短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【59】
痴漢とキチ母子
高校時代電車の中で痴漢にあった。
「なにしてるん?」
て声かけたら痴漢が逃げた。
とっさに捕まえた私の手には痴漢のカバン。
とかげの尻尾みたいにカバンを残して逃げられた。
小学校はいるかはらないかくらいの娘をつれた母親が近づいてきて
「よくやったわね」
無視して次の駅で降りようとするとカバンを奪おうとしてきた。
「泥棒!」
といったら、
「人聞き悪い、あんただって泥棒じゃない」
どうすればいいのかわからないんだろ、
私は子供育ててるエライんだから
年長者の意見にはしたがっとけ。
これから慰謝料がっぽり取れるんだから
分け前寄越せ→
お前ばっかり痴漢にあってずるい→
せめて荷物くらいよこせ→
ブスデブのくせに痴漢にあうなんて→
あんな長い時間
(痴漢を確定させるためにしばらく泳がせておいていた)
触られて喜んでたんだろ?→
慰謝料とるための狂言じゃないの?
殴りたくなったけど我慢して、電車を降りると母子ついてくる。
改札に行って駅員に
「痴漢の忘れ物です。じゃ、私急いでるんで」
といってカバンを渡すと。
母親「狂言です!」とかわめいてる。
奥からもう一人駅員出てきて母親をどっかに連れて行く。
最初の駅員に連絡先だけ聞かれて自分はそのまま学校へ。
その後、警察が痴漢を見つけた。
(カバンの中に学生証やら携帯やら入っていたのですぐに見つかった)
と連絡がはいったけど、男子中学生だったので、
警察のすすめ通り注意だけですませた。
もともとそうする気だったので
慰謝料なんか考えてもなかったが、
そこまで発想するその母親が凄いと思
った。
彼女についてはその連絡になかったし、
その後は不明だけど、一連の流れの間何も言わず
じっと母親について来ていた娘が怖かった。
コトメとビーチボーイズ
先月、うちの馬鹿コトメと絶縁した。
うちの馬鹿は自分が賢いと思っている馬鹿。
彼氏いない歴30年アニオタの週3日レジパート3時間ポッキリの女。
給料は全て小遣いで、あげくトメも甘やかすから海外旅行に行きたいというコトメに旅費出してた。
そこまでは別世帯の事なんで、馬鹿だとは思っていたがスルー。
で、なんでも日本には自分の理想の人はいないんだってさコトメ。
で、海外旅行行った時に出会ったビーチボーイと気があったんだってさ。
で、ビーチボーイの少年家族と偽装結婚するから、あっちに永住するってさ。
で、向こう家族の結婚条件で、ビーチボーイをこちらの養子に入れるってさ。
で、日本で働きたいから身元引受人にトメはなれないので、我が家になって欲しいって・・
馬鹿じゃね?
ニコニコしながら夜に我が家に突撃かましてきて、玄関あけたら
外人さん連れていて、反射的に閉めた。
で上記の事を夢見がちに熱く語られたw
旦那も私もウヘァ状態。
あげく
「嫁ちゃん嫉妬してるの?」
だってw
「めでたい頭だな!!二度と来るな」
って叫んだらギャースカ言ってた。
旦那が怒鳴っても動こうとしない。
なもんで、私が英語で
「警察よぶ・危険です、ここから去りなさい!!」
って、しゃべったら、顔色かえてビーチボーイ君コトメ引きずってった。
ちなみに着てた服は、旦那が実家に置いていたお気に入りで旦那激怒w
もう初耳で旦那パニックで、トメに電話かけたら、トメが泣きながら
「おかしい男にだまされている!!あんな子じゃなかった!!嫁ちゃんこういうのに詳しいよね?
なんとか助けてあげて頂戴。
あんたも兄ちゃんなんだから」
で、旦那キレて
「自業自得じゃ!!なんで嫁まで巻きむ!!二度と近づくな!!
