『友人夫婦に粘着された』など 短編10話【64】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『友人夫婦に粘着された』など 短編10話【64】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【64】

 

友人夫婦に粘着された

友人?夫婦になぜか粘着された修羅場。

20代前半の頃、私とA男は付き合っていた。

その後別れ、A男は私の元同級生でもあるB子と結婚。

ほぼ同時期に私は今の夫と結婚した。

ちなみに私とB子とではあらゆるスペックでB子の方が上。

顔、スタイル、学歴、年収、家事の腕、マメさ、何ひとつかなうところがないので、そもそも張りあう気すらない。

あのB子と結婚するなんてA男スゲー、と驚いたほど。

そんなB子が結婚して1年ほど経ったころ、うちに粘着しはじめた。

私は結婚して旦那のいる隣県に引っ越したんで、距離的にはAB夫妻と近くはない。

しかし高速使えば車で1時間弱で着けるからさほど遠くもない。

最初は電話やFAXで

「結婚生活がうまくいかないのはあんたのせい」

「あんたがA男をたぶらかした」

とイミフな恨み事を言ってくる程度だったのが、次第にエスカレートして我が家に直接突撃してくるようになった。

近所のポストに私の悪口を印刷したチラシを投函したり、玄関先で「A男があんなになったのはお前のせい!」と泣きわめくなど。

最初はかばってくれた夫も

「あんなに粘着するってことは何かあるんじゃないか」

と私とA男を疑いだし、一時期は夫婦仲も悪くなってさんざんだった。

申し訳ないことに結局恩師に間に入ってもらうことになり、恩師立ち会いのもとAB夫妻と、うち夫婦とで話し合いの席をもうけた。

B子は語った。

「A男は私の作る料理に何ひとつ文句言わないけど、無言で何にでもマヨネーズをかける。そうでなければ大量にウスターソースをかける。そのまま食べてくれたことが一度もない。さらに風呂あがりに体を拭く習慣がなく、せっかくきれいにした床をびしゃびしゃにして歩く。エトセトラエトセトラ…」

これら全部が

「Cさん(※私)がA男を甘やかしてきたからだ」

「Cさんが悪い」

ということになっていた。

確かに私はずぼらで雑。

私の料理にA男がマヨかけようがソースかけようが気にしたことなかったし、床をびしゃびしゃにされようが「拭いとけや」ってタオル渡すだけだったし、トイレの大が流してなくとも「またかよ」って思うだけだった。

でもそれは料理自慢できれい好きのB子には耐えられない生活で、A男にベタボレだったB子は本人に直接文句も言えず

「Cさんが交際中に教育してくれなかったから悪い!」

となぜかこっちに怒りを転嫁してきたものらしかった。

その後は恩師の大岡裁きにより、お互い離婚の危機を脱することができた。

うちの夫から

「前からおまえをだらしねー女だと思ってたが、同じくそれなりにだらしない俺にはBさんみたいな美人なきっちりした嫁は疲れるだけとわかった。これからもお互いほどほどにだらしなく楽にやっていこう」

と言ってもらえ、良かった。

その後やはりAB夫妻は離婚してしまったが、うちは円満のままなのでまあまあ良かった…。」

 

キチに声かけられた

彼氏と鼠の国(海の方)にいって来たんだけど、楽しく終わって帰ろー、って思ったらキチに声かけられた

私はその時、某限定熊のぬいぐるみを男女セットで2つ持ってた(ひとつは姪にあげるつもりだった)

