短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【79】
金持ってさっさと帰れ
昨日、義両親の実家ですごい光景を見た(ちょいフェイク有り)
前提として俺の嫁さんは三姉弟の真ん中、長女さんが婿さんとって実家暮らし。
末っ子の弟さんは都心で一人暮らし。
義両親と義姉さん夫婦&子供とは仲良くやってるけど、義弟さんは正月くらいしか会わないんで印象が薄く職業とかどんな暮らししてるか突っ込んだ話はしてなかった。
割と愛想のいい大人しい人なんで好印象ではある、くらい。
義両親側の親戚とかはさっぱりわからん状態。
俺はGWずっと仕事だったんで、先週末から代休を四日貰える予定になってた。
週末に重なるし、嫁もシフト制のパートなんで休みを合わせて、
子供連れて義実家に顔出そうぜ→義姉さん「じゃあ私がご馳走作るからお客さん気分で羽伸ばしに来なよ!」ありがてえありがてえw
義両親「末っ子に連絡したらあいつも来るとか言ってるw 正月でもないのに珍しい」
ここまでは、賑やかな休みになるなあ、楽しみだなあとか思ってた。
んで俺家族が義実家に着いた日の午後に義弟さんも着。
すると夕飯後になぜか俺が義弟さんに呼び出される。
義弟さん「義兄さんって、俺んちの親戚の話しとか聞いてるっけ?」
俺「いや、あんまり?」(嫁さんから付き合いのない親戚がいる、くらい)
義弟さん「実は父ちゃんの妹ってのが金遣いの荒い糞婆で、祖父母が亡くなるまで迷惑かけてさ。何年か前に父ちゃんが絶縁宣言したんだけど今でも俺とか姉ちゃん(長女さん)に金の無心して来たりで、すげえ迷惑なんだよね」
俺は、口調も大人しい義弟さんが「糞婆」とか言ったのにびっくりしたけど本当に嫌な親戚なんだな、ってのは顔を見てわかったんで黙って聞いてた。
義弟さん「実家にいるわけでもない義兄さんと姉ちゃん(こっちは嫁)に迷惑かけたくないから連絡先も教えてなかったけど、いつそっちに突撃するかわからない。だから、今度こそ書類を交わして絶縁したい。手切れ金も用意した。んで明日伯母さんと旦那が来るから、ドタバタするかも知れないけど驚かないで」
俺「お、おう…わかりました」何故か敬語になる俺。
そして運命の日曜日、義父さんの妹夫婦と初対面するも挨拶すらなし!
俺氏と義兄氏(婿さん)完全に空気のまま義家族間で大口論勃発!
(ちな子供たちは二階に避難)
糞婆夫婦、想像以上の糞だと判明!
俺氏と義兄氏、部屋の隅っこでガクブル!正直逃げたかった!
しかしその時、歴史ならぬ義弟さんが動いた!
義弟さん「何度も言ってるけど、うちら家族にあんたらを援助する義理はない。じいちゃんの貯金まで食いつぶしておいて葬式や墓石には一銭も出さなかったろ。父ちゃんはこの通り絶縁覚悟だし、俺たちきょうだいもあんたらのことは他人だと思ってる」
糞婆夫婦がわーぎゃー言ってるけど動じぬ義弟さん!かっこいい!
義弟さん「ただまあ、おばさんたちも子供がいないし将来が不安なのはわかるからこっちで手切れ金を用意した。受け取って縁を切るなら、こっちの書類にサインな。今後うちらに近づくような事があったら、うんたらかんたらで弁護士入れるから」
(俺氏、動揺のあまり台詞をほとんど覚えていないすまん)
これまで糞婆夫婦が義祖父母さんにタカってた金額とか勝手に持ち出した貴金属とか全部調べて一覧にしてあるらしく糞婆夫婦グウの音も出ない!義弟さん抱いて!
