短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【63】
とても優しい義母
私の義母はとても優しい良い人。
彼女は結婚してからトメとコトメ(彼女にとってのトメコトメ。つまり義母の旦那の母親と姉)にずっといじめ抜かれていたらしいのだ、がおとなしい性格と時代のためにずっと我慢してきたようだ(義父は悪い人じゃないけど鈍感)。
私が旦那と結婚した時には既に大トメは亡くなっていたが、大コトメは健在で私の結婚式なのに
「○○さん(義母)は大馬鹿で気がつかない人だから私が○○家として取り仕切らないと!」
と口を出しまくり非常に迷惑でした。
結婚して数年経ち、先日3歳の娘を連れて義実家に遊びに行くと、何故か大コトメがいて義母に何やら説教中。
聞いてみると
「○○家としてしっかり嫁教育しなきゃ駄目でしょ」
という内容のものでいい加減ムカッとしたので私も
「○○家の嫁教育ってそうやって人をいじめ抜く事ですか?」
とニッコリ笑って聞いてみました。
大コトメ「何言ってるの失礼な女ね!私は教えてあげてるだけでしょ!」
とアワアワタジタジ。
慌てて義母の方を振り返って急に猫撫で声で
「ほらね、この子気が強そうでしょ?私の見込み通りじゃない。だから貴方に忠告してあげてるのよね」
と話しかけてましたので更に
「あはー♪分かりました?私気強いんですぅ。やられたら3倍にしてやりかえすタイプでして。おまけに大コトメさんよりずっと若くて元気なので実質喧嘩になったら勝負は見えてますよね♪」
と娘に遊びでぶらさがられ続けてできた二の腕の力こぶを見せてニヤリと笑ってみました(ちとドキュですが)
大コトメは「何て怖い子!お母さんが生きてたらアンタなんかすぐ追い出してたよ!」
とギャアギャアわめき始め
「○さん!何座ってるの!早くこの女をどうにかしなさい」
と義母に命令。
義母はじっと下を向いていたのですが、ここでツイと顔をあげました。
なんとクスクス笑っている!
「●●さん(大コトメ)、うちのお嫁さんの勝ちやわ、優しいええ子や。」
と笑いながら一言。
今まで何一つ抵抗せず、おとなしくトメコトメに従ってきた義母の初めての反応に大コトメは驚愕。
「親族会議にかけてやる!!」
とわめき散らしながら着物の裾を乱しつつ帰って行きました。
義母には
「貴方には嫌な思いさせてしまったなぁ。
でも貴方が言い返す所見て私も常識が覆ったわ。
ほんまに若いお嫁さんの方が強いに決まってるやんねぇ。
私も若い時それに気付かなかったわ」
としみじみ感謝されてしまいました。
これからは私のように(?)強くなる、と決心したそうです。
ちなみに親族会議と言っても、大コトメ夫と義父に言いつけただけです。
大コトメ夫は無関心だし孫ラブな義父には「孫の前で騒いだ姉ちゃんが悪い」と一喝されたようです。
私まで義母と同じようにいびろうとしたってそうはいきません。
「これからは大コトメが何かしてきたら私に言ってくださいね」
と義母に言いましたが義母は
「大丈夫。私もあんな風に言い返したいわぁ」
と答えてくれ、その後大コトメの電話でも何か嫌味的な話が出ると
「嫁子さんに相談してみる」
と言うと大コトメはアワアワと電話を切るそうです。
後出しにはなりますが「家族団欒」と称して何故か義父母宅で私達家族まで呼びだし自分が、一番上座に座ってお殿様のようにふるまい、義母と私を奴隷のように扱う大コトメが嫌いだったので、ずっと言い返したかったんです。
旦那や義父は「伯母さん(姉さん)は子供がいなくて寂しいんだろう」
と馬鹿だったし。
長男がサイマー
縁切りして10年経った今、やっと人並みの生活に戻れるようになったけど、実家は今だに絶賛修羅場続行中らしい。
自分は4人兄弟で、長男がサイマーだった。
実家は東北の片田舎。
未だに○○の本家って言えば通じるな家柄らしいけど、大分前に落ちぶれて今は金にもならん山がいくつかと田畑が残ってるのみのありふれた農家。
未だに跡取り至上主義な土地柄なんで、長男は甘やかされて育ち、それは見事なクズに成長。
成人前から借金や酒のトラブルを繰り返し、その度に親が尻拭い。