縁を切るから近づいたら通報だ!!」
でガチャきり。
で、あれからトメはコトメ暴走を止められない&今度はコトメが親戚達に身元引受人に突撃かましトメは愚痴言うばかりで役に立たない、長男なんとかしろ要請があったけど
「俺たちは無関係です。向こうとは縁を切りました」
でスルーしている。
コトメドリームで、子が生まれたらトメの養子に入れて日本の役場からお金貰ってンマー。
それ送金してもらって、向こう物価安いから働かなくていい~だそうで・・・。
なんか手続きに遠くに行くのに車出せとか寝言電話きたけど
「バーカバーカ」
を連呼したらきられた。
まぁ養子云々の手続きもトメ&コトメは馬鹿だからできないだろうしね。
どっちにしろ絶縁だから、旦那が凹んでるけどスッキリした。
ちなみにコトメは以前は、女二人姉妹の私実家の私&妹が結婚したので
「じゃ、土地とかの跡取り困るでしょ?私なってあげるよ」
と言った馬鹿。
馬鹿伝説は尽きないけど、極めつけだったなぁ・・。
–後日投稿–
馬鹿です。
本当に死んでも治らないレベルの馬鹿です。
ですが、本人はこれだけの事やらかしてても
「私ってカシコーイ!!」
と本気で思っているからこその、
行動的馬鹿です。
レジパートも、ご本人いわく、不本意だけど景品とかサンプルGETできて
それをオクで売ったら小遣いできーる、私かしこーいw嫁ちゃん思いつかなかったでしょ?
嫁ちゃんもコンビニ店員なんだから、なんか持ってきたら出してあげるよ?手数料貰うけどねw
それより兄貴の会社の制服売れそうなんだーwだから持ってきてよーww
あたりまでは、生ぬるく見てました。
ちなみにコトメ職場には、こっそりリークしたので、
景品管理が厳しくなった様子wwww
独学で法律の本とかダイソーで買ったの見てるみたいだけど
かなり都合よく読んでるみたいですね。
どーでもいいけど。
トメもトメで
「コトメちゃんが海外に行ったら心配だから私も行くわwこれで海外旅行先の宿泊とか困らないでしょ?」
って誰が行くかよw
一応トメに渡したんですよ?海外で男を漁る女達ビーチボーイとの一夜の夢みたいな本。
娘とは結婚まで行くんだから本気なのよ!!と庇う庇うw優しくしてくれたんだってさ。
そりゃ国籍かかってたら必死だろーよ。
で会社経営している私叔父の所に電話したらしく
「保証人&仕事クレクレ。ある程度お金たまったらやめるから。英語しゃべれるよ」
だそうで、うん・日本語は無理みたいだよね?カレw
叔父がカンカンになって説教ガンガンしたらしく、恨みの留守番電話が残ってた。
ウチの母にかかってきたのは、なんでもカレの国の小物をネットで販売するビジネス云々でもう何がなんだか、
わかんない状態。
旦那はその度に私身内に謝罪電話かけまくり。
馬鹿は罪。
今月入ってから大人しくなった様子だけどシラナーイw
綺麗な人だと思ったら
セコケチと言うか窃盗にあった。
一歳の子供を連れて買い物に行った。
子供をカートに乗せる時に、荷物が多かったのでてこずってた。
子供もイヤイヤするし、焦ってたら
女の人が助けてくれた。
「大丈夫ですか?私が荷物持ってますよ!」
と笑顔で言われた。
見た目は二十代後半位で、凄く綺麗な人だった。
普通にいい人そう。
私は、スッカリそれに騙されて、
「すみません。お願いします!」
といって、荷物を預けた。
子供をカートに座らせる短い間に世間話をした。
「お子さんいくつですか?^^」
とか、笑顔で聞かれたので普通に答えてた。
子供も無事座り、さぁ有り難うと言う時に
彼女が床に置いていたバッグを、知らない男の人が走ってきてなんと持ち去ってしまった!
二人して、
「えっ???」
って感じだった。
それから数秒で、泥棒だと気付き、急いで追いかけようにも
泥はむちゃくちゃ足が速くて追い付けず
私も子供がいるし、二人で大声で
「泥棒!!」
と叫んだが田舎のスーパーなので、
周りに誰もいなかった。
店員さんが駆け付け、辺りは騒然。
その後警察が来て、事情聴取。
女の人はものすごく落ち込んでた。
鞄に幾ら入ってたか聞いたら、五万円だと言った。
私は、彼女の姿を見ていたら、自分のせいで盗まれたんだ。と言う思いが強くなり
半額の二万五千円をその場で渡した。
彼女は
「受け取れないです!」
と言っていたが私の性格が明るくなって許さず、迷惑かけたから!と言って渡した。
警察の調べも終わり、被害届を出した。
その後彼女と別れ、数日たったある日
旦那と子供と、少し離れた大型スーパーに行った。
そしたら、駐車場で見たことある人が…。
鞄を盗まれた彼女だった。
どうやら、向こうも旦那らしき人と一緒だった。
声を掛けようとして近づいたら、違和感が。
彼女と一緒の男の人も、どこかで見たことある。
一瞬考えて、すぐにわかった。
鞄を盗んでいった泥棒!!!!!