糞婆「手切れ金なんて言うけど、はした金じゃ納得しないよ!」
義弟さん「どんだけ欲しいんだよ」
なんか色々言ってたけど、義弟さんが「だから金額言えよ」と言うと
糞婆「一千万は貰わないと」
俺氏と義兄氏、完全に目玉が何処かへ行く。
義弟さん「あ、そんなもんでいいんだ? じゃあサインお願いね」
俺氏と義兄氏、しばし意識が途切れる(本当に二人で肩寄せ合ってたw)
半信半疑な顔で署名捺印拇印まで押す糞婆夫婦。
書類(どんな文面なのかは不明、つか見せてはもらえんかった)を予備も含めて糞婆夫婦と義両親、義弟さんで封筒に入れて分ける。
糞婆「で、お金はいつ貰えるの?」
義弟さん「あ、用意してあるよ(にっこり)後で難癖つけられても嫌だから用意した三千万全部持って帰っていいよ(一泊置いて)ほら、さっさと帰れよ!もう二度とツラ見せんな!」
現金三千万円ってすごい束になるんだね…俺初めて見たよ…
糞婆夫婦も束になってる現金の威力に声も出ないらしく、あれよあれよという間に追い出されて、嫁さんと義姉さんが玄関に塩撒いて終了。
義両親さんが
「本当にすまん、義弟ちゃんありがとう、これで両親(祖父母さん)の墓に堂々とお参りできる」
って義弟さんにお礼を言ってる辺りで俺氏意識を取り戻す。
これまでのいきさつとか詳しくは聞けなかったけど、義父さんが「飲もう!」と言ってみんなで祝杯を上げた。
昨夜聞いたところ、三千万は義弟さんが個人で用意したらしい。
あと、祖父母さんも亡くなるまで糞婆のことで頭を痛めていたらしく娘をあんな風に育てたのは自分たちだから、お前はいつでも縁を切って自由に生きろって義両親さんに繰り返し言ってたようだ。
とにかく義弟さんの格好良さにしびれてしまい、俺と義兄さんは
「あんたすげえよ!」
ってなったんだけど、
義弟さん「いや、義兄さんたちに迷惑かけたくなかったし変なとこ見せてごめんなさい」
とか言っててもうどこのぐう聖かと。
名残惜しかったけど休みは今日までなんで帰って来て、これからはうちら夫婦が(というより俺が)義弟さんが安心して一人暮らし満喫できるよう迷惑かけんようにがんばらんとなあ、と思った義弟さんの武勇伝でした。
–後日投稿–
義弟さんは贈与税とかもちゃんとしてたっぽいよ(この辺フェイクっつうか俺自身がよく知らんのだ)
かなり以前からの計画で、俺たち夫婦が実家に帰る頃に合わせて行動に移す予定だったみたいだね。
また来た場合は書類でなんとかすると言ってたし、俺も証人として全面協力する。
つか、どうやって糞婆夫婦を呼びつけたのかも不明だし義弟さんあまり話さないたちだから、俺からはこのくらいしか話せん。
本当にすまん。
でも周囲には話せんからここでぶちまけさせて頂いた。
嫁さんに書き溜め文は読んでもらって、微妙に変えたところもある。
そんじゃ以上で! スーッとしなかったら申し訳ない!
血のつながり
俺とオヤジに血のつながりがない事を俺は知らないと両親が思ってた事。
結婚したい子が出来た、とオヤジに言ったら数日後「大事な話がある」と言われ家族会議になった。
今までにない、真剣な顔で
父「実は、俺と…俺と、お前は血のつながりがないんだ。。」
俺「…うん、知っ、、」
父「でもな!でも!父さんは、いつだってお前を本当のムスコと思ってきた!」
俺「いや、うん。だから、知っ、、」
父「お前は、俺のムスコだぁぁぁぁ!」
父、涙目。
母、号泣。
俺、呆然。
父「うん。わかるよ、いきなりこんな事言われたら。。混乱するよな…黙ってて悪かった。うん。父さんが悪かっ、、
俺「知ってるよね?俺」
父「うん、そうだよな、、、あ?」
俺「いや、だから俺。それ知ってるよ」
父「え?」
俺「え?」
嘘みたいだけど、本当の会話。
リアルで「え?」を言い合うとは思ってもみなかったw
オヤジは、母親と結婚する前うちの隣に住んでた。
3才くらいの時、母親に
「たーちゃん(オヤジ)が、パパになったらあっくん(俺)はどう?」
と聞かれたのを覚えてる。
俺は、確か「すごく嬉しい」みたいな事を言ったはず。
それを母親に言ったら、
「だって、、、あっくん小さかったし。絶対覚えてないと思って。。」
と泣かれた。
オヤジは、そっか。知ってたか。
知ってて一緒にいてくれたのか。
と泣いた。危うく俺も泣きそうになったw
トメの毒電波
私と夫は結婚して10か月。