因みにキチは女の子を二人連れてて、旦那さん?ぽい人は居なかった。

キチ「あのー、○○(県名)から来てるんですよね?」

彼氏「はあ、なんですか?」

キチ「なんか、姫達疲れててー、今電車乗っても立つしかないでしょ?だからー××(地名)駅まで連れてってくんない?」

この時点で意味分からなくて、私は怖くて仕方なかったです。

声かけられたのは駐車場で、車の近くでした。

彼氏「いや、××とか知らないんで、タクシー読んだら?」

と、キチママにぴしゃり。
私に早く乗れと耳打ち。

その言葉に、早く乗らなきゃと思って車の扉に手を掛けたら、持っていたお土産袋をキチママ子に引っ張られてしまった。

キチママ「ほらあ、姫達も乗りたいってー。てか、そのお土産って某熊だよね?ちょうど二つあるし姫達に貰ってあげるよー」

と、今度は私に近づくキチママ。

私は本当人見知りで使えないので、子供にすらごめんなさい!離してと言う始末。

彼氏「いや、仮にあんたらが乗りたくっても、俺に載せる意思ないしどいてください」

間に入ってくれたので、キチママとは接触しなかったがキチママ子は相変わらず離さず、終いには「ママが買ったの取ったのお姉ちゃんじゃん!」とまで言われてしまったww

そしたら誰が呼んだのか警備員さんが来てくれた。

やった!帰れるーって思ったらキチママが

「あの人達が車とお土産取った!」

と騒ぎ出して大荒れ。

因みに警備員さんは余り信じてなかったみたいで、私達とキチママ両方に証明できるものある?と聞いて来た。

そこで、私はお財布からレシート出して証明。

彼氏は仕事の時に使ってる名前入りのものが車に置いてあったので、それと免許証で証明。

キチママは姫達が乗りたがってる欲しがってるのが証拠!とふぁびょる。

途中見ててくれた人が数名出てきてくれたのもあり、私達の無罪が証明された。

とりあえず警備員さんから謝罪を貰って

「帰って貰って構いません」

と言われて解放されたけど、キチママ子が一切袋を離さず泣かれてしまい、最終的に無理矢理引き剥がしたので袋がボロボロになってしまった。

キチママ子は可哀想だなとは思うけど、なんかどうしてもムカつくよ。

この人ごろし

全部終わったはずなのにまた何かありそうなふいんきになったので、空気も何も読まず厄払いカキコ。

しばらく前に納屋の鍵を壊されて。中のものを泥された。

盗まれた物は粉ミルク、紙おむつ、ベビーカー、他にはタオルや食器等の雑貨も。

うちの子供は下の子でも4歳になるのでもう使わないものではあるのだけど、一つだけまずいものがあった。

それは粉ミルク。

実はこの粉ミルクは上の子(6歳)が生まれたときに母がくれたイヤゲモノ。

その当時でさえ消費期限を8年超えており、未開封とはいえとても使えた代物ではない。

とはいえ、かなり高価なもので必死に勧めてくるので、当時ひと缶だけ開封し、中身を捨てて洗浄、普通に購入した粉ミルクを移し替えて使用し、

「お母さん、このミルクいいね」

ってやってごまかしてた。

下手に普通のを使って「あら、私のミルク使ってないじゃない」と使われたりしたら怖かったから。

結局いろいろあって2缶だけ開封し(中身は破棄)、10缶はそのまま倉庫に忘れられていた。

ちなみに開封した当時でさえ、正常ではないけど嗅いだだけで「うっ!?」となる不思議な匂いが立ち上って、粉じゃなく半固形ミルクと化していた。

まあ砕くと普通に粉に戻ってお湯でさーっと溶けたんだけどね、とにかくおかしな、というかやばい匂いだった。

とりあえず警察が調べたけど犯人わからず。

ただ、盗まれた物から育児中のママが盗んだ可能性もあるということ、特に粉ミルクが危ないと主張したのですが、お巡りさんは「そんな変な匂いするなら使おうとはしないでしょう」と気にも留めなかった。

確かにあの匂いで使う奴はいないだろうと私も納得し、盗られた物もだいたいは倉庫の肥やしになってたものだったので、被害的には小さいと判断できるものだったので安心した。