何で一緒にいるの?は?は?と思い
私旦那に急いで説明。
旦那もビックリしつつも、話しかけようと言うことになった。
泥夫婦に近づき、声を掛けると、ものすごくビックリした様子の泥夫婦。
私と旦那で問い詰めると、テンパった泥夫婦が言い訳をはじめた。
「私達、さ、さっき知り合ったばっかりで!…えーと、その、昨日までは他人で…!ところで偶然ですね!
アハハー!」
と苦しい言い訳。
この間の泥棒と、すごく似ていると問い詰めたが埒があかない。
仕方がないので、その場で警察を呼んだ。
警察が来た途端、アッサリ自分が犯人と認めた泥旦那。
彼女も共犯だったみたいで、子供を抱いてる人を狙って
手伝い→世間話してるときを狙って、旦那が奥さんのバックゲット!
→旦那を逃がして、困るふりしてお金を貰う!
手口だったらしい。
他にも余罪があったみたいで、泥夫婦共々塀の向こうに行った。
ちなみに、彼女に渡したお金はキチンと返ってきたので、良かった。
実父と離縁
修羅場ポイントがいまいちどこかわからないけど、
乗り越えてひと段落ついたので吐き出させてください。
私が8歳の頃から不倫相手の家に入り浸りでほとんど帰って来なかった父。
趣味はパチンコ、競馬、競輪、競艇、給料は全て使いこみ、
たまに帰ってくると、共働きだった母にも金をせびっていた。
14の冬に、同居祖父(父の父)の家庭内セクハラに耐えかねた母が
私と弟(8歳)を連れて夜逃げ→別居、
奴はこれ幸いと堂々と不倫相手と別の町で同居開始。
祖父はすでに父を見限っていたため、私達の賃貸アパートに通って
戻ってくるように何度も訴えてきたが、父がいない家には戻れないと母が拒絶。
それから10年間、父は養育費を払いたくないがために離婚に応じず、別居状態が続いた。
自分の戸籍謄本を取るたびに自分の下の欄に増えていく、見知らぬ子供の名前。
○×
×△
一銭も金を出さないまま音信不通となった父に構わず、
母は昼夜問わず働き続け、私達姉弟を大学まで行かせてくれた。
私24、弟18で扶養から外れた途端に父は離婚に応じた。
その後はまったく連絡がなく7年を過ごした。
で、私31の冬、私達が出て行った家に一人残された祖父が死去。
別居後も祖父が好きで毎月顔を出していた私は、元内孫として一人、通夜に参列した。
葬儀は近親者のみの家族葬。
喪主である父自身が実家を捨てて出て行って、
実の父の交友関係など知るはずがないのだから当然だった。
通夜会場の前で数年ぶりに父と対面した。
年をとってみすぼらしくなった父。
その隣に、見知らぬ女がいた。
直感した。
元不倫相手、現妻の女だと。
瞬時に子供の頃の記憶が甦った。
実家に電話をかけてきて、電話に出た小学生の私に
「お父さんの子供を妊娠したので堕ろすお金をくださいって言っておいて」
と言い放ったことや、実家に何度も押し掛けてきて、
お願いだから妻子ある人と関係するのはやめてくださいと頼む母に
「絶対にあきらめないから」
とヒステリックに叫んでいた光景が。
私は父と女の横を通りすぎた。
完全に女の存在を無視した。
女は私と仲の良いいとこ達にも、通夜に来た近隣住人にも無視され、
逆に近隣住人が口にするのはその場にいない私の母の話ばかり。
(初めて知ったが、母は献身的な嫁だと近所で評判だったようだった)
そして翌日の葬儀、参列した人間はわずかだった。
棺を運ぶ親族男性の数さえ足りなかった。
私は可哀相な祖父に涙が止まらなかった。
