本当にあったずうずうしい話 短編10話【30】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【30】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【30】

 

1

最近親のところにでいりするようになった銀行員。
その銀行員の成績のためにと、私の名義で親のクレジットカードの家族会員に
なってくれと言ってきた。それは親にも名を貸すように言われてしぶしぶ貸した。

しばらくたったら、本部から家族会員ではなく、本人名義のクレカを作るように
言われたからと、名義貸してとまた銀行員がやってきた。
そのクレカの年会費が1500円弱で、私に負担しろという。
新しいクレカを持ちたいならともかくもそういう気持ちはさらさらないのに
なんで銀行員の成績のために私が金を負担してクレカを
作らなきゃならないのかと。

ちなみに、家族会員でも年会費が500円ぐらいかかる。
よくも自分の成績のために他人から金を巻き上げるようなことができるもんだ。
銀行員のずうずうしさにあきれたよ。

 

2

以前に、元教師に前の同僚(教師)たちのプライベート写真をアルバムにしたのを父に「買って」と手紙で送り付けられたと話した者です
今日、相手からびっくりする手紙が来ました
内容をそのまま言うと
「(うちの名字)先生が受け取り拒否なさいましたが、私は驚きましたが怨みません
なぜなら私は親鸞の言った人間の業を信じているからです
同じ職場だった時は菩薩のような先生がまるで鬼のように私の作品を拒否される
きっと先生は色々な顔を使い分けていらっしゃるのですね
いいんです、悲しみはありますが怨んでいません
私の作品は皆さんに喜ばれ、○○図書館にも寄贈を依頼されるものです
美術の先生である貴方に私の芸術が分かってもらえないのは残念です」

かなり問題となり、誰もが訴える寸前の激怒ぶりという内容のアルバムだとか
父はそれを知っているから受け取り拒否にしたのに、この内容
本当はもっと長いけどあまりに読むに堪えないのでちょっと割愛しました

父によると、飲み会などで先生たちがはっちゃけて色々しますよね
酔っ払うとする事を思い出して下さい
それを撮ったものを本にして自費出版したのです
つまり自分の酔っ払ってしたあれこれが全て公になるわけで

それを「買って」と言って来たので拒否したら、父を鬼呼ばわり
しかも自分のを「芸術」と来れば、ずうずうしいのなにものでもないかと

 

3

昨夜女友だちがプリンターが壊れてるから
ネットの内容をプリントアウトしたいので貸してくれ、って部屋に来た。

腹が減ってるっていうので、俺も食べてなかったからスパゲッティを
作ってやって、女性は食後缶コーヒーを買いに外に。
片付けも自分。

自分のコーヒー1本だけを買ってきて机の上においてPCはじめた。
おいおい、自分の分だけかよ、ってちょっと図々しいと思った。
ちなみに彼女のプリンターは壊れて3年が経ってる。

4

ババァってスーパーでも1mでも1mmでも入り口に近い所まで車を入れさせようと必死だよな
足が痛いとか何とか寝ぼけたことぬかして、車から降りたとたん特売品コーナーへダッシュ
おいおい走れるヤン。

 

5

昔会社の車で信号待ちをしていたら助手席のドアを叩かれた。
みたらばあさんだったので助手席の窓を開けて「どうかしました?」と聞いたら
開いた窓から助手席側ドアのロック解除して乗り込んできやがった。
オマケにシートにどっかと座ってから「この先まで乗せてってくれない?(口調は低姿勢)」と言いやがる。
ばあさんなので力づくで蹴りだすわけにもいかないし、
後続車はいるしで、しょうがないから(一応通り道だったし)乗せてったが、
道中「いやー、この年になると病院の行き来が辛くてね」
「親切な人がいて本当に助かるわー(しみじみした口調)」
と言われまくって、何ずうずうしいこといってんだこのババア、と内心で思わずにはいられなかった。

とりあえずシートに居座るだけでなく、強盗の可能性もあったわけだから今後ばあさんでも窓も開けない予定

 

