ月くらい経ったらまたその板だけが腐りました。
その後、何度修理をしても、床が腐ってしまいます。
腐る、といっても日常生活には支障の無い程度ではあるので、そのうち修理をしなくなりました。

ここまでなら、家の欠陥で話は収まりますが

実はこの家には数多くの裏話、とでも言いましょうか、それなりの事が多発していました。
トイレに入っていると、裸足で歩く足音がだんだん近づいてきてトイレの前で止まる。
家には誰も居ないにも関わらず。

風呂に入っていると誰かに監視されているような感じがする。
毎日、どんな時間でも視線を感じるから、覗きの類では無いようです。

極めつけは、台所の横の部屋、そこで寝るとどんな人でも金縛りに逢うんですよ・・・
そして、寝ていると子供の駆けずり回る音が頭の上で聞こえるんです。
ベッドと壁との間が10cm~30cmくらいしかないのに。

ああ、そうそう、私達の前に住んでた人連絡ください。子供の保険の受け取り通知が届いて困ってるんですよ・・・

 

私が代わりに

その子が重病で入院してて、もう今夜が峠だろうという日があって、
親戚家族が病室に呼ばれてたんだそうです。
でも集まってる人はだれもその子のことなんか興味なさそうで、心配
なんかしていない中、その子のおばあちゃんだけが手を握って心配し
てくれて、必死になにか語り掛けてくれてたんだそうです。

と、いうところで目がさめて、結局夢だった と。

すると部屋の扉が開いて、お母さんが入ってきて、
「あぁ○○ちゃん 起きてたん? 今ね、病院から電話があって、おばあちゃんが死んだんだって。」
と、聞かされたそうです。

お母さんが出て行った後、変な夢見たよなーって夢のこと思い返して
みて、おばあちゃんが手を握って語り掛けてくれた言葉を思い出したそうです。

「私が代わりに死んであげる」

 

ゴミ箱

ある男が家に帰る途中のどが乾いたのでジュースを買った
すぐに飲んでしまって缶を捨てようと思ったらゴミ箱がない
しかたなく道に置いてこうと思ったとき、少し先に公園が見えた
どこの公園にもあるようにそこにもゴミ箱があった
だが捨てようとした缶が入らない、どうやらゴミがいっぱいらしい
男は一つくらい入るだろうと缶を押し付けながらかがんでみると
ゴミ箱の入り口に女の顔が挟まっていた
女は自分の顔に押し付けられている缶をにらみつけ
半分ほど食いちぎると一生懸命もぐもぐ噛み始めた
しばらくして男と目を合わせると顔を痙攣させながら笑った
口から缶の破片と一緒に黒っぽいものがどろどろとこぼれた

 

雪山

ラジオで聞いた、あるカメラマンの話。

ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。
撮影何日か目に助手が怪我をした。
まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。
助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。
それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず
泊まっていた山小屋の側に助手を埋め、一人で撮影を続けた。
朝、カメラマンが目を覚ますと何故か助手の死体が横にある。
「埋めたはずなのにな…」とまた助手の死体を埋めて撮影へ。
これが何日も続くので、さすがにおかしいと思い、最終日
自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置し、寝た。
次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。そして下山した。
会社に戻ったカメラマンは、昨夜山小屋に設置したカメラのフィルムを
自分で現像した。 そこに写っていたのは、
起き上がり、寝袋から出、山小屋から出、助手の死体を担ぎ、
自分の横に置く、自分の姿だった

 

止まらない悪意

遅筆だけど1~2年前の話で、心霊なのかちょっと微妙な話書いてく
別れてから連絡なんて取り合ってもいない元彼(以下Aとする)から、携帯に電話がかかってきた
何の用かと思ったが、きちんと貸し借り(お金じゃなくてCDとかね)や気持ちのけじめもつけて
キッチリ別れたから用なんてないはず
もう私は結婚してるし無視した
しかしその日から日に数回電話が来るようになり、回数も増えるようになってきた
正直気分悪かった
着信拒否ならいつでもすぐにできる、もうこれは一言言ってやると
怖さ半分怒り半分で電話に出ることにした
すると意味不明な罵詈雑言
Aが基地になったんだと思って冷や汗が出た
なだめてとりあえず電話を切ろうと思って、話に相槌を打っていたが
Aは懇願するように「電話かけてこないでくれ」と言い出した
話が見えないので落ち着かせて話を聞くと、毎日私から無言電話が来るので
迷惑だ、何の用だとあの罵詈雑言は抗議だったらしい
しかしもちろん私に心当たりはない

