『当たり屋親子』など 短編10話【66】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『当たり屋親子』など 短編10話【66】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【66】

 

離婚後の話

元旦とは子との面会は許可すると書面にしてる。

だから元旦と子と元義実家に行く機会は何度もあったんだ。

たまにしか孫に会えない可哀相な元義父母だし、会わせるくらいならいいか、と思ってた。

しかし、小学生には不相応なお小遣いやらおもちゃを与えるから、いい加減に頭に来たから電凸

「初孫だから可愛いのはわかりますし、物で気を引きたいんでしょうけど貰った物もすぐ飽きてしまいますしやめてもらえませんか?」

元トメ「あらいいじゃない、◯◯ちゃん(娘)は買ってあげたら喜んでるわよ~」

「だから、すぐ飽きてるって言ってますよね、耳聞こえてます?」

元トメ「聞こえてるわよ~あなたが買ってあげないから代わりに買ってるの~」

「私の両親はお宅とは違って、子育てを間違えたなんて言いませんし物ではなく、一緒に外で遊んだりして喜ばせてくれています。

そちらは子どもと遊ぶ体力がないからって張り合わなくてもいいですから。あ、稼ぎも私の父のほうがいいって前から嫉妬してましたね」

「無理して出資しなくても、どちらの祖父母が好かれているかはわかりますよね?娘は運動が得意ですから、今度運動会見に来てくださいよ」

元トメ「でも◯ちゃん(私)の親も来るんでしょ?」

「当たり前じゃないですか。私の両親と合わせる顔がないから来たくないんですか?」

元トメ「そんなんじゃないわよ!そもそもなんで離婚したのよ!うちの◯◯ちゃん(元旦)が何したって言うのよ!あんたの我慢が足りない!」

「は?聞いていないんですか?浮気と暴力ですよ。
我慢が足りないから妻子がいる身分で他所様のお嬢様に手を出したり、話し合えば解決する事でも蹴り飛ばしてお終いにするんじゃないですか?
私はお宅様のように、子育てに失敗したくありませんから」

ギャーギャー騒いでたからここで電話切ったけど、これ以来義実家に娘は顔出してないからざまあとしか言いようがない。

娘には元旦の悪口は言ってないけど、会いたがらないんだよな。

この会話の内容は誰にも言ってないし、娘が聞き耳立てられる時間帯じゃなかった。

個人的にはスカだったから、物足りなかったらごめん。

 

コトメの悪行がばれた

弟夫婦の話をひとつ。

父方の従妹が、弟嫁に対してクソコトメ化。

弟夫婦が結婚したときの食事会に無理やり割り込んできて

「弟ちゃんのお嫁さん、可愛くな~い!なんでこんなブス(決して不細工ではない)と結婚するの?信じらんない!」

と散々ケチをつけて、言っているうちに勝手にキレて暴れて勝手に帰ったことから始まってその後も現在に至るまで5年近くの間、あの手この手の嫌がらせやたかりを続けてきた。

