本当にあったずうずうしい話 短編10話【29】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【29】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【29】

 

1

ウチ自営業なんだけどしょっちゅう
「今なら低利子で○百万円まで融資しますのでどうですか?」的な勧誘電話が来ることがある。
その際「社長さんはいらっしゃいますか?」と言われるので、
母は「社長は死にました(事実)」と言って切るらしい。

一日に同じ会社から何度も電話があったので、
そのたびに「社長は死んだとさっきも申し上げましたが」と言ったら
すいませんとも言わず電話を切られたそうだ。

さすがブラック、礼儀も常識も無い。

 

2

オープンキッチンの食べ放題中華バイキングレストランで働いてたんだが
土曜日の閉店30分くらい前に入ってきたお客さんに「ねぇ、酢豚出ないの?」って聞かれた。
あいにくその日は酢豚出してほしいってリクエストが多くて、酢豚用の豚肉を切らしてしまっていた。
なのでその旨を伝えると
「えー、食いたいよー」ってずっとぶつぶつ言ってる。
リクエストはなるべく答えるのが店の方針なので「肉団子の甘酢和えならご用意できるのですが・・・」というと
「は?それ酢豚と全然違うしww食いたいの酢豚って言ったじゃんわかる?」
って言われた。御店の外にでかでか【材料や仕入れによってお出しする料理が変わりますのでご了承ください】って書いてあるんですけどね。
結局納得してもらったんだけど「じゃあそれでいいよ 早くしてね」って言われてちょっとイラっとしながらもとっとと作って出す。
んでまぁその後は俺は接触しなかったんだけどその後店長とそのお客さんがもめてる。
後で聞いたらタッパー複数隠し持っててそれに料理つめこみまくってたらしい。
店長がそれは困るというと「そんなのどこにも書いてないし!」「タッパー汚しちゃったしもったいないから今回は持って帰らせて」
とか言ってたらしい。
それでも店長がしぶると「じゃあタッパーに入れた料理はどうするんだ!まさかまた客にだすのか!?この店は料理を使いまわすのか!」
って騒ぎ始めた。
その時期某料理店で使い回しが問題になってた頃で結構店もそういった話題にデリケートになってた時期だった。
店長がなんとか宥めて今回だけは持って帰ってもらう形になったそうだ。
聞けば他の日にもドリンクバー頼んでないのに使ってたりしたお客さんのようで・・・。
めでたく出禁になりました。

 

3

朝刊を1年間だけ契約した。
1年経ったので更新しないでいたのに、朝、新聞が配達されてた。
電話したら、「配達員に伝えます」なことを言われた。
が、翌朝も配達されてた。
何度電話して、「配達員に(ry」と返答されても、一向に配達は止まない。
朝だけポストにガムテ貼るようにしたら、ようやく来なくなった。
これで一安心と思ったその月末、集金のオバチャンが「新聞代払え」とやって来た。
契約してねぇよヴォケと追い返した。
その翌月末も、集金のオバチャンがやって来た。
いい加減にしろと怒鳴り、営業所の所長も呼び出して(#゜Д゜)ゴルァ!!した。

のが1年前の話。
今日、同じ新聞社の営業がやって来た。
名前聞いた瞬間に「イラネカエレ」とインターホンを切ったが、
奴はまたすぐにピンポンを鳴らし、玄関前で
「待ってください!ウチは他の新聞社とは違います!」
と叫び、さらに
「貴方は去年取ってらっしゃってますよね?信頼できる新聞社だってご存知だと思います!」

何も知らん新人が、最低限の情報だけで営業回らされてるのか知らんが、
あんだけのことしといて「信頼できる」ってどんだけ図々しいんだと思った。

4

宗教のオバちゃんも腰が低いわりに押しが強くてずうずうしい。

ピンポン~
私「ハイどちら様?」
宗教「○○(ありきたりな苗字)ですが」
誰だろう?○○サンって心当たり無いなと思って玄関を開けたら最後、
いかにも「私善人です」といった薄気味悪い笑顔のオバちゃんが
神について延々と語りだす。
頭にきて「で、結局お宅は何教なんですか?」しつこく聞いたらやっとで「ものみの塔です」と
エホ馬ならエホ馬と初めから言えよ。
一回ちょっと相手してやったらしょっちゅう来るし、
「二度と来んな」と言っても笑顔で「まあまあ!ではまた今度」という。
宗教絡みの人って日本語喋ってるけど言葉通じないから怖い。

