『ジュース泥棒』など全5話|スカッとする話 まとめ Vol. 45【因果応報・復讐・武勇伝】

『ジュース泥棒』など全5話|スカッとする話 まとめ Vol. 45【因果応報・復讐・武勇伝】
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スカッとする話 まとめ Vol.45

 

ご先祖様がね、許してくれないの

 

昨日の昼休みの話
お盆休みどうするかを従業員5人ほどで話してた時のこと
結婚2年目のAさん「一人で自分の実家に帰るんです。夫は連休が無いので」
お局「連休じゃないだけで休みはあるんでしょ?旦那さんを
Aさんのご実家のお墓参りに連れて行かなきゃ」
Aさん「車で片道7時間かかりますからね。夫はまた今度でいいですよ」
お局「今度っていつ?ちゃんとお盆に行かなきゃ!」
Aさん「私と両親で行くんで大丈夫ですよ」
お局「ダメよ!旦那さんも行かなきゃ」
Aさん「・・・いえ・・・夫はまたの機会で」
お局「・・・はぁぁ(溜息)Aさん、だから子供出来ないのよ。
ご先祖様がね、許してくれないの」
Aさん「・・・関係ないと思いますけど」

その時ちょっとKYな後輩が大興奮で
後輩「超こわいですね!オカルトですねホラーですね!
そんなことあるんですね!やっぱり墓参りって大事なんですね」
お局「当たり前じゃないの!ったく若い子は困るわ」
後輩「ほらAさんヤバイですよなんとしても旦那さんを連れて行かなきゃ
(お局)さんみたいにバチがあたりますよ!いくら後から行っても遅いんですよ!!!」

お局は結婚歴なし子供なしの50歳

その後、場が静まり返ったのを「今霊が通った!!!霊が通ったんですよ!!」と
騒ぐ後輩がそのまま怖い話をしだして場が収まった(?)

私に対してもお局は「若いのに男もいないの?ダメじゃない」
といつも言ってたのでスッキリした

 

 

その犬はこの方の目ですから

 

路線バス(後払い式)に勤めてる友人から聞いた話。

Aさんという始末書件数がトップな人がいるんだが、
そのAさんが運転する路線では、いつも決まった時間帯に
盲導犬を連れたおばさんが乗って来る。

おばさんはいつも笑顔で「おはようございます」等と
運転手に挨拶したりするいい人。盲導犬もちゃんとした
盲導犬なので吠えたり暴れたりせず、おとなしい。

ある日、いつもの様にそのおばさんが乗ってきていつもの様に
席に座るが、バスが発車してからすぐに偉そうなクソオヤジが
運転席の方まで来て、

「○○電鉄はぁ~いつから車内にペットの持ち込みがよくなったのかね?」
と、おばさんに聞こえよがしに言い放った。
Aさんはそれを聞いて、
「ペット?ペットなんてどこにもおりませんが?」とすまし顔。

するとクソオヤジは
「ここに犬がいるじゃないか!ペットだろこれは!」
と激昴。Aさんは
「あぁ、その犬はこの方の目ですから…」と答えた。

この時点で車内は「運転手グッジョブ!」な雰囲気に
包まれてると予想できるが、クソオヤジはひっこみがつかないのか、
「それは屁理屈だ!俺は犬のニオイが嫌いなんだ!
ごちゃごちゃいってないで早くこいつらを降ろせ!」
というような事を言ったらしい。
この場合、通常ならなんとかなだめすかしてクレームが
こないように計らうのが運転手の間での常道。
だがそこは始末書件数トップのAさん。
やおらバスをそこらの路肩に停車させると

「…あぁ、金はいらねぇからテメェが降りろ。
少し行けば次の停留所だ、あと30分もすれば
次のバス来っからよ、それに乗れ!」

と言ってクソオヤジを叩きだしたという。
当然その日のうちにそのクソオヤジからクレーム電話。
形式上、Aさんは始末書を書かなければならずAさんの
始末書件数がまた増えた。

…が、上司や同僚も含め、会社内ではこの件について
Aさんを咎める者は一人もいなかったという。

 

 

優先席であって年寄りの席ではない!