そのたびに弟嫁子にクソコトメの父親、私や弟から見れば叔父が平謝り。

そのたびに叔母がクソコトメを庇い、クソコトメはけろっとしたもの。

私一家(弟嫁子からしてみると義実家)からも

「コトメは嫁子ちゃんに会わないようにするからね」

「怒ってもいいのよ、追い出していいの!」

と言ってきたが、本人はけろっとしたもの。

海のように心が広いのか無理させているのか、何度も何度も話し合ったけれど本人変わらず。

車で20分程度の近距離別居なので、コトメは相変わらず凸を繰り返しては叔父に連れ帰られる5年だった。

今年のお盆のある日。

お寺さんも帰り、我が家一同が揃って、のんびり夕食を食べていたら叔父に隔離されていたはずのコトメ登場。

ちょうど弟夫婦の息子のお節句が今年だったので、席の主役は弟夫婦。

孫可愛いひ孫可愛い甥可愛いと、親戚中の膝の上を転々としていた弟息子に突然コトメが

「何よ、あんたなんか生まれて来なきゃよかったのよ!ブサイク、弟嫁に似やがって!」

と叫んで卓の上にあった小鉢から煮物を引っつかんで投げつけた。

え、正直甥は弟似ですが、と思っている間に弟嫁が立ち上がってコトメの足を払いのける。

畳に転がるコトメ。

暴れるコトメの上に乗っかって、腕と足を片手で固めながら静かに話し始めた。

「コトメちゃんは、もう19歳になったね。19歳は大人だね。だから、もう私が面倒見なくていいね」

「何よ、あんたに面倒見てもらったことなんか一度もないわよ!!離しなさいよ!大体あんたg・・・」

「あれ、そのことコトメちゃんのお父さんとお母さんに話してもいいのかな?」

黙り込むコトメ。

何のこと、何なの何でも話してちょうだいと真っ青になって言う父母。

何が起こったのか分かっていない甥、叔父さん呼んでくると駆け出す兄夫婦。

畳の上で必死で暴れて網にかかった動物のように叫び暴れるコトメ。

騒然としている中で、相変わらず淡々とした弟嫁、

「コトメッェッェエエエ!!」

と怒りの雄たけびを上げながら叔父、続いて叔母が飛び込んできて、甥を隔離してから話し始めたのがこれ。

弟夫婦が結婚当時中学生だったコトメは、宿題、課題、予習復習ノート、定期試験の問題予想などすべて弟嫁にやらせていた。

そのおかげで成績は地元公立でダントツのトップ、地元トップの高校に無試験入学。

その後もすべて弟嫁に押し付け、さすがに予想問題だけではトップとはいかなかったが国立大学の推薦を受けられるほどの成績を保って、高校3年生の秋を迎えた。

……が、さすがにレベルの高い国立大学は無試験入学というわけにもいかない。

中学から5年近くも自分でほとんど勉強せず、弟嫁に頼りきり、入試が近くなっても勉強なんてしない。

当然センターもボロボロ、今更私学なんてこのコトメが受けられるわけないじゃない!と言うのを何も知らず、コトメが成績優秀だと思っていた叔父叔母教師も納得、浪人。

今年春から予備校に通っているものの、当然難関国立コース。

学力は正直中学生で止まっているのだから、今更自分で何を覚えられるはずもない。

「あのね、コトメちゃん。人間顔が悪くても、頭がよければ幸せな生活を送れるの」
「顔がよくても、頭が悪ければどん底なの。コトメちゃんは性格も悪いから絶対に這い上がれないの」

「コトメちゃんはもう、どん底の生活が約束されちゃったの。うふふ、ごめんね」

叔母コトメの悪行は知っていたものの、そんなことはまるで知らなかった私たちはポカーン。

それからも出てくる出てくるコトメの悪行、中学生頃からの、コトメがたんすや財布を漁る証拠映像まであるらしい。

うちのコトメちゃんの人生をおおおおと叫ぶ叔母に

「あら、だって叔母さんがコトメちゃんの勉強を見てやれ、それが義務だって仰ったんじゃないですか。私はちゃんと、コトメちゃんの勉強を見てあげましたよ?」

と涼しい顔の弟嫁。

コトメを張り飛ばす叔父、呆気に取られたままの私たち。

更に叔母まで弟嫁に結婚当初からたかっていたことが判明。

叔母も張り飛ばす叔父。

「叔父さんには申し訳ないことをしました」

と土下座する弟嫁に土下座で返す叔父。

カオス。

超有名大出身の超インテリ弟嫁を怒らせたばっかりに、勘当、離婚協議中で人生を棒に振った叔母コトメの話でした。

 

キチ親に慰謝料請求した

この間ガキが自転車で角から猛スピードで曲がって来て自分にぶつかった。

その勢いでガキが自転車で転んだ。

ガキギャン泣

自分自転車でぶつかったところ出血。

後ろで走ってたガキの母親到着。

うちの息子に何したと激怒。

怪我見せて説明してもそんなはず無い。

あんたが何かしたんだろ。

と警察呼ばれた。

その場で警察に説明して近くの店で目撃してた人もいたのでガキが悪いとなった。

一応車両扱いでもあるし治療費の話しをしたとたん

「子供のしたことでしょ、あんた大人何だから我慢しなさい、大人のクセに子供からお金取ろうなんて意地汚い」

って言われた。

だから

「分かりました、弁護士挟みましょう、子供のしたことだから治療費だけで済まそうと思いましたが、治療費と慰謝料をいただきます、勿論子供からお金を取るつもりはありません、責任者のあなたに払ってもらうに決まってますよ」