女は葬儀には来なかった。
葬儀が終わり、祖父の骨壷と遺影は実家に帰ってきた。
父が捨てて出て行った家、私達が子供時代を過ごした家。
父はまったく寄りつかなかったため、家のどこに何があるかまったくわからない。
葬儀屋さんに指示して祭壇を作るのは私が行った。
祭壇を作っている間中、父とその姉は遺産の話をしながら祖父の遺品をゴミ袋に投げ込んでいた。
そして3日後。
父から突然の電話があった。
「おまえが葬式に来たせいで、俺は離婚するって言われている。どうしてくれるんだ」
何のことかわからず聞き返す私に、父は罵声を浴びせた。
「全部おまえのせいだ。おまえの母さんとは離婚して縁を切ったんだからお前とももう親子じゃない。
これ以上俺に関わるな。これ以上俺に関わるならおまえの人生をめちゃくちゃにしてやる。
おまえの家に行っておまえが旦那と別れるようにかき回してやるからな!」
(私は結婚が決まっていて婚約者がいた)
そして、突然わけがわからないから落ち着いて話してと言う私に、
本家の人間とぐるになって俺を陥れようとしているとか、母の両親(祖父母)はキ○ガイだとか、
おまえも本性を現して俺を不幸にしようとしているなどと喚き続けた。
最後には親子の縁を切るからな、俺とおまえはもう赤の他人だと言って電話を切ったので、
私ももう法事にもお参りにもお役御免になった。
(仏壇のご飯と掃除、墓参りは私の役目だった)
これでもう金の無心の電話もかかってこなくなるし、
今の嫁がヒステリックで家庭に居場所がない等と言う訳のわからない愚痴を
聞かされることも無くなるかと思うとほっとしました。
最後の最後で実の父に、ありとあらゆる暴言を吐かれたのはショックでしたが、
気が弱い私はこうでもしないとずるずる父に甘えられていたと思います。
お目汚し失礼しました。
この場所があってよかった。
元カノのDNA鑑定
数年前の修羅場。
当時、社会人三年目だった俺には付き合って五年になる彼女がいた。
俺には申し分無いくらい可愛くて優しい子だったんだが、
まだお互い若い(彼女とは大学の同期)ということで結婚は保留していた。
そんな秋、彼女が妊娠した。
やることはやっていたので急いで家族に連絡して結婚の準備を始めた。
妊娠がわかった次の週には俺家両親 妹と彼女家両親 彼女弟×2の九人での食事会に漕ぎ着けた。
食事会も和やかに進んで、
食後の飲み物を待つのみとなったところで妹が突然
「子供のDNA鑑定をお願いできませか?」
と言って、場が凍った。
俺は怒鳴ったし、彼女は
「お兄ちゃんを取られるのが嫌でも、(妹)ちゃん流石に酷いわ」
って泣くしで散々。
喚く俺達を止めたのは、俺両親と妹を気に入ってくれている彼女両親で
彼女父に促されて妹が話したのは以下の通り。
・大学時代、彼女はビッチで有名だったこと(全然知らなかったw)
・卒業したら別れると思っていたから兄(俺)には伝えなかったこと
・俺達が長続きしてるので彼女の身辺調査をしたこと(&勝手にごめんなさいと謝罪)
・現在、最低でも三人は浮気相手がいる&体の関係があると思われること
・双方の両親と兄(俺)が誰の種でもいいから結婚って思ってるなら構わないが、
自分(妹)自身はDNA検査してほしいと思ってること。
俺、勿論初耳で(゜д゜)ポカーン
両親達も(゜д゜)ポカーンな中、彼女が泣き崩れた。
「兄妹仲が良いのは知ってたし、
私達も良い姉妹になれると思ってたのに(妹)ちゃん酷い!
