本当にあったずうずうしい話 短編10話【27】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【27】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【27】

 

1

自習室の使用について机の整理整頓をするよう
張り紙で呼びかけるオッサンがいる。
そのオッサン、
机を貸してる側ではない。単に借りてる側。

飲食禁止なんで虫などの問題ではなく、
正味、他人の机の乱雑さが気に食わないらしい。

人が金払って借りてる机の範囲で勉強してるのに
貸与者でもないオッサンが口だすのが図々しい。

自分の勉強しとけよ。
人の勉強スタイルに難癖つけて、
机が汚い奴は合格しない!こんな掲示するのが図々しい。
オッサンに従わないと馬鹿扱い。何様のつもりか。
お前もまだ合格してないだろうが。
合格してない、成績良くないくせに指導とは図々しい。

 

2

俺は日本有数の小さな規模の温泉街に住んでいる
接客をしているわけではないがここで商売をさせてもらっている
泉質が独特なのでこれを目当てに今でも湯治客がやってくる
初めは他所から来て右も左も分からずオドオドしていた奴も
そのうち徐々に環境に慣れてきて皮膚疾患がよくなる
そうなるとそれまで殻に閉じこもっていた奴でも自信がつくのか
帰る頃にはすっかり湯治場のボス気取りさ
詳しくは書けないけど皮膚病を治した代わりに
別の箇所を患ったんじゃねえの?という輩が時々発生するようだ

 

3

昔の友達が自分の都合の良いように改変した昔話を他人にしていた
友達の話だと、「誰も味方がいなくて集団でいじめられた。俺は一人で戦っていた」
事実は「自己中で僻みっぽいために次第に人が離れていった。
喧嘩をした際彼が一人だったのは確かだが、喧嘩中はどっちもどっち。
喧嘩の原因は彼で、誕生日プレゼントをもらっていないだとか機嫌が悪かったとかがほとんど」
ちなみに、彼が誰かの誕生日を祝っているのを見たことが無い
昔の話とはいえ、こっちを極悪人扱いし自分を悲劇のヒーロー(自分で言ってた)扱いするのはちょっと・・・

4

上京し大学生活を送ってたら地元の友人に本を買ってほしいと頼まれた。
けどその友人は地元の書店でバイトをしている。
その書店では入荷しないなら取り寄せとかできないの?と聞いても
それは嫌だったらしくとにかく買ってきてくれと言われた。
別に変な本でもないのですぐ見つかったから良かったけど
引き受けるときに「もし見つからなかったらごめんね」と言ったら
「大丈夫、神保町って本屋多いよ」と言われた。

首都圏とはいえ、神保町までは一時間じゃ着かない距離だったし
取り寄せもできるのにそれをせず人に探させようとした友人に引いた。

 

5

彼女とデートしてるとき、2年前に別れた彼女とばったり会った。
向こうが共通の友人を連れていたので軽く挨拶して別れたが、数時間後に携帯にメールが来ていた。
俺は携帯から元カノのメールアドレスを消していたので一瞬誰かわからなかったが
そのメールの内容が
「明日彼氏の家に引っ越すから手伝いにきて」

彼氏の家への引っ越しのどこに元カレの出番があるんだ。
シカトしているとさらに
「彼氏も明日仕事だし両親は同棲に反対しているから頼める人が他にいない」
と懇願メールがきた。
幾らでも他に頼める人はいるだろうに(業者とか)
元カレにたままた会ったからというだけで手伝わせようとするとかwww図々しい

とりあえずメールの受信拒否設定した。

 

6

職場の子が図々しい。

私は車、相手はバスで来るのだが帰りのバスの時間が早く、8時を越すとバスはない。

ここ数ヶ月残業続きなので8時を越すことはザラだったのだが、彼氏に送ってもらっていたようだった。

しかし彼氏と別れたらしく、帰りはタクシーしか手段がなくなってしまった様子。

相談されたが、タクシーを乗ってもワンメーターの距離だから自転車で来れば?
危ない道でもないし、と言うといじけた。
私は傷ついているのにひどい、と陰口を叩いていた模様。

んで、それから毎日送って行って、ゴハン奢るからと言ってしつこくねだられる。
断ると上司に定時で帰らさせろと言う。

もう関わりたくないが何を言っても無駄な様だ。
ホントに疲れる。

愚痴になりました。

7

隣の県(A市とする)に住んでるスイーツピザデブな妹。
「あたし引越しするから手伝ってねーお兄ちゃん、ブヒ」という電話。
ちょうどその頃、俺はA市に3日間ほど出張の予定があった。
そしたら嫁もついでに行きたいという。
スイーツピザデブの妹の引越しを夜は適当に手伝い、
昼はA市で買い物をしたいという理由で。

ピザデブアパートには来客用の駐車場がないが、
こういうときには悪知恵のはたらくスイーツデブ、管理人にわけを話して、
引越しの間だけ空いてる駐車場を確保したとのこと。
「だから遠慮なく荷物運び出してね。あ、その間あたしは夜勤だからね、ブヒ」

