『美人局への復讐』など 短編10話【4】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『美人局への復讐』など 短編10話【4】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【4】

 

彼の態度が豹変した

去年のお正月。

彼の親御さんに会いに行って御挨拶した。

まだ婚約とかそういうのじゃなくてただ親御さんに紹介されて御飯食べただけなんだけど、彼の態度がそれ以来変わってしまった。

それまでは優しいっていうよりちょっと気弱なくらいの人だったんだが、私の言うこと、やること、趣味、仕事、学歴すべてにケチをつけるようになった。

私の好きな芸能人には

「程度が低い」
「くだらないやつ」
「こんなのを好きとか言うやつも程度が低い」

私の卒業した大学には

「最近偏差値が下がる一方らしいじゃん」
「ガラ悪いんだってな」

私の趣味(読書)には

「一銭の得にもならない」
「本読めるアタシ~とかえらぶってんの?」
「もっと金かせげることを趣味にしろよ」
「女ってバイクとかサッカーには興味示さないよな。下等だよ」

などなど。

最初はあまりの変わりように唖然として言い返せないこともあったけど、仕事に対して
「どうせ女なんか枕で仕事とるんだろ」

私の家族を

「しょぼい、冴えない」
「田舎者」
「まんま百姓って感じ(うちの二代前は農家)」

とまで言ったのでブチギレ。

「おまえは何様だゴラァァァ!!!」
と怒鳴りつけて叩き出し、二度と会いたくない!と言い渡した。

ドアの前に彼、居座ること3時間。

時折鼻をすする音をわざとたてる、「寒い……」とつぶやくなどの高等テクニックを披露する。

しかしもちろん開ける気なし。

朝まで粘るほど根性がないのも知ってたし。

ドアの前から彼が送ってきたメール。

「親にも会わせたんだからもううちの嫁だし、立場をわからせようと思った」

「今のうちにガツンとやっておかないと調子に乗ると思った」

「婚約破棄する気か?傷物に見られるぞ、後悔するぞ」

来るわ来るわ、めまいのするようなメール。

あまりに理解不能のメールに怖くなり、友達に電話した。

友達「それって膿家脳ってやつだよ」と。

「彼くんがまさか膿家脳だったとは意外だけど…メールでURL送るからここ見て対策して」
と送ってくれたのが2chの膿家スレと、家庭板の修羅場スレw

それが私の2chデビューでしたw

こんな人たち本当にいるの?作り話じゃないの?でも現に彼があんなだし…と思いつつ読みふけること数時間。

ドアの前の彼のことも忘れ果てて2chしてたら、かまってもらえないことに気づいたか、彼はいつの間にかいなくなってた。
翌週、2chで学習した「婚姻届不受理届」。

無料で出せるらしいから、と一応出しておいた。

全部着信拒否は駄目らしいから、メールのみ受信でフォルダに振り分け。

「根回し」もできるだけ早くしておいた。
疑う人には証拠メールがあったのでそれをそのまま見せた。

そして意外と周囲に2ch見てる人が多いこともわかった。
「安価で彼にメールしようww」
なんていうやつもいた。もちろん断った。

そして半月後。

振り分けフォルダに彼のお怒りメールが…

彼、ほんとうに婚姻届出そうとしたらしい。
しかし不受理届のおかげでブロック。

「俺がせっかく広い心でおまえを迎え入れてやろうとしてるのにおまえって女はーー!!」
だそうだった。

私、ひさびさにメール返信。

「私の欄は誰が署名したの?それって法律違反だよね」

彼「誰が書いたかなんて証明できっこない」(勝ち誇って)

私「あなたが書いたの?」

彼「違う。ちゃんと女の字で書いた。俺は女の字なんか書かない」

私「じゃあ誰」

彼「A子(彼と私の共通の知人。私の社の後輩)に書いてもらった!!」

A子は知人のうち唯一彼の味方をしてた子で

「彼さん、かわいそうだよ!第一彼さん、そんなメールくれるなんて情熱的じゃん!いいじゃん!」

「結婚に前向きなだけじゃん、いいじゃん!」

「頼りなかったのがぐっと男らしくなっただけじゃん、いいじゃん!」

とやたら何通もメールくれた子。

彼が「親にまで紹介したのに、俺の面子が立たない~」とグジグジ言いだしたので

「じゃあA子を代わりにお嫁さんにしなよ。そこまで協力してくれるってことはきっとあなたを好きなんだよ。それにA子は若い(私の2つ下)だから、若いお嫁さんの方が御両親も喜ぶよ。よかったね!私より若くて従順なお嫁さんが見つかったよ!」

