『友達の浮気現場に遭遇』など 短編10話【37】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『友達の浮気現場に遭遇』など 短編10話【37】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【37】

 

男が女に痴漢されてた

満員の電車に乗ってると、隣の子がずっともじもじてるから痴漢か?とちらっとみたら男が女に痴漢されてた。

痴女?そういうプレイ!?とヒヤヒヤしたのが第一の修羅場。

でも男の方の表情がなんかおかしく、目が合うと涙目でこっちを見るので痴漢だと確信。

女に出来るだけ近寄って、さわさわしている手の甲を思いっきりつねってやった。

イタッて小さい悲鳴が聞こえたあとに、急になにするんですか!と大声で叫ばれ、しかもその女がわりかし美人だったもんで、こっちが悪者っぽい空気になったのが第二の修羅場。

痴女「手をつねるなんて酷いじゃないですか!」

(周りの人達からの白い目が向けられる)

私「確かに手はつねりました、でも私痴漢してる人の手をつねったんですけど」

男「痴漢されました…(女の子みたいにしゃくりあげながら泣いてた)」

男の人がカミングアウトするのはとても勇気のいる行動だったと思う。

女は顔を真っ赤にしてわに震えてて、何より否定しなかったんで真実味があった。

電車が止まってドアがあいた瞬間に逃げ出そうとした女の足を、ドア際にいた男の人が引っ掛けてたw

駅員にそのまま渡すも、こけてタイツが伝線し涙目の女と泣きじゃくる男じゃやっぱり女に分があるみたいだった。

半信半疑の駅員に被害者の男ともう一人の目撃者の男(女をこかした人)とで抗議した。

目撃者の男はプレイだと思ってたらしい。

女は結局色々と自爆してドナドナされていった(欲求不満だとか、前から可愛いと思ってたとか)

被害者の男は高校生くらいでかわいそうだった。

私は目撃者の男とそのまま意気投合し、なぜか付き合うことになった。

そして今月結婚した。

 

家族旅行

私が小学生の頃の修羅場。

姉は当時大学生。

父親が私に家族旅行の話をしてくれた。

何月何日に新幹線でどこそこへ行って何を食べる予定というのを話してくれた。

小学生の私は楽しみで楽しみで仕方なかった。

前日、母と「楽しみだねー」と話してた。

当日の朝、父方の祖母と伯母が来た。

父「じゃ、行ってくるよ。お土産は買ってこないからな」

母「え?」

私「いってきまーす」

父「お前、ついてくる気か?」

私「え・・・だって家族旅行って・・・」

父「俺の家族の旅行。こっちの家族旅行。お前は姉ちゃん(母方伯母)とおふくろ(母方祖母)と家族じゃないだろw」

姉「何それ?家族って言ったら私たちのことじゃないの?」

私、大泣き。

姉はこっちの予定も聞かずに勝手に父がサクサク計画を立てたとブツブツ言ってたけど、まさか家族旅行の「家族」に自分たちがメンバーに入ってなかったとは思いもしなかったらしい。

当時の私は知らなかったけど、祖母は母に嫌がらせをしてたらしい。

伯母も嫌がらせしてたらしい。

私はよく伯母と祖母から「あんたのお母さんはだらしないからねー」と言われてた。

母がお味噌汁を吹きこぼしたことがあるから、そのことを言ってるのだとずっと思ってた。

何年も話題のネタはそれしかないあまり会話が上手くない祖母と伯母なんだと思う程度だった。

母と姉が父に言っても「どうせお前らが悪いんじゃね?」だったらしい。

そんな父が家族旅行を計画してくれたので、母も姉も父を見直して、勝手に進める計画にも反対や意見を言わないようにしてたそうだ。

ようやく家族に向き合ってくれたと喜んでもいたそうだ。

ブチ切れた姉は、就職してすぐ家を出た。

片親にするわけには・・・と躊躇する母親に、

「どちらにしろ私は妹(私)を連れて家を出るよ。一人であの男と一緒に住みたいならどうぞ」と引っ越し。

「でも」と迷ってた母だが、姉と私が出て行った途端、父は祖母といまだ独身の伯母を連れて帰り、私たちの部屋だった場所に二人を住まわせた。

その後も母は父と住み続け、姉のいない昼間に私と姉の住む家に来たりした。

家族旅行の家族のメンバーに自分が入ってなかったことと、自分は父の家族じゃなかったのかと思ったことと、旅行に行けなくて悲しかったのが修羅場。

あと、昼間に通ってくる母が、父や祖母伯母への愚痴、姉への愚痴をずっと私に言うのが辛かった。

姉は私を妹だと言い家族だと言ってくれてたので甘えてたけど、母は「一緒にお父さんの所へ帰ろう」と姉から引き離そうとするし、でもお父さんのところと言っても、そのお父さんは私たちを家族扱いしてなかったし、どうしていいのか分からなかった。