その数日後、ちょっと離れたところにお住まいのA夫婦がやってきて、突然Aママが「この人ごろし!」と怒鳴ってきた。

何事かと思ったが、A旦那さんがAママを抑えて説明、それによるとうちからもらったミルクを飲ませたら赤ん坊が中毒を起こして生死の境をさまよっているという。

Aママの狂乱でご近所さんがわらわらと野次馬に集まってくる中、A旦那さんは皆に聞こえるようにはっきりと

「申し訳ないが、故意でなくともサツ人未遂と判断させていただく。間もなく警察が来るので、ご同行願おう!」

まるでドラマの一シーンの刑事さんのようでしたが、そこで集まってた御近所さん方が

「ミルクって、こないだ泥棒に取られたっていうあれ?」

「なんで盗まれた物がママさんのところに?」

と口々に言いだして、せっかく決まったと思ったA旦那さんが目を丸くして

「えっ?泥棒?」と。

するとご近所さん方が口々に当時の状況を説明して、A旦那が事情を理解するにつれ真っ青になりながらママに

「おい、あれは遅い出産祝いにともらったものじゃなかったのか!?」

と聞くと、
ママが「そんなこと関係ないでしょ!」

「もう子供は作らないっていうから貰ってあげたんじゃない!」

「それを毒を入れておくなんて人でなし!」

とそんな感じに大騒ぎ。

ちなみにここまで私も旦那も呆然としてただけ。

真っ青になってるA旦那に

「そのミルクってこれこれこういう缶でしたか?」

と聞くと、呆然としながらうなずくので

「それ、変な匂いしませんでしたか?」

と聞くと、Aママが高級品は香りが違うといってたからそういうものだと思ったと。

そこで、そのミルクの素性(消費期限10数年超えとか匂いからやばいとか)を説明すると、

「何でそんなものをしまっておくんだ!」

と突然逆切れ。

そこで空気だったうちの旦那が一喝。

「うちのものはうちの事情なんだからお宅には関係ないだろ!それより盗んだことが分かっても恥じる気持ちもないのか!」

さすがにA旦那はAママの頭を地面に押さえつけて自分も土下座し「本当に申し訳ない!」と。

そこにA旦那が呼んでいたパトカーが到着、いろいろごたごたな状況を整理し、結局A夫婦が連行され、うち夫婦が確認のためにお付き合いということになった。

ちなみにA赤ちゃんは生死の境というほどひどくなく、嘔吐が止まらない状況になったそうだけど、数日すれば回復する程度で命に別状はないものだったらしい。

警察がA夫婦(Aママ)に聞いたことによると、どうやらうちの納屋に侵入したのは、古い納屋だったので簡単に入れそうだということと、何か古いお宝がないかと思ったらしいが、特にお宝はなかったけどミルク缶を見つけて貼ってあった値札を見て

「うちのミルクの10倍の高級品!」

と盗んだということ。

匂いでおかしいと思わなかったのかということについては、高級品だからそういうものだと思ったと。

最終的に、Aママは他の家でも同じように倉庫荒らしをしていたこともわかったが、初犯ということで執行猶予が付いた。

A旦那は倉庫荒らしをされた家に土下座行脚をし、ほかのお宅はそれほどひどい被害は出てなかったた(というか気づいてなかった)ため、何とか全部と示談することができたらしい。

その後、実家(車がないと逃げることも厳しいような山奥の村らしい)でAママを教育しますといって引っ越していった。

しかし、その空き家を買って移り住んできたご夫婦の奥さんが、ひと月たたずにスーパーで万引きで捕まってたので、これはもしや家が悪いのか?と疑問に思いながら厄払いカキコ。

 

小学生の妹が求婚された

たいしたことが無いかもしれないが、自分的には修羅場ってことで。

我が家は、父が再婚して継母の間にも自分より一回りしたの娘がいる。

父(48歳)・継母(46歳)・自分(社会人一年生23歳)妹(11歳小学校五年生)

自分は亡き母に似て童顔でちょっとちび、残念ながら凸凹もあんまりない。

妹は父に似て美形で、発達もよく小学生には見えない。

ランドセルを背負うと胸にくいこんで痛いというので、肩掛け鞄を初月給でプレゼントしたぐらい発育がいい。

身長も自分より高いし、大人びてどっちが姉だかわからないぐらいだが、継母がいい人で自分が継母を母と呼べるまで自分たちの子供を待ってくれた人なので継母とも仲がよく、家族みんなで仲はいい。

夏にみんなの休みがあった時に旅行に行った。

なんでも継母が子供のころ住んでいた懐かしい観光地で、継母の知り合いにも会ったりしていたんだ。

その中に継母の同級生と言う男がいて、地元でそこそこの地位にいるそうで、妹をなめまわすように見ているのには気が付いたので自分の影に隠せないけど、隠して引き離した。

帰宅してしばらくしたら、その男の代理と言うやつが来て、

23歳の長女を男の嫁に欲しいと言っている。悪い縁ではない。
年は離れているし一度結婚しているが、男は地元の有力者だしお金持ちだ。
玉の輿だと、とうとうと語る語る。