とヤケクソでメールした。

すると

「そっか!そうだな!!(顔文字満載)」
と一瞬でテンション激高になる彼。

コロっと彼のターゲットは私からA子に変わりました。
…バカで良かった。

A子は私が結婚して退社すれば、私のやってる某仕事が回って来る!と思って、彼に結婚をおすすめしてたらしい。

いや専門違うから私が退社したところでA子には回らないと思うんだが…

A子から「彼さんがストーカーになった、助けて」とメールが来たが

「第一彼、そんなメールくれるなんて情熱的じゃん!いいじゃん!」

「結婚に前向きなだけじゃん、いいじゃん!」

「男らしいのが好きだって言ってたじゃん、いいじゃん!」

とだけ返信してたら、そのうちメールして来なくなり、気づいたら会社も休職していた。

ちょっと気の毒ではあったけど「人を呪わば穴二つ」とみんなに噂されていたらしいから、周囲もある程度知ってたのかも。

(元)彼はどうやら一時的なはっちゃけだったみたいで、今は憑き物が落ちたかのように普通だそうです。

私は会ってないので知らないけど。

でも去年の11月と今年の1月、そして一昨日に、共通の知人から「やり直してほしいって横で泣いてるよ」と電話が来た。

「ヤダ」
「いちいち報告スンナ」

と返事して、その知人も一昨日から切りました。

たいしたことない話ですいません。

自分としては初修羅場だった。

 

わけわからんな話

修羅場っていうかワケワカランな話。

社会人一年生の時、つきあった彼女がいた。
俺は正社員で彼女は派遣だった。

俺はきっすいの関東人で職場も関東。

彼女の家は関西の生まれで進学を機に上京したと言っていた。
2人姉妹で、彼女の姉は美人で頭がよくて「世界一姉を尊敬している」と彼女はよく言っていた。

俺は弟しかいないから男のきょうだいと女のきょうだいって、感覚が違うんだなーと思っていた。

お盆休みが来て彼女は地元に帰った。

俺は写真が好きで、知らない町の祭り風景を撮るのに当時はまってた。

実家はもともと近いから盆休みだからって帰省する必要もないと、西へ行きあちこちの町で写真を撮って、ついでに帰りに彼女の実家に寄ってそのまま彼女を拾って帰ろうと思った。