 

会社帰りの電車にて、優先席にお爺さんお婆さん妊婦さんが座っていた。
途中の駅で太めのおばさんが乗ってきて、妊婦さんに
「ここは年寄りのための席なんだから座るんじゃないよ!さあ立って!」と
絡み出した。

妊婦さんは「すみません、つわりで気分が悪いので・・」と軽く断っていただんが、
おばさんは振り上げた拳を引っ込めにくいのか「子供孕んだのはあんたの勝手でしょ!」と
キチガイじみた絡み方をはじめた。

そしたら大人しく座ってたお爺さん(見た感じ80才以上)が、おばさんに対して
「だまれ馬鹿者!ここは優先席であって年寄りの席ではない!」
「貴様のようなもんより身重の母親が優先されるにきまっとるだろ!」
「大体なんだ!醜く超え太りおって、三途の川の渡し舟が沈まんように
少しは痩せろ!身体を動かせ!楽をしようとするな!みっともない!」
とデカイ声で一括した。

迫力に押されたのでか、おばさんはちゃんと妊婦さんに謝って、
お爺さんにも「すみませんでした」と侘びていた。
お爺さんも「分かればいいよ、私も言い過ぎた」とさっぱりと許していた。

なんか、スゲーカッコよかった。
一連のやりとりを優先席に座ったまま眺めてた自分が恥ずかしくなった。

 

 

大量の水

 

うち、建築屋さん。
1999年の秋、うちがリフォームした家の親父が電話してきた。
床が抜けそうだ!手抜き工事だ!って。
見に行ったらある部屋に天井まで段ボールが積んである。
何かと思ったらペットボトルの水だそうな。
2000年問題を心配して買いだめしてるんだって。

「たかが水くらいで床が下がるなんて聞いたことない!どうしてくれるんだ!」
だって・・・笑いをこらえながら計算したら全部で約1.5トンだった。
「一般の和室に乗用車一台入れたら床抜けて当然ですよね。
水くらいっておっしゃいますけどそれなりの重さがあるんですよ」
って話は終わった。

年が明けて2000年問題も何もなく日常過ごしてたら例の親父から電話。
大量の水を少しでも買ってくれないか?だって。
「いえ、水は少しでも新鮮なものを買いますんで」
って断ったあと、大爆笑した。

儲けるつもりだったんだろうな~

 

 

ジュース泥棒

 

自販機泥の子どもだったら近所にいた。ばーちゃんに連れられた幼児とか
赤ちゃん抱えたママと子連れとかをターゲットにして、がちゃんとジュースが出てきたら、
それを奪って走って逃げる。ひどいときはお金入れた瞬間、
自分が欲しいボタンを押して、呆然としてる被害者尻目に逃げる。
母親はトラブルがあったときのためか、ちょっと離れたところで見てる。
そういう泥子がついに逆襲された。そこの自販機は透明なフタを外側に
ひっぱり上げる古いタイプ(これ前提)
やっぱり子連れのパパ(小柄で優しそう)がニコニコしながら、子どもに
「○○ちゃん何がいいかな」とか選んでお金入れたら、泥子が走ってきて
ボタン押し。がちゃんと出てきたジュースをとろうと手を入れた瞬間、その
パパさんがわが子抱えたまま、ガンッと自販機の透明なフタに蹴りいれた。
手が挟まって抜けない泥子。パパさんは片足でバランスとったまま、
わが子をおろし、さらに体重かけてから、足を離して、ジュースをとりだした。
見下ろすパパさんの目つき変わってる。が、すぐにニコニコして、わが子を
抱いて、ジュース持って歩き出す。
「泥棒するとねー、あんな風に痛い思いするんだよー、○○ちゃんはしちゃだめだよ」と言いながら。
泥子はじわっと泣き出して、「痛い痛いよう」と。その場にかがみこんだ。
母親が駆けつけて、何か抗議してたが、「ちゃんと躾しろよ、それともあれ
もあんたの仕込みか? だったら、あんたの方に躾したほうがいいか」と凄んだパパさん。
なんでこんなに詳しいかというと、実兄の話だから。兄嫁さんに自慢して、
「なんて危ないことを! 逆恨みされて、子どもが傷つけられたどうすんの」とがっつり怒られていた(実兄、段持ってない空手家)
泥子はどうやら骨までヒビったらしく、しばらくギプスつけてる姿が見られたらしい。
でもそれに懲りて少なくともその自販機近隣では泥やってないらしい。

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