父が自分の意向を聞いてくれたので、もちろん妹をなめまわしてみたような変態爺などお断りと思い即断った。

代理はしつこく金持ちなんだと主張していたが。

そしたらいきなり本人がやって来た。

その時家には私はいなかったので、あとから聞いたが妹を待ち伏せして、話があるからと迫ったそうだ。

下校途中だったので、防犯ブザーを鳴らして大騒ぎになったそうだ。

下校途中の近所の人が警察を呼んでくれ、近所の商店のおじさんがその男を取り押さえてくれ警察に引き渡した。

警察で縁談の話で来ただけで、おかしなことはしてないと主張して、うちの父と継母に警察から事情を聴かれた。

つたない文ですがお分かりのように、その男は私と妹の年を入れ替えて見ていたそうで、縁談も妹に持って来たつもりだったそうです。

美形でプロポーションがいい妹は理想だったそうです。

いくら童顔でも小学生に間違えられるとはとものすごくショックでした。

それからちゃんと化粧して髪形や服を気を付けるようになりました。

妹も自分の胸とか気にしだしてしまったので、露出の少ない服になりました。

その男は警察でいくら間違えたとは言え、確認もしないで小学生に迫ったことで、そうとうお灸をすえられ、父が派遣した弁護士にやり込められ接近禁止の念書をとりましたが、不安なので継母が車で送り迎えしてます。

書き忘れましたが、その男は妹がランドセル背負ってなかったので、妹を迎えに来て一緒にいたと思って、家に行く前に本人に縁談を考え直してくれるように近づいたとのことです。

何にもされませんでしたが、46歳のおじさんに「結婚してください!」と言われた妹も修羅場ですよね。

 

ノロウイルス

父が居酒屋から帰ってきてから、嘔吐→下痢してた。

頑固だから具合が悪くても絶対医者に行かないのに、何故か翌日自分から医者に行って診てもらってた。

「医者なんだって?食中毒じゃないの?」

と聞いても

「いや…ただの風邪だ」

明らかに様子がおかしい。

その日の夜、今度は私が激しく嘔吐。

体調はまったく悪くなかったのに、部屋でテレビを見ていたら突然激しい吐き気が襲ってきて、トイレに行こうと振り向いただけで間に合わず吐いた…

吐いても吐いても止まらず、そのうち激しい腹痛と下痢まで襲ってきて、トイレ前で倒れたまま吐き続けて動けなくなった。

父もさすがにヤバいと思ったのか、朝イチで病院に連れて行ってくれたが

医者に「これ、感染性胃腸炎ですね、何のウイルスかどうか特定したいので何食べたか教えてください。場合によっては保健所に言わないといけないので」

と言われて、さっぱり原因がわからない私は「わかりません…」と言うと

「生牡蠣とか食べませんでした?多いんですよ、生牡蠣の食中毒」
と聞かれた。

私は牡蠣が大嫌いで絶対食べない、同じように体調の悪い父に生牡蠣を食べなかったか聞くと

「生牡蠣食べたかなんて、ここでは言いたくない」

と言い出し、医者も困っていた。

原因特定のため、今度は看護士のおばちゃんが父に聞くと

「まぁなんだ、ここだけの話だけど、○○(居酒屋)で生牡蠣出してもらって食べたよwでもちょっとだから大丈夫!××医院でノロウイルスだなんだ。塩素で消毒しろとかうるさく言われたけど、そんなたいしたことないって!そんな深刻に物を考えるな、昔なんかあれだぞ、道に落ちたアメだって平気で食ってたぞ。だから大丈夫大丈夫、キニスンナ!」

当たり前だけど、医者は父にメッチャ怒ってた。

私も動けないながらも父に激怒した。

父は胃腸炎程度で軽くて済んだけど、私は症状ひどくて1週間点滴に通った。

あとで父に聞いたら「ノロウイルスにかかったなんて言ったら家族に嫌われるから言わなかった」だと。

ふざけんな!死ぬかと思ったわ!