結婚前は遠方のせいで会った回数が少ないというのもありトメの毒ぶりに全く気が付きませんでした(ウトは病気なのとやや痴呆が入っていて施設にいます)。
結婚してからも数か月は本当に平和で何度か義実家に泊りがけで行ったりしても特にいやな目に合うことはなかったです。
しかし夫が転勤になり、私も妊娠に向けて準備しようかなと思い退職&義実家の隣県に引っ越しして専業になると
「もう逃げられないだろう」
と思ったのか毒電波を発信し始めた。
まず「子作りどう?うまくいってる?」というメールが数回届き素で「?」と思ってまるっと無視してたら夫がいない時間を見計らって「子供はいつできるのか聞きたいんだけど」と電話がかかるようになった。
ちょっときもーと思ったけどこれもテキトーに流して無視。
そんな中、2か月ほど前に義実家側で法事があり、私と夫はそろって参加。
法事の施設の水屋でトメとお茶の用意をしていたらトメが用心深くあたりをうかがってからそっと部屋のドアを閉め、私に向かって罵詈雑言を浴びせてきた。
(内容は孫はやく作れとか、孫の出来具合(w)は言われる前に教えるものだろとか、息子(夫)にたかってるくせにとか、私の親を悪く言った後「嫁に来させてやったのに」とかそういうこと)
とりあえずその場は
「トメさん大変ですねー(頭が)www」
「天気(とお前の性格)悪いですねーwww」
とか言って流し法事が終わると夫に報告。
夫はすぐに私の話をわかってくれて
「トメを〆る。暴言吐いてる現場を押さえよう」ということになった。
法事の3週間後くらいに、トメ、コトメちゃん家族、うちでBBQしようという計画があったのでその日に合わせてちょっとした作戦を決行。
まずBBQ道具があるトメ宅にみんな集まることになってたのでそこで私とトメが道具や食材準備の名目で二人きりになるようにする。
だけど夫がドアの陰に身を潜めておいて暴言を吐き始めたら〆る、という段取り。
トメと私が台所で食材詰めるからみんな先に会場に行ってて~と誘導しうまいこと私 トメ (隠れた夫)という場面を作り出すことに成功した。
するとやっぱりトメが暴言を吐き始め、いいぞいいぞと思っていたらなぜか夫が隠れていたドアじゃなくてお勝手口がバーーーンと開き(めちゃくちゃビビったw)そこに仁王立ちしていたのは近所に住むトメ姉。
このトメ姉はトメと年がだいぶ離れていて、トメ親が早くに亡くなってしまうと自分で働いて自分とトメの学費出しながら家事をこなしていたスーパーウーマン。
トメ世代には珍しく女性なのに国立の某大学を出ており、経験も知識も豊富。
夫さんに先立たれて子供も全員巣立ったが今でも家の中のことを自分一人で回し、町内の敬老会会長を務めていて人徳もある。
トメにとっては親も同然の頭が上がらない存在。
この日はたまたま自家菜園でとれた野菜を届けてくれてこの場面に遭遇。
このトメ姉が
「これっ、トメ子!! 私はトメ子に人として恥ずかしいことを口にするような教育はしとらん。私に泥を塗るつもりか。ちょっとこちらへきてお坐りなさい」
と一喝。
あとそのトメ姉の後ろに
「遅いから様子を見に来た」
というコトメちゃんもくっついていて
「お母さん、嫁ちゃんに何でいじわるしてるの? さいてー!!」
と一言。
トメ姉は私に向かって
「本当にごめんなさい。トメ子はともかく夫くんやコトメちゃんのことは嫌いにならないでねトメ子は良く叱っておきますしこれからは私が目を光らせておくから」
それから
「トメに向かって言いたいことや、何かほかにあればお詫びもしたいので話して」
と言われた。
私は夫の了解取ってから今までの事情を簡単に話し、あとはコトメちゃんたちとBBQに行った。
BBQが終わり、道具をトメ宅に戻しにいったら茶の間で背筋をびしっと伸ばしてトメを見つめるトメ姉と、枯れたヘチマみたいに萎れているトメがいたので
「お世話様でしたー☆」
と言って帰ってきた。
あれからトメから正式に謝罪があり、トメ姉は取れたての野菜を送ってくれるようになった。
トメ姉宅にお礼に行くついでにトメ宅をちらっと覗くけどトメは私たちの顔を見るとびくっと姿勢を正すようになったよ。
ゴミ仕分けおっさん
今住んでいるマンションに越してきて町内会と揉めた話。
3年ほど前になるんだけど、仕事の都合で今住んでいるマンションへ越してきた。
不燃物の回収について不動産屋からは
「すぐ近くのドラッグストアの前が回収場所なのでそこに出してください」
と説明を受けていた。
