スカッとする話 まとめ Vol.14
堂々と割り込んできた
高校の夏休みに、東京の親戚の家に行った帰り。東京駅でのぞみに乗る為、並んでいた。
俺は最前列に立っていて、後ろは、サークル仲間と思しき20人以上の大学生の集団。
乗車客の列は立錐の余地無く、延々と後ろに続いている。
その時。
一人のオバサンが、俺の前の先頭に割り込んできた。あまりに堂々と割り込んできた
ので言葉を失ってしまった。我に返り、注意しようとしたところ、肩を軽く叩かれた。
振り返ると大学生集団の一人のお姉さんで、他の大学生達は、皆一斉に反対方向を
向いて並んで立っている。そのお姉さんが、小声で「皆と同じ方向を向いて!」と耳打ち
して きて、訳がわからないまま、言われた通りにした。
すると、オバサンが振り返り、訊いてきた。「先頭ってこっちじゃないの?」
するとすかさず、そのお姉さんが前方を指差し、「ええ、あっちですよ。」とにっこり
笑って答え、オバサンはブツブツ言いながら、先頭(実は後尾)に向かって行って、
そのまま戻ってこなかった。
車中で聞いた話では、そのサークルって心理学の研究会(?)で、集団心理を
調べる為の実験を時々してるんだとか。確かにすごい連携の良さだった。
エリート意識の強い奴ら
父はけっこう有名な企業の管理職。
しかし技術屋あがりな為、社内ではもっぱら作業着を着用。
仕事の合間にものんびりするのが苦手な性格なので、
社内のトイレのドアが壊れてたら直したり、
汚れたガラスを拭いて回ったりしてるらしい。
今の時期、新入社員が入って来るのだが
エリート意識の強い奴らは、作業着でウロウロしてる父に対して
「邪魔だよオッサン」とかわざとゴミ捨てて「拾っとけよ」とかすごく態度が横柄らしい。
「そういう奴が、上司と廊下を歩いて来た時が見物なんだよ。
新入りが『またこの薄汚いオッサンが』みたいな目で見てる前で
そいつの上司(課長~部長クラス)が『あ、○○専務(父の名前)!いつもお世話になっております!!!』
とか、俺に平身低頭なワケ。その様子を見て、新入りのヤツら、もう目まん丸にしてビックリしてるわけよ。
俺もここぞとばかりに偉そうに『おう××(課長~部長)、また麻雀教えてやるからな』とか言うわけ。
『いやぁ○○専務はお強いから~お手柔らかに願いますよう~』なんて言ってる後ろで、
俺にゴミ拾わせた若造はもう顔面蒼白でガクガクブルブルだよ、面白いのなんの」
お父さん、毎年毎年、新入社員を陥れるのはやめなさいよ…
「社員教育の一環だ」とか言ってるけど、絶対面白がってるだけだよこの親父。
あまりのずうずうしさ
この間ラーメン屋で30分待ちで並んでいた時のこと
前にいたオバサンが携帯でなにやらゴソゴソ話をしていた。
別に聞く気は無かったのだが、どうも買い物している友人に
今からラーメン食べるところだからこいということらしい。
それから20分位経って俺の番まで後5人位になったとき
オバサンの友人が二人現れ、こっちっこっちと呼ぶオバサンの後ろ私の前へ
何のためらいも無く割り込んできた。
あまりのずうずうしさに唖然としたが、どうにも腹の虫が収まらず
「非常識でしょう、割り込みは」と文句を言ったら
「最初から彼女たちの分も取っていたんです」と並んでいたオバサンに平然と言い返されたれた。
それを見ていたオバサンの前に並んでいた20才位の学生さんらしき彼が
私を始めその後ろに並んでいた14・5人に向かって一言
「いやー久しぶりです 皆さんの分取っておきましたから私の後ろへどうぞ」
それを聞いてオバサン達は「なんて白々しいことをするの」と学生さんに言ったら
後ろにいたリーマンが「そりゃあんたたちのことでしょ」で一同拍手
騒ぎを聞きつけたバイト君がオバサン達に決めの一言
「三人とも後ろへ並んでいただくか帰っていただくか決めてください」
オバサンたちはブツクサ文句を言いながら帰っていった。
残った皆は学生さんとバイト君に感謝の言葉を送った。
厚かましい