いくら説明してもお互いかかってきたかけてないと話は平行線になり
「もういいよ、私はかけてないから。結婚もしてるし、かける理由なんてない」
と、私から電話をきった
すっきりしなかったが、もうどうでもよかった
とにかく関係を切りたかった
基地疑惑も晴れたわけではなかったし
着信拒否にして、もうすっかり忘れてすごしていたある日
友人というほどでもない、お互い連絡先の交換を社交辞令的にした程度の
まあ共通の知人?というような間柄の人からメールがきた
「Aから電話しないでって伝言預かった。あいつ変だよ?どうした?」
って言う内容だった
驚いたというか呆れたというか、とにかく知人に失礼にならないように
謝罪と説明も兼ねて電話で話したいと返信し、その日のうちに知人と電話した
知人は話を聞いてくれたが、痴情のもつれという疑いを持っているらしく
まあまあ、お互い冷静にね・・・といった様子ですっきりしないやり取りとなってしまった
でもAが憔悴しきっており、しかし電話がなぜか悔しさからか解約できないと
弱弱しい口調でぼやいていたことだけは聞き出せた
だんだん不安になってきた
いったい誰がかけているんだろうと
夫には心配をかけたくないので、まったくAにも知人にも関係のない友人に相談した
「それってよくあるいたずらだよ!誰かが電話帳の名前、お前の名前にして困らせてんだよ~!かなり悪質だけどね」
そういわれてなるほどとも思ったが、まったく安心できなかった

私にもAにも迷惑をかけ、昼夜問わず電話をかけ続けるほどのいたずらって何だろう
恐ろしかったし、自分には火の粉どころが火そのものが降りかかってるんだと電話に出たのを後悔した
でも無言電話がかかってきていないことで慢心していたこともあり、事態をさらに数ヶ月放置していた

ある日、電話帳にないまったく知らない電話番号からの着信があった
ちょうど気づかず、不在着信の表示が出ていた
ちょうどそのとき、家の改装で業者が出入りしていたので、その関係の人かなと思って電話を待つことにした
30分もたたないうちにまた電話はかかってきた
ためらいもなく作り声で電話に出る

しかし何度もしもしを繰り返しても応答がない
画面を見るとテレビ電話にしますか、みたいな表示が出ていた
相手からテレ電来たときに切り替えますかみたいなのが出ると思うんだけど
まあそれが出ていた
おかしいなと思ったけど、業者だと信じ込んでいて切り替えてしまった

切り替えたもののはじめは真っ暗な画面だった
カメラ塞いでますよと言ってみたが応答なし
さすがにおかしいと思い、電話を切ったがまた着信があり、同じことを数回繰り返した
そのうち、画面の端に時たまちらちらと白い何かが移り始めた
何かと思って凝視すると、画面中央も時たまもぞもぞ動いている
いやな予感がしてイヤホンマイクをつないで音を聞いてみると
「んあー・・・」
小さい声で繰り返しているのが聞こえた
大きく相手側の携帯がぶれて、歯が見えた
予感は的中、どうやら口の中を撮っている
すぐ電話切って電源も切った
次の日も同じ電話が何度もかかってきた
確信を得るために何回か出てみたが、やはり同じ内容だった
口の中とうめきと言うかなんと言うか・・・
ふとAのことを思い出して気は進まなかったが電話をしてみた
今思うと、口からかかってくる番号とAの電話帳の私の番号、実際の私の番号の関係性がおかしいことになってる
あの時は考えても見なかったけど

やはりAにも同じ電話がかかってきてた
今も回数は携帯変えた今も減ったがかかってくる、でもなぜか出ずにはいられないらしい
私はその日のうちに、キャリアまで変えて携帯を買い換えた
原因は分からず、今でもAはその電話を受け続けている