いつか自分の居場所がなくなるんじゃないかと思いながら姉の帰りを待っていた時も修羅場。

「遅くなるから先に寝ててね」と姉から連絡があっても、不安で不安で玄関をずっと見て起きてた。

その後、母は父のところを出て私たちのところへ住み、仕事に就いた。

母がいなくなり、祖母と伯母が甘やかしたからなのか成人病が悪化した父が亡くなった。

母は最期まで「ちゃんと見てないと、不摂生するから」と父を心配してたけど姉は「は!自業自得」といつも言ってた。

実家の相続で「あんたの姉は図々しい」と祖母が言ってきたが、姉は祖母と伯母を追い出し家と土地を売った。

姉はずっと私に「あなたは何も心配しなくていいからね」と呪文のように言ってくれてたけど、ぐずぐずの母と不安で赤ちゃんがえりした私を抱えて大変だったと思う。

「ごはんと洗濯と掃除してくれたらすごく助かるんだけどな」

と姉に言われ、頑張ったけどいま思えばかなり不味いごはんをよく姉は食べてくれたもんだなと思う。

姉は好きだけど、姉のことを「強引で冷たい。お父さんはお姉ちゃんに見捨てられたのかも」と言う母はあまり好きになれない。

父は母方の祖父母が生きていたころは母に優しかったらしい。

姉も優しかったころの父親を知ってるみたいだけど私は知らない。

私と姉の年が離れてるのは、赤ちゃんが生まれれば昔のように良い父親に戻ってくれるかもと思ったかららしい。

いまだに愚痴を言う母からの話なので真偽は確かめようがないけど。

 

漏水の可能性あり

この夏、水道使用料が前月の2倍以上になっている上に、検針時に確認したら漏水の可能性あり、と水道局から電話連絡が来た。

借家の大家に連絡して、業者に水漏れの点検をしてもらうも問題なし。

なのに、メーターは回る。

これはどういうことだ?とみんなで頭をかしげていると、家の周囲を点検していた検査員の人が、

「この外蛇口はお宅のですか?」と・・・

貸家の真裏に外用蛇口を発見。

(裏口もなければ通路もないので、家人は存在を知らず)

大家に確認すると、以前裏庭があったので清掃用に外蛇口をつけていたことを思い出す。

で、その外蛇口にはホースがついていて、そのホースを辿ると裏の貸家につながっていた。

どうやら我が家がこの4月に越して以来ずっと水泥棒されてたみたい。

最初は庭の水撒き程度で使っていたらしいが、あまりにもバレないので調子に乗って洗濯機、洗車、更にこの夏子供用プールにもバンバン使ってた。

たまたま検針のときにメーターが回っていたので、係りの人が気づいたらしいけど、もし気が付かなかったらそのままずーっと水泥棒されてたよ。

確かに、引越し以前よりも水道使用量が多い気がしてたんだけどさ・・・

気のせいかと思ってた(バカ)

大家と一緒に苦情を言ったら、そこの奥さんが水泥棒してたことを認めて、旦那さんと一緒に平謝りしたけど、結局借家を出ることに(我が家と同じ大家)

外蛇口は勝手に使えないように蛇口をとっぱらって水道料金を返してもらって、どうにか収束。

小さい会社

フェイクもりもり。

矛盾があったらごめんなさい。

以前(といっても半年くらい前)勤めていた会社であった話。

その会社自体は小さい会社で、当時従業員は私、所長、A(のちの泥)の3人しかいなかった。

詳しいことはあんまりいえないのだが、外国人向けの派遣会社で、私はパートとして経理を担当していた。

Aは外国人の派遣企業への送迎や、企業さんへの定期訪問を担当していて、Aの仕事がないときは、書類整理等を手伝ってもらっていた。

私が入社するずっと前からAはその会社に勤務していて、経理のことも私以上にわかっているはずなのに、何故か所長はAには経理業務は一切させず、お金の管理や備品管理については、全て私に一任されていた。