6

先日22時過ぎにスーパーで買い物して帰ろうとしてたら、いきなり「すみません」と
今時風の男に呼び止められた。
聞くと携帯の充電が切れてしまい、公衆電話で掛けたいが、小銭がないので両替して欲しいとのこと。
両替ならまあいいかと財布の中を見ると、
26,605円で両替出来るような小銭がない。
「すみません、両替はちょっと無理ですねー」と言うと、
相手が財布を覗き込んで「あ、この100円でいけますよ」と言われた。
100円を10円で換えるのか?と一瞬思ったけど、どうも話が噛みあわない。
話しているとどうも所持金が2,5017円というのが発覚。
……それでどうやって100円と両替すると?
「別に両替出来ないならいいですよ」と、まるでこっちが悪者みたいな
不機嫌な顔されて気分悪かったのもあったし、まだ近くにパン屋もスーパーも開いてたので、
「そこで何か買ってお金を崩してみては?」と言って帰ってきた。
自分に声かけた時点で、所持金を知っていたはずだし、100円を両替できないことも分かっていたはず。
もしかして、両替と言う名の100円くれだったのか?と今考えてもモヤモヤする。
これがど田舎で店も全部閉まってるならともかく、パン屋もスーパーも閉店前なのに、
5000円崩したくないからたかろうなんて図々しい。
というか、10円でとりあえず電話かけられるだろ!

7

昔のパート先のおばちゃんだったんだけど、ある時ほぼ毎週「休みのシフト代わってくれない?」
といって来るようになって、用事ならしかたないかと何とかしてあげてたんだが
4週目にどうしてもはずせない用で断ったら
「頼んだら喜んで代わってくれて当然でしょ!あんたが休みの時は予定あけておきなさいよ!」
と逆ギレのあげく、まわりできいてた人たちにまで
「あの人ケチで代わってくれない」とわめいてドン引きされてた。
後に私の知らないところで正式に休みのシフトを私とその人で取り替えろ、と
上司にかけあって断られていたらしい。

 

8

ランチタイムで鮨屋から出て車に乗ったところで、同じ店から出てきた爺が寄ってきて窓をたたいた。
女二人だし少し怖かった。
爺いわく「どこそこ街道に出るにはどう行けばいいかな?」
道を教えると「この辺の者じゃないから分からないなー。案内してくれないか。」と言う。
逆方向なので「お店の方に詳しくお聞きなっては如何でしょう?」と答えたら、
「店に入るのかー。う~~ん。」と渋い顔をしてばあさんの顔を見合わせていた。
出発しようにも窓のそばに立ったままなので、轢きそうで出来ない。

「仕事がありますので失礼しますね。」と言うとようやくのろのろと離れて行った。
他人の好意を期待し過ぎだ。

 

9

元義兄嫁がずうずうしい。
離婚して7年も経つのに、兄が死んだと聞いた途端
「遺品としてこの薄型TVとエアコンと冷蔵庫と…頂きます」
「保険、入ってないんですか?隠してません?」
「お香典、いくら集まりました?半分は貰う権利がありますよね!」
だと。金の亡者めが!
大体、兄から毎月40万以上毟り取ってただろうが!
犬hk出て「お金が無くて生活出来ません…ヨヨヨ…」なんてやるな!
実家は持ち家、各種手当て貰っておまけに40万毟って、何が金が足りないだ。
金金金金言う前に、嘘でも悔やみの言葉一つ言えないのか。
ずうずうしい!

 

10

高校時代、そういえば友達グループ(笑)に居たなという人から
10年ぶりぐらいに連絡があった。
勘がいい人ならお分かりだと思うが、こういう時は宗教かマルチの勧誘。
何も知らずにホイホイ出向いた私は、二時間ぐらいくだらない説法だの調伏だの
わけの分からない話をされた。
頭に来たので、高校以来10年付き合いがある本物の友人を通して
宗教の勧誘に気をつけろと根回ししてもらった。
そして、案の定他の友人に連絡する宗教馬鹿。
しかも友人を運転手に外で食事をしようと言ってきたらしい。
友人が行ったのは、ど郊外のおいしいイタリアンのお店。
ありがたい宗教の話を一通り聞き流しつつ食事して、
さっさと会計して一人で帰ってきたらしい。
ど郊外だけど一応バスはあるし、大丈夫だよね。
そのバス停がどこにあるかめっちゃ分かりにくいところだけど。
宗教のしの字も言わずに他人の車で出かけるなんて、ずうずうしいw

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ずうずうしい話
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