そんな言い掛かり無いわっ」
で、俺はハッとして彼女を援護。
妹に
「お前最低だぞ」
と言ったところで妹は最終兵器投下。
机に広げられたのは男と腕を組んでラブホに入ってく彼女の写真(十数枚)とキス写真(数枚)、
しかも全部男が違う。
写真を眺めて青ざめる俺両親と怒れる彼女両親、
色々と目の当たりにして呆然とする俺、
写真をいくつか千切ってから思いっきり妹を引っ叩く彼女、
暴れる彼女を抑える彼女弟×2
彼女に叩かれた拍子に打ったらしくって頭から血流しつつ、妹謝ってくるし。
この瞬間が俺としては一番の修羅場。
とにかく結婚は白紙ということで、彼女一家が暴れる彼女を引きずるようにしながら解散。
彼女両親に慰謝料を払うと申し出られたが、
ごくごく身内の婚約披露の段階だったので妹の治療費だけ頂いて後は辞退した。
その後、中絶出来る時期を過ぎていたため子供は生まれた。
検査の結果、案の定俺の子ではなかった。
出産後、彼女は堂々と男遊びを始めたらしいが、
子供は彼女両親が責任を持って育てて下さるそうなのでこちらとしても安心。
先日、件の功労者である妹が遠くへ行ってしまったので書いてみた。
長いし、読み辛かったらごめん。
–後日談–
妹は清々しい笑顔で念願の北欧旅行へ行っただけですwww
紛らわしくてすまそ。
大学は三人とも一緒で、俺と妹は年子。
妹と元カノが同じ学部同じゼミの先輩後輩で、俺だけ別の学部でした。
美人な彼女に浮かれて五年も気付かなかった俺が馬鹿なだけで、
その間何人もの男が浮気に気付いて彼女と修羅場ってたらしいです。
本当に妹には感謝してもしきれない。
元カノに引っ叩かれても、頭から血が流れてても
「兄の結婚ダメにしたごめん」
と言ってくるような優しい子です。
興信所代はきちんと返済しました。
修羅場の面接
身バレすると本当にマズイのでフェイク入れてます。
就職の面接が双方修羅場だった。
学生の頃、帰省して長期休み中に、バイト先で社員さんにイジメを受けた。
無視、暴言、粗探しなど。
うっかり締め出されたり、手帳を回し読みの挙句捨てられた時は泣いた。
首謀者Aにはしょっちゅう暴言吐かれてた(他の人はそれに便乗してイジメ開始のパターン)。
親の紹介で入ったバイトだったから、迷惑をかけたくなくて誰にも言わずに耐えた。
(ド田舎で、バイト先も限られる状況。本来ならバイト枠がない場所に居たっぽい)
断る、辞める、という選択肢は当時の自分にはなく、本気で悩んだ。
長期休みが怖くてたまらなかった。
卒業して隣県に出て、少し専門的な仕事に就いて、気が付けば何年も経ってた。
その間結婚もした。
その後、私のいる専門部署の新人さんの面接があった。
私は偉くもなんともなかったのだけど、採用担当は現場のことを知らないし、
その頃には部署で一番長くなってたし、配属先はうちだからと関わることになった。
技術や経験が必要だから中途採用で入れてるんだけど、雇ってガッカリ、ということが過去にあったらしい。
ぱっと見は派手な仕事、待遇もそこそこいい。
求職者も必死だし、職歴を派手に盛って、
実際はその仕事のサポート程度だったり、職安で講習を受けた程度だったり、
酷い時は全部嘘だったりしたから、スキル的な面は現場代表を同席させて判断させるということになってた。
ここまで前置き。
送られてきた応募書類に、どこかで見たような顔と名前、うちの田舎の地名があった。
Aに似ていた。
でも、職歴に「あの会社」がない。
立派なその専門職関連の会社がずらりと並んでいた。
別人だろうか。
本当にAなんだろうか。
どこにでもある名前だし、同じ町出身の他人かもしれないし。
書類選考の間に、実家に聞いてみることにした。
Aらしき人物が試験を受けに来たことは言わずに、
学生の頃ずっとバイトしてた会社で、お世話になった人の消息が知りたいと言って調べてみた。
田舎ネットワーク怖い。
守秘義務もプライバシーもない。
書類の人物はA、職歴は嘘だった。
唯一前職のみが本当。
試用期間で辞めました、とあったけど、派遣のトライアル期間で更新なしの状態とか、そんな感じなんだろうと推測した。
前々職以前なら詐称してもバレないと踏んだのかもしれない。
この時点で詐称で落とすこともできたのだけど、書類選考はあえてAを押して通過させ、面接へ。
部屋に入って来た瞬間、少しだけど冷や汗が出た。
何年も前のことでもよく覚えてるもんだね。
他の面接官が一般的な質問をする中、自分の質問タイムで色々振ってみた。
私の担当は主に専門スキルや現場のことについての適性調べだと言われてた。
「へえ、▲社にお勤めだったんですか!あそこ厳しいって有名ですよ、すごいなあ」
「退職理由なんてどうでもいいんですよ、大事なのはここで頑張ってくれるかどうかですし!」