彼女にその旨メールすると
「夕飯は七時頃だからその頃に来て」
と返事があった。

俺は七時ちょっと前くらいに彼女の家に着いた。

家には彼女のご両親と彼女がいた。
居間に通されると五人分の夕飯が並んでいてテレビがついていた。
両親と、彼女と、彼女の姉と、俺のぶんと五人だなと思った。

でもまだ彼女の姉が揃わないうちから夕飯がはじまった。

俺が「お姉さんは今日はまだお帰りにならないんですか?」と目の前の父親に訊くと
父親は「私は他人なんでわかりません」と言う。

俺が「?」と思っていると、彼女が横から
「この人はうちのお父さんじゃなくて、他人だから」とにこにこしながら言った。

俺はなおも「??」と思ったが、向かいにいるお父さんじゃないらしい初老の男性も照れたようににこにこしている。

わけがわからないので母親の方に
「美人のお姉さんに会ってみたかったです」と愛想笑いしてみた。

そしたら急に母親はバン!と箸を置いて
「そう思うなら、何で真っ先に仏間に行かないんですか!!」
と怒鳴った。

ますます「???」な俺。

母親が怒鳴りつづける内容を聞いていると、居間の隣に仏間があって、まず「お線香をあげさせてください」と申し出るのが礼儀だろうということだった。

俺はただ「すいません」と言うしかなく、食事の途中だったが仏壇にお線香をあげさせて下さいと言った。

仏壇には四つ位牌が並んでいた。
彼女の祖父母と、父と、姉だそうだった。

「え?お姉さん?」と訊き返すと「自殺したんですよ!」と母親が怒鳴った。

そんなの聞いてない。いつ?と彼女を振りかえったら、彼女がにこにこしながら「小学生のときに自殺したの」と言った。

その横で何者かもわからんおっさんもにこにこしてた。

俺はなんか気持ち悪くなってきて、うわぁなんかここに長居したくねぇ~と思いはじめた。

でも夕飯が終わるまではいないとおかしいかと思い、みんなで居間に戻って食事のつづきを再開した。

彼女はあいかわらずにこやかで、十年も前に自殺した?らしい姉の話をまるでまだ生きてるみたいに「おねえちゃんがね~」と話していた。

その合間合間に、母親が「死んだんだよ!」「とっくに死んだんだよ!」ってぶつぶつ言っている。

俺の正面にはずっと誰だか知らんおっさんがいて、にこにこしながら二人を眺めてメシ食ってる。

「あなたは誰なんですか?」と訊くわけにもいかず、無理やりメシを詰め込む俺。

誰も食わない五人目のメシはどうも陰膳のようなものらしかった。
死んだ人のうち誰のぶんなのかはわからずじまいだった。
食べ終わってお茶を一杯もらい、俺は「腹が急に痛くなった」とみえみえの嘘をついて帰らせてもらうことにした。

彼女を連れて帰るのはなんか怖かったからやめた。

知らんおっさんは
「おなかが痛いのはよくないですねえ」
「重大な病気かもしれませんね」
「よくないですねえ」
ってずーっと言ってた。

よっぽど重大な病気であって欲しいらしいな!と思ったが、不気味だったから何も言いかえさずにおいた。

急に外でパン、パンと二回音がしたから「祭りの花火ですか?」と言うと、「何も聞こえませんよ!!」と母親に怒鳴られた。

あとで車に戻ったらタイヤの横に爆竹がいくつか転がってたから、子どもが庭先に爆竹を投げていった音らしいんだけど、それも詳細は不明。

休みが明け、俺はなんとなく彼女が気味悪くなって、そのまま疎遠になり、俺たちのつきあいは自然消滅した。

その後俺の同期と彼女がつきあったらしい。

あるとき同期に「相談したいことがある」と言われたが

「彼女のことなら俺はなにも知らないし、もう知りたくないから相談にはのってやれない」
と答えたらすぐに「そうか」と言って引っこんでくれた。

そのうち派遣の契約が切れて彼女は会社に来なくなった。

今でもたまにあれはなんだったんだろうと思うこともあるが、やっぱり首をつっこまなくて正解だったんじゃないかと思っている。

引き殺されそうになった

小学生の時に父の浮気相手に引き殺されそうになったことが最大の修羅場かな…

学校から帰宅途中、後ろから大きな音がして頭真っ白。
気がついたら病院のベットの上だった。

犯人は逃走したらしいけどすぐに捕まった。
20代後半の女性で父の取引先の事務員の人。

女性は当初、不注意でひいてしまった。怖くなって逃げてしまった。と言ってたが、ブレーキあとが無いのと私を狙って追突した目撃証言があったらしく、殺す目的でひいたことを認めた。

父と女性は長い間不倫関係で、女性は父と結婚したがってたけど、父が私を理由に離婚を拒否してなあなあにしてた。

そこで女性は、私がいなければ結婚出来ると思ってひき殺そうしたらしい。

浮気の事実を知らなかった母は、この件で父と大喧嘩の修羅場。

事件から3カ月後に離婚。私も全身打撲に骨折やらなんからで半年以上も入院で大変だった。

その後、どういうわけか知らんけど、刑務所から出てきた女性と父は再婚した。

女性がわざわざウェディングドレスのハガキを母実家に送りつけてきたんだ。

母は憎いというより、怖ろしいって言ってた。また私が何かされそうで怖いからという理由で母実家を売って今は母と祖母と私でマンション暮らししてます。

 

地方紙に載った話

地方紙に載った話で。

自分が住んでるところは群馬の閑静な住宅街だが、一軒だけ外れの草深いところにボロい二階家があった。

いわゆるプチゴミ屋敷で、家の前にタンク?とかモーターみたいな部品が積み上げられてて、ブルーシートが被せられてたんだが、夏場に漂う異臭もあいまって近所でもトラブルになってた。