 

5

つい最近古い友人と5年ぶりくらいに再会し、昨日うちで一緒にお茶した。
近所のケーキ屋のケーキとクッキー、紅茶を出したところ
「このケーキとお紅茶はどこのお店の? このカップはどこのブランドのかな」
とチェックが入った。
ケーキは近所で買った、カップは陶芸やってる妹が作ったものだと正直に答えたら
「アラ、私って歓迎されてなかったみたいね。帰るわ」と急に怒って出て行こうとするので
わけがわからず引き止めたら、ギッと睨まれて
「今度からはおもてなしされる側の気持ちや身分を考えて出すものを決めたら?
手作りのカップとかそのへんの店の安かろう不味かろうなケーキなんて
自分だけで食べるものであって、お客に出すもんじゃないでしょ」
と言われた。

旧交を温めようと思ってたけどやめた。彼女に会うことはもう二度とないと思う。
お金持ちと結婚して贅沢な暮らしをしてるとは聞いたけど、心に贅肉つきすぎだ。

 

6

50過ぎの3人の子持ち女性がずうずうしい。
昨日、友人宅でお茶のみ=井戸端会議してた。
話の途中で50女が
「あたし~、過呼吸で5回くらい死にそうになってぇ。手足がしびれて動かなくなって
どーしようと思ったけど、袋かぶったらすぐになおってぇ。」
なのことはない。50女が自分の言う通りにしないと興奮して「あたし、死んじゃうから」
という意味だった。

去年、7回入院し2回命の保証がない!と宣告された私へのあてつけか?
いつ死んでもおかしくないと言われた私はなにかもやもやした気分だった。

だいたい、過呼吸で死んだなんて話きいたことがない。

死ぬ死ぬいって、まわりに人間から同情を貰おうなんてずうずうしいと思った。

7

仕事での話。
業務上あまりパソコンを使わない仕事なのであまりパソコンを触らない人が多い職場。
でもたまに使うことがある。
1年に1回ある同年社員を集めて行う「教育会」、それに参加したあとにレポートパソコンで打ち込んで提出しなければならないのだが
普段ほとんどパソコンに触ってないと文字を打ち込むにも苦労するようだ。
その件で同じ寮で仲のいい、お世話になってた先輩が困ってたから代りに打ち込んであげてた。
それで職場で「レポートまとめたら後でまた代りに入力してもらっていい?」って聞かれてOKしたんだが
その会話を聞いてた別の先輩が「なに?代りに打ってくれんの?私も頼むわ」って言いだしてきた。
正直結構な量があるからそこそこ時間かかるし、あまりやりたくなかったから断った。
レポート提出期限二日前だしレポートも結構な量あるから時間かかるし、なによりその先輩とそこまで仲いいわけじゃなかったし。
そしたら「○○の分やってんだから私のもやってくれたっていいじゃん!」ってキレだした。
断り続けてもずっと「ねぇーお願いー」「○○のはやって私のはやらないとか差別じゃん!」ってずっと言ってて
しまいには「普段仕事でお世話になってる分のお礼とか考えられないの!?」とかまで言い出す始末。
言っとくけどその人に仕事でお世話になった覚えは一度もない。むしろ逆に負担かけられてる。
そしてそのやりとりをさらに上の先輩が聞いてたみたいで、「そんくらいやってやれよ」って怒られてしぶしぶやる羽目に。
「じゃあまとめてあるレポート貸してください」って言ったら「まだ終わってない、まとまったら渡す」って素敵なお言葉。
提出期限二日前なんですけどね。
それでうやむやになるのをちょっと期待して放置してて提出期限の日、仕事終わって帰ろうとしたら
「ちょっと!レポートお願いっていったじゃん!」って声かけてきた。
正直また上司にヤイヤイ言われるのも面倒くさいからさっさと終わらそうと思ってレポート受け取ろうとしたら
「まだまとまってない、今からまとめるから終わるまで待ってて」ってさらに素敵なお言葉をいただきました。
さすがにむかついたので5分くらい待ってトイレ行くふりして帰宅、電話シカトで済ましました。
人に頼むのにこういう態度、しかもレポート用意してないとかずうずうしい上に頭おかしい。