 

遺産相続が発生した

実父が亡くなって遺産相続が発生した。

実父はお酒が入るとホラをふく人で、

「昔、河童と親友だった」

「宇宙人と取引したことがある」

「俺は今幽体離脱の真っ最中だ」

と、ホラというより単なる酔っぱらいの戯言な感じ。

中には

「ロトで4億円当たった」

「アラブの油田を持ってる」

「俺は海運(海賊?)王だ」

というありえない金持ち発言もあったんだけど、

「あーまた気持ちよく酔っぱらってるなあ」

と周囲は流してた。

しつこくも言わないし絡んだりとかもないので、

「酔ったらこういうこという人だったなあ。面白い人だったなあ」

とお通夜の席で同僚の人が思い出話とかしてくれた。

実生活ではそんな冒険譚もなく、お葬式費用はちゃんと用意してあったし生前分与も終わってたから、遺産相続といっても300万円もなかった。

なのに、お通夜での父の同僚の思い出話の都合のいい部分だけ聞いた人たちが、49日も終わらないうちに凸ってきた。

私実兄の嫁親族・・長男がすべて相続するのが筋、遺留分は仕方ないけど妹(私)は遠慮してほしい。

私夫の親族・・いまどき長男なんて関係ない、一番介護した妹が受け取るべき。

そんなの実父の酔った上でのホラ話だし、実際はそんなにお金ないと言っても信じない。

困り果てて夫に

「そんなお金ないって言ってるのにね。それにあの人たちには関係ないのに」

と夫に愚痴ったら

「いいかげん僕のことも信用してくれないかな。本当のこと行ってくれなと僕も君をまもりきれないよ」

夫、私のいうことを信用してませんでした。

実父は生前、夫をかわいがって自分の小遣いの範囲だけどよく釣竿とかいろいろ買ってプレゼントしてた。

それもあって、夫の中で実父はお金持ちとイメージができてたみたいだった。

「え?河童と親友とかも信じてるの?だからありえないって」

「茶化すな。そこまで強情なら僕を信用してくれるまで君を叩くよ?それでもいいの?」

単なる脅し文句かと思ったら本当に20数発叩かれた。

いくら手加減されてもさすが、にそれだけ頬を張られたら真っ赤になった。

そのまま実家に逃げたら、兄も同じような状態でわが子を抱いて実家に避難してた。

私のほうは

「もう叩かないでいてあげるから戻っておいで。早く戻らないともっと酷くなるよ。自業自得になるよ」

と誰が聞いても戻るわけないような説得をされた。

兄のほうは嫁に

「反省するまで戻らないで。ちゃんと全部相続したら家に入れてあげる。子供の世話がどれだけ大変か思い知りなさい。それが罰よ」

と嫁から帰宅を拒否された。

私のほうは目に見えるDVと、悪気がないのか叩いたことを夫隠しもしなかったのでなんとか離婚。

離婚には応じてくれたけど、財産分与!と最後までお金のことでごねられた。

兄のほうは、養育実績を作ろうということで結局2年かかって離婚した。

一番の修羅場は実家に仕事から帰宅した時、顔を隠した男が家の中を漁ってるのに遭遇したこと。

すぐに外に逃げて近所の人が取り押さえてくれたんだけど、犯人は、夫の従弟の嫁兄の弟という、親族のカテゴリに入るのかどうかすら分からない相手だった。

「親族なんだから大目にみてやって」

「親族じゃないから関係ない、だから離婚はやめてやってほしい」

結局向こうも親族扱いなのか違うのか混乱してた。
元夫もその親族も、元兄嫁もその親族も、こんなことがあるまではごく普通の人だったはずなのに。

今は、兄の子に関してが懸念材料。

元兄嫁側の親族と名乗る相手や元兄嫁親から、血がつながってるんだからと暗にお金の無心電話がくる。

離婚の時お世話になった弁護士さんにお願いしたら、そういうのにもっと強い弁護士さんを助っ人に読んでいいですかと聞かれた。

あの弁護士さんも頼りになう人だったけど分野とか違うんかなと思ったり。
しんどい。

元夫も元兄嫁も優しい穏やかな人だったのに。

親父が不倫

数年前の修羅場で解決したわけじゃないけどまあ投下。

親父が不倫。

仲の良い夫婦だと思ってただけにお袋を裏切った親父に怒り心頭だった。

親父「お前は俺と来い。」

俺「嫌だ。こんな奴と暮らせない。血が繋がってるのだって嫌だ」

親父「血は繋がってる。母さんとは繋がってないけどな。だから俺と来い」

なんと俺は昔親父が浮気して出来た子供だった。

時系列としては、

親父、上司の娘であるお袋と結婚

その後浮気

浮気相手が俺を産んで逃げた

お袋は俺を我が子として育てる

戸籍上も全部夫婦の子供として俺は育つ。

不倫相手と再会同時期に親父元上司の母方祖父が死んで、親父のタガがハズれる

