『私をいじめてた女たち』など短編5話 – スカッとする話 2021.01.22 目次 スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話美人派遣さん うちの職場は部署により派遣と社員とバイトが入り混じってて、食堂とか更にパート・掃除・メンテの人とか混ざってカオスなんだけど、うちと交流のある部署に推定30代前半らしきいっつもニコニコな美人派遣さんが居る 入ってそんな経ってないのに、パートのおばちゃんはもとより掃除のおっちゃん、メンテ会社の人、普通の一般社員まで何故か顔と名前をきっちり覚えてる人 (私も食堂で偶然隣になった時に「(部署)の(私の名前)さんですよねっこんにちは!」と挨拶された) それとは別に、社員におそらく誰からも嫌われているだろう30代半ばの男が居る 女だったらこいつがお局様って感じなんだろうなあという性格で中背のブタ いわゆるvip的な画一的偏見蔑視思想?というか他人を下に見るのを常々大声で口から出す人 (既婚女性に「中古」、可愛い子には「ビッチ」、メンテや掃除会社の人を「低所得・低学歴」みたいなの) 正直そいつの部署はそいつの存在のせいで他部署からの評判が異常に悪い そいつはいつも前述の派遣美人さんを見かけては 「おっ今日も気楽にやってんだね?^^売れ残りは大変だね!」 「派遣には悩みとかないしねえ。俺らにはわからん世界だ^^」 って突っかかってんの。派遣さんは判で押したように「はい^^」「はい^^」「はい^^」 先週その男がまた食堂で、わざわざ美人さんの隣に座って、 「いらねーけどあんたのメアド聞いてやるよ。言ってみな」 的な事を言ったんだけど、美人さんニコニコしながら「はい^^……はい?」 社員「だーかーらー!メアド聞いてやるっての。俺が。まあ連絡するかはわかんねーけど?」 派遣「はい?」 社員「オイ何度も言わせんなよ」 派遣「口臭いんじゃ消えろ?」 社員「お…」 派遣「何回も言わせんな消えろ?ふふ、口臭いんじゃ?ウフフ、視界が汚くなるから消え去れ?アハッ」 もっと言ってたんだけど忘れた。すっごく可愛く笑いながら、ニッコニコしながら、おっとりご飯食べながら、ものすごいこと言ってた 社員消えた後派遣さんは周りのおばちゃん達に「お耳汚しスミマセン!」って可愛く謝っておばちゃん他周りに居た人たちからグッジョブのジュースとかおかしを沢山貰ってた 社員は翌日から休んだみたいで見かけなかったんだけど、今朝出勤したらそいついきなり転勤辞令出てて地方に行く事になったみたいだった 自分をいじめてた女たち 中学の頃、自分をいじめてた女たちにしたこと小ネタ。 ひょんなことからそいつらが文通に使ってたサンリオキャラクターのメモを入手。 頑張って女文字で「(リーダー格の女)キモくね」と散々なじった文章を書いてその女の机の近くに放置。 その後狙い通りその女が見つけたらしく、次の日から学校に来なかった。 そしたらその日の朝に教師から、いじめがどうのこうの、内輪だけでやるメモ交換がどうのこうのの説教があり、放課後に教室を訪れたら女を取り巻いてた奴らがメモのことで喧嘩してた。 それから俺に対するいじめはなくなった。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 私の携帯覗いたでしょ Aは自分がやられるとキレることを他人には平気でやるタイプの人だった Aが携帯を弄っている時に誰かが後ろを通ると、Aは突然振り返り 「今私の携帯覗いたでしょ!」 と文句をふっかけた 相手が何を言おうが「絶対覗いてた、人の携帯除くなんてサイテー、ありえないから」と睨みつけ 「私今この人に無理やり携帯覗かれたんですけどー!」 と大声で周りに知らせる Aの声に気づいた周囲の知り合い達は、えー…だのそれはないわーだの覗いた相手をどことなく責めるような反応 そんななか一人BがAの元へ行き 「でもAは私の携帯平気で覗いたよね?」 と言い出した 「私のバッグから携帯出してメール盗み見て、そのうえ私になりすまして彼氏に勝手にメール送ろうとしたよね?」 