それからずっと不燃物はそこに出していたんだけど、去年の夏の終わりくらいになって急に不燃物を出す際に「町内会カード」と言うものを見せるように言われた。
不燃物の回収の日は町内会の人達が仕分けをしているんだけど、その中にOと名乗る50過ぎのおっさんがいた。
「あのねキミたち、町内会費を払ってないやつらに不燃物を出させるわけにはいかんのよ」
といきなり言い出した。
こっちは共益費から町内会費を出していると思っていたからマンション名を告げて確認してもらおうとしたが話をまったく聞いてくれない。
町内会費を払ってなくても、そこで回収費用の300円を払えば回収してくれるという事は以前マンションの前に住んでいる元町内会長さんから聞いていたので
「では回収費用の300円払いますね」
といっても無視。
自分が他の役員さんに話を聞いてもらっている間も、やってきた若い人や学生っぽい人には高圧的に
「今回は仕方ないけどね!出したかったら金を払いなさいよ!」
と怒鳴りつけている。
そのくせ金髪でスウェット、いかにも・・・なやつがボロいオデッセイで不燃ごみを大量に持ってきても遠巻きに見ているだけで何も言わない。
こちらに戻ってきたOは、他の町内会の人たちを3人ほど集めて自分と彼女を指差してため息をつきながら、
「はぁ、こいつらどうします?wwww」
と他の役員に意見を求めている、その態度にカチンときたので少し問い詰めてみた。
「今まで一度も会費の徴収にもこないのはなぜですか?」
→「キミのマンションはオートロックだから」
「面倒だからこないってことですか?だったらなぜマンションの大家に話をしないんですか?」
→「そこの大家さんはこの地域に住んでいない」
「大家さんが住んでなくてもそこに住民がいるのだから説明するのは当然ですし、今まで2年ほどは何も言われていません」
→「それはウンヌンカンヌン」
「それにここで回収費用の300円を支払えば不燃物を出せると以前この地域の方に伺っています」
→「そんなことはない、そいつがおかしい」
「じゃあどうしてさっき車で持ってきてた金髪の人には何も言わないんですか?」
→「そんな人は見ていない」
明らかに近くにいたのに見てない、知らないといいだすOにあきれてしまった。
「見てないって、随分と都合のいい目と耳をしてらっしゃるんですね?あんなに遠くにいる気の弱そうな学生には走っていってまで怒鳴ってたのに」
ココまで言うとOはまたため息をつきながら
「もう二度とお前らからのゴミは受け付けない、覚悟しろよ」
と捨て台詞を吐いてどこかへ行ってしまった。
他の役員さんがため息をつきながら、折角持ってきたんだし不燃物を預かってくれた。
「あの人はいつもあんな感じなんだよね、一々敵を作ってくれるから町内会も人が減っちゃって」
彼女は泣きそうになっていたが自分はOの言う事が許せなかったので、すぐに不動産屋に連絡。
不動産屋は
「おかしい、一度問い合わせるから」
と言い電話を切った。
そして昼に元町内会長さんのお宅へ相談しに行った。
インターホンを鳴らすとニコニコしながら出てきて、他愛ない話をしてから本題に入った。
するとどうも自分達が帰った後に回収の手伝いに行っていたらしく、そこでOからいかに自分達が悪いかを散々聞かされていたらしい。
「そうか、君やったか・・・詳しい話を教えてもらえる?」
というので詳しく一部始終を話した。
「Oと言う人が~と言うような事を言うんです。それと元町内会長さんの事を頭がおかしいと言ってました」
と伝えると温厚な顔が見る見る赤く、ブチキレていくのがわかる。
すぐに会長を含めて話をする、また明日の来てもらってもいいか?と聞かれたのでOKしておいた。
どうやらすぐに会長と元会長、そしてOと他の副会長で話をしたようだ。
Oはこっぴどく怒られたようで、次期会長を狙っていたらしいけど町内会から追い出された。
どうも自分達以外にも苦情が来ていたらしく、他の会員も嫌っていたのですぐに話は済んだ。
元会長はこの地域の大地主で、力もあるためOは逆らえずしぶしぶ言う事を聞いたらしい。
それから1週間ほどして犬の散歩をしているOに絡まれた
「どうして余計なことを言う!お前のせいで!」
と詰め寄られたので文句を言った。
「人を見ないとケンカも売れない、自分の好きなように事実を捻じ曲げるような人にとやかく言われる必要は無い」
