墓場まで持っていく話 短編10話【16】まとめ

墓場まで持っていく話 短編10話【16】まとめ

 

 

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墓場まで持っていく話 短編10話【16】

 

1

実はとても低い割合だけど、遺伝するかもしれない疾患を持っている。
一応子供の頃15年くらいかけて投薬治療して「完治」したとみなされているんだけど
その疾患を旦那に話していない。
結婚前に何回か話そうとは思ったんだ。
でも、両親にも「治った話だからするな」「破談になったらどうする」と言われ
同じ病気の友人も「話わけないじゃん」と言うのを聞いてとうとう話せなかった。
今は妊娠6ヶ月目。
夫婦仲はとても良くて恋愛結婚した旦那は自分の子供が生まれるのを心の底から楽しみにしている。
私も楽しみだけど、反面怖くてたまらない。
私は軽度だったけど、重度だと知能障害が出る事もある。
どうなるか解らなくて毎日祈ってる。
病気の事は家族以外誰にも言えない

 

2

書いてみる。
妻=嫁さんは、実の姉
誰にも知られてはならない秘密
お互いが墓場まで持っていかなければならない。

両親は他界(10年前)
姉は、養女に行き、戸籍が別になっている
子供は居ない、と言うか出来ない。
姉34才 俺30才
日本の端から端へ移り住んでいる。

 

3

付き合って三年の彼氏がいるけど実は付き合う前から風俗嬢してた
しかもソープ
交際期間が一年半経つくらいまで嬢をやっていたことはお互い親にも紹介しあっていて結婚前提にもなっているので死んでも死守するしかない

 

4

学生時代にいじめてきた相手が経営してた会社が不況で傾きかけてたときに、
奴の会社に融資してた勤め先の銀行で融資の担当してたので
後になって奴とわかったときに、適当な理由をつけて打ち切った。
半分私怨だが、上にもいろいろと言われてたのでそのとおりにしただけでなんとも思わない。
打ち切ったあと、潰れて一家行方不明になったらしいけど心中したとも聞いてないし
紛いなりにも社長だからうまくやってるだろう。
小学校入る前の子供が2人いたらしいけど生まれの不幸を何とやらとしか言ってあげられない。

 

5

母親が浮気して男のところへ行き、それを知った父が「ちょっとパチンコ行ってくる」と
出ていって以来、兄弟だけで暮らしていた。
当時姉は成人してて、自分は学生。妹は中学生。
姉と自分が昼も夜もなくバイトしてなんとか生活していた。
妹が家事して弁当もつくってた。
親がいないことが知られたら施設行きになり、兄弟離ればなれになるから言えなかったし
親に捨てられたなんて恥ずかしいから一生誰にも言わないつもり。
自分が進学するのはもうあきらめていたが、妹だけは高校行かせたくてがんばった。
妹が高校無事にいけてよかった。
たまに親父から電話がかかってきて「生きてるかー?」とか言われた。
「電話とかいいから金送れよ」つっても「いや~だよ~バーカ」とか言われていた。
腹も立たないしただ呆れるばかりだった。

 

6

中学生の頃、女子の間でモテない男子に告白するという罰ゲームが流行ったが
その主犯格の女子の家がある日火事で全焼した
火元は隣の、罰ゲームのターゲットにされた男子の親の会社が所有する空き倉庫
普段は無人だったので通りすがりの人間による放火という事で片付けられたが
親友だった俺にはこっそり真相を教えてくれた

その男子は今、会社の社長になっている
ぐぐれば一発でヒットする大会社で、「会社情報」をクリックすれば見れる
「ご挨拶」の文章の脇で、高そうなスーツを着たあいつの写真が微笑んでいる

もう四半世紀も前の話だ、時効だろう

 

7

○○ 勇二 君へ
本当にすまない、君が職場の机に置いている
「もうね娘の為なら死んでもいいっす」と公言し可愛がってる娘さん。

実は種は俺のなんだ。
本当にすまん。
君の嫁さん共々、俺も墓の中にまで持って行くから
後20年、面倒見てやってくれ。

 

8

独身の頃つきあってた主婦に安全日だからと
言われて中出し、で妊娠
旦那の子だと言ってたが、俺の子かもしれないね、
3年後ぐらいに一度家族の年賀状送ってきたな。
向こうも離婚する気なかったみたいだし
こっちも略奪するほどでもなかった。
今の嫁さんには話せないし、このまま墓場までもっていくしかないよな。

 

9

戸籍上は実子だが、別の男のこどもである娘。
知ってて結婚したので騙されてはいない。
俺は30前で結婚出来ればよかったし、向こうのほうが財産持ってたのであんまり考えないで結婚した。
義父母は知らなかったが、嫁がいたたまれなくなって娘が小学あがる前に話して今に至る。
本当の父親は嫁の近親者。
障害が出るほどの血の濃さレベルだけど、今のところ無事(11歳)

 

10

旦那には悪いが、給料の1割は隠し口座(結婚前の口座)へ入れている。
私の給料は、ほぼ手付かずで、やりくりしている。
社宅だし、光熱費もタダなので貯金が出来る。

新しい彼とは来年の秋に結婚する予定。
事実上、離婚状態だよと、前もって両親には話しているので、スムーズに事は進むと思う。
旦那はサーフィン好きで、まだ35才だけど、もっと遊びたいらしいし、湘南に住みたいらしい・・・
その夢を叶えてあげようと思う。

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