『イナゴ部屋』など 全5話|洒落にならない怖い話【短編・オカルト】

『イナゴ部屋』など 全5話|洒落にならない怖い話【短編・オカルト】 厳選

 

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短編 洒落にならない怖い話 全5話

 

固定電話

あんまりしつこく電話(固定電話)のベルが鳴るので取った。
何の事は無い、友人からの電話だった。

雨だけど遊びに行かへん?ってお誘いの電話。
あんまり気乗りがしないんでやめとくと言うつれない返事をして電話を切った。

それから携帯を取り出すと今話した友人に電話を。
「今電話した?」
「したじゃないか、たった今。さっき寝ぼけていたのか?」
「いや、ちょっと確かめただけ。じゃ今日は悪いけど家にいるよ。」
などとたわいもない会話をして携帯を切った。

さて、明日にでもNTTに電話しないと。
電話線どころかコンセントにも繋いでない固定電話がなぜ繋がるのか聞かないとな。

 

 

事故車

これは私の母親の話(実話)なのですが、とある田舎の国道を車で頻繁に通っていたそうです。
ある日(母の)妹とその道を通っていたときに、事故車を見つけたそうです。

その事故車には、妹は、運転席に男の人を見たそうです。
一方母は、後部座席に男の子、そして助手席に女性を見たそうです。
その女性は、窓にベッタリと張り付いていたそうです。

 

これと同じくらいの時間に親の知り合いがその道を通っていたそうですが、
その時は誰も乗っていなかったそうです。…

私の親は霊感が強いそうです。
家に戻った時、スカートが引っ張られている感じがしたそうです。
そしたら、後部座席に乗っていた男の子が母のスカートを引っ張っていたそうです。

 

えっと、この話実は続きがあるのですが、その男の子に塩をかけたらしいんです。
そしたら、(皆には聞こえなかったらしいが)断末魔の叫びをあげて、溶けたそうです。
そして、そこには黄色いビニール製の何かが落ちていたらしいです。
以上です。

 

鈴木

幽霊とかじゃないけど未だに納得できないことがある。
幼稚園に通ってた頃だったと思う。
ある日、ばあちゃんの畑で遊んでたんだけどそこで同じくらいの年齢の男の子と友達になった。

名前は鈴木なんとか。
俺はその鈴木君とすぐに仲良くなってそれから毎日遊んだ。

鈴木君とは違う幼稚園だったけどばあちゃんの畑の方に行くとだいたい鈴木君に会えた。
鈴木君の家にも行った。2人でウルトラマンの図鑑読んだの覚えてる。
とにかく、あの頃は鈴木君とよく遊んでたと思う。

でも、ある日を境にぱったり俺と鈴木君は会わなくなった。
原因は覚えてないし、いつごろから会わなくなったのかも覚えてない。
それからばあちゃんの畑には何度も行ってたけど、多分鈴木君には一度も会ってない。
いつしか俺は鈴木君のことを忘れてしまっていた。

話はとんで中学生の時になる。俺は鈴木君のことなんてずっと忘れてる。
でもある日、部屋を掃除してたらウルトマンの図鑑が出てきた。それで思い出した。

あー昔鈴木君とよく遊んだなーって。
で、何気なく母親に聞いてみたんだ。

俺「昔さ、俺ばあちゃんの畑の方に住んでる鈴木君とよく遊んでたよね?どうしてるかな?」
母親「?そんな子と遊んでたっけ?」

俺「え?」
母親が知らないわけがない。
ばあちゃんの畑は俺の家から100mぐらいの距離でその辺の家の人とは皆顔見知りだ。
絶対に鈴木って人が住んでて俺と同じくらいの年の子供がいたはずだ。
みたいなことを力説した。

でも母親は
「そんな人はいなかったよー。だいたいあんた外で遊ぶのよりも家でゲームしてる方が好きじゃん」
って笑ってた。

結局、鈴木君については何もわからなかった。
ただ、絶対にあの頃俺は鈴木君と遊んでた。遊んでた記憶はきちんとある。

でも、鈴木なんて人は確かに住んでなかったそうだ。
鈴木君のことを知ってるのは俺だけだった。
これって俺が頭おかしいのか?

