【ざまぁ】『目には目を』本当にあった図々しい話 中編 まとめ

【ざまぁ】『目には目を』本当にあった図々しい話 長編 まとめ

 

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『目には目を』本当にあった図々しい話

 

子は親の鏡って言うからな

俺が高校生まで住んでいた団地でピンポンダッシュならぬ雪投げダッシュというとんでもないイタズラが一時流行った
気が付いたら玄関の中に雪が放り投げられるというイタズラを超えた軽犯罪
当然町内会紙や掲示板などで注意が促されるが被害は後を絶たない

そんなある日俺が外出しようとしたら、ほんっと偶然にまさにリアルタイムでうちの玄関で犯行を目撃した
(子供用の雪かきでまさに投げている瞬間に立ち会った)
俺はすぐさま追いかけて犯人グループの一人を捕まえた
見ればどっからどう見ても小学生
しかしこの期に及んでも往生際が悪くジタバタと暴れだすので仕方なく髪の毛を鷲づかみに
「親はいるのか?おまえの家まで案内しろ」
とガキの言う通り歩いてある一室にたどり着いた

そしたら出てきたのはこれまた如何にも頭の悪そうなバカ母で
一連の雪投げダッシュの件を説明するも俺が高校生と見て完全にバカにしてやがる
「はあ、まあ子供のすることですし」
「男の子はいたずらをしながら成長するものですからね」
「あなたも父親になったら子供の反抗期がよくわかりますよ!」
としまいにゃ逆ギレ

「何の関係もない人の玄関に雪がドサっと投げ込まれたときの気持ちがあんたには分からないのか!!!!!!!」
と高校生にありがちな大声で怒鳴るも
「そんな、子供のやることにいちいち目くじら立てないで下さい!」だ

「はあ…これが大人の対応かよ もう一回聞くがあんたは玄関の雪ぐらい、子供のイタズラと笑って見過ごせと言うのか!!!?」
「ええ、それぐらいが普通ですよ?」
「よし分かった」最後のセリフを聞いて俺は帰った
そしてママさんダンプ一杯に雪を集め、その家の呼び鈴を鳴らし、先ほどのバカ母が出てきたところで
「受け取れ」
と言って雪の山を玄関にプレゼントしてあげたww

通称「ママさんダンプ」、正式には「スノーダンプ」

ママさんダンプ一杯の雪を玄関にプレゼントしてあげたらなぜかそのバカ母はブースト全開でファビョり始めたwww
「なんてことすんのよ!!」
「あんたの家はどこなのさ!教えなさい!!親はいるの!!?」ときたもんだwww

俺は
「あれえ?おっかしいですねえ さっきのあんたの言ってることと違うんじゃありませんか?」
と冷静に返すも向こうが一方的に興奮して話しにならない
俺の家の件は
「わざわざ俺が教えなくてもあんたのところのクソガキがよ~く知ってますよ?
なんせこの遊びを流行らせた仕掛け人だからねwwww」
と言ってその場を去った

しかしいくら待っても俺の家に凸は無かった
あのクソガキが言わなかったのかどうか真相は知らないが雪投げダッシュはそれ以来無くなったようだ

おわり

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ずうずうしい話
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