ここにいるよ

関東地方のある廃墟にて・・・

扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」
って書いてあったので仲間と夜中の廃墟に入りました。
先に進むと分かれ道があって
「わたしは ひだり に いるよ」
みんな左に進みました。すると突き当たりの両側に部屋があって突き当たりの壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」
って書いてありました。仲間3人は半狂乱で逃げようとしましたが
俺は勇気を出して右の部屋に行きました。すると・・・
「わたしの からだは このしたにいるよ」
下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
俺は発狂して二階の窓から飛び降りて仲間と逃げました。

 

100階

あるところに5人の大学生がいました。
彼らは1999年の大晦日にシンガポールに旅行に来てました。
そして運よく100階建の最上階つまり100階の部屋に泊まれることになりました。
大晦日の日彼らはシンガポールのそのホテルにチェツクインして、
荷物をおいて、街にあそびに行こうとし、ロビーを通った時にフロントの人に、
「今夜、2000年問題が起こるかもしれないので、
12時ちょうどに、ホテル内すべての電気を消します。
だからそれまでには帰ってきてくださいね。」

・・・・ しかし彼らは遊びに夢中になり
その約束をすっかり忘れて12時をすぎてしまいました。
フロントも真っ暗でエレベーターも止まっている。
寒すぎてこのままフロントで寝泊まることもできない。
仕方なく彼らは100階の部屋まで階段で100階の部屋まで行くことにした。
20階… 30階… 40階…とだんだんと足が棒になってきて、
50階でついにばててしまいました。
「オイ、このまま上がっていくと、本当に足が動かなくなる、
1階上がる毎に交代で怖い話しをして気を紛らわそう」
と一人の人が言った。
そして1階上がるごとに怖い話しをして、なんとか上にあがっていった。
そしてついに99階にたどりつくことが出来ました。
すると最後の一人が
「いいか、俺が今から言う話しは… 本当に怖いからな、
絶対にビビルなよ」
と他の4人に強く言った。
(どんな話しだろう…)と仲間達は息を飲んだ。
そして、彼はいった。

「一階に・・・ 鍵を忘れた・・・・・・」

 

犬と呪い

落ちの無い思い出話。
昭和45年、小学5年の頃、ある呪いの方法が少年誌に書いてあった。
犬を首輪でつないで、その口が届かぬところに餌をおき、そのままにしておく。
犬は空腹感のあまり餌を食らおうとするが、届かずもがき苦しむ。
まさに飢えて狂い死のうとしたとき、日本刀でその首を切り落とすと、
切断された犬の首は、飛んで餌に食らいつく。
その首を奉じ、呪いを願うと成就するという話だった。
同級生の川越は、善悪の区別があまりつかない男だったので、
興味本位で、野良犬をつかまえてそれを実行してしまった。
川越は自慢そうにその話を私にしたが、犬を飼っていて大好きだった私は、
激怒し、そのことを担任の先生や給食のおばさんや他の同級生に言いふらした。
川越は先生に怒られた。
それから間も無く突然川越が死んだ。盲腸をこじらせたという話だった。

しばらくして、ある日の下校途中、道端で犬が車に轢かれていた。
首がつぶれて、首の断面が見えていた。
その首の断面から川越がこちらを見ていた。

 

砂の中の目

私が幼稚園生ぐらいのとき(もっと小さかったかな)、夕方、家の近くの海岸を祖母におんぶしてもらい歩いていました。
(私は幼い頃、波を見るのがとても好きだったそうです。)
海岸線に打ち寄せる波と平行に祖母は無言でひたすら歩いてくれました。
そのとき、私はその波に透ける砂の中に何かを見つけたんです。
最初、貝殻かな?と思いました。波の泡が邪魔をしてよく見えませんでした。
しかし、祖母が私の気持ちを察してくれたのか、なぜかその貝殻らしきものに徐々にすーっと近づいていくのです。
近づいてみて私は驚きました、それは貝殻ではなく人間の2つの目でした。目というより眼球でした。
砂の中にゴルフボールが埋まるように、眼球が埋まっていたんです。
私のことをじっと見ていました。それに祖母も私にそれを見せつけるかのように、
無言でその場に立ち止まったまま動かないのです。
私はおんぶされていて動けないのと、なぜかその砂の中の目をそらすことができず、
体をただ硬直させるだけで泣くこともできませんでした。
波が何度も打ち寄せるてくるのですが、砂の中の目は水中からでも私から目をそらさないで見つめていました。