親が支払うので長男の信用情報は綺麗なままだから、凝りずに何度も借金を繰り返すのループ。
自分は小さい頃から家の為に家の為にと言い聞かされて育ち、それが当然だと思っていた。
卒業と同時に家を出たけど、借金が発覚する度に親に言われるままに金を出していた。
どっかでおかしいとは思っていたけど、長年の刷り込み教育は効果絶大で、そういうもんだと無理やり自分を納得させていた。
当時はバブルの終わり頃で、たまたま関わった仕事が当たり、結構な収入があったから余計に麻痺していたんだと思う。
今思えば馬鹿みたいに、家の為に家族の為にと、言われるままに金を出していた。
長男には何度も意見したが聞く耳もたず。
逆に親が兄をかばいだし、親戚まで出てきて一方的に責められて終了の繰り返し。
他の兄弟も一緒にせめてきたけど、後で分かったたんだが一円も出していなかったらしい。
そしてまた、懲りない長男はその後も何度も何度も借金を繰り返していた。
そんな中、見に覚えのない自分名義の借金の請求が。
しかも結構な金額だったので慌てて調べてみたらクレジットやサラ金から500万以上の借金を知らぬ間に負っていた。
保証人は親。
兄と親にやられてました。
自分は借金が嫌いで一度も利用してなかっただけに、全然気が付かなかった。
発覚した時には既に手遅れで、会社にまで取り立てがはいり即首。
借金嫌いで一度も利用した事なかったんで、通知とか見ずに捨てちゃってた。
なので全然気が付かなかった自分も馬鹿だと思う。
どういう事だと実家に行くも、借金はお前がしたものだ!この恥さらしと親戚総出てなじられた。
後で分かったんだが、跡取りの恥にならないようにと、今までの借金は全部自分のせいだと言っていたとの事。
そして親戚からも結構な金額を引っ張ってたらしい。
ここでやっと目が覚めた。
でも気がついた時には時既に遅し。
狭い町なんであっという間に噂が周り、同級生にも噂される始末。
友達だと思ってた人達も離れていき、気がつきゃ一人ぼっち。
その後5年間夜昼働いて自分名義の借金をなんとか完済。
翌日誰にも告げずに遠方へ引越し。
それから10年間知らない土地で働いて、今はなんとか普通の生活を送ってます。
住む場所や仕事の保証人は苦労したけど、あの借金ループから抜け出せただけでも幸いだしね。
住民票も違う場所に置いてるから、まだ人並みとは言えないかもしれないけど、不便も多いけど過不足無く暮らせてるだけでも幸せかな。
実家とはほぼ絶縁したまま。
一度父が倒れた時のみ帰ったけど、どこに住んでるかも言ってないし、誤解が解けた叔母のみに携帯の番号を教えただけ。
で、長男はその後結婚するも夫婦と子供三人揃って仕事せず親に寄生中。
親戚からも愛想をつかされ、地域でもあの家には関わるなと言われてるらしい。
自分も含めてだけどw
借金グセは治らず、未だに繰り返しては騒ぎを起こしてるとの事。
その都度土地を担保にしたり農協からの借金でなんとかしてるらしいが、先の震災で遂にトドメが。
原発の影響で作物が出荷できなくなり、どうにも立ち行かなくなったらしい。
他の兄弟達は音信不通になり、親戚ももう誰も手を貸さず、地価も下落して担保割れ。
親と長男夫婦で壮絶に揉めてるとの事。
叔母もこのまま縁切りするそうだ。
薪をもらう約束
私もせこいしけケチですが、相手もセコケチだった。
そろそろ来年使用分の薪集めが始まる我が家。
(生木は使えないので薪割りして一年かけて乾燥させないといけなくて、秋が深まり葉が落ちた後の木の方が水分が抜けやすい為)
そんな中、子供の幼稚園の友達のAママが、
「義実家の空き地を駐車場にして貸し出すんだけど、生えてるドングリの木を切り倒すから、欲しかったらあげるよ、運搬用の車とかは無いから、引き取りは私さんの方でやってね」
と言ってくれた。
広葉樹の薪は火持ちが良くて重宝するので、有り難やと思い引き取らせてもらう事になった。
木の伐採自体は業者にやってもらうので、作業が終わったら教えるから取りに来てねと言われた。
その空き地はうちからも近所で生えている木は私も見た事が有るんだけど、幹の直径が50センチは有るとても立派なもので、それが3本程有ったのでとても楽しみにしていた。
