墓場まで持っていく話 短編10話【17】まとめ

墓場まで持っていく話短編10話【17】

ヤンキーに絡まれている人を見かけた。
通報しようと思ったけど、絡まれてるのは前の職場で私を無視してた奴だったので、
私も無視して素通りした。

卒論が追い付かないから就活の試験をキャンセルしてしまった。
どうせ受からないだろうしやっていく自信もないから納得したんだけど
この時期だからインフルエンザになったって嘘ついた。
あんま心配されてなかったけど人が良いから選んだのもあるし罪悪感で一杯です。

私が墓場まで持っていく話。
私の叔父（父の兄）は自殺している。
その理由は叔父の息子（私にとって従兄弟）が数千万の借金をつくり
それを自分の保険金で返すため。
借金の理由は、私の母が経営していたお店を
私と弟が生まれたことで従兄弟にゆずったのだけど、経営がうまくいかず
でも見栄っ張りな人だったので店をたたむこともせず
最終的にやばい所からもお金を借りてふくらんだらしい。
私がだいぶ幼い頃の話なので、叔父の葬式には出たものの真相は知らず
「何か変なお葬式だったなぁ」としか思っていなかったけど
最近母に事情を聞いた。
ちなみに自殺した叔父を最初に発見したのは父だったらしい。
なお、生命保険は加入から時間が経っていれば
自殺でも支払われるものみたい。

なんか、ドラマみたいなことって身近にあるんだなぁと思った。
発見した時、父はどんな心境だったのだろうとか
従兄弟はもう他県に行って親戚とも縁が切れているので
生死も所在も不明だけど、今どんな気持ちで生きているのだろうとか。
あまり考えると深みにはまるので、今でもなんとなく
他人事のように受け止めている自分が居る。
ついでに私は抑鬱神経症なんだけど、
身内に自殺者がいる人間は何故か自殺する確率が高いのね。
だから最初にカウンセリングに行ったとき
「身内に自殺者は居ますか？」って聞かれて居ないと答えたけど
実は居たんだなぁとか、そういうどうでもいいことを思ってしまった。

まあ、私に直接は関係ないことなんだけど
誰かに話せるようなことでもないし、たぶん墓場まで持っていくのだろう。

20数年前（小学生の時）、妹の友達の弟を交通事故に合わせてしまったことがある。

妹の友達（女の子）とその弟の3人で遊んでいたときに、俺が真っ先に道路を渡り、歩道橋を
渡ろうとしていた妹の友達の弟に早くこっちにおいでと呼んだところ、道路に飛び出し、車に
はねられてしまった。

はねた車の運転手はすぐに降りてきて、その弟を積んで走り去ってしまったが、どうやら
病院に連れて行ったようだ。

俺は怖くて親にも誰にも言えなかったので、そのまま・・・。

その妹の友達やその弟とも付き合いはなんとなくなくなってしまったが、頭にはかなり大きな
縫い傷が残っていたのを覚えている・・・。

いままで、親にも妹にも誰にも言ったことがない話です。
誰からも何も言われたことがないので、被害者の方も俺が関係していることは言ってないのか？

いまだに心に残る、後悔している出来事です。

私の場合、２２歳のとある日曜日ヒマだったんで
「今日は溜まった便を一気に排出デー」と称して、
朝に便秘薬をいつもより１錠多く飲み、
便秘に効くらしいお尻歩きなどをして
出れば出るほど嬉しい便意の予感を待っていたのですが
昼過ぎにイキナリお客様が家族６人でやってきて、
親と一緒におもてなしをしつつ、腹がゴロゴロ鳴りだして
出るね出ますね嬉しいですっ！と思っていたら、
どういう体質なのか、６人ともみなさん、執拗にトイレに行きやがる
もうダメでした・・・ガマン出来ませんでしたが、
便臭をお客様に気付かれるのは嫌でした・・・
私は自分の部屋でスーパーの袋を２枚重ね、
その中に・・・やっちゃいました・・・
この出来事は笑い話でもウカツに言ってしまったら、
嫁の貰い手がいなくなると、墓場まで持っていく決心をしましたが、
言っちゃいましたよ・・・

中学のとき、今日は部活でテニスのユニフォームを着なきゃならない！
ってときに、ブルマを忘れた。スコートって見えるんだよね。
しかたなく、トイレで黒の絵の具を取り出し、パンツに塗って
これでブルマに見えるはず、とごまかすことに必死でした。

実話です。でも、絶対バレてる気がする・・・・。

高校2年の時にソフト部に在籍していた。練習が終わった後に部室で他の部員と
椅子に座って喋っている時に、凄い面白い話を聞いて爆笑した。
その瞬間に尿失禁っていうんですか？あれになったんですよ。すぐに気づいて
ものすごい勢いで出てくる尿を止めようと、下腹部と股間の筋肉という筋肉を、
最大限に締め上げた。ていうか、努力した。
奇跡か、途中で止まった。だけどもう、パンツもブルマもジャージもびしょ濡れってのが
皮膚感覚でまるわかり。ちょっと動いたら、床にたれるかもって感じ。
とにかくウケて疲れたというフリをして、皆が先に着替えて出て行くのを待ち、
スカートを履きパンツごと脱ぎ、体操服のTシャツで自分の股間を拭き、椅子を拭き、
それで脱いだものを巻き、さらにその上からジャージの上着でくるんでカバンに突っ込み、
ノーパンで部室を出、皆においつき談笑しながら別れ、チャリンコに乗って家についた途端に
本当に情けなくて死にたくなった。死にたくなりながらも、洗剤とハイターを同時に洗濯機にブチ込み
物凄い勢いで洗濯した。

これ以外にも、ウンコとシッコネタは沢山あるけど、誰にも言っていない。
墓場まで持って行く。これでも周囲には冷静で出来るヒトでずっと通っている。

共犯者がいるんだけれど、友達と早めに調理室に行ってふざけてたら、
二人して冷蔵庫に激突してしまって、ドアを開けて中を見てみたら、
前の授業で他のクラスが作って冷やして置いたゼリーが
まだ固まってなくて、カップからこぼれてグチャグチャになっていた。
授業がはじまって先生がそれを発見して大騒ぎして、
友達と二人、その日の調理実習は身が入らなかった。。。

男として育てられましたが遺伝子的には女になります。恋愛の対象は一応女ですが、性欲が皆無なので人を好きになることは殆ど無いです。

…今は目立たぬようひっそりと生活してます

小学校3年くらいのときかな……

僕はスプレー缶のペンキに火が付くことを発見した。

嬉しくなった僕は早速近所の小さな山に友達をさそっていったのさ、
ほんで木にスプレー吹き付けて火を付けて遊んでた、小一時間ほど
遊んで飽きちゃったので友達の家にいって別のことやって遊んでいたら、
なんか数台の消防車のサイレンの音が外から聞こえてきました。

様子を見ようと外に出てみるとナント山が燃えてるじゃありませんか！！

山の1/3程を焼いて火は収まりましたが、子供心に
「この事は死んで墓場にいくまで喋っちゃいけない」と思いましたよ。