町内会で嫁が聞いてきた話によると、住んでるのは50~60のおっさん。

無愛想で気まぐれに挨拶したり、無視したり、と気難しそうな人で、日中はほとんどうちに閉じこもってたみたい。

一度苦情申し立てにいった勇敢なおばちゃんによると、酔ってるのかうなずいたり、終始無言だったり、まあよく聞くゴミ屋敷の変人だったそうな。

で、異臭の他に問題なのが、ブーなのかズーなのか、なんとも言えん音。

自分も近所なので買い物帰りに家の前通ったりしたことはあって聞いたことはある。
さほど大きい音ではないけど何かの低周波みたいな音がずっと流れてた。

これ、近所にしてみたらイライラするだろうなぁ…と思ったんだが、嫁の話で実際これがトラブルの元だったと知る。

玄関脇のこじんまりした庭に物見やぐらみたいな鉄塔があって、やや大きめのアンテナ?もあった。

低周波はここから出されてるのか?とも思ったが、よくわからなかった。

個人宅なのに・・・無線マニア?とか思ったな。
(無線がどういうのか詳しくないので違うかも・・・)

そんなことが続いていたある年、とうとうこの音が耐え切れなくなるくらい大きくなったとかで、ついに市役所が動いてゴミを撤去することになった。

それがどういうわけか、夜には警察沙汰に。
ここらあたりまでが新聞に載った。

ここからがやっと本題です。長々と前置きですまん。

実は自分には県警に高校時代の友人がいる。

二人とももういい年のおっさんなんで、そいつもそこそこの役職にいる奴です。

久しぶりに集まって飲んだときに、ふとそのゴミ屋敷の話が出たんだよ。

これはその友人に聞いた話。

市職員がそのゴミ屋敷に入った際、中は例に漏れず生活ゴミや汚物もいっぱいだったが、機械とか器具で埋め尽くされていた。

動いてるのもあれば壊れたまま放り出されたものもあった。

中には戦時中のかあつ機?みたいなのまであった。
(メーカーに問い合わせたら戦時中に生産されていたもので、当然もう使われていないとのこと。加圧機?)

これは少々信じがたいので友人に何回も確認したけど、たしかに戦時もしくはそれ以前に作られてたものらしい。

あと壊れてたけど、かなり初期のPC(80年代初期あたり)もあった。

これで終わればただの奇人変人ですんだのだが、問題はそこに住んでたのがおっさん一人じゃなかったってこと。

なんと恐らく計6人、他2名がその家に住んでたそうな。

他2名はなんとなくお分かりかと思うが、死体でした…orz

死後10年以上たって白骨ミイラ化したのが2体、2階部屋の隅に寝かせられてたそうで、これで通報されますた。

おっさんを除く後の5名は親族なのか、息子なのかみんな男性。
全員いわゆるアウアウアーな人たち。

うち何人か見た目がよく似てるので、苦情おばちゃんも全く気づいてなかったみたいだな。

当のおっさんはというと、通報するしないで押し問答のうちに姿をくらましてどこにいったのか、分からなくなってる。

これはさっきまで話してたおっさんだと思ってたら、いつのまにか別のアウアウアーさんになってたからだそうで、その場の誰も気づかなかったらしい。

恐らく6人というのは、それが確認できないため。

当時警察では、機械の設置具合からおっさんには専門的知識があった。

あとの5人には到底できないものだと見てたらしいけど、そのおっさんがこの家で何をやっていたのか、どういう身の上でどこからきてどこへいったのか、全く見当もつかず。

結局ゴミ屋敷で死体遺棄、例の5人は施設に保護という形で終わらせたそうです。

10年くらい前の話。

ちなみに老朽化してぼろぼろだけど、その鉄塔はまだ近所に立ってる。
低周波はもう聞こえてません。

 