勿論タダで貰うつもりは無くて、菓子折りとうちでとれた野菜と、商品券で1万円用意していた。
Aママも、処分もタダじゃないし、お金は要らないと言っていた。
しかし、伐採が終わったという連絡を受けた時、何故か現金を要求された。
その金額が、同じ位の量の薪(乾燥済み)を普通に買ったよりも若干安い位という高額で、生の玉切りをそんな金額では買えないので、それなら悪いけど要らないと断った。
運搬費用こちら持ちで自力運んで、薪割りして乾燥迄自分でやらないといけないのに、なんですぐに火にくべられる薪と同程度の金額を払わないといかんのかと。
そう言ったら引き取る約束だとかタダで貰おうって方がおかしいとか言われたけど、やはり金額がどう考えても見合っていないので断った。
そうしたら、
「じゃあもういい!別に私さんにあげなくても買ってくれる人いるし!」
と言われてCOされた。
後日、Aトメさんと会った時に早く木を引き取って欲しいと言われ、事情を話すとトメさん憤慨。
なんでも、ママ友(私)に引き取って貰う、車も出して全部やってくれるそうだからお礼をしたいと言われ、A義実家から私へのお礼として5諭吉受け取っていたらしい。
それなのに、私がいつまで経っても木を回収しないので、文句を言ったらしかった。
その後Aトメさんから事情を聞いたら、薪の相場がとても高かったので、タダであげるのが勿体無くなった、売りつけようと思ったが断られた、ネットで売りますと募集をかけたが誰も買ってくれなかった、5諭吉は仲介料としてAがぽっけないないした、という事だった。
離婚なんて事にはなっていないが、同居になり躾け直すと言っていた。
伐採した木は、元々うちにくれると言っていたのだから貰ってくれと言われ、用意していたお礼をAトメさんに直接渡して、ありがたく頂いた。
非常識なクレクレ
本当に非常識にクレクレ言う人がいるんだ、と思った出来事。
クレクレは50過ぎの人で、数ヶ月前に会社のパートとして採用された数名の中の一人。
昼休憩で、休憩室で何人かの仲の良い人たちと固まって食べていたら、近くに座って話しかけてきた。
クレクレさんは自分の娘さんとペット(犬)の自慢話が大好き。
少し前に、他の若い女の子のグループと一緒に昼食を食べていて、その中に新婚小梨の子が居ると知ると、昼休み中、姑の様に子供梅梅→自分の娘ageageで自慢、他女の子sageして、かなり迷惑がられる一件もあった。
自分も結婚数年小梨なので、その子達から梅梅話しを聞いて良い印象は持っていなかった。
けど、自分が何かされた訳じゃないし、仕事はきちんとしているし、他に変な噂(備品パクとか)の噂はなかったので小梨である事には触れないようにして普通に接していた。
で、今日、普通にみんなで弁当やら食べて、普通にくだらない話し(時事とか、ワイドショーネタとか)してたら、その中にちょろっと犬の話題があって、早速クレさんが食いついてきた。
みんないつもの事なので、程々にスルーしつつ、程々に返事してたら、私の携帯にメールが来た。
私は待ち受けをペット(鳥)にしているんだけど、それを隣に座っていた仲良しに気づかれて、
「あ、それ○○(ペットの名前)ちゃんだね、かわいー」
と褒めてくれた。
そうしたらクレが食いついてきたので、ただのペットの写真で、ペットは犬ではなく鳥だと返した(犬だと、その人の犬sage自分宅の犬爆ageトークが始まるから)。
そうしたら、写真を見たいと言われたので、待ち受けを見せた。
何の鳥かとか、種類とか、性別とか聞かれたから教えたら、
「いいわね、その子、私にちょうだい」
と来たもんだ。
そん場にいた全員ポカーン。
なにご冗談を、大切なペットをあげるわけがないと言っても、たかが鳥くらい、たいして懐く訳じゃないしいいじゃないか、珍しい鳥だし、私が犬と一緒に大切に育てる!とか言い出した。
大切な我が子をたかが鳥扱いされて、勿論私は切れて、
「じゃあ、わかりました。この鳥を差し上げる代わりに、そちらの犬をください」
クレ「はぁ?何言ってるの」
私「たかが犬じゃないですか。私の方が大切に育てるから、ください」
クレ「たかが犬ですって!!!!××ちゃんは血統書でなんたらかんたらで!!!」