と周りにも聞こえるような声で言い、周りはマジなの?とざわつく 「自分がやられると怒るのに、なんでずっと酷いことを平気で人にするの?ちょっと異常だよ」 とBが言うとAは 「だって人のメールのやりとりとか気になるじゃん、気になるから見ただけでしょ」 と平然と答えたので周りの友人達は「本物だ…」という顔でAを見つめていた その時点でAが自分のやってることに気づき反省することはなかったが、周囲の人達にはAののおかしさが見事に露呈したので個人的に見ててスッキリした タバコを落とした 先日、肩に掛けてたバッグからポロポロッとタバコの箱等を落としてしまいました。 二、三歩進んで気が付いて振り向くと、ベビーカー押した若いママがタバコの箱をスッと拾ってポッケにないない。 と、同時にくるりと方向転換して信号を渡り、何処へと颯爽と去って行きました。 それはそれはナチュラルな所作でした。 これが話に聞く泥ママかと、呆然と見送ると同時に、泥ママさんごめんなさい!と心の中で陳謝しました。 落としたのはタバコの箱でしたが、中身は10センチ位に切った木の枝です。 生け花で使うことがあるものです。 丁度良いサイズなので… 乾いた枝十本くらい入ってて重さも質感も普通にタバコ… あの泥ママがタバコ吸おうと中見て、タヌキに騙されたーフジコーって戻ってきたら怖いので、残ってた携帯灰皿2個拾って逃げました。 携帯灰皿には砕いた焼きミョウバンと塩がそれぞれ入ってました。 やはり色々反省すべきは私でしょうか?… 禁煙席が満席だった 先日、郊外にあるファミレス系のトンカツ屋に家族で昼食を食べに行ったときのこと。 その店は入り口を入ると座席フロアが左右に禁煙喫煙と分かれている。 あいにく禁煙席が満席だったので喫煙席の方へ座ったが家族連れが多いせいか、そんなにタバコを吸っている人も無く、煙も臭いも気にはならなかった。 注文を済ませ待っていたら派手な化粧と服装のオバサン3人連れが賑やかに入店してきて 「禁煙席無いの?どれぐらい待てばいいの?食べ終わる人いないの?」 と店員に矢継ぎ早の質問。 「あいにく禁煙席は満席でお待ちいただくことになります。喫煙席のほうでしたらお席をご用意できますが」 と申し訳なさそうに店員が応対すると、3人は文句を言いながらも渋々喫煙席の私の右隣のボックスへ。 私はタバコは吸わないし子供は本を読んでいて一言も言葉を発していなかったのだが、オバサンたちは横目でこちらをチラチラ見ながら聞こえるような声で 「やっぱりタバコ臭いわよね」 とか 「子連れなのに喫煙席なんて非常識よね」 とか 「子供がいるとうるさくて落ち着かないわ」 などとにかく言いたい放題。 さらには大声でくだらない世間話や下ネタを話しながらギャハハハと笑い始めた。 で、あまりにうるさくてガマンできなくなった私は3人に向かって文句を言おうとしたら、オバサンたちの向かいのボックスに座っていた20代のリーマンが 「そんなに大声で話さないと聞こえないなんて難聴なんですか?タバコよりも臭う香水をプンプンさせて鼻が麻痺してるんじゃありませんか?周り見てくださいよ誰もタバコ吸ってませんし子供も騒いでませんよ。子供の話し声よりもあなた方の下品な会話や笑い声の方が余程うるさいし、安っぽい香水の嫌な臭いはフロアじゅうに充満してますよ」 私は思わず「そのとおり」と言いながら拍手してしまった。 すると周りにいたほかの客も数名拍手。 オバサンたちは顔を真っ赤にさせながら「不愉快だわ」と言いながら店から出て行った。 リーマンにお礼をすると店長を呼んでオバサンたちの注文した代金は私が払う旨を告げたが、店長は 「入り口に他のお客様の迷惑になる方は入店をご遠慮願いますと表示してますから、代金は結構です。それよりもご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」 とリーマンと私たちにオバサンたちが注文したカキフライをサービスしてくれた。 