『忘れられない事件』など全10話|ちょっと笑える切ない話まとめ【哀愁】Vol. 10

『忘れられない事件』など全10話|ちょっと笑える切ない話まとめ【哀愁】Vol. 10
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ちょっと笑える切ない話まとめ

 

 

忘れられない事件

 

忘れられない事件っていうか、怖いな~と思ったのは
数年前に起きた、定年退職したばかりの一人暮らし女性が
たまたま自宅マンションのトイレに入ったところ
廊下横に立て掛けられていた、コタツの天版?が
倒れてきてドアを封鎖。

トイレに閉じ込められたまま一週間ほど
誰にも気が付いて貰えなかったという事件かな。

窓のないトイレで叫んでも喚いても外には聞こえず
玄関ドア一つ隔てて周りは日常なのに
自分は水と(たまたまあった)お清めの塩だけて命を繋いで
それもタイムリミット寸前で、やっと施設に入所中の
年老いた母さんが一週間以上見舞に来ない
娘さんの異変を訴えて施設にから電話→出ない→通報
の流れで間一髪で救出されたものの、肝心のお母さんは
救出劇の晩に娘さんに会えぬまま亡くなってしたまった
という事件。

 

 

恋愛に胸の大小は関係無い

 

マジレスすると恋愛に胸の大小は関係無い。ムラムラするのはするけどな。
巨乳好きと称してるヤツでも
顔が自分好みの貧乳女と普通顔の巨乳女
つき合えるとしたらどっちがいい?と聞かれたら、ほぼ100%の男が前者を選ぶ。
加えて、言い方は悪いけど、いくら巨乳でもブスやデブは巨乳としてカウントされない。
数多いる巨乳グラビアアイドルより、仲間由紀恵、伊東美咲、新垣結衣、その他アイドルの
ほうが圧倒的に人気がある事を認識すべき。巨乳で美人?最強ですよもちろん。

「貧乳だからモテない」と落ち込んでる世の女性!気にするな!
キミたちは「貧乳だからモテない」ってわけじゃない!
「モテないうえに貧乳」ってだけなんだ!!

 

 

彼女が1度もできない男の特徴

 

あなたは いくつ当てはまった?

  1. 女性と話すのは当然緊張するとして、あまり親しくない男性と話すのも緊張する。
  2. 自分以外の数人が会話してて、自分一人だけ黙っている状況がよくある。
  3. 用があるのになかなか店員に声をかけられない。
  4. 知らない人(店など)に電話をかける前に、相手がこういって自分がこういうなどある程度考える。
  5. 慣れない場所、状況だと異様におどおどする。
  6. 声が小さく、よく聞き返される。
  7. 他人に変に見られてないか気にしすぎる。
  8. インドア派。
  9. 広い交友関係を築かず、いつも同じ人と一緒に行動する。もしくは一人。
  10. 彼女は欲しいが合コンは気が進まない。
  11. 順番で何かを発言する状況で、自分の番が近くなると心拍数が高くなる。
  12. 職場などで「あっ、すみません」ばかり言う。
  13. 自分は人に取るに足らない存在だと見なされていると思うことがある。
  14. 毎日2chをやっている。
  15. 服装がいつも同じ。バリエーションがそんなにない。
  16. 髪型が昔とたいして変わらない。ワックスなんて滅多に使わない。
  17. 筋道立ててきちんと話すことができない
  18. 一人で空想や妄想に耽ることが多い
  19. 趣味は専ら一人で黙々と楽しむタイプのものを好む、あるいは無趣味
    そうかといって趣味や遊びも中途半端
  20. 悪い意味で個性的

 

 

なあ、お前と飲むときはいつも白○屋だな。

 

なあ、お前と飲むときはいつも白○屋だな。
一番最初、お前と飲んだときからそうだったよな。
俺が貧乏浪人生で、お前が月20万稼ぐフリーターだったとき、
おごってもらったのが白木屋だったな。
「俺は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。金が余ってしょーがねーから」
お前はそういって笑ってたっけな。

俺が大学出て入社して初任給22万だったとき、
お前は月30万稼ぐんだって胸を張っていたよな。
「毎晩残業で休みもないけど、金がすごいんだ」
「バイトの後輩どもにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」
「社長の息子も、バイトまとめている俺に頭上がらないんだぜ」
そういうことを目を輝かせて語っていたのも、白○屋だったな。

あれから十年たって今、こうして、たまにお前と飲むときもやっぱり白○屋だ。
ここ何年か、こういう安い居酒屋に行くのはお前と一緒のときだけだ。
別に安い店が悪いというわけじゃないが、ここの酒は色付の汚水みたいなもんだ。
油の悪い、不衛生な料理は、毒を食っているような気がしてならない。
なあ、別に女が居る店でなくたっていい。
もう少し金を出せば、こんな残飯でなくって、本物の酒と食べ物を出す店を
いくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、俺たちは?

