『嫁イビリの仕返し』本当にやった復讐 – 修羅場【長編】

『嫁イビリの仕返し』本当にやった復讐 - 修羅場【長編】- 実際に行動した体験談

 

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嫁イビリの仕返し

 

私夫婦…旦那35長男、私27元介護士。

義父母…義父57歳現役、義母62歳職歴無し。

 

先日、義母がぎっくり腰になり、動けないと介護要請がありました。

しかし義母は以前から、私だけ痛んだ食事を出したり、我が家に来た際にトイレをどう考えても自然とは思えない汚し方をしていました。

その事について夫が抗議すると、その場ではしおらしく謝り、私にしか顔が見えていない時に言葉で謝りながらにやにやしたり、演技派イビリをされました。

二人きりの時には露骨な言葉での嫌味も言われました。

重箱の隅をつつくとはこのことか、というような、家事についての時代錯誤な嫌味です。

私達が留守の間に家に入られ、勝手に物をいじられたりしたため、合鍵を取り返したりもありました。

そういう事情もあり、夫はヘルパーを頼むから行かなくてもいいと言ってくれましたが、どうせなら仕返ししたかったので、夫に許可を取り半日だけということで手伝いに行きました。

ここからは記録媒体からの書き起こしです。

義母「随分遅かったのね、午前中には来てって言ったじゃない」

私「私の都合もありますし、何せヘルパーさんが急には来られないというので、午後だけならと引き受けただけですから」

義母「・・・あらっ、そんな他所に頼むだなんて、お金がかかるのに・・・あなた資格あるんだから、タダで済むのにそんな」

私「(遮って)今日の様子を資料としてお渡しするので、記録していますけどいいですよね?」

ICレコーダーを見せる

義母「え?何ちょっとっ、勝手にそんな!」

私「普段の様子が分かった方がいいので、待遇のいい高級なヘルパーは皆そうしています。えっ、もしかしてご存じないんですか?」真っ赤な嘘

義母「そうなの?まぁ、それなら別に・・・今からならいいわよ。さっきのはそれ(顎でレコーダーを指す)から消しなさい、いい?」

私「はい(操作して消す)じゃあ記録を始めます」

義母「・・・ほんと、嫁子ちゃんが来てくれて助かるわぁ~私今何も出来ないの~トイレも行けなくて~」猫なで声

私「じゃあ支えますから・・・」

義母「(普通に起きて)ああっ、ごめんなさい、もう間に合わないわ!」にやにやしながら凄く慌てた声

私「え!?じゃあ、とりあえずここに」洗面器を慌てて渡す

義母「だめよっごめんなさい、あっあっ、ああ~~」

布団の上でズボンと下着を自ら下ろし、和式スタイルで用足し

私「え・・・」私顔を反らす

義母「ごめんなさい、嫁子ちゃん、ごめんなさい・・・」ぐすぐす言いながらにやにや

私「・・・義母さん、ぎっくり腰って嘘だったんですね」

義母「何でそんな事言うのよ!おもらししちゃったら、もう私は見れないっていうの!?わざとじゃないのに酷いわ!!」

涙声なのににやにや、私の持ってきたタオルで局部を拭き投げてくる

私「何するんですか!普通に立ってるじゃない!」

義母「そんな訳ないでしょ!?起きるのなんて無理よ、あいたたた・・・」

汚れた布団から離れてあっかんべー

私「・・・そんなに元気なら自分で片付けて下さい!!」

タオルを投げ返して帰り支度をする、

その拍子にポケットからうっかりレコーダーを落とす

義母「嫁子ちゃん!!そんなっ、私が悪かったわ、もうおもらしなんてしないから、お願いよ、片付けだけでも、嫁子ちゃあんっ!!」悲愴な声、

でも機敏な動きでレコーダーを拾い隠しながらしてやったりなにやにや顔

そしてその晩、義父から夫婦で呼び出されました。

義父が帰宅した時義母は汚れた布団から這い出たような恰好だったそうです。

そこで義母の涙ながらの証言とICレコーダーの内容を聞き、黙っていられなかったということでした。

義母はリビングのソファに悲痛な表情で横たわっていて、時折鼻をすすっていました。

義父「嫁子さん、そりゃあ家内は今まであなたに対してきつくあたったかもしれない。けれど、怪我で動けない家内に対してこの仕打ちは人としてどうなんだ?」
私「・・・でも、義母さん怪我してないですよ?」

義父「あのねぇ・・・」怒り気味

夫「父さん、あの人(義母)が嘘つきなの知ってるだろ?」

義父「お前までそんな事言うのか!だから嫁がつけあがるんだ!!」

私「そこまで仰るのなら、きちんと記録を確かめてもらいたいです」

義父「聞いたよそれは!あんたの酷い仕打ちの証拠だろう!!」

私「ちょっと待ってて下さいね」

そこで席を立ち、義母の部屋へ入り、記録媒体を手にしてリビングへ戻りました。

そしてそれをテレビに繋ぎ、大画面で再生しました。

画面に映るのは、終始にやにやとしながら悲愴な声を出す義母の姿でした。

義母が病院に行った午前中に、夫の持つ鍵で入り部屋の上部から全体を映せるよう確認しつつ仕掛けたものです。

義母はなっ、とかえっ、とか言葉にならないようでしたが、問題のシーンに差し掛かると飛び起きて記録媒体=ビデオカメラを取ろうとしたため、夫が取り押さえました。

そのままICレコーダーの分が最後まで再生され、その後は早送りにして流すと私が帰った後には元気な姿で出前を取り、普通に部屋の出入りをしていました。

更には義父の帰宅前にわざわざ汚れた布団に寝直し、再度漏らしたようにしようと踏ん張っている姿も映っていました。

時間にして一時間程でしょうか、騒ぐ義母は夫が部屋に押し込んで閉じ込め、義父は食い入るように画面を睨んでいました。

私は義母にとられていたICレコーダーを取り戻しながら、台所をお借りしてお茶を入れたり、簡単な食事を義父母ように用意したりしていました。

全ての再生が終わると、義父は泣いていました。

そしてぽつりと、

「・・・酷い事を言って、本当に申し訳ありませんでした。家内にも必ず謝らせます」

と言い、頭を深く深く下げてくれました。ビデオカメラを回収しながら、

「謝罪は結構です、夫が会うと言う時以外にはもうお会いするつもりはありません」

と答え、一転して引きこもり始めた義母を放置して戻った夫と共に義実家を出ました。

頭を下げて私達を見送る義父の姿は、何とも言い難いものでした。

それから三年、私は一度も義父母の話題を聞いていませんが、息子は一歳になりました。

息子は私の両親であるジジババが大好きですが、義父母が流石に可哀想なので先日、引っ越し先からジジババに抱かれて満面の笑みの息子の写真を送りました。

夫とは、いつか息子が自分から会いたいと言う日までは会わせないと決めています。

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