決算月等は正直、猫の手も借りたい状態だったのにも関わらず、所長からは「いくらでも残業代出すから、(私)ちゃんがやって」と言われていた。

その頃からなんとなく怪しいなと、うすうす感づいてはいたのだが、所長が海外出張に言った時にちょっとした事件が起こった。

その日は所長から経費として5万円を預けられており、そこから2万円は外国人の入管申請に使う印紙を購入するように言われていた。

特に急ぎではなかったものの、早めに購入しておかないと忘れてしまうなと思い、ちょうど昼休憩に出るついでに、郵便局に寄ろうと経費の入ったバッグを持って席を立つと、Aに呼び止められた。

A「ちょっと(私)さん、その経費のバッグ、どこに持っていくの!?会社の経費じゃないの?」

私「あぁ、印紙購入頼まれてるんで、ついでに買ってこようと思って」
A「全部持っていくことないんじゃない?何かあったら大変だよ?」
私「ん~…まぁ、買いたい事務用品とかもあるんで、ついでに見て来ようかと」
A「あ、じゃあ私、ちょうど○○(近くのSC)に行くから、
ついでに買って来てあげるよ!」

そう言って、
にこにこしながら金をよこせと言わんばかりに手を出された。

私「いや、ちょっとそれは…一応経費任されてるの私なんで…」

A「何??あ…もしかして、横領する気じゃないでしょうね…?(にやにや)」

私「そんなことしませんよ!思いつきもしませんでしたよ、そんなこと。」

A「え~ホントォ~???じゃあ、全額持って行く必要ないじゃ~ん」

と、こんな感じでしつこいしつこい。

結局、「経費任されてるのは私なんで、何かあったら責めを負うのは私なんで!」で通し、買い物に出かけた。

会社に戻るとガタガタと音がするので、そーっとドアを開けると、私の机の上にある鍵のかかった金庫(中には小銭と会社の印鑑しか入っていない)を必死で開けようとしているAが。

ゆっくり近づいて、「Aさん…」と話しかけると、びっくりした猫のようにびくぅ!!!!!として

「あ。あ…あの、は、ハンコが見当たらなくって…あの、書類整理で使うのに…」

としどろもどろに。

書類整理に会社の印鑑が何故必要なのか。

この人にはとにかく気をつけよう、と決心して、その日からより一層、経費の管理から自分のバッグに至るまで、トイレに行くにもいちいち持ち歩くくらい、気をつけていた。

そんなある日。

所長とAで、受け入れ企業さんへの訪問に行って帰ってきた後、しばらくして所長が「財布の中の金がない!」と言い出した。

12万入っていたはずなのに、6万ない、と。

聞くと、朝会社に来る前に下ろして来たから、今朝まではあった、と言う。

犯人はどう考えてもAで、所長も私も薄々気づいていたけど、だからと言って疑うのは良くないから、ということですぐに警察を呼ぶことにした。

(もしかしたら本当にスリとかかも知れないし)

するとAが

・警察なんか呼ぶことない。

・所長が下ろした「つもり」になってるだけじゃないか。

・本当は下ろした時に一部を落としたんじゃないか。

と言い出した。

更に

「所長がかわいそうだし、警察呼んで帰りが遅くなっても面倒だから、3万くらいあげましょうか?」

と言う。

結局警察を呼んでも、所長の財布にこれと言った証拠も残っていなくて、その時はもやもやしたまま終わった。
それから1ヶ月くらい経って、Aが派遣社員(以下B)の宿舎に行ったとき。

送迎時間が少し早かったので、BはAを宿舎に上がって待ってもらったそうだ。

支度をしているBがトイレに立った隙に、なんとAは、Bの財布から4万円を抜こうとしたらしい。

その抜いているところを、トイレから帰ってきたBがちょうど見てしまい、即24。

所長が急遽呼ばれ、後で様子を聞いたが、警察の事情聴取にAは終始「盗ってない」と言い張っていたらしい。

現行犯だろうが!と、警察にもBにも散々言われていたが、Aは「盗ろうとしたことは認めるけど、2万しか盗ってない」と言ったらしい。

結局Aはクビ。

Kにドナドナされていった。

後から所長に聞いたのだが、過去にも

・スタッドレスタイヤ盗難疑惑

・経費横領

・備品横領

等があって、所長が厳重注意していたと言うことが判明した。

何故そのときクビにしなかったかと言うと、「母子家庭でかわいそうだったから」だそうな。

その後、Aがそういう人だということを、結果的に私にも明確に言わずにずっと雇い続けていた所長に不信感が沸き、ちょうど良く正社員の職が決まったこともあり、半年前に退職した。