と言って連絡先を聴いたら教えてくれなくまだ近くにいた警察に話したところ警察が母親に注意して連絡先教えてもらった。

後日弁護士と一緒に話し合いの場を持った時、父親母親土下座。

子供のしたことだから治療費だけで良いと言ったんだから治療費だけにして欲しいとの事。

さすがに頭にきたから断って弁護士さんに頼んで帰った。

もう自分では会わず話し合いは弁護士さんに頼んで進めてる。

ごねてたけど裁判にするかと言ったら慰謝料と治療費両方払うと言ってきた。

金額はまだ決まってない。

普通に対応してたら治療費だけで済んだのにな。

当たり屋親子

家の車庫の前や左右にカーブミラーを付けてるんだけど、ある日シャッターを開けて発進前に左右確認してたら、5歳位の子供を連れた母子が左手に見えたので発進せずに通りすぎるのを待っていた。

でも車庫を伺っている様子を見せているものの動く気配がない。

気持ち悪いなあと思ったので車から降りて、車発進したいので、通るならお先にどうぞと声をかけた。

その母親は舌打ちして去って行った。

何なんだ?

と思ってたら、後日子供を使った当たり屋行為でお隣奥様に通報されたらしい。

お隣奥様が車庫から出す時に一時停止した瞬間子供が飛び込んできたらしい。

母親が慰謝料をいきなり要求してきたらしく、怪しいと思った奥様が保険金出すには警察へ連絡しなきゃと宥めて警察が来たら防犯ガメラの映像があると証拠として出して事なきを得たそう。

バレてから母親は食いぶち位子供に稼がせて何が悪いとか叫んだりドジとか言って子供を叩いていたそう。

昨日その母親が親権喪失したという話を聞いてちょっとホッとした。

 

旦那を交換しない?

