『面倒くさそうな客』など全5話 – スカッとする話 短編 – 傑作選【因果応報・復讐・武勇伝】

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

思いっきりすかしっ屁してやった

ゆうちょのATMでズラッと並んでるとき、後ろに全盛期の浜崎あゆみみたいな格好をしたオバハン(推定40代)が並んだ
デカくて硬いレザー質のハンドバッグを2つ持ってたんだが、ソレをこっちにガツガツ押し当ててくる
五分以上やられて当たってるところが痛くなってきたが、後ろを見て睨みつけても効果なし
やけにキョロキョロしてやがって、キョロキョロする度こっちの背中やらお尻にバッグがガツガツ当たる
しかもやけに前に詰めてくるから、ギュウギュウ押されてうぜぇ
ムカついたから、カバンで尻を押されているとき、思いっきりすかしっ屁してやった
自慢じゃないが、今薬で腸内環境が荒れているから屁が超臭い
肉と玉ねぎのの腐ったようながする
本来なら周りに広がってそこら変に被害を被らせるから、なるべく室内では出さないようにしていた
でもそのときはバッグに思いっきり押し当てていたせいか、匂いがそんなに漏れなかった
おそらくバッグが屁を全力で受けと出て匂いを吸い取ってくれてたんだろう
あとから異臭に悩まされるがいいわ!ざまぁみろ!

 

 

学生時代に友達三人でカラオケしてたら

自分もカラオケ話
学生時代に友達三人でカラオケしてたらおじさんが二人入ってきた
ゴーカンや変質者のニュースが多かったから皆固まった

おじさんたちはニヤニヤして一緒に歌おうよ~って言って座ってきて怖かった
ずずっと詰めてきて肩を触られたり
皆あはは~って言いながらどうしようどうしようって空気で。
ヤバいと思って私は じゃあ皆で歌いましょう!と 合唱の曲を沢山いれた。

先に入れてた普通の歌は全部消して 
とにかくハレルヤとかエーデルワイスとかオペラ座の怪人とか
マイクは使わず足を肩幅に開いて後ろ手で仁王立ちして
友達も立たせて 三人で一生懸命歌った。

おじさんたちはわあすごいねとか最初は言ってたけどそのうち出ていった。
すごい怖かったけど出ていってくれて本当に良かった。

 

面倒くさそうな客

カラオケ店でバイトしていたころの話です。
武勇伝と言えるかはわかりませんが、結果的にトラブルを収められたので何卒…。

インカムで従業員同士連絡が取れるようになっていたのですが、
退勤した後に後輩の声でインカムが入りました。

クレーム出ちゃったのでヘルプ~みたいな内容だったのですが、
運悪く社員は他の対応に出てしまっており事務所には私一人。

私と入れ替わりで入った従業員は後輩よりも新人でちょっと頼りにならない子。
まあ社員が来るまでの時間稼ぎにはなるだろwwwと思い「いっきまーす」と張り切ってルームへ。

ルームに入ると困り顔の後輩、やたらとデカい音量のカラオケ、
酒臭いパリピな感じの男女計7名のお客様。
怒っているわけではなさそうだけど、何やら面倒くさそうなお客様だった。

「いやさー、この兄ちゃん(後輩)歌ってくれないんだよ!」
詳しく聞くと、女性の一人が失恋をしたので慰めパーティをしていたらしい。
で、酒とテンションのせいで後輩は絡まれ、失恋ソングを歌ってやってくれと頼まれる。
業務中なので、と断る、お客様はなんでだよと食い下がる、失恋女性号泣、後輩大混乱…という流れ。
もう一度社員にインカムを飛ばすも「まだ行くのに時間かかります」とのこと。

「歌えば、いいんですかねえ…?」
もう帰りたくてしょうがなかった私が苦笑いで呟いたらお客様7名「FOOO!!」と大盛り上がり。
というわけで後輩を業務に戻し、社員にも「とりあえず対応しますね」とインカムを飛ばし頑張ることにしました。