【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧 スポンサーリンク スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話 美人派遣さん うちの職場は部署により派遣と社員とバイトが入り混じってて、食堂とか更にパート・掃除・メンテの人とか混ざってカオスなんだけど、うちと交流のある部署に推定30代前半らしきいっつもニコニコな美人派遣さんが居る 入ってそんな経ってないのに、パートのおばちゃんはもとより掃除のおっちゃん、メンテ会社の人、普通の一般社員まで何故か顔と名前をきっちり覚えてる人 (私も食堂で偶然隣になった時に「(部署)の(私の名前)さんですよねっこんにちは!」と挨拶された) それとは別に、社員におそらく誰からも嫌われているだろう30代半ばの男が居る 女だったらこいつがお局様って感じなんだろうなあという性格で中背のブタ いわゆるvip的な画一的偏見蔑視思想?というか他人を下に見るのを常々大声で口から出す人 (既婚女性に「中古」、可愛い子には「ビッチ」、メンテや掃除会社の人を「低所得・低学歴」みたいなの) 正直そいつの部署はそいつの存在のせいで他部署からの評判が異常に悪い そいつはいつも前述の派遣美人さんを見かけては 「おっ今日も気楽にやってんだね?^^売れ残りは大変だね!」 「派遣には悩みとかないしねえ。俺らにはわからん世界だ^^」 って突っかかってんの。派遣さんは判で押したように「はい^^」「はい^^」「はい^^」 先週その男がまた食堂で、わざわざ美人さんの隣に座って、 「いらねーけどあんたのメアド聞いてやるよ。言ってみな」 的な事を言ったんだけど、美人さんニコニコしながら「はい^^……はい?」 社員「だーかーらー!メアド聞いてやるっての。俺が。まあ連絡するかはわかんねーけど?」 派遣「はい?」 社員「オイ何度も言わせんなよ」 派遣「口臭いんじゃ消えろ?」 社員「お…」 派遣「何回も言わせんな消えろ?ふふ、口臭いんじゃ?ウフフ、視界が汚くなるから消え去れ?アハッ」 もっと言ってたんだけど忘れた。すっごく可愛く笑いながら、ニッコニコしながら、おっとりご飯食べながら、ものすごいこと言ってた 社員消えた後派遣さんは周りのおばちゃん達に「お耳汚しスミマセン!」って可愛く謝っておばちゃん他周りに居た人たちからグッジョブのジュースとかおかしを沢山貰ってた 社員は翌日から休んだみたいで見かけなかったんだけど、今朝出勤したらそいついきなり転勤辞令出てて地方に行く事になったみたいだった 自分をいじめてた女たち 中学の頃、自分をいじめてた女たちにしたこと小ネタ。 ひょんなことからそいつらが文通に使ってたサンリオキャラクターのメモを入手。 頑張って女文字で「(リーダー格の女)キモくね」と散々なじった文章を書いてその女の机の近くに放置。 その後狙い通りその女が見つけたらしく、次の日から学校に来なかった。 そしたらその日の朝に教師から、いじめがどうのこうの、内輪だけでやるメモ交換がどうのこうのの説教があり、放課後に教室を訪れたら女を取り巻いてた奴らがメモのことで喧嘩してた。 それから俺に対するいじめはなくなった。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 私の携帯覗いたでしょ Aは自分がやられるとキレることを他人には平気でやるタイプの人だった Aが携帯を弄っている時に誰かが後ろを通ると、Aは突然振り返り 「今私の携帯覗いたでしょ!」 と文句をふっかけた 相手が何を言おうが「絶対覗いてた、人の携帯除くなんてサイテー、ありえないから」と睨みつけ 「私今この人に無理やり携帯覗かれたんですけどー!」 と大声で周りに知らせる Aの声に気づいた周囲の知り合い達は、えー…だのそれはないわーだの覗いた相手をどことなく責めるような反応 そんななか一人BがAの元へ行き 「でもAは私の携帯平気で覗いたよね?」 と言い出した 「私のバッグから携帯出してメール盗み見て、そのうえ私になりすまして彼氏に勝手にメール送ろうとしたよね?」 と周りにも聞こえるような声で言い、周りはマジなの?