等、ポジティブな方向で和ませて、そして
「▲社の●●さん、お元気ですかねえ」
「ところで▲社で使ってたこのソフトのバージョンは?」
「このソフト、こういう所が不便じゃないです?実際に」
等、職歴が嘘だと答えられない質問に変えていった
(質問内容は職バレ警戒でフェイク入れてます)。
このあたりのやり取りで専門知識のない他の面接官も
「あれ…?この人(A)実際に仕事してたの…?」
といった顔に。
空気が悪くなっていった。
「でも、最終的には一緒に働く人っていうのは、やっぱり人柄ですよね」
と言うと、ほっとした顔になるA。
「仕事ってやっぱり人間関係だと思うんです。働くのは人ですから。うち、正直仕事がきつい時もあります。
けど、いい人多いし、チームワークとか信頼とか、新人さんはきちんとみてあげるとかね、そういうので頑張れてたり」
うんうん、という顔のAに
「だから、立場の弱い人をイジメたり、場の空気をダメにする人とかいるとね、困りますよねえ」
Aは他人事のように、そうですよねえ、と返してた。
周囲も、もうこの時点以前にこの人はないわ、という空気になってたんだけど、面接が一通り終わって
「あと何かAさんに聞いておくことがあれば…」
タイムになったので、
「じゃあ最後に私からひとつ」
「Aさん、●町にお住まいなんですね。
私、昔その隣町でバイトしてたんですよ、●って会社ありますよねあそこ。
ちなみに旧姓の時なんですけど。Aさんが▲社にいらした時ですから、あんまり接点ないと思いますけど、なんだか地元が懐かしくなって。最後に世間話ですいませんねえ」
といった内容を一気にしゃべった。
他の面接官には落とす人を和ませる話題か、余談の世間話にしかとれなかっただろうけど、すごい驚いた顔で、その後部屋を出ていくAには生気がなかった。
気付いたんだろうな。
陰険なDQN返しだったと思う。
実際にはざまぁとかそんな気にはなれなくて、後味はあんまり良くなかった。
というかこっちが緊張してビクビクしてたぐらいで、前夜まで布団の中で悩んでた。
周囲に偉い人がいる中で、あの面接は双方修羅場だったと思う。
ゲーセンでキチに絡まれた
プチなんだけど、UFOキャッチャーで幼児くらいの大きさのぬいぐるみをゲットした。
店員さんに袋に入れてもらって、ひゃっほーう!とテンションあがってたら、ベビーカー押した母親に
「あなた大人なんだからそんなぬいぐるみいらないでしょ?うちの子に譲って」
と言われた。
「いいえ、必要だからお金を払って取ったんですよ?何故見ず知らずの方に譲らなければいけないのでしょうか」
と返したかったのに、テンションが上がりきったままだったんで、うっかり
「は?wwwwwwいるからキャッチャーしたんだけど?wwwwwおばさんいらないのにUFOキャッチャーする趣味あんの?wwwwwwなんでいらないもの手に入れるために大金つぎ込まなきゃならないの?wwwwなwwwんwwwでwwww?wwwww」
と草はやしまくりで言ってしまった。
見た目は大人しそうな喪女に草生やされてびっくりしたのか、なんかもごもご言った後、足蹴られて腕に掛けてた縫いぐるみの袋(透明なリュックみたいなやつ)引っ張って強奪されて逃げられた。
近くにいた店員のお兄さんが追いかけてくれたんだけど、追われてると気付くとその場にベビーカー放置してどっかに逃走。
お兄さんがベビーカー持って店に戻って、通報して貰った。
蹴られたとこが痣になってたんで、強盗傷害?で被害届出した。
お店のご厚意でおなじぬいぐるみと、キャッチャー無料券10枚綴りいただいた。
ベビーカーにはかばんが乗ってて、それに連絡先があったんだけど、その鞄も盗品で電話には別の人が出た。
ベビーカーに乗ってた一歳くらいの幼児はとりあえず警察に保護された。
終電があるから帰らせてもらったんだけど、さっき「閉店前に泥が泥夫に連れられて自首した」と連絡があった。
明日はどうしても外れられない仕事があるんで、明後日警察に向かう予定。
家から遠いから電車代片道二千円かかるんだぜ…
慰謝料を払って下さいと言われた
同僚(A)に「賠償請求します。慰謝料を払って下さい」と言われた修羅場。
同時に渡された手紙には、「罪状」と書かれており箇条書きで私の罪がww
※私子は嘘をついてAを落とし入れた。
※私子は自分だけが良ければ良いと考えAの利益を保証しなかった。
※私子は自己中心的でありAに精神的苦痛を与えた。
※私子はAが得るはずであった利益や財産を賠償しなければならない。
読み終わって、何を言っているのかがわからない、と言ったら
私子が農家と結婚して、色々もらったのにAはもらえなかった。
私子が幸せだと言ったから結婚したのにAは全然幸せじゃない!