お袋は引き留めてくれたが、血が繋がってないのが申し訳なくて渋々親父と不倫女と三人暮らし。

この時中学生。

何かにつけ育てた人間の躾が悪いと不倫女に言われるのが嫌で無駄に優等生やってた。

親父はかなり年下の不倫女と籍入れた。

俺を産んだ時、不倫女は15か6だったが当時は年齢ごまかして水商売してたらしい。

親父は不倫女が若いかわいい前の妻は年とってると言うのを聞いて、今日こそはこいつらを刺そうと毎日思ってた。

お袋に迷惑がかかると考えて止めて、また親父の戯言聞いて刺そうと思ったりグラグラしてた。

ある日酔っ払った不倫女が俺が実は親父の子じゃないとゲロッた。

泥酔しててゲロッたことを不倫女は忘れてた。

お袋とは血が繋がって無かったが親父とも繋がって無かった。

なんでか狂ったみたいに笑った。

なんで笑ったんか今でも分からない。

遺伝子上の父親はバンドデビューを目指しながらホストやってた男らしい。

子供いらんと言われたから親父に押し付けてそのホストのとこに行ったらしい。

ホストが暴力ヒモになったから親父のとこに来たらしい。

もう一人で抱えきれなくなり真夜中にお袋のとこに行った。

会わす顔がないと思ってたがお袋は迎え入れてくれた。

一年くらいモメてたがお袋に親権とってもらった。

実は俺が親父と血が繋がってないのは誰にも言ってない。

当時はそれを言えば今度はあの不倫女と二人暮らししなきゃならなくなると思って言えんかった。

無駄に意地張って優等生やってたからか、親父はそれが自慢で養育費は出し惜しみしなかった。

自分の種じゃないのに、一浪も許して大学も卒業させたのにもし事実知ったらどうするんだろうと考える。

お袋に知られるのが怖くて何も言えてない。

俺が就職した途端不倫女がやたら連絡してくる。

不倫女は俺が知ってるとは気付いてない。

あの女はバラすんかな。

なんかもうどうすべきかどうしたいのかも分からんが、育ててくれた恩返しだけは絶対する。

こんな感じ。

 

血をはきながら料理してた

去年コールセンターでパート中に急に痰が絡む咳が止まらなくなった。

会話中に痰が出て、話しにくいのでティッシュにとってゴミ箱に捨てながら話した。

電話切って、会話中に口の横にも付いてて、みっともないな、って恥ずかしく思いながらティッシュで口元を拭き取ったら

真っ赤な鮮血!!!

最初、口から血が出るなんて思いもしないから鼻血だと思い込んだんだけど次に咳をしたら血が飛び散って

コールセンターには鬼トレーナーが居るんだけど今までどんな時も慌てた事が無い、どんなトラブルでも冷静だ、と言われている男性が

私の口から血が出てるのを見て半分パニックで取り乱したww

何故か、鼻血だろうと思いながら救急車も自宅まで送ると言われたのも固辞して早退して家に帰る迄に口にあてたタオルは真っ赤で血が滴る程出てて

子供の晩御飯を、と血を吐きながら料理をしてたら子供が帰ってきて

子供に叱られたから仕方なしに近所の内科に行ったらそのまま救急車に乗せられて即入院した

喀血の量が500CCを超えてて結構危ない量だった、と聞いてビックリしたんだけど

私が気付いてないだけで肺炎で熱は39度あったそうで喀血で医者に行くと考えられなかった時点で頭が変になってたのかも。

10日後の退院迄、全てが淡々と過ぎたんだけど職場復帰した時に私が吐いた血を携帯で撮ってた女の子が居てそれを見たら物凄くビックリした。

あれで医者に行くって考えなかった自分にその時に始めて衝撃を受けた。

 

ママ友に鉱物を盗まれた

だいぶ前の話。

だいぶ端折ってある。

遊びに来たママ友に鉱物コレクションの一部を盗まれ、

「子供も喜んでるし、少しくらいいいじゃん」

と開き直られた。

どうしても返してほしくて家に行ったら

「もうない」

と。

理由を聞くと、泥子が友達に見せびらかしたら

「こんなにキレイなものが石のはずがない。実験して確かめよう!」

とハンマーで粉砕したり火をつけたりして徹底的に破損。

「子供がやったことだから~」

とヘラヘラしててムカついた。

「泥棒したのはあんたでしょ。前科者になるか倍額弁償するか選べ」

と言ったら

「たかが石ころでしょww」

と鼻で笑って倍額弁償を選んだ。

幸いにも領収書や販売業者からのメールを購入記念に残してあったからそれらをつきつけて6桁後半を請求。

その後、泥ママは泥夫が大切にしてたバイクを勝手に売り払い、暴力ふるわれて離婚。

しかし子供の親権は泥夫に。

泥ママが

「おまえのせいだ」

と子供をボコボコにしたのが原因らしい。

(片目をほぼ失明させたとか)