私「じゃ、娘さんでも良いです。娘さん、最近就職されたんですよね。もう手も掛からないだろうし、老後の面倒も見て欲しいし、丁度私子供未だ居ないし、子育て分からないけど、社会人なら多分大丈夫です。
余り懐かないだろうけど、まぁ、それはいいんで、娘さん養女にください。鳥と交換で。
一応大切にしますよ」
クレ「アンタ頭おかしいんじゃないのぉぉぉぉ?!!!!」
…一応役職上の私にアンタ呼ばわり、掴み掛かってきそうになったので、周りで見ていた男性社員達が割って入ってきてくれて終了しました。
その後、上司にクレが私が非常識だと文句を言いに言ったらしいが、先に私から事情を聞いていた上司に先に非常識な話を持ち出したのはそっちだ、犬も鳥も、飼っている人にとっては大切な家族、子供も同然。
それを「たかが」と言われたら誰でも憤慨するよ、今のあなた(クレ)と同じで!と説教してくれて終了。
因みに上司、鳥ペット仲間。私が数年前にオカメインコ購入→私の話や写真を見て、惚れてくれた上司が、今やオカメやマメルリハ、ゴセキセイガイとか育成中。
良い餌の情報交換とかしている仲だったので、クレの「たかが」「鳥は慣れない」に私以上に怒ってくれた。
クレは午後はブスッとした顔で仕事して帰っていきましたよ。
来週どんな顔して出勤するのかな。
あと、以前子梅攻撃された子からも「スカッとした!」とgjもらいました。
今度子梅されたら、「だったらそのご自慢の娘さん養女にください」って言ってみるそうだ。
あ、私は犬大好きです。たかがとか思っていません。
環境が揃えば犬飼いたいです。が、今は鳥に夢中。
オカメ、超慣れて甘えん坊でかわいいですよ。
手術しか治す方法がない
営業職の夫は常日頃から足が痛いと言ってた。
元々外反母趾(素人判断)があったのだけど、病院に行くほど酷くは無くて、日常生活に支障は無かった。
けど夏過ぎくらいに我慢出来ないくらい痛むと行って近くの病院へ。
レントゲン等を撮り、ここでは治せないし原因も分からないからと言われ、某大学病院の紹介状を貰った。
大学病院へいったら、原因不明だが、1ヶ月の入院+手術、3ヶ月間のギプス生活が必要と言われて帰ってきた。
医者が言うには、外反母趾は関係無くて、足の人差し指と中指が脱臼していて、普通こんなことはあり得ないし、手術しか治す方法がないとのこと。
病名は脱臼になるらしいとのこと。
手術事態は脱臼している骨を切って、鉄を入れてみたいな感じで結構な大手術になるみたいらしかったので、私もかなり焦った。
出来ればすぐに手術して欲しかったけど、医者の都合で速くても2ヶ月待ちと言われた。
週に一度通院してるのに、痛み止や湿布の類いは何一つ処方してくれず、手術の話しばかりらしい。
営業職で一日歩き回るのが仕事の夫からしたら、4ヶ月間仕事出来ないのは痛いし、治療もしないのに毎週仕事を休んで通院するのはしんどいし、保険会社に請求の伺いの電話をしたら病名も分からなければ、手術名も分からないものには払えないみたいなことを言われ、夫婦で悩んだ。
で、いろいろ何が原因かとか考えた結果、そういえば夏に駅の階段で人に押されて転び、足が痛い痛いと帰ってきたことを思いだした。
痛がってたのはその日だけで、湿布をはったら次の日にはだいぶ良くなったと言っていたので、全く忘れていたけど、もしかしてそれが原因なんじゃないと思って医者に報告することに。
ついでに手術するなら、手続きとかいろいろ聞きたいこともあったので、私も一緒に病院へ行くことになった。
んでその日診察室に入るなり、「手術する決心ついた?」の一言。
いきなりそれはないんじゃ…と思いつつ、上記のことが原因ではないでしょうかと伝えたら、
「あのね~、ぶつけて脱臼したら痛くて耐えらんないんだけど(笑)靴とか履けたんでしょ?じゃあ違う(笑)」
と言われ
「じゃあ何が原因なんでしょうか。それが分からないと、保険会社に請求できなくて。せめて手術名だけでも分かりませんか?」
と聞いたら
「だから原因もわからかいから、病名はわからないんですよ~。保険ね~。じゃあ外傷ってことで出してみる?意味ないと思うけど出さないよりはましだからね(笑)」