Aに関してはここでは書ききれないくらい、いろんなことがあったし、せめて今後出会うことがないようにしたいと思ってる。

何にせよ、泥棒も悪いけど、泥棒に同情も悪い。

 

実家と義理実家

昔の話。

実家=売り手

義実家=買い手

の取引関係がある。

(自分と夫は商売に無関係で夫はサラリーマン、義実家は義弟が継ぐべく、見習い中)

実家から「義実家の支払いが滞りがち。危ないのでは?」という連絡が。

義実家はサラリーマンのうちとは無縁な派手な生活を続けているが、と夫に探りを入れてみたこところ、義実家の経営が苦しいのは事実、俺も連帯保証人になってる債務があるよ、おまえんちは姻戚だから支払を待つぐらい当然だろ、と言った。

元々鳩夫だと思っていたが、ここまで馬鹿だとは。

頭に来たのと、元経理部勤務の私の勘は、義実家はもうだめだろう、カウントダウンだろう知らせていた。

実家には納入停止した方がいい、実家から買わなければ義理実家は生産販売できないんだから、と連絡して、妻に内緒で借金の連帯保証人になる夫は要りません、とばかり速攻で実家に帰って離婚申し立て。

元々預金は別々名義で分与に問題なく、建てたばかりの共同名義の家の私の持ち分を買い取らせる形で離婚の財産分与は決着。

(土地は夫祖父名義のままでした。)

自分の離婚でゴタついている中、両親は義実家に納品しろ!と恫喝されたりしたが、少しづつでも売掛回収しながら!と駆け引きしたり、大混乱でした。

最終的には義実家は倒産、元私たち夫婦が建てた家は借金のカタに取られた。

うちの実家の売掛金回収は少々残ったが、最小限の傷口だったと思っている。

 

サポートセンター

バイト先での話。

ISPのサポートセンターでバイトしてるんだけど、ウチの部署は主に電話応対の一番最初の窓口なんですよ。

接続系は何番を~ 料金系は何番を~ その他は何番を~ ってなカンジでアナウンス流れるんですが、その他の部署なんです。

で、常に20~30人くらいで回してるんですが、その日は始めて一人デビューする新人が俺の横に座ったんです。

ちょっとイカツイというか・・・B系っていうか・・・言い方は悪いんですが、IWGPに出てたギャングってカンジの人でして。

でも、ちょっと話してみるとイイ人で、

「新人なんで、何かあったら聞いてもいいですか?」

って言ってこられたんで

「全然イイっすよ~ なんでも聞いて下さい~」

みたいなカンジでほのぼの受電をしてたんですよ。

で、その後3時間くらいたって夜の8時くらいです。

急に横の彼が貧乏ゆすりしながら、低い声でずーっと

「ハイ・・ハイ・・申し訳ないです・・」

とか

「聞いてます・・○○(自分の本名)と申します・・」

って言ってるんです。

あークレーム来ちゃったかぁ・・かわいそうだなぁ・・・代わってあげようかなぁ・・・って思った瞬間ですよ。

「うっせーんだよ!コラ!しつこいんだクソが!!おめーの住所とか全部解んだぞ!!」

と、あまりの声の大きさと、その場所にありえない言葉に、みんなが凍りつきました。

すぐに気づいた社員(SV)が飛んできて、電話を保留中にし、彼を落ち着かせようとしたんですが、頭に血がのぼっちゃってるらしく、全然落ち着かないんで、すぐに別の部屋に連れて行かれました。

で、別の上司が俺に一言・・・

「○○君、申し訳ないけど対応頼むよ。」

マジかよ・・・って思いましたよ。

横であんな暴言吐いてるの聞いてたけど、お客様になんて言ったらいいか全然解んなくて。

一応、長く勤めていたし上司権限も持っていたんで、ある程度の上司対応は何回か経験した事あるんですが、センターの者が暴言を吐いた後のフォローなんてやった事もないし、マニュアルもない。もちろん研修にもないw