でも、今のお前を見ると、
お前がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、
俺はどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだ。
お前が前のバイトクビになったの聞いたよ。お前が体壊したのも知ってたよ。
新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、20代の若いフリーターの中に混じって、
使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になってバイト続けているのもわかってる。
だけど、もういいだろ。
十年前と同じ白木屋で、十年前と同じ、努力もしない夢を語らないでくれ。
そんなのは、隣の席で浮かれているガキどもだけに許されるなぐさめなんだよ。

 

 

すべて娘のために

 

娘が6歳で死んだ。
ある日突然、風呂に入れている最中意識を失った。
直接の死因は心臓発作なのだが、持病のない子だったので
病院も不審に思ったらしく、俺は警察の事情聴取まで受けた。

別れた女房が「彼氏」同伴でやって来たが、
もはや俺にはその無神経に腹を立てる気力もなく
機械的に葬式をすませた。
初七日も済んで、俺は独りで映画を観にいき、娘が観たがっていた
ゴジラととっとこハム太郎の二本立てを観ることにした。
とっとこぉはしるよハム太郎♪の歌を聴いた瞬間、やっぱり俺は泣いた。
6歳にもなって活舌の悪い娘が、この歌を一生懸命覚えて、
とっとこぉ、はしゆよ、はむたよお♪と歌っていたっけ。

ハム太郎の紙コロジーだってクリスマスに買ってやるつもりだった。
女親のいない家庭だったが、少しでも女の子らしくと、
服を買うときだって、面倒がらずに吟味を重ねた。
学校だって、行きたいところに行かせてやるつもりだったし
成人式には、ちゃんと着物を着せてやるつもりだった。
女房と離婚してから俺は100%子供のために生きることにして、
必死にやってきたのに、この世に神様なんて絶対いないんだと知った。

 

 

今は永遠だと思っていたあの頃

 

子供の頃。今は永遠だと思っていた。明日も明後日もずっとこうして続いていくような気がしていた。
大人になるってことは自分とは無関係だと思ってた。大人っていう生き物は自分たちとは別の生き物だと思ってた。

学校へ行って、友達と昨日遊んだ事を話して。

授業中、女子の手紙を別の女子に渡しながらノートに落書きして。

休み時間、誰かが打ったホームランのボールの軌道を青空の向こうに見上げてた。

昼休み、給食のメニューに一喜一憂して、牛乳早飲み王決定戦に参加した。
先生に怒られてからはその目を盗んで開催した。

放課後、今日は誰と何して遊ぼうか。公園、駄菓子屋、友達の家。
僕らは遊びの天才だった。何をやっても楽しかった。

誰かの家でした、気になる女子の話。
「いいか?誰にも言うなよ?男同士の約束だぞ?」
「う、うん。約束する」
「お前から言えよ。」
「やだよ。おまえからいえよ。」
「じゃあ、じゃ~んけ~ん・・・」

小さな恋は叶わなかったけれど。
結局誰にも言わずに今まで守られた、小さな男同士の約束。

 

夏休みに自転車でどこまでいけるかと小旅行。計画も、地図も、お金も、何も持たずに。
国道をただひたすら進んでいた。途中大きな下り坂があって自転車はひとりでに進む。
ペダルを漕がなくても。何もしなくても。
ただ、ただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。

しかし、帰り道が解からず途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかになっちゃった。泣いてね~よ。と全員赤い鼻して、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるは、
蚊には指されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。

今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか10個目くらい。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。

今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに嬌声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、

あの大きな坂を下っていた時の楽しさは、もう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を、自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった事はもう二度とないだろうと。

 

 

1週間前に別れた女は最悪だった・・・というか別れ方が最悪だった

 

1週間前に別れた女は最悪だった・・・というか別れ方が最悪だった
1週間前、それは彼女の誕生日。
俺は頑張って彼女の行きたがってたフレンチレストランを予約した。
1人1万8000円もするコースだ。
定刻通り待ち合わせ場所に来た彼女と他愛も無い話をしながらレストランへ
店前で気付く彼女
「ここは・・・覚えててくれたんだ」
涙ぐむ彼女をエスコートして、店内そしてテーブルへ。
サラダが運ばれて来ても涙が止まらない彼女を横目に、ウェイターに『すいませんね』みたいな顔で一瞥する俺。
話しかけると、泣き止むどころか激しさを増す彼女。
「そんなに泣くなって、せっかくの誕生日だし・・・ここ来たかったんだろ?」
想定外のドラマの様なシチュエーションに観客を欲する俺の声は良く響き、周りの客から
祝福の微笑みを貰う。
「違うの・・・違うの・・・」
尚も泣く彼女
「何だよ、良いから涙拭けって」
ボルテージが上がり更に大声になる俺に惹きつけられる観衆の耳。
「別れたいの、ゴメンね」
大きな涙声で意表をつかれ、一斉に会話を止め固まる観衆と俺。
「えっちょっと落ち着こう、ワイン頼む?」
明らかに動転して訳ワカンナイ事を言い出す俺、
「ゴメンね!ホントにゴメン!」