まず、関係者について簡単に説明します。

なお、年齢等に若干のフェイクが入っています。

私 …30歳。結婚6年目。保育園に通う3歳の娘あり。

旦那…30歳。本屋を営んでいます。

A…29歳。ママ友その1。騒動を起こした張本人。県外から嫁に来た。結婚5年目。3歳の息子あり。

A旦那…30歳。私&旦那とは小学校からの付き合い。Aとは見合い結婚。地方銀行勤務。

B…ママ友その2。私とは中学からの付き合い。結果的にAの暴走を招いてしまう。

ママ友のA。旦那さんと私達夫婦が親しい事もあり、同じママ友のBも交えて結婚当初から仲良くやっていました。

ある休日。

私の家にAとBが子どもを連れて遊びに来ました。

ちなみに私の旦那とAの旦那は、「奥さん達に気を使う」という名目で外に出ています。

子ども達を遊ばせながら、お茶を飲みつつ雑談に耽っているとAが―

「私さんの旦那さんって、素敵よね!器用で料理も得意だし」

とうちの旦那をべた褒めしてきました。

旦那を褒められた事を内心喜びつつ、Aの旦那さんも素敵じゃないですか!と返すと―

「いや、うちの旦那は…」

と旦那への愚痴をこぼし始めるA。

私とBが黙っていると、自分の亭主sage、うちの旦那ageを繰り返します。やがて―

「私さん!一週間だけ、互いの旦那を交換しない?」

なんて事を言い出しました。その時は、ハイハイ、変な事言わないの。

と流していたのですが…

それから旦那の経営する本屋へやって来る回数があからさまに増えたA。

不倫願望でもあるみたいだ。

との旦那の証言から、まさかと思いつつAを直撃すると―

「私知っているんですよ!私さんと旦那さんの関係!」

「近親婚なんて、不潔よ!」

開き直った態度で私にそう言い放つA。

実は、私と旦那は再従兄弟同士。

私の実父と旦那の実母が従兄妹の関係で、詳細は省きますが、小学校に入る前から一つ屋根の下で生活していた間柄です。

どこからこの事を嗅ぎつけたのか…そんな事を考えているとAは親族同士の結婚なんて異常だ。

ありえない。

私さんの旦那と自分の旦那を交換すれば、正しい婚姻関係になる。

そうすれば、皆幸せになる。

などとまくしたててきました

話が通じる様子ではなかったので、いったん電話を切り、私と旦那の関係を知りつつ、Aと関わりのある人間を探す私。

すぐにBが浮上したので連絡を取ると、Bはすぐに飛んできました。

事情を尋ねるとBも困惑した様子で偶然Aと会った時に、雑談の中でAが

『私さんと旦那さんの顔立ちがどことなく似ている気がする』

と言っていたから、深く考えずに2人は再従兄妹だ。

と言った事がある。との事。

その後、Aが旦那さんに離婚を迫り、困惑したA旦那さんが我が家に駆け込んできた事で事態は表面化。

A旦那実家と私&旦那実家を巻き込んでの騒動となりましたが、最終的にはAとA旦那が離婚。

息子さんの親権はA旦那さんが持つ。という形で決着しました。

自分の旦那さんに不満を感じていたA。

隣の芝生は青く見えるの理論で、私の旦那が必要以上に魅力的に見え、そこで偶然知った私と旦那の関係。

そこから、彼女の頭の中がどうなったのかはわかりませんが、最悪の方向に突っ走らせた事は事実みたいです。

しかし、私から言わせてもらうとAの旦那さんは銀行員で収入は安定しているし、休日には家族サービスもしっかりやっていた良い夫であり、父親だったんですけどね…

Aは何が不満だったのか…

Bは自分の不用意な発言がA夫婦の離婚を招いた事を暫く気に病んでいましたが、今は立ち直っています。

A旦那も離婚のショックは大きかったようですが、私の旦那に恨み言一つ言わず、今でも親しくしてくれています。

 

フレンチでのキチママ

娘のおけいこごとの発表会で、兄がとあるフレンチの株主招待券を4枚くれた。

結構有名なお店で、とても自分の懐を痛めて行こうと思う値段ではない場所。

先生と、その場にいた娘のお友達とそのお母さんABとで、次のおけいこ事終了後に行くことにした。

娘&友達も先生が大好きなので、大興奮。

当日、なぜか呼んでもいないCさんとC娘がやってきた。

「タダであそこのフレンチが食べられると聞いて、うちも参加しまーす★タハ」

タダで食べられる訳ではない、自分たちも、子供の分は追加料金がかかる事を説明。

完全予約制なので、席すらあるかどうか分からない。

もし席があればだけど、自分の分の値段を払うなら、参加ウェルカムだと伝えると、

「タダだと聞いたから来たのに、なぜお金を払う必要があるの?アリエナイw」

しらんがな。

でも、私にはどうにもできなし、、、、、というと、

「私さん主催のパーティなんだから、責任とって一時払いすればいいんじゃないかな?後でお兄さんに請求するかどうかは、私さんの自由という事で!!」

聞いた時には自分の耳が腐ったかと思ったよ・・・

私主催のパーティじゃねえし!

払うわけねえだろ!

先生が辞退しようとするが、それは私もABも押しとどめる。

先生がいないと子供たちが悲しみます。

Aが「じゃあ、Cさんの分はワリカンにしましょうか?」

というと、

Cは「ワーイワーイ、それがいい♪それがいい♪」

と喜ぶ。

正直、子供の分3000円だけでいいと思ったのに、ワリカンするとなると、、、、、

1万円は越えないけれど随分と出費が嵩む。。。

う~ん。先生に出させるわけにもいかないし。

なんとか席も確保できて、食事もおいしく頂きました。

そして、A娘の誕生日が近かったってことで、店からのサプライズケーキ!(私は知っていたけど)