「あ、ちゃんと町内会費払ってくださいね?ゴミだけは出させてあげるって言ってましたよ?あと不燃物の日は町内会カード忘れないようにお願いします」
と言ったら殴りかかってきたので素直に殴られておいた。
勿論すぐさま取り押さえて大声で警察を呼んでください!と叫び通報してもらった。
警察に町内のトラブルには気をつけて、といわれとりあえず帰された。
ちゃんと調書も取ってもらって診断書も貰い、傷害罪で立件して貰うように伝えた。
その日にOの息子からどうか示談に、傷害罪だけは取り下げて欲しい、と言う話をされそこで初めてOが市役所の人間だと知った。
自分は取り下げる気はなかったので
「じゃあ200万で示談にします。こちらは取り下げる気は無いのでこの金額以外では妥協しません。弁護士を立てていただいてもいいですよ」
と伝えた。
すると翌日Oと息子が200万を本当に持ってきた。
言っておいてなんだけどすごくビックリしてしまって、目を点にしていると息子がこれでどうか・・・と言った。
勿論そのまま受け取って逆恨みされてもいやだし、変なことを言われてもイヤなので念書を書いてもらった。
内容は、自分たちには二度と接近しない、これは正当な示談であるので不服は無い、もし逆恨みして何かした場合容赦しない、という念書にサインをしてもらった。
その後Oは息子の家に引っ越したらしく、家は貸家になっていた。
けど今でも気に入らないのは、一言も
「すいませんでした」
と言葉をOから聴いていないこと。
最後は個人的にスカっとしないんだけど、大勝利ではあるかなと思ってる。
トメの化粧
こないだ義実家がものすごい修羅場になった。
まず前提として
私…生まれつき片耳が難聴(手術したので全く聞こえない訳ではない)
夫…仕事先で出会って話が合う、聞こえなくても気にしない!と言い切った漢
ウトメ…私を欠陥品、出来損ないと親の仇かってくらい罵ってくるクソジジイ&クソババア
ただし私の実母・実父の前では良ウトメを演じている
(義実家にて同居中。夫はウトメの中傷を知って別居だ別居!と激怒中)
その別居云々の話し合いのため、実母実父を交えた食事会が開かれた何時に○○という店で待ち合わせ、という形で私は一時実家に戻り両親の意見を取り纏めていた そこへ先に夫が現れる。
私「ウトメは?」
夫「ちょっと待ってもらってる。いいか、絶対に笑うなよ」
私「?」
何だろうと思っていた先にウトメ参上、私瞬間的に爆笑 夫はウトメから目を逸らしている。
なぜならウトは不自然なカツラ、トメは厚化粧に更に化粧を重ねたみたいいな。
とんでもない化粧(バカ殿みたいな口紅の塗り方だった)
二人とも気合いを入れてきたんだろうというのは分かるが…分かるが…
普段の姿を知ってるだけにもう死ぬんじゃないかというほど笑った。
「お前、自分に欠陥あるって分かってんじゃねえか。
おめーらの残念な頭の方が欠陥品じゃねえか。
ババア、ブサイク隠したい一心でその化粧かよ センスのなさは欠陥レベルだな」
というような事を笑いながら言った。
(そのまま台詞に起こしたらVIPPER並に草生えてたと思う)
夫は最初こそ私を止めるそぶりを見せていたが自分の親の変貌ぶりに耐えきれなくなり
「こ、こらよせよブフフフ」
と笑いが噴き出し終いには爆笑に発展していた。
そしてウトメが怒って言わなきゃいいのに「欠陥品」を連呼し、両親も夫もキレて別居確定。
顔を真っ赤にして怒る変なカツラジジイとバカ殿ババアを思い出すたび今でも笑えてしまう。
夫は夫で「ねえ、あの食事会の」まで言った時点で噴き出し爆笑する。
私の腹筋が修羅場になっただけで思ったほど修羅場じゃなかったね、ごめん。
仕事を押し付ける義弟嫁
義弟嫁から幼稚園のクラス役員の仕事を手伝えとメールと電話が何度も来るようになったのが今年の四月半ば。
義弟家の子供が通っている幼稚園は、わが子が卒園した幼稚園で子供が二人が在園した五年間で、私はクラス役員一回と本部役員一回している。
それを知っている義弟嫁は、今年の役員決めでなる人がいなくて一番最初のクラスの懇談会でもめにもめたときに
「私だって三人目の予定があるから役員は無理だけど、先生がお気の毒だからしかたないわね。」
とさんざん先生に恩を着せて一番最後にしぶしぶ引き受けたそうだよ。
でも実際は恩は着せたいけど仕事は、私にやれせればいいじゃんと思っていた模様。
三人目予定があるのも大嘘らしい。
「お菓子係になったから、子供の日として配るお菓子の袋詰めをしに4月○日に我が家に来て。」