最後の大声をあげて、店から走り出す彼女、硬直してる俺と目線をキョロキョロさせる観衆。
混乱と恥ずかしさで暫し現実逃避をしている俺にスープを持って現れるウェイター。
『帰るなら今ですよ』という顔でコッチを見るウェイターの気遣いが余計に恥ずかしくて、
「おいしそうだ」
とグルメ気取りのコメントを発し、スープを受取ってしまった俺。
『死にたい』と思ったのは初めてだったが、『何か?』みたいな顔で、コースを食べ続ける俺。
そんなこんなでメインの肉を食べてる時だった、不意に振り返ると彼女が!
色んな意味で、とにかく嬉しくて怒るどころか
「心配したよ、どうしたの?」
テラ優しい俺、安堵感のオーラ出し杉の店内。
そして無言のまま椅子に忘れた携帯を握り締め、再びダッシュの彼女。
再び緊張感マックスハートの店内、そして近づくウェイター
「デザートは・・・どうしますか?」
小声だ、ザ・小声だ。
そりゃそうだ、デザートには事前にバースデーケーキを頼んでおいたんだから・・・
いくら恥ずかしくてもコレは食えない
「無しの方向で」
また訳のワカラナイ言葉を発し、俺は席を立ったフラれた事より視線が痛い。
合計20000円にしてくれた店には感謝の言葉もないが、その優しさがまた痛い。
そんなこんなで1週間経ちましたが俺は元気です。

 

 

ニュースでコント

 

TBS23

アナ「小浜政権が鳩山政権に強い態度に出たりしませんよね?大丈夫ですよね?」
NY支局長「細川内閣では貿易摩擦や国際的な日本の役割など、日米同盟が危機的になりました」
アナ「またそうなったりしませんよね?」
NY支局長「この時のアメリカはクリントン政権で、今のオバマ政権は中の人が大体同じです」
アナ「じゃあ危ないですか」
NY支局長「大丈夫です!細川内閣の時の日米不和は、細川内閣へのアメリカの期待が高すぎた反動なんです!」
アナ「なら細川さんは悪くなかったんですね!」
NY支局長「はい!そしてアメリカは鳩山内閣に大した期待をしていませんから突っ込んだ問題に踏み込みません!」
アナ「よかった!」

なにこのコント

 

 

私が提出した卒論なのに

 

どうやったのか今でもわからないけど、私が提出した卒論、
いつのまにか派手な女が提出したことになってた。
教授に卒論の催促されてはじめて気付いた。
慌てて教授に話し、派手な女を問い詰めたけど、無駄だった。
早めに提出したのが仇となって、提出状況とかがあやふやで。
教授に信じてもらえなかった、というより、派手な女のごり押し勝ちだった。
派手な女は絶対に認めなかったけど、私が泣きながら問い詰めた時に、
「喪田さんが良いの書いたって意味ないでしょ。内定決まってたのに残念だね」
って言われたことは絶対に忘れられない。

卒業できなくなって内定もだめになって、結局辞めた。
お母さんにもうまく説明できなかった。
お母さんは、なぜか怒んなかった。
今はお母さんと二人でカフェ開いてゆっくり働いてる。
その意味では、辞めてよかったかもだけど、当時を思い出すと死にたくなる。
もう何年も何年も前の話だけど。

 

 

冨樫先生、本当にありがとう。

 

ちょっとだけ俺と弟の話を聞いてくれ。

俺には歳の離れた弟がいる。俺は22歳、弟は14歳。
弟は学校でいじめにあって13歳のときに自殺しようとした。
結局未遂に終わったんだけど、それから学校には行ってない。

自殺未遂者ってさ、繰り返すんだよ。
当時は親なんか弟から目を離せず、母親は仕事をやめたんだ。
そんな弟が俺の影響で性悪キューピットと幽遊白書とハンターハンターを読み出した。
(レベルEはちょっとヤバイ話もあるので貸さなかった)
弟はそれから少し話すようになってさ、自殺もぱったり辞めたんだよ。
学校には相変わらず行けないみたいだけどさ。

で、昨日の会話。
俺「もう、おめー大丈夫だよな?」
弟「ん?自殺とか?しばらくしないよ?」
俺「しばらく?」
弟「ハンター完全に終わったらわかんないけどね」

嘘のようなマジ話
富樫先生、本当にありがとう。
いつまでも休んでてください。

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切ない話
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