と言われました。
言い方も腹が立ったし、バカにされたような気がしたのですが、我慢して
「外反母趾ではないんですよね?保険会社が確認しろと言うものですから…」
そういうと
「違うってば(笑)」
と言われ。以下会話
私「もし手術しないとどうなりますか?手術以外では治りませんか?」
医者「今は耐えられても結局手術することになるんじゃないの?」
私「骨を切る手術ってことですが、その後は普通に生活したり運動できたりしますか?手術したら再発したりしますか?」
医者「骨が動かなくなりますね~」
私「えーっと…再発や運動は…?」
医者「だから骨が動かなくなります。すみませんがね、後がつかえてるので手術するかしないかはっきりしてもらえませんか?こちらも予定を決めなきゃならないんでね」
といってきた。
ちなみにこの時点で診察室に入って5分もたってない。
この辺で主人が頭にきたらしく、
「すみません。先生を疑う訳じゃないんですが、僕も身体にメスを入れたり骨を切ったり、仕事を4ヶ月も休むので、デメリットや再発の可能性についてや術後のことを詳しく教えて欲しいんです。」
そういうと
「ですからね、手術する、手術しないで我慢する、この2択しかなくて、手術しないならどこまで我慢できるかご自分との戦いになるんじゃないですか?(笑)」
と言われた。
何を聞いても検討違いのことを言われ、診察室に入って10分くらいたとうとした時に、翌週までに手術するか決めてきてと言われたので、主人が
「すみません。セカンドオピニオンで違う病院いきます」
といったら烈火のごとく怒りだし
「どうぞご自由に!」
といって追い出された。
精神的にすごく傷ついたし、疲労感が半端なかったけど、何より一番足が心配だったからすぐに違う病院へいったら、外反母趾が悪化したことによる脱臼でした。
もちろん手術した方がいいみたいだけど、今は対処療法でいろいろしてくれてます。
今の病院で先の病院での出来事をいったら、こんな典型的な症状なのになぁ…と不思議がられました。
新しい病院(こちらも大学病院です)は、手術した場合のデメリットやその他もろもろのことを教えてくれるし、何より丁寧で本当に安心できます。
同じ大学病院でもこんなに差があるとは、本当にびっくりしました。
先の病院ではかなり脅しに近い感じで対応されたので、この先生に見放されたらと思ってしまい、夫がセカンドオピニオンといったことで、なんであんな先生の機嫌を損ねるようなこと言ったのよ!と夫に対して怒ってしまい、喧嘩もしてしまいましたが、今は本当に言って良かったねと言い合ってます。
未だに医者に対してトラウマがありますが、早く夫の足がよくなるように邪気払いのつもりで書かせていただきました。
誰にも話せなかったし。
良い人だと思ったらキチだった
同じマンションに住んでるAさんが、私が妊娠したと同時に絡んできた。
「先輩ママとして色々教えてあげるわ!」
みたいな事を言われて、ちょっとおせっかいだけど良い人なんだろうな、って思って話しだけ聞いてた(主に外で)
だけど少し立ったら、子供たち連れて我が家に入り浸る様になった。
その時点でうげえ、なんだけど。その子供がなんとも言えない位に育ちがよろしくない。
ジュースはわざと零す、トイレに行く前に漏らす等。
しかもAさんは片付けないし、謝罪もしない、物を壊しても弁償とかもなし、お菓子も集る等酷かった。
勿論私も文句言ったけど「子供がした事~」で話し聞かない。
Aさんの子供も「ママが怒らないから良いんだもん」みたいな感じww
それで、流石に妊婦だし迷惑だしで、入り浸り2日目に旦那がAさん宅に話しに行ってくれた。
A旦那は知らなかったらしく平謝りで一旦解決。
でも、そうしたら次の日から、A娘が我が家に訪ねて来るようになった。
「私だけなら良いんでしょ?」だってww
そんな訳あるかって突っぱねたら今度はAが突撃
Aの言い分は凄いめちゃくちゃで訳の解らない事だったけど、旦那が派手で若いイケメン(派手だけどもう20代後半)で、ブランド品持ってるから(割と安いものでしかも独身時代のもの)私さんはキャバクラで勤めてるんだ、子供も旦那の物じゃないんでしょ!