恐る恐る保留を解除し、その後はひたすらお詫びをし、お客様には最終的に月額料金の課金停止という事で納得してもらい

なんとか終話しました・・その間約1時間30分・・・

ちなみに彼は別室に連れて行かれたまま二度とセンターには戻って来ませんでした・・・

 

兄嫁が子供連れてきた

聞いてほしい。

私は未亡人で子供はいない。

実母の介護を父親と協力してやってる。

昼間は私は働いているから父がヘルパーさんの力を借り介護して、夜は私と二人で夜中も交互に起きて介護している。

マンションは亡き夫が買って私が相続したものでローンは無い。

両親はど田舎に住んでいて、母の病院すらろくになかったから私が引き取った。

実家はまだ田舎にあるのに、兄嫁が電話で親に孫を見せたいとか言っちゃって、帰省していきたいと言って来た。

私が「ホテルをとってならいいがここは3LDKでリビングに母のベッドを置き介護用品であふれているから、父に一部屋私にも一部屋取ってある。

和室には夫の仏壇と夫の遺品がまとめて置いてあるから、泊まるところはないよ。」

と言って「わかった。」と言うので安心していたら、兄嫁が子供連れていきなりお盆にやって来た。

「ホテルなんて高くて無理だから。おばあちゃんも孫見れば元気になるでしょう!」

と悪たれ二人をうちに放置して自分は大学時代の友達と遊びに行ってしまって、次の日の明け方に帰り「都会は店がたくさんあっていいわぁ」だと。

兄に電話したが、携帯も出ないし自宅にも会社にもいない。

探してやっと休日出勤していた人から、兄は盆休みが取れずに九州の工場に出張になったと聞いた。

その九州の工場に連絡したら

「修理が終わらないといけないから、しばらく大目に見てくれ。」

と返事してから音信不通。

朝帰りの夜も今夜も飲み会だと遊び歩き、悪たれを置いていくので

父に「ここは私の家。私が家主だからあの人たちを追い出したい。」と言ったら

父も「すまない。」と泣いた。

次の昼ぼさぼさの頭で起きてきた兄嫁に「さっさと出て行ってくれ」と準備させた悪たれ二人と一緒に玄関に追い出して荷物も投げつけた。

「残りは宅急便で送り返すから!ここは実家じゃない二度と来ないで!」

と言ってやった。

兄嫁は激怒して玄関先で怒鳴っていたけど、あきらめたのか居なくなった。

兄には兄嫁がしたことをすべて書き並べたメールを送り、悪たれが壊した介護用品の請求書を添付してやった。

兄は出張から帰ったその足で訪ねてきて、あくたれが壊した介護用品と兄嫁が荒らした和室の布団引きっぱなしにしてある状態を見て行った。

兄嫁からは「旦那に言いつけたな。孫を見せてやってるのに感謝するところだろ!」と何度も留守電に入っていた。

壮絶な夫婦喧嘩になったらしいが知らん。

母は先月始め亡くなって、父と兄と三人で見送り父は遺骨も持って実家に戻って行った。

兄嫁は葬儀には「義理は無い。」とか言って来なかった。
来なくていいけどね。

今は部屋の片づけをしている。

仏壇の夫と二人になって部屋は広い。

自分の幸せを考えてもいいよね?

 