未だに納得がいかない。
一体この記憶は何なんだ?って。たまに思い出してはモヤモヤ感を覚える。

終わり。あんまり怖くなくてごめん。

 

小さい頃の不思議な体験

1.小学校上がる前か上がったばっかのころ親戚の家でトイレで…
親戚の家はなんか変な造りで、壁一枚隔てて廊下が平行にあるんだ。
玄関入ってすぐ見える廊下は普段から利用。

玄関から右手の廊下はガレージにも繋がってて、一応通れるけど物置化しててあんま使ってない。
トイレはその物置化してる廊下の突き当たりにあって、
電気赤っぽいの使って付けても明るくなんないし夏でもヒヤッとしてて未だに怖かったりする。

その日は家族で遊びに行ってて、みんなは玄関入ってすぐの部屋でクーラーかけて雑談タイム
いつもトイレは母親に付いてきてもらうのに暑くて動くのがいやな母親に
言いくるめられて一人で行くことになった。

gkbrしながらダッシュでトイレへ
トイレからも玄関から外の様子が見えるからトイレのドア全開で
ちょっとでも怖さまぎらわそうとしてずっと外を見てた。

用も足し終わって、トイレから出ようとしたら玄関前を
男の人の生首がふわふわ浮遊しながら通りすぎた…
もうあまりの出来事に放心、しばらくして泣き叫んで
駆けつけた親や親戚に事情を話すとみんな大笑い。

夕方、近所のおばさんが家に飛び込んできて「二軒隣のおじさんが交通事故で亡くなった」とのこと。
ちょうど病院で息引き取ったのが、私が生首見た時間と同じだったみたい。

 

2.中学行く途中…
小~大学までエスカレーター式の私学に行ってたんだけど、
市バス通学で家からバス停まで徒歩じゃ無理たから学校に内緒で途中までチャリ通してた。

朝いつも通る道にマンションがあって、
いつからかそのマンションの下で幼稚園児を見るようになった。

でもいつもマンション側向いてて顔は見たことなくて、
しかも幼稚園バス待つにしては8時前は早いなと思ってたんだ。

ある日、いつも通りそのマンションの前を通るとやっぱり園児がいて
今日もいるなーと横目で見ながら通りすぎようとしたら
ゆっくりその子がこっち向いてニコッと笑ったんだ。

その瞬間背筋にゾクッとしたものが走って、慌てて目を反らした。
ちょっと距離が空いてから振り返って確認してもその子はもういないし、
さっき見たばっかの園児の顔が思い出せなくて気持ち悪くなってその場を立ち去った。

結局バス停にたどり着く前に車と接触事故起こしたんだけど、
事故るワケない見通しのいい通りだし、なぜ事故ったのか原因不明。
ちなみに私も車もぶつかる直前までお互いの姿見えてなかった。

 

 

イナゴ部屋

霊って信じたくないんだけどさ、こういう体験があるとね・・・

おじいちゃんが死ぬ知らせを聞く前、夢で初めておじいちゃんの夢を見たんだ。
広い一家立ての古い家なんだけど、ドアが外れてて
おばあちゃんや親戚の人が一人一人離れたい位置で
こっちを見て迎えてくれる。俺は中へを進み今の仏壇の場所で夢が終った。

小さい頃であまり会わなかったのでおじいちゃんの顔は良く覚えていないはずなのに、
その時の顔は鮮明に覚えてる。 あの時の夢では誰一人しゃべらず、無言で笑っていた。
怖い感じの夢ではなく不思議な感じだった。

それから10年ほどたってじいちゃんの家に泊まりに行った。
それまでに実家に住んでいた父の兄が他界していた。
夜は父、弟、俺の3人で仏壇のある部屋で寝る事になった。

その部屋には何故かイナゴ?みたいなのがたくさんいて虫嫌いな俺は中々眠れなかった。
1時頃やっと眠りにつけた。だけど3時頃だったか、
虫が俺の顔にくっ付いて来て目を覚ました。

その時ふと天井を見ると無数の黄色い光の玉が シャーシャー という音と共に動き回っている。
良くアニメで人魂と呼ばれてる物に近かったかもしれない。

臆病な俺は父を叩き起こした。父が起きると光は消えた。
あんな体験初めてなのに恐怖の感情はそれほど無かった。
その後家族に話したが誰も見ていなかった。
一体あれは何だったんだろう。

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