黙っててあげるからA子ちゃんを見なさい、という意味の解らない内容でww
全部、いいえ、違いますよ。って答えたらふぁびょって
「A子ちゃんが可愛くないの!!!!」
って怒鳴られて
「はい、まったくもって、可愛くないです」
って業務的に答えたらA子が泣きだして、ぎょっとしてたらA子がダッシュで私の家の中にはいって、私の鞄の中に入ってるお財布握って逃げようとしたw
止めようとしたらAママに腕掴まれて行けないし、Aママは
「これは慰謝料なのよ!!優しくしたら付け上がりやがって!!!」
とか言うもんだから、こええwwwってもう涙目ですよ。
それで無理矢理、手ひきはがしたら今度は体をおされそうになったんで叫んだら、Aママもひるんでしまい隣に住んでる奥さんが出てきてくれて
「Aさん何やってるの!!!」
と言ってくれて、AがA子を置いて逃げていき、A子は財布離さないし、どうしようかって隣奥と話して警察読んだ。
そんで警察が来るくらいの時にAママが流石にヤバイと思ったのか
「ごめんなさいね~」
とかニコやかに入ってきて、結構マヤっておいたので、一応ドナドナ、腕にくっきりAさんの手の痣が残ってたので軽度ですけどAさんは捕まりました。
A子ちゃんにも可哀想とか思わなかったし、Aママと旦那さんは離婚してA子ちゃんはAママに親権行ったらしいよ。
でも、今は何故か孤児院に居るって風の噂で聞きますた。
Mother、Mを取ったら他人(Other)
学生時代、授業中に急にA先生(男性)が
「『Mother、Mを取ったら他人(Other)です』
というCMがあるけど、MはMoneyのMなんだよね、きっと」
と言い出してめちゃくちゃ驚いた。
英語の授業ではなかったし、A先生は先程までごく普通に「枕草紙云々」と説明していたのに。
全員一体どういうことなのかわからなくて戸惑っている中、
「他人にお金付けても母親にはならないのになアハハハハ」
とA先生は一人で大笑い。
異常を察したらしい別のクラスの教師が、引きずるようにA先生を教室から連れ出した。
静寂の中コダマする笑い声が凄く不気味だった。
その後A先生は自己都合で退職したと伝えられたが、生徒間では精神病院に入った、と噂された。
「Mを取ったら~」
は、お母さんからお金無くなったから他人??と私は思っていた。
それから数年後、A先生の詳しい事情を知った。
聞くところによると、A先生の奥さんがパート先で結構な額を盗んでKに捕まったらしい。
パート先へ謝罪、関係者に土下座周りをA先生一人で行い、被害額 示談金(?)もA先生が支払った。
Kから出てきたA奥、反省するでもなく近所スーパーで万引きで捕まり、K沙汰にはならなかったものの、もう堪えられない、と離婚。
泥に任せられない、と一人娘(小学生)はA先生が引き取った。
しかし時既に遅く、A子英才教育済。
どんなにAとA両親が言い聞かせても、体罰を与えても、多めに小遣いを与えても、窃盗万引きを繰り返す。
さらにA子は
「ママと一緒のが楽しい。ママはいっぱい褒めてくれるのに」
とA先生と顔を合わせるたびに泣き喚く。
そしてついにA先生は壊れてしまう。
その隙に、A奥がA子を連れ出した。
A両親は息子のストレスの元であるA子を連れ戻そうとしなかった。
親権を元A奥にうつし、A両親は養育費を元A奥に支払い、元A奥とA子は更なる窃盗を繰り返し生活している。
そのA子が、引越しを検討していた家の向かいアパートに住んでいた。
主人と不動産屋と一緒に家を見ている時、偶々家から出てきたA子に挨拶をした。
もう購入するつもりでいたので、先にご挨拶を、と思って。