ファミレスでバイト中に

学生時代に24時間営業のファミレスで深夜バイトしてた。

午前2時くらいに20台後半くらいの男女が入ってきた。
店内に客はその2人だけ。

男は無表情、女はべそべそしてた。
離れたところで割り箸の補充とかしながら聞こえてきたことを総合すると、どうやら女が浮気して話し合いに来たらしかった。

しばらくしたらフライドポテトが注文されたから、出来上がったのを持って行ったら、男が手を出して皿を直接受け取って、いきなりポテトを全部床(私の足元)にぶちまけた。

固まる私に見向きもせず、同じく固まる女に向かって

「食えよ。何でもするんだろ?手使わないで直接口で食ったら許すよ」
と言った。

ちょっと全員誰も動けなくて、女がもう泣きながら

「○○君なんでそういうこと言うの…」
とか言うんだけど、男は全く動じなくて

「何でもするから許してって言ったじゃん。早く食えよ」
ってずっと無表情。

私はどうすればいいのか分からないし、足元ポテトだしで一歩も動けないまま固まってたら、女が泣きながら

「もういい…帰る。別れるからもういい…」
って立ち上がってさっさと帰って行った。

その後男が「汚してすいません」って謝りながらポテト拾ってくれたので手伝った。

ポテト拾ってお金払って帰るときは凄く普通のお兄ちゃんで、それまでの無表情っぷりが嘘みたいでこれがああなるんだって思ったら逆に怖かった。

完全に巻き込まれた形だけど修羅場の空気って半端ないんだと初めて知った。

 

職場のバカ女

職場での出来事。

ニュージーランドの地震があったとき、そっちへ旅行行ってた職場のバカ女A。

震災後すぐ帰国。
多分地震発生直前に出国ぽい。

なのに、地震体験談を語るわ語るわ。
TVで見たと思われることをベラベラと。

報道されてない、地震直後の身の回りの事とか聞かれると話をそらす。

100%体験してないって確定してるわけでもないので、みんななんとなくスルー。

段々収まっては行ったが、思えばコレが良くなかったのかもしれない。

で、今回の大震災。
収まりかけた、地震体験談が再開。

怪しい体験談だけならまだマシだった。
震災後言い続けた事をまとめると、

被害者可哀想。
哀れなので地震体験者の私がその体験を生かして助けてあげたい。
でも、仕事もあるし私が居ないと職場回らないし、いけなくてゴメンネ。
私さえいければなー、的確なアドバイス出来るのに。助けられるのに。
本当に残念。仕事なければなー。でも責任もあるしなー。

文章にすると上手く表現できないけど、こんな感じ。
果てしなく上から哀れむ感じ。

流石に何人か注意した。俺もした。
でも脳内お花畑だから、注意される→自分に出来ない僻み→出来ることをすればイイヨ!
って脳内変換されて全然わかってもらえない。

最初は放置すれば静かになるかな、って感じでスルーしてたんだけど、今回の震災は、地震津波原子炉とどんどん後から色々出てくるので収まらない。

つど注意したりしてもバカには効かない。

そんな中、ほぼ沈黙を保っていた部長。
面倒見はいいし物腰穏やかでハゲな部長。

特に好かれも嫌われもしないどこにでも居るオッサン。
彼が先週金曜日に切れた。

怒鳴る訳でもなく、いつもと同じ口調。
でも明らかに力のこもった口調で

「じゃ、週明けから行っていいよ。ボランティアしに行って。欠勤にはしない出勤扱いにする。」

あせったのはA。
仕事がある。みんなに迷惑掛けられない。みたいな言い訳してた。

でも部長は「仕事は気にしなくていい。どうとでもなる。みんなが迷惑なら私がやる」
モゴモゴしてるA放置で総務のデスクへ。

総務も同じ部屋。騒動は筒抜け。総務部長OK出す。

勤怠担当者は出張じゃなくてもいいですか?とか言ってる。
立ち尽くすA

で、昨日の月曜日。

Aが親同伴で会社来た。
親曰く、「ボランティア強要するとはどういうことだ?」と

W部長・A・親は話をするため応接室へ。

1時間くらいかな?出てきたAは泣いてた。
親は頭下げまくってた。
W部長は若干困ってたぽい。
部長と仲のいいヤツが聞いてきた話だと、Aから親に伝わった話は、

「会社からボランティア命令された」
それで親が切れて会社へ乗り込んできた。

応接室で、W部長から事の成り行きを聞かされた親は、どうもAは自宅でも「被害者可哀想私が助け~~」、っていってたらしく、信じてもらえた。

親の怒りはAへ。
自分で言い出したことだボランティアやってこい、って。

W部長は本気で行かせるわけではなく、口だけの態度を改めてくれれば注意で済ますつもりだったって伝えるも、収まらないA親。

こんな状態だったらしい。

そして今日、Aから電話。
来月10日で退職したいと。

明日だか、部長が面談するらしいがどうなることやら。

 