ちなみに鉱物のお金は事の発端を知った泥夫が一括で払ってくれた。

泥夫から受け取るつもりは無かったけど、向こうも一歩も引かなくて。

仕方なく半分だけ頂いた。以上。

 

DQNな取引先

以前働いていた職場での話。

DQNな取引先(以降D社)があって、皆手を焼いていた。

やってる仕事はまっとうだが、担当者のA男がDQN。

口が悪くすぐ切れる。

無理難題を押し付けてきて、断るとブチ切れ。

その月の支払いを渋り(妥協点を見つけて最終的には払ってくれるが)、支払いが終わるとまたトラブル→恫喝の無限ループ。

「もうこの会社とはつきあえない」

と、どの会社もD社から手を引いていてそれでもどこからか新しい業者が参入するので、なんとかD社はもっていた。

とはいえ私の働いていた職場も(支払日の)月末が近付くと、D社との問題で毎月が修羅場だった。

そんなこんなで2年ほど取引は続いたが、いよいよもう付き合えない、切るしかないと誰もが思っていると、A男に呼び出された。

A男が担当から外れ、これからは新入社員のB郎が担当するという。

A男さえいなければ仕事じたいはスムースにいく(筈)。

しかし、そこからが本当の地獄だった。

B郎は底抜けのゆとりバカだった。

そもそもA男が担当を外れることになったのは、別の事業に異動したからでB郎は入社して、D社のことをろくにわからないまま担当になってしまった。

A男は既に別事業で忙しく、引き継ぎもしているはずだが、B郎はそもそもがバカだったのでメモを一切とっていなかったらしい。

つまり…取引で何かわからないことがあったら、うちの職場に電話をかけて聞いてくるようになった。

この電話が1日に多い時は10本くらいかかってくる。

しかしD社の担当者、C山は他の会社の担当もしているので、社内にいることは多くない。

B郎からの電話をとった人は、C山がいないとわかると

「C山さんいないんですか?何でいないんですか?いつ帰ってくるんですか?

さっき3時に戻ってくるって言ってましたよね。もう3時過ぎましたよ(3時1分)。

わからないなら、とにかくわかる人を出してください。緊急なんです。大至急です。」

と質問攻めをくらい、たいそう疲弊させられた。

しかも実際緊急だったことはない。

さすがにC山も呆れて、A男に軽く抗議したら、電話は少し収まったがほとぼりが冷めるとまたひっきりなしに電話がかかってくるようになった。

しかもそれが

「エクセルの操作方法」

とか

「ミスをしたがA男に怒られないためにどう話せば良いか」

といった、もはや取引すら関係ないものとわかり、ついに契約を打ち切ることに。

D社にC山とその上司らが向かい、契約を継続しない旨を伝えた。

事務の子が記録していた、B郎からの電話履歴(回数、通話した時間)を1ヶ月分のエクセル(A4用紙3枚分)を見せると、荒れ狂うA男。

(事前に行ってA男にも同席するように伝えていた)

B郎はC山らの目の前でA男に怒鳴られ、ガラスのテーブルにヒビが入り

「もう30にもなって何やってんだ!嫁さんも子供も泣いてるぞ!」

という発言から、見た目も中身も新卒だと思っていたB郎が30代既婚者(しかも子持ち)とわかったのが一番の衝撃だった(C山談)。

C山と上司はA男をなんとか落ち着かせ、B郎をどんだけ叩いても契約はしない、できない旨を伝え、今後は一切の電話もお受けできませんので。

と取引で使用していたデータなどを手切れ金がわりに渡して帰ってきた。

ついに社内に平和が戻った。

その夜は、D社に関わっていた皆で祝杯をあげた。

ふと思い出してD社を検索したらまだサイトはあったので、潰れてはいない模様。

B郎が、どうなったのかわからない。

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