すると、Cがキーキー怒り出した。

C王子の誕生日も近いらしい。

聞いてみると3週間前。

誕生月ではあるだろうけど、ずいぶんと遠いな・・・

Cがギャーギャーうるさいので、店の人に申し訳ないけど、もう一つケーキを出してくれないか・・と聞いてみた。

すると、ケーキを出すのは可能だが、A娘に出したケーキはパティシエの力作で時間がかかっているし、今はそれを作る事は不可能との事。(後で聞いたAさん大喜び)

同じものでなければなんとかソレっぽいものを提供してくれるというので、お願いした。

材料や手間暇は最低でいいので、適当に派手にしてくれればいいから、、、と。

で、C王子の分のケーキ到着、Cも満足。

ということで、お会計。。。。。

明瞭会計のはずがここで問題。

Aさんの提案

「Cさんの分はワリカンにしましょうか?」

を、Cは、

C+C息子の分を、私とAさん、Bさん、先生でワリカンにする案だと思ったらしい。

ど、どんだけ脳みそが腐ってんだ。

そんな事あるわけねえだろ、と言って、C息子の分は招待券子供価格分をCが払う。

Cの分を、私・A・B・C・先生でワリカンにする事を説明。

(先生は払うと言っていた。)

それをCはその計算の仕方はおかしい、と主張。

「CとC王子の分」

を、

「私・私娘・A・A娘・B・B息子・B娘・先生・C」

でワリカンにするべきだという。

もう意味が全然分からないよ・・・・

私ABはテーブルの下でメールのやり取りをして、兄と先生がOKなら、ここでCは叩き切る事に決定。

兄・先生ともにOKをもらったので、店に話をして、C以外の会計を済ませて、私たちは帰ることに。

お店のほうには迷惑をかけてしまいました、すみません。

 

車を試乗したお客

高卒後の就職先であった出来事。

大手の、車の販売会社が高校経由で事務を募集していたので、応募して、私は受かりました。

何故か初日から店舗の販売に回されましたが。

ある日、スーツ姿の営業風サラリーマンが来店。

こちらに名刺を差し出し、車の試乗を希望しました。

通常、試乗してもらう時はこちらの指示するルートで運転してもらうことになっているのですが、このお客さんは初めの指示から暴走。

走行中に何度戻って下さいとお願いしても店舗からどんどん遠ざかり、インター付近になると笑顔でこのまま高速乗ってドライブしよーかとか言う始末。

試乗前は彼氏いるのかとか聞いてきた客だったので、初めから車買うつもりがないのは伝わってきていたから、助手席で帰るようにお願いしてた時は本当にこのまま高速道路に乗られるんじゃないかという恐怖で生きた心地がしませんでした。

まさかと思いつつも拉致監禁って言葉が脳裏をよぎったしね、理屈が通らない相手と対峙してるみたいでなんか怖かったんだよ、高卒の小娘には。

なんとか1時間後に無事帰ってこれたんだけど、もう少し帰るのが遅かったら警察沙汰にしようと思ってたと、店長が言ってました。

以上走る密室での、ささいな修羅場でした。

–後日談–

名刺は聞いたことがない会社で、どんな会社なのかは判断できないものでした。

このお客が来店されたのは平日の二時~三時頃のあいだで、ほとんどのお客様が車で来店する中、徒歩でみえた方でした。

身一つでこられたお客様だったので、試乗→店員ごと車強奪、されてもホントおかしくなかったと今でも思います。

 

姑の心得ノート

長男を出産して退院した頃、近距離別居のトメさんがノートを私に差し出して

「嫁子ちゃん、コレ。○○家に伝わる心得なの。目を通しておいて」

と言ってきた。

優しくてちょっと天然で五十代なのに色々可愛いかなりの良トメさんだったし、長女出産時には大はしゃぎで孫フィーバー(迷惑とかはほぼ無し)してくれたから、すわ跡取り男孫フィーバーで嫁イビリ開始かと脳内が修羅場になって完全に固まってしまった。