これだけでもブチ切れものなのに、嫁がどうしてもA市で買い物したいという。
もはやピザアパートに行く目的はそれだけ。
怒る気持ちを抑えながら嫁のためと言い聞かせ、車を飛ばす俺。

そしてスイーツアパートについて、例の空いている駐車場へ行ったら、、、
そこは雪の山。文句を言いにピザに電話をかけたら、
「そこ、うちの兄が雪かきするから、引越しの間だけ車を置かせてほしいって
管理人さんに頼んだら、喜んでOKしてくれたの!仕事中なんだから邪魔しないで!
パッパと雪かきくらいやっちゃいなさいよ!切るよ!」

というわけで俺と嫁はそこをすみやかに立ち去り、ビジネスホテルに連泊。
嫁は心置きなくショッピングを楽しんだ。
俺の携帯はピザからの着信拒否。
帰宅したら家電にわけの分からんデンパな留守電が山盛りだったけど知るかwww

 

8

去年末の冬コミのときの話

4年前から、夏、冬コミのたびに、友人達4~5人で一緒に行っていたんだ。
その時の移動手段はいつも自分の持っている車(エスティマ)で高速を使って京都から東京まで運転して行っている。
その時のガス代や高速代等はみんなで割り勘で払っている。
ここから本題
去年末の冬コミも友人と自分合わせて6人で行く予定だったんだ。
ところが、自分の職場の新人(仮にO野とする)がどこかから嗅ぎつけたらしく、自分も連れて行ってくれと頼んできた。
まあ一人くらい増えてもかまわんだろと思い、友人達から許可を貰い、ガス代や高速代等は割り勘の旨を伝え、連れて行くことに。
しかし当日、待ち合わせの駅に着いたら、私の友人5人とO野+O野の友人4人連れて待っていた。
え?なにこの人たち?と聞いてみると、こいつらにも割り勘させるんで連れて行ってくれとのこと
そんなに乗れねえよ!と言うと、じゃあ自分と自分の友人を連れて行けと抜かしやがる
てめえの席ねえから!と言って私の友人だけを乗せて出発
車の運転中ずっと新人からの着信が鳴り続けていた・・・

その後、O野の友人代表から、「O野がむちゃくちゃな奴で申し訳ない」と謝罪の電話があった

ちなみにO野は今でも会社でネチネチ根に持って突っかかってくる

 

9

小学校の頃の話

自分はゲームソフトや遊戯王カードを失くす事が多かった
酷い時にはGBAや64のコントローラーまで失くしていた

と 思っていたんだが…
うちの隣には強い奴には媚売って弱い奴には偉そうにする
絵に描いたように最悪な奴が住んでいて…
そいつはウチの兄と交流があり「まさか…」と思い
そいつが居ない時に家を訪ねて親に
今まで失くした物を探してもらったら
全部あった…

GBAやコントローラーは自分が貼ったシールそのままで
遊戯王カードも調べたら友達から貰ったレアカードもあった
レアカードは右端が少し剥がれているのが特徴だったからすぐ分かった
失くしたのではなく全部盗まれてた…

 

すぐに親に報告して更に兄にも話を聞くと
兄も自分のゾイド(製作済み)を取られた上で
そいつから原価同然で買い取らされていたことが判明

で そのことを親と一緒に聞きだした直後に
そいつがうちに遊びに来た

うちの親が厳しく問いただすと
「公園で拾った」と抜かす ここ数年公園行ってねぇよボケ

その後は親が隣の家に行き
そいつの親に話して謝罪させた ここら辺は関わってないからよく知らない

それから数年後にまた
何食わぬ顔でGCしに遊びに来た時は自分がキレて追い返した…

それから関わりはなくなったが
隣のそいつの家を見るたびにイラッとする

 

10

友達と2人で遊びにいった時。
お金をおろすために近くのコンビニに入ったんだ。
ちなみにその日は雨だったから、使ってた傘を入り口の傘立てに入れておいた。
友達はコンビニに用はないので、入り口で待っててくれてた。
で、お金おろしてコンビニを出ようとした時、なぜか友達も傘立てに傘を入れてある。
私がすぐに出て来るってわかってたはずなのに、友達も傘立てに入れるのは不自然だなーと思いつつ見てた。
そしたら友達は「どれだっけ?」とか言いながら、
明らかにさっきまで自分が使ってたボロいビニール傘ではない傘を手に取った。
うわぁ…とドン引きしながら、何も気づかないふりしたよ。

別の日に、その友達と某オフ会に参加した。
そこでじゃんけん大会をするという流れになり、私は一回目であっさり負けてしまったんだ。
二回目には友達も負けた。
でも幹事の人が「今回はあいこの人も残ってください」と言ったのを聞いて、
なぜか負けたはずの友達は平然と立ち上がって再びじゃんけんに参加。
結構ずうずうしい子だったんだなーとその時になって気づいたよ。

そして電車に乗った時、近くにおばあちゃんが立つと
「どうぞ座ってください。気づかなくて本当すみません」と大げさにいいつつ席をゆずる。
席をゆずれるのは立派な事だと思うけど
その行為も彼女の打算だったのかなーとちょっと思った。

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ずうずうしい話
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