どれくらいその場にいたのか正確にはわかりません。
祖母が、その場を離れ、また海岸を歩きだしたとき「な、わかったろ」と独り言のように呟いた言葉が
今でも忘れられず鮮明に耳に残っています。

すでに他界してしまった祖母に、あの時のことをもう聞くことはできず、
幼い頃の奇妙な記憶として一生残ることを考えると聞いておけば良かったと今では後悔しています。

 

向かいの家

最近ようやっと気がつきました。

向かいの家の2階、窓ごしに髪が長くて痩せた女がたまに見えます。

薄いカーテンで仕切られているので表情まではよく見えないのですが、
家の住人が友人を呼んで庭で楽しそうにバーベキューや花火をしているときも
暗い部屋の中にひとりたたずみ、それらをじっと睨み続けていました。
住人たちは気がつかないどころか今のところほぼ素通りの状態です。

父や母は僕には「気にするな」というのですが、
あれはどう見ても向かいの家の人間じゃありません。
あの長い髪をかきあげる仕草、慢性の鼻炎で鼻をすする癖、
手首を手で押さえる癖、
上目遣いの鋭い視線、
忘れもしない何重にも巻いた額の包帯、
頭を殴られる度に、何度も何度も巻きなおした包帯……..
忘れたことなんてありません。あたりまえです。忘れるわけがありません。
でもそんなことありえないと思いたかったんです。
父も母も僕もあまりに自分勝手に考えすぎていたんです。

あれは間違いなく、向かいの家のドキュソ長男と付き合っていた

自殺した僕の姉です。

 

閻魔にあたった罰

某所で建築関係の仕事をしている。

とある工場でプラントの監理で働いている時の話である。

その工場の建築監督官の中にエンマと渾名される男が居た。
いつもメモ帳を持ち歩き(閻魔帳といわれていた
工事の粗探しばかりして、しかもタイミングの切り出しがいつも悪く
工事業者はいつも泣いていた。

あるとき、事故がおきた。
彼のヘルメットにボルトが直撃して即死したのだ。
ちょうど閻魔帳に何か書き込んでいたときらしく、閻魔帳を握り締めていた。

不思議なことに彼が亡くなった場所付近には無くなっているボルト等は無く
どこの責任範囲かが不明であったが、とりあえず一月ほど工事が中止となった。

これは、その中止の間にまた別の訃報を聞いた。
ちょうど彼が亡くなったその日に(時刻もほぼ同時期に)
彼があまりにも無理な注文を言い過ぎた所為で
ノイローゼとなり、会社から解雇されていた男が自殺していた。

 

公衆電話

父親と2人暮らしの中学生のS君は、塾の帰り9時頃になると
塾と隣りの雑居ビルの間の細い路地にある公衆電話から、父親の職場に電話をかけ、
そして父親が迎えに来る、という生活を週に3~4日続けていたそうです。

ある日、いつものように父親に電話をかけ始め、呼び出し音が鳴っている最中、
S君はコイン投入口のすぐ脇に、黒いペンキのようなもので塗りつぶされた後を見つけ、
何だろう?と思い、家の鍵のキーホルダーで、少し削ってみました。
するとペンキの下には、文章らしき一部が出てきたそうです。
「夜、電」と書かれていて、ここまで削った時に父親が電話に出たため、その日はそこで終わりました。

それから、塾が休みだったり、また塾が終わって電話しても、すぐに父親が電話に出たりと
そのペンキの下の文字の事など忘れかけてしまっていたある日、
いつものように父親に電話をしましたが、なかなか出ません。
ふと、S君は以前、自分が削りかけていたペンキに気付きました。
「そういえば、こんなのあったな」と思い、再びキーホルダーでガリガリと削ってみました。