失恋女性に好きなアーティストを聞くと「三代目・・・」というので、デンモク借りて花火を入れると、
なぜかちゃんとシンッと静まり返るルーム内。騒げよ。

目立ちたがり屋な私は全力で歌い上げました。ビブラートとか本気で頑張りました。でも反応怖すぎて目をつむっていました。
話題作りに三代目を完璧に覚えておいて良かったと思いつつ全力を注ぎました。

そして一曲歌い終えて恐る恐る目を開けると、3人ぐらい泣いていました。
なんで泣いてるやつ増えてるんだよ、笑えよ。

「お粗末様で御座いました…」とこの隙に部屋を出ようとしたら、
すっごい拍手。めっちゃ拍手される。
失恋女性泣きながら「お゛ね゛え゛さ゛ん゛あ゛り゛が゛と゛う゛~」、こちらこそって勢いでお礼を言われる。

テーブルの上のハニートーストを男の人にあーんってされたりよくわからないテンションのままルームを後にしました。

というわけで一躍スターになれた私の自称クレーム対処武勇伝でした。あれは本当に気持ち良かった。
お客様はその後常連になってくれました。
理性的な皆さんはあとあと謝罪をしてくれて、とても常識的でした。
飲みすぎには気を付けて欲しい。

 

 

女子高生を襲おうとしたキ〇〇イを倒した話

女子高生を襲おうとしたキ〇〇イを倒した話を書きます。

某市で一人で買い物を楽しんでてそのついでだから
ラーメンとかファーストフードを食い歩きしてた。

んでたらふく食って電車に乗ろうとエレベーターで待ってたんだ。
そしたら女子高生が乗ってきたんだけど同時になんかキ〇〇イぽい奴(以下暴漢表記)が乗ってきたわけ。

嫌な予感がしたから女子高生の前に立ってて次の階で降りた瞬間、悲鳴が聞こえた。
何事だと思って振り向いたらその暴漢が女子高生に覆いかぶさってて
何かしようとしてた(何をしようとしていたかはご察しください

俺はその暴漢を女子高生から引き剥がしたけどそいつは逃げようとしたから
とっ捕まえて持ち上げて思い切り叩きつけた。

暴漢は背中を強打したのか、悶絶してたけどそれでも立ち上がって女子高生に
襲い掛かろうとして暴れたから頭めがけて思い切り膝入れたらグギャッ!という声とともに
動かなくなった。
やべ、殺したと思った俺脂汗が止まらない。

しかも運が悪いことに携帯の電源が切れたのでたまたま近くを
通りかかった野次馬の一人から携帯を借りて110番。
数分後に警察が来て倒れてる暴漢を見て俺が暴漢だと思われて逮捕されかけた。
あ、終わった…と思ったら女子高生がその人じゃなくて倒れてる方が暴漢ですと
言ってくれたおかげで誤認逮捕は免れたけど俺も暴漢倒した当事者だからきっちり事情聴取は受けた。

その時襲われた女子高生も一緒に来てくれて俺が襲ったんじゃなくて暴漢を
取り押さえようとした事を証明してくれて自分でもちゃんと訳を話したら
厳重注意はミッチリ受けたけど無事に解放してもらえた。

ちなみに暴漢はたんこぶができたものの、それ以外の傷は負っていなくて
すぐに意識を取り戻し、そのまま逮捕されました。

 

 

会社でのバカ男は常日頃女を見下してた

会社でのバカ男
常日頃女を見下してネットの女sageを真に受けたようなことを言ってた
20越えたら女はババア
45キロ越えたらクソデブ
40キロでもデブ
35で標準
とか本気で思ってる痛いやつ

今年の新人に低身長の女の子がいるんだけど、彼女は食が細くて低血糖になると飴を持ち歩いてるレベルの細身
体重は38キロらしい
その新人に向かってバカ男が「38キロwデブでババアw」と発言
次の瞬間、新人は部長に向かって「部長!バカ男さんが部長の娘さんをデブババアって言ってます!」と叫んだ
あとで部長から聞いたけど、部長の娘さんは新人の小中の同級生だったらしい
新人と違って小学生の頃には身長170あり、スポーツ万能でそっち方面で働いてるんだとか
バカ男はその日を堺に消えた

 

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