カップルが喧嘩してた

私は田舎に住んでて、夜に帰宅するときは人とすれ違うことはめったにありません。

しかし、今日の会社帰りにいつもみたいに一人で歩いてたら「うわーん、あはあー」と言いながら酔っ払いっぽいおじさんが私の後ろを歩いてたんです。

そうとう酔ってるみたいで、後ろでしきりに

「なんでー?松ノ木だいー?どうして君は松かねー?君も松かねー?」

と、桜の木しか無い並木道の木に話しかけたり危なっかしい様子でした。

だいぶ正体不明みたいだから何かあったら助けてやろう、とその時は思ってました。

何事もなく私の家のマンションの前に着きそうだったのですが、マンションの玄関扉のところに2人誰か立っており

「そこどいて」

「中戻れよ!」

と言い合ってました。

その2人はカップルらしくどうも喧嘩中みたいでした。

マンションに玄関扉はひとつしか無いのに彼氏はドアのしきりの外側で、何故か全身びしょぬれで立ち、彼女は彼氏を睨みつけながらドアのしきりの内側に立ってました。

通ろうと思っても八方塞がりです。

(今日は厄日だー)と思いながらどうにも部屋に帰れそうもないので、おじさんの方を見ると、「酔っちゃったかもー」と笑いながらカップルの方向に突き進もうとしてました。

(止めなきゃ!でも怖い!どうしよう!?)と静かに私パニック。

それでもカップルへと進み続けるおじさん。

睨み合うカップル。

カップルの方はまだ言い合っていて

彼氏は「別れるくらいなら死んでやるからな!灯油だぞ!」

とライターを振りかざしてました。

どうも灯油を頭から被ったから全身びしょぬれだった様子。

彼女は「それじゃないわ、違うでしょ。」
と謎の発言。

(マンションに帰ってきただけなのになんで目の前でこんなことが!?おじさんごめん!助けられない、私には!)と思ってたら急におじさんが

「うわー!」と、か細く叫びながら溝に片足を突っ込んでしまい

「こんな・・・こんなことー!こんなことって・・・!うわー!・・・本当にあるんだあー♪」

と満面の笑み。

楽しそうにはしゃぐおじさんとかわいそうに立ちすくむ私を尻目にカップルの彼女は

「灯油ってふざけてるの?ガソリンでしょ、被るなら」

と呆然としてる彼氏をよそに「くそったれ」と呟きながらドアをすり抜け、道路に軽々と去って行きました。

溝から足を引き上げたおじさんも「じゃあな、くそったれ」と彼氏に挨拶して颯爽と去って行きました。

玄関扉を占拠されたことや死ぬ死ぬ詐欺に巻き込まれたこと、心配が空回りに終わって安堵が怒りになったので私も2人(彼女とおじさん)に便乗して

「灯油ちゃんと掃除しとけよ!くそったれ!」

と言い逃げして4階の部屋まで一気に駆け上りました。

何が修羅場って彼氏の方がそのマンションの住民なんです。

明日からどうしよう、怖い。

友達の浮気現場に遭遇

友達とクラブで遊んで、3時くらいにその子の家へ戻ることに。

その子とは仕事の関係でなかなか時間が合わないから、いつもはその子とクラブへ行くと朝まで遊んでるんだけど、その日は何故か二人とも家で飲みたくなってコンビニでお酒を買い込んで、その子のマンションへ・・・

が、何故か誰もいないはずの彼女の部屋の明かりがついてる。

ちょっとビビったけど二人ともホロ酔いだったし

「どうせ消し忘れ♪もし泥棒でも二人いれば大丈夫~♪」

なんて鍵をあけてみると、男ものの靴とその子のものではないミュール。

ビックリして二人で部屋へ駆け込むと、カップルがコトの真っ最中。

男→その子の彼氏

女→その子の友達

っていう素敵すぎる組み合わせ。

慌てて女を離して、全裸で土下座する男。固まってる女。立ち尽くす私達。

「ごめん、本当ごめん!朝まで帰らないと思ってた。悪ふざけがすぎた!」

って半泣きで男は謝ってたけど、女の方は

「○○(その子)より私が好きだって言ったでしょ!○○、悪いけどこういう事だから。部屋を使ったのは悪いけど、恋愛は弱肉強食だから」

と筋が通ってるんだか通ってないんだか分からない理屈で逆ギレ。

その態度を見て、それまで茫然自失だったその子が

「ギャアアアアアア!!!!!」

と叫んで裸の女に掴みかかって、殴る蹴る。

女も応戦して、リアルキャットファイト。

バカ男は泣いてるし、私はどうしていいか分からなくてとりあえず女とその子を止めようとしたたけど女の執念?はすさまじくって、弾き飛ばされてテーブルに頭をうちつける始末。