神妙な顔をしてテーブルにノートを置いてそそくさとトイレに行ってしまうから、恐る恐る開いてみる。

ノートのページに古いメモ帳、というか和紙みたいなものが貼られていて、旧漢字を交えた達筆のギリギリ読める筆文字があった。

(大まかに意訳)

一つ、嫁のした事に逐一文句を付けると、息子にも嫌われる

一つ、嫁がしていない事も嫁のせいにして苛め抜くと、息子に殴られる

一つ、嫁の粗を探して嗅ぎ回り、付き纏うと旦那に殴られる

一つ、…

初めの一ページにドーンと、嫁に嫌われないための○箇条が続きには他にも生活の些細な知恵などが数ページに渡って書かれていた。

昔の知識過ぎて今は解釈が違うものは欄外に注釈がしてある。

和紙のページ以降は和紙に書いていない生活の役立つ豆知識っぽいことがノートに直接綴られていた。

緊張がどっと解けてふと廊下を見ると、トイレから戻ったトメさんが私の方を部屋の入り口から心配そうに見守ってる。

「あの…嫁子ちゃん、私その通りに出来てるかしら…?」

もちろんトメさん大好きですと伝えるとすごくほっとした顔された

詳しく話を聞いてみると、トメさんは結婚した当初に大トメさんからこのノートを受け取ったらしい。

大トメさんはそのまたトメさんから、この貼ってある和紙を受け取ったんだとか。

この和紙を書いた大トメさんのトメさんは嫁時代、それはもうねちねちねちねちといびられていたんだとか。

時代も時代なだけに逆らうことも出来ない当時嫁さんが鬱憤を抑えるために書いたんだという。

実際には殴られたりなどの暴力沙汰は一切なかったと聞いている。

そして時代は移り大トメさんが嫁に来た時、ああはなるまいと昔書いた紙を引っ張り出して大トメさんに渡して

「私がここに書いてあることをしたら叱ってちょうだい」

と話した。

その後大トメさんとそのトメさんは良好で、大トメさんはその紙を大切にノートへとスクラップしてまたトメさんへと渡して

「私が~」

と言い、とても良好な関係を築けたとか。

よく見てみれば、歴代のお嫁さんに主に生活の知恵ページを使い込まれてかなり古い…

本来なら私たちが結婚した時点で渡すべきだったんだけど、大トメさんは私たちの結婚前に病気で亡くなってて、本当の母子以上に良くしてもらった思い出が詰まっていたのでつい渡しそびれてしまったそう。

けれどうちに長男が生まれて嫁子ちゃんもいずれは姑になる、代々受け継いだものを途切れさせてはいけない!と決意したと。

有難く受け取り、スキャンして内容をコピーした物を後日トメさんに渡したら涙ながらに喜ばれた。

今はまだ小学生の息子のお嫁さんを考えるのは気が早いけど、糞トメと呼ばれないようにしっかり受け継いで行きたい。

他の方に比べたら随分些細な修羅場ですみません。

一人だけ休日に早起きしちゃって暇だったので書いてみた。

フェンディを借りパクされた

去年の秋に義弟嫁が結婚式で使いたいからとフェンディ貸したの思い出したわw

父親が買ってきてくれた全然趣味じゃないものだからすっかり忘れてたw

まだ帰ってきてないけど、今更催促しにくいな・・・

正直一度も使ってないし、執着もないんだけどこのスレ的に面白そうなので、今週末実家で義弟とうちで集まった時さり気なく聞いてみるわ。

面白い展開になったら報告するけど、そのままあっさり返してくれたりしたらそのままスルーでいくw

–後日投稿–

前に、去年の秋に結婚式にいくからと義弟嫁に某ブランドのバッグ貸してそのまま忘れてたってこのスレでちょっと書かせてもらったんだけどその後、ちょっとだけ報告していい?