自宅で託児所を経営しているが、受託料を払わない家庭がある。
奥さんは保険の外交員で旦那は大工(開店休業状態)。払わないくせに
「保険加入してくれない?ノルマきついのよ」とド厚かましい。電話で
「分割でもいいので少しずつでも払ってもらえないでしょうか。困るんです」
と譲歩しても「お金ないし、困るのはそっちの都合でしょ(プ」みたいな反応。
何度も電話かけてるうちに相手の旦那がでてきて「金ないっていってる
だろーが!何だ、アレか?人殺してでも金作って来いっていうんか?」
とメチャクチャな恫喝かまされてさすがにもうダメかもなと諦めかけてたら、
私の主人が「奥さんに『保険入るから』と言って見積もりもって来させろ」
と言い出した。(主人はサラリーマン)
生命保険3,500万と特約てんこもりにして月の支払い22,000円の契約書
を奥さんが嬉々として持ってきたので、主人が即契約した。
奥さんが「じゃあ一回目の支払いを今いいですか」というので、「受託料の
未払いが75,000円あるそうじゃないですか。そこから出しといてください」
と言い放った。絶句してたがもうハンコ押してあるので手遅れ。
しかもそれを3ヶ月続けたあとで「解約する」と主人が言い出した。知ってる人は
知ってると思うが、短期で解約されると保険の外交員はペナルティがあるらしい。
「それは絶対に困る」とアセりだしたので、待ってましたとばかりに
「困るのはそっちの都合でしょ。あ、あと受託料9,000円残ってますからね」
と言ってくれた。胸がすーっとした。DQN返しでも構わない。主人に感謝。
割り込み
ある新幹線の駅で切符を買おうと窓口に並んでいたときのことです
窓口は5箇所くらいあり、その後ろにフォーク並びで十数人の人が並んでいて、
オレは前から5番目でした
すると、
小学生低学年くらいの男の子が横から割り込んで来て空いた窓口にかけ込もうとしました。
並んでいた先頭の男性(A氏)が
A氏「ボク、ちゃんと並ばないと。順番だから。」
と優しく言うと、子供は脇に離れていったんですが、
たぶんお母さんらしき人と話しをしてまた先頭のところに戻ってきました。
そして今の先頭の人(B氏)に
子供「ボク急いでいるから入れて」
と言ってきました。
B氏「おじちゃんも急いでいるんだよ、だからちゃんと並ぼうね」
すると子供はまた母親らしき人のところに帰っていくと、
今度は母親らしき人と先頭の人のところに戻ってきました。
母親「急いでいるって言っているんですから一人くらい入れてください」とそのときの先頭、
女性のCさんに言ってきました。
Cさん「え???いや、でも、、、」
すると後ろに並んでいた(オレの前)男性D氏が
D氏「急いでいるのはアンタだけじゃない!どうしても割り込みたいならここに並んでいる人、
一人一人に了解を得ろ!」
と言いました!
おぉ!D氏GJ!!
ここでその母親、引き下がるかと思いきや、オレに向かって
母親「この人がこういってるんだけど!あなたは一人くらいいいわよね?!」
なんて聞いてきました。まさかこっちにふられると思わなかったのであせったオレは
オレ「え?あの??急いでいるんですよね!」
と、なんか許しそうなコトを言ってしまいました。
ソレを聞いて母親がシメタ!と思った感じで
母親「じゃあ、あなたの前に・・・」と言いながら、割り込みを開始したときに。
オレもこれじゃイカン!と思い、けっこう大きな声で
オレ「だっ!だがっ!! だが断る!!」
と、ヘンなレスのようなコトを口走ってしまった・・・
母親、さすがにビックリしたようで、なんかブツブツいいながら、
子供をつれて列の最後尾に並びにいきました
えと、子供をダシに割り込もうとするのと
急いでいるからと割り込もうとするのとがずうずうしい!ということで・・・
しかし、土壇場の対応に弱いな・・・オレ・・・
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