と言うのが一番最初の依頼。
現在我が家が住んでいる土地と義弟一家の家は車で一時間はかかる。
義弟嫁は免許がないので、私が運転して義弟家に行き子供の日のイラストを書いて袋詰め用のお菓子に張り付けろって。
前一度しているから簡単でしょと言うが私はお菓子係したことないし、なんでして貰おうと思っているのにそんなに命令口調なんだよ。
呆れるばかりで
「往復二時間かけてしかも勤めまで休んで、そんなことしに行く必要性を感じません。」
って断ったらメールと電話の着信の嵐。
旦那に話して義弟に話してもらっても、全然効果なくしつこさはますばかり。
しつこくメール・電話する暇あったら専業主婦だし自分でやればいいのにと無視を決め込み着信拒否した。
そうしたら当時役員仲間で、今年下の子で本部役員している人から電話があった。
子供の日のお菓子はGW前に配るから、毎年業者任せでイラストも無償配布されているものをネットで拾って作っているのを
「そんなの手抜き。私がお菓子係になった以上そんな手抜きはできない。」
と言って業者手配をせずに、大量のお菓子と袋と紙を自分の家に持ち込んだそうだ。
でも幼稚園に持って行く日になっても、完成したお菓子詰め合わせを持ってこないので本部役員が義弟嫁に何度電話しても出ないので、家まで行ったら弟嫁が泣きながら袋詰めしていたそうだ。
言い訳は
「私さんがクラス役員の仕事を代わりにしてあげるから、クラス役員しなさいって言ったのに代わりにやってくれないからしかたなく自分がやっている。」
と言ったそうだよ。
結局本部役員からほかのクラス役員が総出で手伝ってなんとか袋詰めは間に合ったとか。
それでこの話は本当かと言う問い合わせだった。
全力で否定しておいた。
「そうだよね。車で一時間かかるところに引っ越したし、仕事も始めたと聞いたしおかしいとは思っていたのよ。」
とわかってくれた。
それ以来義弟嫁は役員会にも来なくて、次の七夕のお菓子配布の袋詰め手配もしてないので本部役員が変わって仕事をしているそうだよ。
このままクラス役員の仕事をしなかったら、夏休みに秋のバザーの準備があってそれが一番の負担なのでクラス役員の交代を園長に頼むそうだ。
まだひと悶着ありそうで嫌だな。
父の不倫相手と遊園地
私が8歳のとき二つ上の兄が病気で長期入院していて、両親とも家にあまり帰らなくなっていた。
私は学校帰りや習い事の合間にお見舞いに行き兄と遊んでいた。
ときには病院に内緒で勝手に泊まり込んで看護師さんに怒られたこともあった。
ある日夜中に起きてリビングに行くと、両親と綺麗なお姉さんが難しい顔して話し合っていた。
「起こしちゃったわね…お父さんの会社の人と大事な話してるのよ、お部屋にいってなさい」
と母に言われまた寝た。
お姉さんからは軽く会釈されたのを覚えてる。
それから一月くらい経ったときにそのお姉さんに
「久しぶりだね」
「お父さんお母さんから頼まれたの」
「いつも一人でお留守番して偉いね」
「学校は連絡してあるから大丈夫」
「お兄ちゃんには内緒だよ」
と車で遊園地に行くことに。
お父さんの会社の人だと前に母から紹介されてたのですんなりついていった。
綺麗なお姉さん、柔らかい雰囲気で優しそう。
何一つ疑わなかった。
平日の遊園地におおはしゃぎする私。
ニコニコしながら見守るお姉さん。
「好きなもの何でも頼んでいいよ」
と言われ、(そうだ!兄にお土産買わなきゃ!)とお姉さんの隙をついて兄に電話した。
私「今ね!!遊園地にいるの!!何でも買ってくれるって!!何がいい?」
兄「??遊園地?今日学校は?誰と遊んでるの?」
私「パパの会社の人だよ!何欲しい?お菓子とね縫いぐるみとね…」
兄「会社の人と遊園地?」
私「お姉さん戻ってきちゃうから早く!」
兄「あー…僕もすぐ行くからそれまでお店で待ってられる?そのお姉さんには内緒だよ」
私「うん、わかった!待ってるね!!」
その後すぐに私服の警察官達に保護されました。
綺麗なお姉さんは父の浮気相手で、兄は父が浮気していたことを知っていて、最近そのことで揉めに揉めたことも知っていて、私を遊園地に連れていった相手にピンときたそうです。
綺麗なお姉さんの乗っていた車には遺書と刃物とガムテープとロープと…
私と無理心中するつもりだったらしいです。
当時は母に泣きながら抱き締められて(・∀・)?となってました。
綺麗なお姉さんは父が既婚者とも知らず妊娠、しかも19歳。