今月頭に義実家で義弟夫婦と私たち夫婦と義妹夫婦が集まったので、そこで義弟嫁に

「そうそう。去年貸したバッグ返してもらっていいかな?5月の結婚式に妹があれもって参加したいっていうからさ~」

と言ってみたら一瞬驚いた顔して、次の瞬間しれっと

「やだー、義兄嫁さん、あれ返したじゃないですか~」

と笑顔で言われた。

だから、返してもらってないしその時一緒に持って帰った王家の紋章全巻(当時)返してって言ったら義弟がちょっとびっくりした顔して

「王家の紋章って嫁が大人買いしてきたって言ってたんですけど…つか、去年の引越しの時ブックオフに売っちゃって…」

いやいやいや、あれ私が小学校の頃から集めてる奴だから、勝手に売るなよ!

正直、ブランドバックより悲しかったです。

義弟嫁は焦って

「漫画はちょっと勘違いしちゃったかも。欲しいならブックオフで買ってかえしますよ(ニッコリ)でもカバンはちゃんと返しましたよ(さらにニッコリ)」

と話にならない。

でも、義母が

「本当に返したの?勘違いしてない?ブランドバックとか高いんでしょ。

お金のやり取りと同じようなものだから、お互いに勘違いしてないか確認しあったら?

ほら、義弟嫁子ちゃん。いつ借りたの?

…そう、で、いつ返したの?

年末?年末は義弟嫁子ちゃんは実家に帰っててこっちにいなかったでしょ。

年始?年始は義兄嫁子ちゃんと会ってないんじゃないの?

話がおかしいわよ?本当に返したの?」

…と間に入ってくれて、しどろもどろ言い訳する義弟嫁を追求してくれた末

「今日帰ったらもう一度だけタンスの中や押入れの中確認して、本当に入ってないか確認してみたら?

返したつもりで返してない可能性もあるしね。

あと、借りた本だからって中古で返すのはどうかと思うわ。新しいのかって返しなさいね」

と言ってくれた。
でも、その後、待っても連絡が来ず、こちらから義弟にメールを送ると(義弟嫁のメアドは知らない)義弟が

「一度謝りにいきたい」

と返事をよこした。

で、やっと先週の土曜日に義弟が新しい王家の紋章もってお詫びにやってきた。

ブランドバックについては…

こちらも既に売り払った後まったく同じものは中古で探したけれど手に入らなかったし、新品は高すぎて手が出ない妹さんには申し訳ないけど、中古を何とか手に入れるので謝って欲しい、といわれた。

何故義弟嫁が来ないのか、

と聞いたら、義弟嫁は自分から売ったことを白状したものの

そもそも大事にしてないんだから私が使ってあげたほうがバックのためにもよかったし半年以上気づかないのに今更返せという義兄嫁がおかしい、

と逆切れした上自分のお金は1銭も出さないし頭も下げないプライドが許さない、

と言って実家に逃げた、ということ。

とりあえず義弟が自分の小遣いから漫画を買って、質屋とか回って中古のカバン探したらしい。

その後、旦那と二人で飲んでたけど、どうも義弟嫁は金遣い荒くて生活費全部渡してたら貯金が空っぽになったので、昨年から義弟が一定の生活費だけ渡してそれでやりくりするように、という話になったところ

義弟嫁が自分の妹から借金して義弟に返済してくれ

と連絡がきたり、家のもの(義弟のゲーム機とか)を勝手に売り払って換金したりするトラブルが何度か起きて現在離婚も考えているらしい。

それならそれと教えてくれていればよかったのに…と思うけど安易に

「親戚だから」

とブランドバック貸しちゃった私も悪かったんだしブランドバックはもういいから、と言う話になった。

多分本当に離婚すると思う。

思わぬ展開になってちょっとびっくりしたけど、まあ、こういうことになりました。

あ。あと書き忘れたけど義母の追及についてなんだけど、どうも義母も義弟嫁に借りパクされてるらしい。

義母は安物だし別にもういいよ、ってスタンスなんだけど私の貸したのがブランドバックと聞いて、さすがに金額が大きそうなので話を大きくしないようのに、でも有耶無耶にもしないように、という感じで立ち回ってくれたみたい。

具体的に何を貸したのかは教えてくれないけどもしかしたら義妹とかからも借りてるかも、とちょっと怪しんでる。

 