むしろ不幸になった!私子のせいで貧乏になった!
損害賠償だ!!
との答えでした。
どうやら、私が農家の息子と結婚して幸せになったからAも農家の息子と結婚したらしい。
しかし、その家は膿家(男尊女卑で嫁は奴隷な考えの方々)でAはいびられまくりの(給料を)摂取されまくりだそうです。
そんな流れで「こんなはずじゃなかった!私子に賠償請求してやる!」となったらしい。
しかも、義実家も容認してるんだって。
絞り取れ!と言われ応援してくれてるし!とドヤ顔してたw
会社の上司に、罪状を見せながら相談したら(゜д゜)ポカーンとしてたよ。
A両親を呼び出し話し合いをしたがAが狂ったように「ずるいずるいずるい」と念仏唱えて怖かった。
A両親は、「あんたが結婚するって決めたんでしょ!私子さんは関係ないのよ!」と怒鳴ってた。
でも、「じゃぁ、別れる!」とAが言ったら「ガマンしなさい!別れたってあんた再婚出来ないんだから!」と抑えつけてた。
なんだか、Aも気の毒に。。な感じで、話し合いの後こっそりと「友達とかに相談してみたら?」と言った。
そしたら目を見開いて「そっか。そうだよね…」と帰って行った。
3ヶ月が過ぎた頃、Aが会社を辞めた。
当日の朝、いきなり上司に電話してきて退職をお願いしたらしい。
Aの机の引き出しには、丁寧に作られた引き継ぎ用のマニュアルと「退職届」が入ってた。
その日の午後、私の会社アドレスに「ごめんなさい。ありがとうA」とメールがきた。
返信したけどエラーで返ってきたから解約したのかもしれない。
Aが幸せになってれば良いなぁ~と願ってやまない(/_;)
泥ママに日本酒を抜かれた
幼稚園のママ友がうちに来た時、一瞬の隙を突かれて玄関(家の中)に置いてたP箱から日本酒を抜かれてた。
泥ママ夫にその日本酒を出したそうなんだが、変な味がすると大騒ぎしたらしい。
残念、それは特殊な造りの日本酒を常温で古酒に熟成させた通好みのモノだ。(私は苦手、旦那の好物)
泥ママ夫が、お宅から腐った日本酒を頂いたようだがどういう事なのかと乗り込んできたので、それは今度の呑み会用に旦那が長年掛けて準備してたもので、間違っても譲る事はないと反論。
言い合いをしてたそこに、ちょうど帰ってきた旦那が開封され減ってる瓶を持つ泥ママ夫を見てマジギレ。
夫が自家製10年熟成古酒をなんで勝手に開けたと、泥ママ夫と喧嘩騒ぎを起こして近所に24される始末。
先に手を出したのはうちの旦那だったけど、微妙な事情だったのでその場で双方に厳重注意だけだった。
日本酒の弁償は、特にコップ一杯減った程度だったので、10年古酒の相場程度の金額を頂いただけだったが、泥ママの余罪が溢れ出た泥家に被害者が次々と凸し、近所中からCOされて最終的には引越していった。
一方、うちには日本酒クレクレが次々に湧いた。
ちなみにその自家製古酒の残りは、呑み会でメンバーにネタ共々供されて好評でした。
–後日投稿–
なんか省略しすぎたみたいで補足に出てきました。
泥ママに関しては、残念ながらそういう噂を聞いて無かったので逆に余罪が出てきたのに驚きました。
子供同士も仲良くて、うちに対してはクレクレもなく、逆にお裾分けくれたりと結構良好な関係と思ってました。
P箱のお酒に関しては旦那が管理してて、呑み会に持って行く準備で玄関に移動させたのも旦那だったので、と言い訳するつもりはないですが、泥ママ夫が来るまで抜かれた事に気付かなかったのは反省してます。
まさか一升瓶を抜き取って持っていかれるなんて思ってもいなかったので。