「どちらから越して来るの?」
と聞かれ、地元の名前を言うと、
「○○(A先生フルネーム)って教師知らない?私のお父さんなの」
と言われ、例の噂からさすがに口に出せず
「よくわからないです…」
と返すと非常に嬉しそうに、事細かに上記と、更には盗みの手口まで語りだした。
私も主人も不動産屋もドン引き。
口も挟めず黙って聞いていることに気を良くした(?)のか、A子は
「あなたとは仲良く慣れそう☆引越し楽しみにしてるね☆ミャハ☆」
と握手。その後家からチビッ子いA子供たちがワラワラ出てきて、お約束の
「みんな父親がちがうの☆」
「今元彼の子供妊娠中なの☆」
メダマ瞬間移動…。
A子がアホだった事に感謝しつつ、逃げるように帰宅。
家の購入は断念。
別の不動産屋で候補に挙げていたマンションを購入した。
本当は一戸建てがよかったんだけど…。
あの家がその後どうなったのかはわからない。
速攻で携帯番号変えて速攻で引越ししたから、不動産屋から連絡してこれないし。
何も知らないままあの家を購入していたら…と今思い出してもゾッとする。
義母が蜂に刺された
今年の秋。
義母が蜂に刺されて入院した。
義両親は二人暮らしだが、元々共働きで家事は時間がある方がする、という夫婦だったので義父も家事は問題なく出来る人。
遠距離のうちも、近距離の義兄夫婦の手も借りなくて大丈夫と言われた。
義母が蜂に刺されるのは2度目なので、心配でお見舞いに行った。
刺された翌日だったが、刺された手の甲だけでは無く肘までぱんぱんに腫れていた。
新聞を取ろうとしたら、郵便受けの中に蜂がいたらしい。
設巣の季節で気が立ってたのね、不注意だったわ。と義母は笑っていた。
お見舞いの帰りに義実家に寄って、義父と蜂の巣を探したが庭にも近所にも見あたらなかった。
しばらくして義実家での家族会議に呼ばれた。
義兄嫁が蜂を仕込んだのが発覚したらしい。
一回目の蜂は偶然だが、アナフラキシーショックの危険を知り、わざわざ早朝に仕込みに行ったとか。
ちょっと信じられない話で、義母と義兄嫁が仲違いしていたとは初耳だった。
うちは飛行機の距離で、年に一度か多くて二度会う位で良好な関係だったが、徒歩圏内の義兄嫁とは近くに居る分、色々有った模様。
義兄嫁がネットで蜂の捕獲方法や、冷凍スプレーで気絶させて何時間で目を覚ますか、等を調べていた事。
実際に蜂を捕獲する姿を目撃されていた事、早朝に義実家前に居るのを目撃されていた事。
その際、防護用の手袋や蜂を入れていた容器を持っていた事、それらをネットで購入していた履歴、等から義兄嫁も、義母の暴言の録音を大量に持っていて、義父呆然。
義兄真っ青。
私達夫婦ポカーン。
義兄夫婦は離婚しましたが、暴言の内容の酷さから、私達夫婦も以前のように義母とつき合う事が出来ず。
今年の年末年始は帰省しない事になりました。
義母の暴言は
・とうとう子供が出来なかった(義兄嫁は45歳)。
不良品を嫁に貰った息子が可哀相。
・石女の貴方に遠慮して、次男嫁は孫をあまり連れてこない。
孫に会えない私達夫婦&引き離される次男夫婦親子が可哀相(子供のクラブ合宿等が重なって、連れて行かなかった事が数回ある)
・普通は30代後半で、自分から身を引くもの。息子の人生を返せ。
・次男が我が子を抱いているのを、長男がどんな気持ちで見ているか考えろ。
・さっさと離婚して、長男に若くて欠陥品じゃない女性を紹介しろ。
・将来は次男夫婦と孫と暮らしたいのに、貴方に遠慮して呼べない。少しは察しろ。
・貴方のご両親は、息子を騙して不良品の娘を押しつけたことを、どう思っているのか?