兄に性的いたずらされた

兄に性的いたずらされたことがある。
と言っても胸触られたり下半身触られるくらいで、最後までってのはなかった。

でも中学入って夜中目が覚めたら、全裸の兄が私のパンツ脱がそうとしてた。

びっくりして目覚まし時計ぶん投げて応戦したら、母親が起きてきて、兄真っ青。

でも何故か露出するような服着てるのが悪い!って私が責められた。

あまりにムカついたんでそれ以降、夏でも長袖長ズボンで過ごし
なんで?どうして?と聞いてくる人に対して
「母に肌を出す服を着るなと言われてるので。理由は母に聞いてください」と言って過ごし、その度に母はしどろもどろになってた。

暑いのに可哀そうでしょ…と責める人に対して、逆切れして性的イタズラの件をポロっと話して近所中にヒソヒソされてた。

兄はあれ以降、私にいたずらすることは無くなったが、私もイタズラされた可哀そうな子と見られ、思春期時代は結構辛かった。

まぁ、それ以上に母と兄が責められてて飯うまでもあったけどね。

高校卒業したら、すぐに家を出て働いて親とはほぼ連絡を取ってない。

結婚して子供もいるけど伝えてない。
ちなみに兄二人に弟一人いるんだが

兄1:ロリコン、ゲーオタ、ネトゲ廃人39歳無職独身。
兄2:ギャンブル大好きサイマー38歳派遣独身。
弟1:マザコン。ママ以上の人じゃないと…で29歳無職独身。

3年くらい前に必死になって私のことを探してると、地元の友人が教えてくれた。
今頃すり寄ろうとかアホだよね。

これからも遠い所から、ニヤニヤしながら落ちぶれていく様子を見る予定。

でも何故か今でも半そでスカートは着れない。なんか落ち着かないんだよね。

先輩と先輩同僚の修羅場

前の会社に勤めていた時の話です。

A先輩と私はあまり仲がよくありませんでした。

仲良くできない理由は、A先輩がやりたい仕事に後から入社した私が担当してA先輩に嫌われたというのがきっかけです。

趣味も違うしテンションも違うので、それが無くてもあまり親しくはならなかったタイプかもしれません。

しばらくして私は、A先輩と同期のBと婚約しました。

A先輩からは「同期だから私の方がBくんと付き合い長いのよね~」と言われたりしてました。

Bに婚約指輪を買ってもらったのですが、「渡すのはまた今度でいい?」と言われ、何か決まった日にちでもあるのかなと了承しました。

すると数日後の月曜日、A先輩がその婚約指輪をつけてきました。

最初はソックリなだけと思い込もうとしてましたが、普通は大きな石のついたリングを職場につけてくる人はまずいないし、A先輩はこちらを見てニヤニヤするので、それが私の婚約指輪だと分かりました。

でもなぜ?と思いましたが、万が一違ったら大ごとだと思い、婚約者のBに聞きに行きました。

するとBはびっくりして「え?あいつ、職場につけてきてるの?非常識だ」と怒りました。
その時はBが怒ってくれたので私の味方をしてくれてると思ってホッとしてました。

BがA先輩に話をつけに行き、興奮したA先輩が大声を出し始めたので、とうとう主任さんの耳にはいりました。

最初は主任さんと婚約者BとA先輩で話し合いをしてましたが、しばらくして私が呼ばれました。

するといつの間にか私が悪いみたいな流れになってました。

こんな高価なものを職場に持ってくるのは避けた方がいい、いくら親しくても自分の婚約指輪を他人に貸してはトラブルの元。
と、主任さんに注意されました。

なぜ私が持ってきたことになってるの?と思い反論しようとすると、私の肩を抱えて

「まあまあ、後でゆっくり話そう」
とBが遮りました。

そして小さい声で「ここは丸く治めると思って。話あわせて」と言われましたが、「私、持ってきてません。それに婚約指輪はまだ受け取ってません」と主任さんに伝えました。
主任さんは怪訝な顔して、「じゃあ、その婚約指輪は誰の?Aさんは誰から受け取ったの?」と聞きました。