トメの策略

子の安定期記念に書いてみる。

新婚早々ウトが亡くなってしまい、大トメ(ウト母)とトメの二人暮らしになってしまって男手がなくて心配と義実家からの同居コールを受けて同居開始。

旦那は同居しなくてもいい、俺が時々見に行くからって言ってくれたけど、新婚お花畑の私は

「お義母さんとお義祖母さんに色々教えてもらったりして好かれたりしちゃってデュフフ」

と素敵な同居生活を夢見て即OK。

けど現実は旦那が居ないと威張り散らし命令ばかりで家事しないのに文句三昧の天麩羅トメ、軽く痴呆が始まってて幼児返りみたいな状態で既に子供がいるかのような世話の入り用の大トメがいて、奴隷としての素敵な介護生活がスタート。

(※第一脳内修羅場)

大トメはそのうちに世話をせずに行動に制約ばかり付けて遊んでくれないトメを嫌い、元々おばあちゃんっ子で良い嫁キャンペーン中で色々昔の遊びを一緒にする私に心を開いてくれるようになった。

それが気に入らないのか一気に嫁いびりは加速し、徐々に良い嫁キャンペーン終了期間が迫る私は一応旦那に報告、大トメだけ引き取って別居するかとか話し合い。

しかし元は大ウトメの物だったこの家から離すのは可哀想だし、まだ我慢できるからと私が決心して、どうしても無理なことがあったらちゃんと話すという約束で継続決定。

そんな中、大トメの中ではおどかしっこが大ブーム。

私が家事をしている背中からそーっと近付いて、私が気付かないと軽くわっと声を上げて驚かせ、私が気付くとわっとされる前に振り返って逆にわっとして驚かす、みたいな感じです。

伝わるかなコレ…

で、風呂掃除中にそーっと戸を開ける音がしたんで、

「お、来たな(゜∀゜)フハハ」

と気配が近付くのをギリギリまで待ってから振り返って

「わっ!!」

と声を上げた。

風呂場だったので予想以上に響いた。

その瞬間、

「ギャアア!!」

と背後の人物が悲鳴を上げて仰け反り、濡れたタイルで滑ってひっくり返り、ガラスに頭から突っ込んでガラスが割れた。

あまりの事に私は呆然、気絶してるっぽいのはよく見ると何故かトメ。

え?え?と数秒フリーズしてから慌てて救急車呼んだ(※第二脳内修羅場)けど、状況説明中に段々アレ?と思い始める。

大トメは今まで風呂場まで来た事はないし、他の部屋で戸を開ける音を潜めたりまではしてなかった。

(多分私が気付いて驚かし返されるのをちょっと期待してた?)

何よりトメは何故か夏場は普段はかない靴下を履いてスリッパを脱いで足音消してるし両手にはなぜかキッチン用の手袋してる…

説明している間に

「大トメとの遊びを利用して、大トメのせいにして私に大怪我ないし○そうとしたんじゃ」

と気付いてしまい、心配する気持ちがドンドン冷えてって病院ついたら付き添わずに即効旦那にメールして帰っちゃった。

大トメが心配だったし。幸いにも大トメは耳が遠い+事が起きた時はお昼寝中だったのか帰った時にはのんびり縁側で涼んでいて、風呂場を片付けてからおはじきでキャッキャと遊んで携帯は放置した。

私に代わって病院に行った旦那は夜に憤怒の表情で帰宅し、トメの自供を伝えてきた。

ほぼ私の推測通り+大トメを傷害の犯人にして施設に入れたかったんだと。

おばあちゃん大好きな旦那は母の悪魔の所業に涙ぐむほどに色々複雑な表情で、念のため入院だというトメの荷物をまとめ始めたので手伝った。

トメ実家に事情を話して退院と同時にトメは強制送還決定。

見送りという名の本当に引き取られたかの確認にいった旦那曰く、般若なトメ姉ズに引き摺られていったそうな。

その後は抜け出したトメの襲撃を掻い潜りつつ大トメを最期まで介護で看取り、旦那の転勤に合わせて実家を処分して住所を告げずに引っ越し。

生活が落ち着いたところでやっと子供が持てそうで幸せです。

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