とざわつく 「自分がやられると怒るのに、なんでずっと酷いことを平気で人にするの?ちょっと異常だよ」 とBが言うとAは 「だって人のメールのやりとりとか気になるじゃん、気になるから見ただけでしょ」 と平然と答えたので周りの友人達は「本物だ…」という顔でAを見つめていた その時点でAが自分のやってることに気づき反省することはなかったが、周囲の人達にはAののおかしさが見事に露呈したので個人的に見ててスッキリした タバコを落とした 先日、肩に掛けてたバッグからポロポロッとタバコの箱等を落としてしまいました。 二、三歩進んで気が付いて振り向くと、ベビーカー押した若いママがタバコの箱をスッと拾ってポッケにないない。 と、同時にくるりと方向転換して信号を渡り、何処へと颯爽と去って行きました。 それはそれはナチュラルな所作でした。 これが話に聞く泥ママかと、呆然と見送ると同時に、泥ママさんごめんなさい!と心の中で陳謝しました。 落としたのはタバコの箱でしたが、中身は10センチ位に切った木の枝です。 生け花で使うことがあるものです。 丁度良いサイズなので… 乾いた枝十本くらい入ってて重さも質感も普通にタバコ… あの泥ママがタバコ吸おうと中見て、タヌキに騙されたーフジコーって戻ってきたら怖いので、残ってた携帯灰皿2個拾って逃げました。 携帯灰皿には砕いた焼きミョウバンと塩がそれぞれ入ってました。 やはり色々反省すべきは私でしょうか?… 禁煙席が満席だった 先日、郊外にあるファミレス系のトンカツ屋に家族で昼食を食べに行ったときのこと。 その店は入り口を入ると座席フロアが左右に禁煙喫煙と分かれている。 あいにく禁煙席が満席だったので喫煙席の方へ座ったが家族連れが多いせいか、そんなにタバコを吸っている人も無く、煙も臭いも気にはならなかった。 注文を済ませ待っていたら派手な化粧と服装のオバサン3人連れが賑やかに入店してきて 「禁煙席無いの?どれぐらい待てばいいの?食べ終わる人いないの?」 と店員に矢継ぎ早の質問。 「あいにく禁煙席は満席でお待ちいただくことになります。喫煙席のほうでしたらお席をご用意できますが」 と申し訳なさそうに店員が応対すると、3人は文句を言いながらも渋々喫煙席の私の右隣のボックスへ。 私はタバコは吸わないし子供は本を読んでいて一言も言葉を発していなかったのだが、オバサンたちは横目でこちらをチラチラ見ながら聞こえるような声で 「やっぱりタバコ臭いわよね」 とか 「子連れなのに喫煙席なんて非常識よね」 とか 「子供がいるとうるさくて落ち着かないわ」 などとにかく言いたい放題。 さらには大声でくだらない世間話や下ネタを話しながらギャハハハと笑い始めた。 で、あまりにうるさくてガマンできなくなった私は3人に向かって文句を言おうとしたら、オバサンたちの向かいのボックスに座っていた20代のリーマンが 「そんなに大声で話さないと聞こえないなんて難聴なんですか?タバコよりも臭う香水をプンプンさせて鼻が麻痺してるんじゃありませんか?周り見てくださいよ誰もタバコ吸ってませんし子供も騒いでませんよ。子供の話し声よりもあなた方の下品な会話や笑い声の方が余程うるさいし、安っぽい香水の嫌な臭いはフロアじゅうに充満してますよ」 私は思わず「そのとおり」と言いながら拍手してしまった。 すると周りにいたほかの客も数名拍手。 オバサンたちは顔を真っ赤にさせながら「不愉快だわ」と言いながら店から出て行った。 リーマンにお礼をすると店長を呼んでオバサンたちの注文した代金は私が払う旨を告げたが、店長は 「入り口に他のお客様の迷惑になる方は入店をご遠慮願いますと表示してますから、代金は結構です。それよりもご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」 とリーマンと私たちにオバサンたちが注文したカキフライをサービスしてくれた。 【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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