そこからA先輩と婚約者Bの言いあいになりました。

A先輩は、Bくんが貸してくれた、明日返してくれたらいいよって言ってくれたから今日持ってきただけ。

婚約者Bは、貸したんじゃない、見せてと言ってAが(部屋の引き出しから)強引に持って行った。

後は、ちょっとくらい嵌めても良いって言った、言わない、それは泥棒だ、返すって言ってるんだから泥棒じゃないと大喧嘩。

口げんかが少しヒートダウンしたところで主任さんが

「ところでどうして日曜日にB君の部屋にAさんは入ったの?無断で入ったの?」
と聞きました。

「違います。一緒にDVD見たんです」
とA先輩。

「一緒にいたメンバーは誰?証明できる?」
と主任さん。

「私が盗みに入ったって疑ってるんですか?違います。二人っきりだったので証明は無理ですけど、私が盗んで無いというのはB君が一番良く知ってるはずです」

「B君、どうなの?」

「いや、あの、泥棒は言い過ぎました。けど、見るだけにしてくれって言ったのに引き出し開けるのはどうかと・・・」

二人の口げんかにビックリして口をはさめなかった私ですが、ここにきてようやく

「日曜日、大事な用があるって私との約束断ったのって、A先輩と『二人っきり』で部屋でDVD見ることだったの?」
とようやく言えました。
私との約束というのは、兄が帰国したので兄を紹介がてら私の両親と一緒に食事へ行こうというものでした。

急な約束ではなく、一か月前から決まってたものを一週間前にBからキャンセルして、また改めてと別の日を設定したのであまり問題にはしてませんでした。

問題にはしてませんでしたが、他の女性と二人っきりでDVDを見るためにというのがどうにも許せませんでした。

主任さんのおかげでBがA先輩と二人っきりだったというのが分かったものの、不貞の証拠とはなりませんでした。

ですが、元々両親ともにこの結婚に手放しで賛成してたわけでもなかったこともあり、慰謝料よりも早く破棄したいというのもあって、5桁の慰謝料を受け取りで破談になりました。

A先輩はなかなか婚約指輪をBに返そうとせず、

「婚約破棄であの子がこれ要らないって言ってるんだから、私があの子(私)から貰ったようなものでしょ」
と言い張ってたようです。

私は「もう関係無いのでそちらで解決してください」で通して、居辛いので転職しました。

転職と言っても、主任さんが部長さんに話を通してくれて、部長さんが社長にお願いしてくれて社長の奥さんの関係の会社へ入れてもらいました。

Bは私が退職した後、無断欠勤が続き退職し、A先輩はBと籍を入れて寿退社しました。

半年もしないうちにBからアンコールワットの絵葉書が実家へ送られてきて「離婚しました」とありました。

何のために送ってきたのか家族で困惑してましたが、それから1年特に何もなくホッとしてます。

 

引っ越ししたママに泥された

引っ越ししたママに泥されたのが一段落したので書き捨て。

ことの起こりは一本の電話。

保険会社からで、要約すると「お宅のご家族の保険が、別の会社に移すので解約するから積み立て分を払えと、代理の方が…」

うちの家族は親戚が代理店をやっている関係で、保険関係はぜんぶその会社に入っている。
そのうち生命保険を解約するということらしい。

当然そんな予定もないし、代理人なんて立てた覚えもないので、何かの間違いではないかと回答してその場は終了。

その夜、今度は警察から連絡があり「お宅の親族だと主張する方がお宅の保険証券を持っていて、ほかにも実印なども持っているのですが…」

相手が警察だし、実印とかまさかと思い貴重品棚を開けようとすると、定位置に鍵がない。

慌てて旦那の持ってる予備鍵で開けると、中にあるはずのものがごっそり減っている。
保険の証券はあるものの印鑑がない。
預金通帳や貴金属類やいろいろ重要なものもない。

こりゃ大変だと通話中にもかかわらずパニックを起こしていると、電話口で

「落ち着いて、あまりそのあたりのものに触らないで下さい、すぐ向かいますから!はい、落ち着いて、ひっひっふー!」

と言われて思わず噴き出し、落ち着いたところで旦那と警察の到着を待ちました。

しばらく待つと警察が本当にやってきて、指紋取りとかいろいろ聞かれたりとかしました。

その間に相手の身元も判明しましたが、引っ越していったママさんだったのです。

実は近所に、事件の数日前に引っ越して行かれた御家族がおりまして、噂ではそこのママさんがすごく手癖が悪くて、ほかのお宅の高価なものを盗んだのがばれて責任をとって引っ越したという話があったんです。