妊娠して父と連絡がつきづらくなってから、おかしいと人伝に調べて初めて父が既婚者だと知ったそうです。
自宅を調べて母にも事情を伝え三人で話し合い。
「貴女も私も被害者、でも子供の為に私は離婚しない、貴女の子供は貴女の判断で、産むなら夫が養育費を出す、産まないなら夫が慰謝料をだします」
母は三人の話し合いのときにこう言ったのに、父は後から彼女に
「今回だけはおろしてくれ、必ず離婚するから」
と頼み、中絶を確認してから多額のお金を渡して一方的に別れを告げた。
自分は騙されて不倫させられ中絶までして不幸そのもの。
でも相手の家庭は壊れることなく幸せに過ごしてる。
病弱な息子より元気な娘を道連れにしたほうが両親のダメージは大きいだろうと。
こっそり病院に見に行った彼女は、私が無邪気にニコニコしながら兄と遊んでたのを見て、より決心が深まったらしい。
事件後すぐに両親は離婚した。
父は浮気直後から生活費も兄の治療費さえも家にいれなくなっていた。
母は耐え忍ぶ古きよき日本の女性で、すぐに浮気に気付いたが(相手が未成年とは知らなかった)
「浮気は一時の気の迷い」
「待ってたら必ず帰ってくる」
父がお金を全て浮気相手につぎ込んでも、
「子供の為に両親揃っていたほうがいい」
と我慢してたらしい。
母はいまだに「馬鹿だった、もっと早く離婚しておけば」と悔やんでる。
温泉で見た背中の芸術
4年前の小旅行のときのお話です
そこの旅館は眺めのいい大浴場が売りと知り 風呂好きの私はすぐさま入浴しにいきました。
大浴場内は数人のお爺ちゃん達が入ってる以外は人もおらず私は雄大な景色を楽しみながら( ´∀`)マターリと湯に浸かっておりました すると・・・
「うわ~ 広っぇ~~!プールみてぇ~!!」
と マターリをぶちこわす大騒ぎをするDQN3人が入ってきたのです。
湯船に飛び込むは、泳ぐは、騒ぐは、歌うは とやりたい放題。
私が注意すれば良かったのですが 相手は3人だし 体にタトゥー入れてるし と私では適いそうにないので(ヘタレ)早々にあがろうかと思っていると
「おいボウズ共 うるせぇぞ!」
見ると先ほどのお爺ちゃん達がDQN達に向かって鋭い眼光で睨み付けているところでした。
『爺ちゃん達 ちょっと無謀よ・・・』
などと思っていると 予想通りDQN達がいきり立ってお爺ちゃん達に向かっていき、それを迎え撃つように立ち上がるお爺ちゃん達 私はその時見てしまった・・・
お爺ちゃん達の痩せた背中に輝く「昇り龍」「唐獅子牡丹」「不動明王」「弁財天」「桜吹雪」のタトゥー いや 《もんもん》を
ずらりと並んだ生きた芸術作品を見せつけつつ お爺ちゃんの一人が背中越しに修羅の目でDQNを睨み付け
「んなラクガキ彫ったぐれぇでいきがんじゃねぇぞ小僧共!!」
と 年季の入ったドス声で一喝 その迫力は端で聞いてる私がすくみ上がるほどのものでした。
その後 すっかり畏縮したDQN達にこんこんと説教しはじめるお爺ちゃん達を後目に私はそそくさと大浴場を後にしたのでした。
後に旅館の人に聞いてみると やはりあのお爺ちゃん達は「元・組長さん達の慰安旅行」だった。
旅先での思わぬ出会いは楽しみの一つではありますが・・・
これほどの出会いを体験した人はそういないでしょう。
色んな意味で思い出深い旅でした。
絶対払いません
飲食店でバイトしているんだが・・・
数年前から2児が居る夫婦で、子供の躾がなってない奴が店に来店するようになったんだ。
(子供は店内を走り回るわ・・・食い散らかしも半端無い)
まぁ・・・その程度だったら元気な子供だなぁ~って片付けるんだけど・・・
先週その子らの母親とバトルした話をしたく筆を執ってみる・・・
その家族らが来店して一気に五月蝿くなる店内w
他の従業員らも「うわぁ~また来たよ」というぐらいうんざりする・・・
店内を走り回るなどの~じゃじゃ馬っぷりは相変わらずだ・・・
その家族らが飲食を済ませて会計の際事件が起こった。
私がレジに立ち
「お会計は2370円になります」
と言い、そのじゃじゃ馬の母親が小銭をジャラジャラと出し始めた。
5百円玉3枚・100円玉6枚・50円玉3枚・10円玉が12枚と全部小銭で出してきた。
うわー全部小銭かよ!このじゃじゃ馬は・・・
私が小銭の枚数を確認しているとその母親の子供が100円玉1枚取ってしまいレジの前にある募金箱に入れてしまったら母親が発狂!