ペンキが徐々に削られていくと、その下には釘のような物で掘られた文章が出てきました。
「夜、電話中に振り向くと」
ここまで削ったとき、父親が電話に出ました。
父親と話しながら、S君は削り続けました。そして出てきた文章は・・・
「夜、電話中に振り向くと シヌ」
S君は凍りつきました。と、同時にどうしても振り向いて、
これは単なるイタズラだと確かめ、安心したいという衝動に駆られました。
S君は息を飲み、ゆっくり、ゆっくりと振り向きました。

次の瞬間、S君の父親が聞いたのは、
受話器の向こうからのただならぬ息子の悲鳴でした。
父親が急いでその路地に駆けつけると、半狂乱状態のS君がいたそうです。
S君は幸いにも命を落とす事はなかったのですが、
全く口を利かない殻に閉じこもった少年になってしまったそうです

すりガラス

幼き日の話なんだが。まだぼろっちい木造の家に住んでた時、
うちの玄関の扉の横のすりガラスに、よく顔を付けてる人がいた。
恐かったのは、家人にそれを訴えてもとりあってくれなかったことだ

 

殺される!

十年ほど前の話です

姉が「ビデオを返してくる」と言ってウチを出ていったのは
夕方の6時半ごろでした。季節は冬の始まりぐらいでもうだいぶ暗くなってきていました。

それから十分ほどたったでしょうか。
いきなり玄関の方で誰かが乱暴に扉を開けてはいってきました。
入ってきた人は号泣しています。
急いでいってみると、姉が顔面血まみれになって泣いていました。

取りあえず家に上げて、血を拭いてやり医者である父が傷を見て
「血は出てるがたいした傷じゃない」というのを聞いて一安心し
ようやく落ち着いてきた姉に何があったのか聞いてみました。

姉がウチを出てレンタルビデオ屋に行く街灯もほとんど無く
人通りも少なく舗装もされてない道をしばらく進むと、道の真ん中に何かを見つけたそうです。
よくよく見てみると・・・・
それはこっちに背を向けてうずくまっている人でどうやら中年の女の人だったそうです。
あたりには誰もおらず、道の真ん中でうずくまっているその人は
何か奇妙な感じがしたそうなのですが、姉は一応自転車を降りて
その人に「どうかしたんですか?」と話しかけたそうです。

すると、そのおばさんはいきなりすっくと立ち上がり
こちらを振り返るやいなやゲラゲラ笑いながら石を投げてきたそうなのです。
その内の一個が姉の顔にあたり血が出てきたそうです。
姉は驚愕しつつも、「殺される!」と思いその場からダッシュで
逃げたそうですがおばさんはしばらく笑いながら追っかけてきたそうです。

僕はその後自転車回収もかねて現場の偵察に行ったのですが
自転車があるだけで、そのあたりにはもう誰もいなかったですが
道路には血の跡がありました。

今でも忘れられないです

 

七日目

良くある話ですが
そのマンションの1室は、人が居着かない場所でした。
入居しても一週間以内に出ていってしまうのです。
その部屋は丁度2階の端っこ
7段ある階段を上ったすぐのところにありました。
大家さんは嫌な感じがして、気になっていたのですが
ある日ついに、一週間以上経っても出ていかない人が現れたのです。
大家さんは安心しながらも、気になって訪ねていきました。
住人は出てきませんでした。

様子おかしいので、大家さんは警察を呼び一緒に中に踏み込み、住人が変死しているのを発見しました。
死亡原因がはっきりしないと言うことで
警察は原因を突き止めるために調べるため。
今までそこに入居したことのある人達を訪ねたそうです。
ところが一様に、話したがらない
どうにか「刑事さんがそこまで言うなら・・」
と聞けた話は・・・

夜になると、子供の声がするそうです
初日は「かいだんひーとつのーぼった」
なんだ?と思い起きてみるが、それ以上何事もなく気のせいだと思ってやり過ごす。
が、次の日
「かいだんふーたつのーぼった」
3日目
「かいだんみーっつのーぼった」
4日目・・5日目・・・6日目
徐々に近くなってくる声
階段は7段しかありません。
それに恐れた住人は皆逃げ出していたのです。
結局、7日目に何が起こるのかそれを知っているのは死んだ彼だけなのです。

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