そのママさんとはあまりお話も合わなかったしちょっと離れてたし、町内会にもたまにしか出てこない方だった
ので、ほとんど道であったらごあいさつする程度の方でした。

家にも上げたことは片手で数えるほどもなく、最後に引っ越しのご挨拶に来た時も玄関口だけのご挨拶だったはずなのにいつの間に…と思っていたのですが、最終的に分かったことは、

・引っ越しママ、金庫を開けてごっそり持っていってた。

・ほとんど家に上げたことないことを主張すると、空き巣してた可能性もあると。
事前に貴重品の場所やカギの場所なども調べていたらしい。
(あちこちからべったりと引っ越しママの指紋が出てきたらしい)

・引っ越しママ、通帳の銀行のどこぞの支店で通帳と印鑑でお金を降ろそうとするも、身分証を忘れたといって未遂。

・貴金属類は質入れ済み。

・保険証券は送られてきた新しいものをポストから盗み、積立型で積まれてた金額を見て、解約すればその分が取れると思い保険の解約に行くも、その保険はちょっと特別な契約のため、代理人証書はあっても解約するのはおかしいとなってうちに確認。

・保険会社が警察に通報、有印私文書偽造及び行使や器物破損とか公務執行妨害とか諸々で逮捕。

・取り調べでうちの親せきだから代理でと主張していたらしい。

その後、すぐに引っ越し旦那と親がやってきて、必死に言い訳、そして弁償するから被害届は取り下げてくれというお約束の要望。

当然被害届は取り下げず、転売品は一部を除いて買い戻させて、買い戻せなかったものについては売却価格 αで合意。

このあたりは保険屋さんから紹介してもらった弁護士さんにお任せしたのでスムーズに終了。

しかし、その頃にはうち以外にも数件同じように泥棒していたのがわかっていて、おそらく単純な賠償だけでも7桁真ん中にはなるんじゃないか、慰謝料や何やら含めれば8ケタの大台に乗るという大事に発展。

その後、家に凸されたり小事はあったけど、旦那が旦那実家近くの支社に転勤決まって、ついでに間もなく引っ越すことになったので記念カキコ。

ちなみに幼稚園児の娘ちゃんは施設入りすることになったそう。

引っ越ししたら関わりなくなるのだからもらってっちゃえ、とでも思ったのかな?

立つ鳥跡を濁さずということわざを知らんのかとね。

 

美人局への復讐

五年前に大学で告白した留学生の女がチンピラと関わりがあって、彼女と寝た次の日に俺の部屋にDQN数人がやってきて、俺の女に手を出しやがって的な言い掛かりを付けて俺の金を奪っていった。

通報したら家族を殺すと脅してな。

勿論留学生の白人女もグル。
俺は生活費を奪われたので、友達のアパートに逃げ込ませてもらった。

友達に事情を話したら
「彼女に話を付けに行こう!」
と普段の穏やかで生真面目な彼からは想像も出来ない迫力で言った。

彼は法学部だから、なにかしらのやり方があるのかと思っていたが違った…

その晩 白人女のマンションには朝のDQN達らしき声も聞こえた。

多分俺の金でパーっとやってんだなと泣きそうになってたら、友達が「お待たせ○○くん」とやって来た。
怖そうなお兄さん2人を連れて…

クソ白人とその女友達とDQN達のパーティは一瞬で地獄絵図に変化した。

友達とヤバイお兄さん達は部屋に入り一分もしない内にDQN5人を、徹底的に痛め付けて裸にひん剥き髪をハサミで切り落とした。

DQN達や女どもは、泣いたりガタガタ震えていたが俺は足がすくんで動けなかった。

友達はクソ白人から俺の金を全額奪い返してくれてDQN達に
「この人(俺)に報復をするなら…覚悟しときなよ…」と冷徹に言い放った。

クソアマ達とDQN達は泣きながらわかりましたと言った。

俺も人生の中で一番恐かったよ…ちなみにクソ白人は逃げるように帰国した。

この友達とはいまでも一緒に遊んだり酒を飲む仲だけど、彼の職業とお父さんの職業だけは聞けない…

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