「死ねぇ!このクソアマ!」

「男寝取られる隙があるあんたが悪いんでしょーー!ドブス!!」

みたいな怒号が飛び交って、私までなんか泣いてしまった。

結局、男が女に「俺は彼女と別れない。お前とは遊びだった」とハッキリ宣言。

女は狂ったみたいにないて、半裸で喚きながら出て行った。

その子は髪はめちゃくちゃ、鼻血も軽く流して顔も傷だらけ状態。

男が心配して近寄ると、手を振り払って「触るな!死ね!二度と近寄るな!」と怒鳴りつけて、玄関を開けて男の靴やら服やらと一緒に男を追い出した。

なんかマンガみたいな展開に、しばしボーっとしてしまったけど何もしてあげられなかったのが悲しい。

その後男はその子にストーカーみたいに粘着して、復縁迫ってる。

–後日投稿–

その後は、その子が「部屋にいたくない」って言うから簡単に応急処置してクラブに戻りました。

「頭、ごめんね」って謝ってくれたけどその後はその件に関しては全く口にしないので、私も触れませんでした。

クラブ戻って踊ってる間もずーーーっと無表情だったのが痛々しかった。

結局その後一週間はホテル暮らししてましたよ、その子。

私はその日だけ一緒に泊まって、次の日その子の部屋へ戻って片付けして一週間分の着替え等を用意して持って行きました。

それ位しかできる事なかったなぁ・・・・

 

兄がシングルマザーと結婚した

終わった話。
くそむかつくので注意。

当時30の兄が結婚したいと同い年の彼女を連れてきた。

彼女はシングルマザーで女の子が一人いるとその時に告白した。

彼女は31歳で子供は14歳。

高校一年の時に先輩としちゃって妊娠したことに気が付かず、親がおなかが大きいことに気が付いて騒いだときにはもうおろせない時期だったので産んだそうだ。

高校は中退したが、相手は逃げてしまったのでずっと一人で親の助けを受けて育てて来たそうだ。

うちの親はドン引きだったけど、兄が結婚したいと言うのに反対もできず受け入れた。

後日連れてきた娘は、敬語もしっかりしていて清楚なかわいい子で、親はこんな子に育ててるならと納得して結婚話も先に進んだ。

ぶっちゃけちゃうと娘は祖父母と同居の兄夫婦にぶん投げられて育てられて、躾も身だしなみもすべて伯父さんのお嫁さん仕込だった。

一人で苦労して育ててますっていうから信用した馬鹿なうちの親と兄。

養子縁組してほしいと頼まれて、兄と養子縁組してマンションも買って三人で暮らし始めた。

成績もいいので有名な私立女子高に進学し学費も兄が出した。

三年たった時に、兄嫁が我が家に飛び込んできた。

「旦那が娘とできている!慰謝料貰って別れます!」

われらはびっくりよ。

証拠は何と聞くと娘の携帯を渡して来た。

文面

娘「部活の費用までありがとうございます。おかげでいい成績が出せました。お父さんにはいつも感謝してます。学費のかかる高校にまで行かせて頂いて部活までやらせてもらって申し訳ないです。今度の日曜はお父さんの好きな餃子作りますね。」

兄「もう娘なんだから当たり前。わがまま言って甘えてくれていいんだよ。希望の大学も遠慮いらないからちゃんと行くんだよ。手作り餃子大好物だ。楽しみにしているよ。」

娘「頑張ります!卵スープもチャレンジしますね。」

兄「うれしいな。でも無理しない程度でいいからね。」

兄嫁の言い分

「まるで新婚夫婦。これはぜったいやってる!娘の奴もちょっと女になったからっていい気になって私から取るつもりだ!」と騒ぐ騒ぐ。

兄嫁は料理が壊滅でほぼ出来合いかレトルトだったらしい。

兄は文句も言わず、自分で作ったりしていたらしいんだが、兄嫁によると当てつけがましいらしい。

揉めに揉めて兄夫婦は離婚。

兄嫁は慰謝料よこせと騒いだが、自分の兄に自分の娘を貶めて何が楽しいと殴られてだまった。

お互い慰謝料なし娘との養子縁組も取り消しして兄は住んでいたマンションを売り払い、海外転勤を希望して先月海外に赴任して行った。

「女見る目がないから一生結婚はしない。」
と言い残して。

娘ですが、兄からの学費が無いと続けられない私立だったので、公立通信制に転校したと聞きました。

実母が伯父夫婦と壮絶な喧嘩をして縁切りをされて、長年託児されていた伯父妻も拒否したので、今ろくに働かない実母を抱えて働きながら勉強していると聞きました。

兄は娘の学費相当だけでも渡したかったようですが、それを渡しても兄嫁の浪費に使われるだけで娘に渡ることもいだろうし、慰謝料とされて娘との仲を認めたことになるのでと弁護士に止められました。

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