喧嘩も、もちろんいきなり殴りかかったのではなく、言い合い~揉み合い~ちょっと殴り合い、でした。
売り言葉に買い言葉というか、手がつけられなくなってしまい止められませんでした。
近くの交番のお巡りさんも、お酒コップ一杯分で喧嘩?となっていい大人が何してんだって程度でした。
特に交番に呼ばれるとかも無く、胸ぐら掴み合ってるのを引き離されて絞られて、お巡りさんの前で謝罪しあい、泥ママ夫もそのまま自転車のお巡りさんとなにか言われながら歩いて帰っていきましたし。
翌日に泥ママ夫が泥ママと謝罪に来られて、終わった…と思ったら余罪が出た次第です。
あと、弁償はコップ一杯分だったのではなく、市販の10年古酒一升瓶を買った場合での代金です。
それとP箱は知り合いのお蔵さんが自前で作ったのを分けてもらったやつなんで、レンタル品ではないです。
赤箱ですが、横にお蔵さんの名前が入っています。
カットモデルからの修羅場
姉から聞いた話です。
携帯から&フェイク有で読み辛かったらゴメン
姉のママ友さんに旦那様が美容室経営してる方がいる。
その美容室にはまだカットデビューする前の、アシスタントの女の子がいた。
美容室奥様はアシ子ちゃんの練習台の為に、仲の良いママ仲間の子供達をモデルという名の練習台として斡旋していた。
皆カットしてもらう度に手作りのお菓子などを美容室のスタッフさんたちに差し入れていた。
美容室奥様もアシ子ちゃんも
「練習させてもらっている上に申し訳ない」
と恐縮していたがとても良好な関係だったそう。
で、姉の娘(私の姪)も2年ほどアシ子ちゃんのモデルをしていたんだけど、姪はどうしようもない位の天然パーマ。
アシ子ちゃんはストパーやろうか?と言ってくれていたけど、中学生のうちは校則もあるし、さすがにそんな高価な事は申し訳ないと姉が断っていた。
しかし姪が高校合格した時、高校になれば自分でパーマ代稼げるのと、合格祝いも兼ねて一度だけ無料で次からお金払うって事でしてもらう事になった。
翌日、生まれて初めて前髪がオデコに当たる!とウキウキで登校した姪。
学校でも見違えたと大好評だったそうだが、それに食い付いたのが姪と同じクラスだった泥子。
「アシスタントの実験台pgr」
と陰口言っていた癖に、美容室を特定するなり休日に泥母と凸。
母娘で営業中の美容室で無料でパーマかけてクレクレしたそう。
もちろん断られたが、裏口から侵入してストパー用の液を盗んで行った。
スタッフさん達は気付いてたけど関わりたくないのでスルー。
しかしその日の夜中に泥母娘が再び美容室に凸。
自分でパーマしようとした泥娘の髪はサイババみたいになっていた。
泥母娘が盗んだのは一液だけで、本当は一液を付けた後、アイロンで髪を真っ直ぐに伸ばしてから、二液を付けないといけないんだけど奴らにそんな知識も技術もない。
「この店のパーマ液使ったら泥子の髪がこうなった!罰としてパーマかけて慰謝料払え!」
と暴れる泥母はパトカーに。
泥子はそれから卒業まで一度も学校に来なかったらしい。
来年から美容師目指して専門に通いながら、今はスタイリストになったアシ子ちゃんの店で働く姪に変な客が憑きませんように厄払いカキコでした。
–後日投稿–
肝心のその後書くの忘れてた…
泥一家は近辺のサロンではブラックリスト入り。
度を超して痛んだ髪は技術的にも修復不可能らしく、サイババのまま髪がのびるのを待った後、自分で切ってそれはそれで悲惨な状態だったそうです。
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