正式に謝罪するのが筋なのに、親子揃って常識が無い。
不良品を産んだだけは有るわね。
等です。
穏やかでニコニコした大人しい義母だと思っていたので、思考停止しました。
義兄は義兄嫁の訴えを「そんな大げさな」「悪く取りすぎ」でスルーし続けていたようです。
女子専用アパート
大学生の時、女子専用アパートに住んでいたんだけど、隣の住人が大変盛んな人だった。
部屋を出るまで姿は見なかったが、朝であっても情事の声は聞こえ、夜遅くに帰って大騒ぎ迷惑この上なかった。
ある夜、友人と話していたら隣が騒がしい
「殺すぞ」
「死にたいのか」
とは言えそんなことはいつもだったので、友人もよく知っており馴れていた。
「ところで、今日は満月だね」
話題を変えようとした彼女の言葉にカーテンを開けた。
するとベランダにパンツ一丁に両手に服を持った男が震えていた。
「お~間男か」
隣の騒ぎから察して話は見えていた。
思わず友人と感動しつつも、どうしたものかと思案。
しかし真冬で雪も降っていたので部屋に入れてあげることにした。
もちろん武器を手にして。
服を着てもらい、温かいお茶を出し、話を聞いて玄関から出ていって頂いた。
まぁ、間男だった訳だが、あまりにおまぬけ過ぎて笑ってしまった。
隣は最後は警察沙汰になり、次の日には大家さんに叩き出された。
隣はかなりの修羅場だったことが、後に大家さんから明らかになった。
元々、部屋に乗り込んで来た時から包丁持って来ていたとか、お隣りは間男と会っていたが、鍵をガチャガチャしたのに慌てて、パンツ一丁なのにベランダに押し出し、カーテン引いたと同時に相手が乗り込んで来たとか。
何も言わず黙って包丁をかざし、じっとお隣りを見つめた。
そして無言で壁や家具を包丁で切り付けた。
当然ながら止めたら、髪を掴まれそのままに切り付けるのをやめなかったらしい。
大家さんに頼まれ、お隣りが出ていった後の片付けを手伝ったが、すごかった。
壁はずたずた、床も切り付けた跡あり。
風呂場はステッカーがべたべた、シンクにGが湧いていた。
うじ虫を食べるGって・・
お隣りの話を大家さんから聞きながら片付けた。
何も考えずに片付けた。
私の心も修羅場だった。
神経すり減る修羅場
今でも語り継がれている曾祖母が亡くなって我が家に起こった神経すり減る地味な修羅場。
修羅場その1
祖母の家に古い価値がありそうな大皿Aがある。(曾祖母が買ったもの)
それとは別に、引越しする家(昔の大きな家は持ち出せないものをフリマの様に売ったりしてたらしい)にあった皿を祖母が気に入って数点購入していた。
その内の一つに小皿Bがあった。
葬式が終わった後、どうみても遠い親戚の一人が「価値のある皿」を持っているらしいという大雑把な情報を入手、「実は曾祖母に預けていた皿があった」と言い出したらしい。
んにゃ訳勿論無いが一応どれの事だ?と聞いてみたら小皿Bをご指名。
そりゃ私が買ったヤツじゃんプギャーとなり遠い親戚は親戚一同からフルボッコ
祖母曰く小皿Bだってイイ値段な品らしい。
修羅場2
曾祖母は純金の地に純銀の細工(?)がしてある昔の人にしてみれば相当お洒落な指輪をしていたらしい。
曾祖母は自分が亡くなった時に絶対に狙われると危惧しており、曾祖母が生きている間に溶かして全く別の細工がしてあるネックレスにし、それを祖母にあげた。
その時に混ぜ物も入れて業と「純」じゃ無い様にもしたらしい。(光り方違うかららしい)
案の定葬式してる最中も後もひっきりなしに出てくる。
隙あらば引き出し探すやら箪笥探すやら。
「あれは私が預けていた」とか「貰う約束をしてた」とかあの手この手で。
祖母の耳元で囁くヤツまでいたらしいw
他にも色々あったらしいが祖母と母の思い出はこの二つが強烈杉で他は屁みたいなモノだったらしい。
指輪なんかは半年~一年わいて出てきたとも言ってた。
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