まず募金箱からお金を出すよう要求されたが
それはできないので・・・と私が断るとさらにヒートアップ・・・
(募金箱は入金口のみの缶詰のような物開けたらそれっきり)
100円ぐらいまけろ!とかさんざん大きい声で喚いて・・・
しまいには絶対100円払いませんという態度でしばらくレジ前で仁王立ち。
数分後・・・父親が駆けつけ父親が100円払い清算をしたが・・・
レシートをお渡しする際も乱暴に取っていき店内は騒然となっておりました。
一部始終防犯カメラにも移っており店長からは野良犬に手を噛まれたなwと笑われましたが世の中にはこんな人も居るんだなぁ~と思って吐き出したく筆を執りました 。
美容師の勘助
夜中までやってる美容室の担当が勘助だった。
シャンプーから仕上げまでひとりの担当がやるってとこではじめて行った時についた人がそのまま担当になった。
2回目の時に2月で派遣先の仲良し社員と交換用に買った友チョコをおすそわけで少しあげたら
「あれ…私さん…いってませんでしたか?僕結婚してるんです」
といいだした。
夜中にあいてる美容室がここしかなかったからきただけだしポチャっとした人をさらに不健康に太らせたような容姿(40歳くらい)
「僕、虚弱体質なんですぅ」
ゲフォゲフォ咳するくせにマスクもしないやつなんか好みじゃないよ…髪にツバとんだし。
聞いてないのに昔バンドくんでたとかいいだして目もあわさずに返事もしなかったのにずっとペラペラしゃべってた。
あーなんか面倒な人だったのかなと思って、それからいかなくなった。
そしたらメールがきだした。
店に予約用でメールアドレス登録してたんだが、店のインフォメールではなく勘助個人携帯のメールで
私様
・体調でも悪いんですか?心配です
・ホワイトデーのプレゼントも用意してまってますね(ハートの絵文字)
・最近ファミマでもお会いしませんね、健康を考えてお弁当にしたのかな?
・お料理上手そう 僕も食べたいな
・〇色の服にあってますね
・僕のおすすめの●●って店いいですよ、僕もよくいます
・自転車かわいいですね 私さんにぴったりです
・結婚してても私さんとは仲良くなりたい
・私さんってなんかいいにおいしますよね
(最後にD社とA社の電話番号)いつでもかけてください(ハートの絵文字)
こんな感じのメールが多いときは週一きてました。
読みやすいように変えてますが、「あ」や「い」など小文字にできるものはすべて小文字でした。
派遣先が近かったんですが見られてたのかな…
〇色の服も美容室に着てないです。
自転車なんでしってるの?見せてないよ。
会話もカット、カラーの希望くらいで特にしてないです…ずっと雑誌ガン見してました。
においってなに?なにもつけてないよ。
本当に体調くずして派遣先更新せずに終了しました。
復調後、友人宅に泊まりに行ったときに近くに系列店があった。
おしゃれして遊びに行こうと友人がセット、私がカットしてもらった。
オンラインで来店がわかるようで鬼のようにメールが
・今日は〇〇店なんですね、今度は必ず来てくださいね、僕いくらでも時間作りますから
・ホワイトデーのプレゼントも用意してます
・はやく渡したいな、あの店で待ちあわせします?
・ひさしぶりに会いたいな(ハートの絵文字)
自分撮りの写メ添付してきやがった 顔はいりきれてないよ
友人も唖然。
それまで
「ちょっと苦手な美容師さんがいてまたお店探してる」
とぼやいてはいたがただの営業メールを私が自意識過剰に勘違いしたと思ってたみたいですまだ削除してなかったメールを時系列で見せるとだんだん固い顔に…
友「待ち合わせってどこだよ…」
私「知らないよ」
友「最初のほうは営業ともとれるけど…ちょっと…住所登録なってるん?」
私「なってないと思う、書いてない 番号とメアドだけ」
友人と今後のこと相談して実家からしばらく通勤する、急にメールが届かなくなったら電話かけてきたり違う行動とるかもしれないのでしばらくしてから着拒。
着拒後店に「個人に教えた覚えはない」と苦情の電話を入れたらすでに奴はやめていた…
どこで私の髪を触るつもりだったんだろう…と気持ち悪くなった。
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