 

8

自分で言うのもなんだが、UFOキャッチャーで取るの結構うまい。
この前も甥が好きなキャラで欲しがりそうなのを見つけて取った。
3個くらい取って、さぁ帰ろうとしたら、
ちょっと離れたところで見てた親子が近づいてきた。
あげないぞ~とか思ってたら、
「すごく上手ですね~、申し訳ないんですけどこれ取ってくれませんか?」って言われた。
あぁ、取って欲しかったのかと思って「いいですよ~」って言った。
実際、何回か頼まれた事あるし。

母「お願いします~」
俺「取れるといいですけどね~」
母「そうですね~」
俺「・・・」(金は?)
母「・・・」(早く取れよコノヤロ)
俺「あの・・・?」
母「取ってくれるんですよね?」
俺「いいですよ。取れるか分からないけど」
母「お願いします」
俺「・・・お金入れてくれます?」
母「えっ!? お金出すなら自分で遊びますよ~ww」
俺「あ、そうなんですか。それじゃ!」
立ち去ろうとした後ろで息子に母が言った。
母「なんかww ずうずうしい人だったねww」

俺か!? ずうずうしいのは俺なのか???

 

9

女友だちが週末に高速道路を使うのでETCカードを貸して欲しいという。
往復の2000円は手元にあるけど、元カードが数万円のマイナスのでそれを補充しないと
使えないとかで。

モノは返さない、金もなかなか返さないコだったので貸すのは嫌だったけど、
何度かヤラしてもらってるし、貸してくれるお礼としてプラス1000円の往復3000円出す、
日帰りなのでその日に持ってくる、っていうのでしぶしぶ了承。

カードを取りに来ると、「やっぱり2000円でいい?」って…まぁどうせちゃんと返して
くれたらお礼の1000円は戻すつもりだったからいいけど。

ちょうどおれの仕事が終わった23時ぐらいに彼女から電話。
「疲れてるけど、今からそっちに(返却に)寄るね」
「疲れてるけど、今日がいいよね?」疲れてるを連発する。

やっと部屋に着いたと思ったら、ムスっとした顔で
「人が疲れてるっていうのに、取りに来ようか?とかないわけ(怒」とか
言ってんの。
おれだって週末仕事して疲れてんのに、遊びに行った自分を何さまだと思ってるんだろう。

 

10

ある女の一日。

朝起きて出勤の支度をする。朝食は取らない。
自転車で職場に着き、そこで顔を洗い他の仕事仲間のおやつ等を
食べ、メイク、歯磨きする。手洗いも使う。

昼食は持っていかない。毎日「一口ちょうだい」ですませる。
おやつも同じ。

仕事が終わると実家へ向かう。そこで夕食を済ませ、風呂へ入り
母親の服を平気で着用する。もちろん下着も。

自宅に帰って、即就寝。

マンション一人暮らしだが、電気・ガス・水道は使わないらしい。
「だって、もったいないじゃない!」
だそうです。

以前
「職場の人に虐められてるの…!どうしてなのかわからない…!」
と、言っていたけどこれは仕方ないと思う。
職場の人が切れて幾度注意しても、直らなかった。

家に来ると、平気で物を盗んで行く。
罪悪感無し。
こんな人がいとこだなんて、嫌過ぎる。
上記の職場の時、20代後半でした。いろいろと終わってる。

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