『本屋の万引き親子』など 短編10話【88】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『本屋の万引き親子』など 短編10話【88】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【88】

 

事故で人が変わった父

吐き出したくなったので場所借ります。

小学3年の時父が前方不注意の車に撥ねられた。

前頭葉の脳挫傷で、救急で運ばれた病院以降いくつかの病院でリハビリを受けて1年半後、家に帰って来た父は事故前とは別人の様だった。

手足はリハビリ後はそこそこ動く様になったが、体幹がバランス取れない為歩く事が出来ない車椅子生活。

しかし本人は自分が立って居られない事がきちんと理解出来なくてトイレに行きたくなったりすると立ち上がって転ぶ、行動は幼児の様だった、石鹸を食べたり、醤油を飲んだり転倒と合わせて意図しない自傷のようになってしまう。

言動は言葉は出るが、問い掛けに対して関係ない答えが返って来る感情が抑制出来なく、すぐに癇癪を起こす、怒ってる理由が相手に伝える事が出来ないため更に癇癪。

悪いのはCDの入れ替えに注意が行って赤信号無視で横断歩道に突っ込んだ運転者なのは判ってても、目の前に居るのは変わってしまった父だった。

老人でもない、幼児でも無い40になったばかりの男性が癇癪を起して物に当たったり投げたりする。

父は結局事故から9年後膵臓癌で亡くなった。

不謹慎だが当時の俺はほっとした。

父が亡くなって安堵した事なんて母は勿論誰にも言えない。

たまにその頃の事を思い出して不眠がやってくる。

 

愚痴るコトメ

コトメは35歳で出来婚して立て続けに子供を3人産んだ。

末っ子は2年前、コトメ39歳の時に誕生。

旦那さんは今現在42歳でフリーターだしコトメも元フリーター(今は育児中なので無職)。

・大学はおろか高校にもいかないんなら行かないで良い
・二間の賃貸で家族5人で十分やっていける
・豊かに暮らすより子供たくさんがシアワセ

という考えだったのでまあ勝手にやってくれという感じだったんだけど、末っ子がダウン症でほかの病気も併発していることが解ってからうちにちょっかい出してくるようになった。

3人目の子だったので羊水検査などはせず生まれてから障害が解ったケースで育てていて大変なのはわかるんだけど

「障害のない子が生まれてくる前提で家族計画してたのに狂った」

「旦那が正社員になってくれないと厳しいのに無理。私は育児とか障害のある子の面倒で一生働けないしもっと無理」

「お金だけのことじゃなくて、ただ楽しい生活送りたかっただけなのにぜーんぶ狂った」

「嫁子ちゃんに行ったってしょうがないのはわかってるけどあんたの普通の暮らしイラつく」

とか泣きながら言われてどうしようもない。

私と夫でコトメ旦那に訴えても

「俺結婚したくなかったッスから。上の子中絶してもらうはずだったんですけど(コトメ)がいやだっていうから結婚してやっただけッスからねーあはははー」

とお話にならない。

電話で愚痴られるのが嫌で、電話番号は

「ひかりにしたんだー」

って口実にして変えて以来教えてない。

けど、うちは持家だから引っ越すわけにもいかず、直接来られたらアウト。

末っ子の病院のあと泣きながらアポなしでうちに来ることがあって居留守も限界だし、はっきり来るなと行ってもうちの前に来てオイオイ泣いてる。

 

使えない奴って言われ続けてきた

俺、長男だけど小さい頃から両親に「使えない奴」って言われ続けてきた。

親がそんな調子だから弟も妹もそんな風に扱う。

で、おかしなことに使えない奴って言われながら酷使され続けてきた。

小さい頃は家事係、就職したら家事係兼財布係。

おむつ替えて靴下はかせてやったりしたチビたちに

「小遣いもっとよこせよ使えねーな」

と言われるようになった時は悲しかった。

でもぼんやり使われながら生きてた。

そして図書館でふとした切っ掛けで嫁と出会いお互い好きになって結婚した。

嫁は料理が苦手だから仲が深まってからは俺がマンションに通って飯とか作ったりした。

俺、恥ずかしながら外で週一程度旨いもん食える程の金も無かったんだ。

でも甲斐なしなんて言わず嫁は喜んでくれた。

「嬉しい、美味しい、ありがとう、御馳走様」

ってさらっと言えるところに益々惹かれた。

結婚を機会に俺は嫁提案で嫁のマンションに転がり込む形で家を出た。

でも馬鹿だから実家から電話来たらノコノコ出向いてた。

嫁はなんとなく連れていかなかった。

ある日、俺が実家に行こうとすると嫁もついてきた。

実家についても嫁は挨拶以外はひたすら無言、テレビぼんやり見て、空気みたいな感じ。

俺は嫁らしくないなって思ったけどやること多すぎて嫁放置。

ぼんやりテレビ見てる嫁に母親もその時家にいた妹も嫁の存在忘れたみたいだった。

で、俺にたいしていつもの

「使えねーな」

って台詞を妹がいつもの調子で言った。

母親も

「本当にねえ」

って続いた。

そうしたら嫁、ソファーから立ち上がって二人に

「使えないなら使わないでください、ずっと使わないでください」

「その分私が大切に使いますから」

って言った。
で、帰ろうって俺の手握ってそのまま嫁運転で帰宅。

妹(光合成)がピザ頼んでから帰れよ使えねーなって言ってきたけど

「やかましい!」

と一喝してた。

その夜、嫁が泣いて俺に頭下げてきた。

お願いだからあの家には行かないでくれって。

自分が嫁泣かしたんだって俺も泣いて謝った。

そして嫁の言う通りにしようと思った。

嫁に言われて俺は携帯から実家連中を着拒。

俺が携帯に出ないから母親らは宅電にかけてくる。

母「息子を家によこせ!!困っている!!」

嫁「(俺は)現在私が使用中です、なので無理です」

でガチャ切り。

俺が実家と縁を切ってまだ一年も経ってないが実家はかなり荒れてるらしい。

庭も家族間も、弟妹の素行もきっと俺のやってたことを四人で押し付けあってるだろう。

あれだけ仲良しやってた奴等が険悪になってると思うと笑いたくなる。

ざまぁと思う程度には俺もまともになれたんだろうか。

全部嫁のお陰なんだよな。

実家と俺を切り離してくれたこともだけど、毎日

「結婚してくれてありがとう」

って言ってくれる。

ありがとうって言われるのがとても嬉しい。

俺こそ嫁にありがとうって言いたい。

本屋の万引き親子

本屋でパートしてるんだけど小さい女の子が今日の夕方一人できた。

その子が500円位の本持ってきて100円だけ出してじぃーと店員を見てくる。

仕方ないので「後○円足りないよ」と言っても女の子は「これで買いたいの」しか言わない。

「お母さんとかお父さんは居るかな?」

と聞いても無視。

どうにも出来ず兎に角お金がないと買えないと、本を手から取り上げようとしたら

「お姉ちゃん達が出してくれるんでしょ?」

って媚びた感じで言ってきて気持ち悪いので、お母さん達読んできてねで取り上げたんだ。

そしたら数十分もしないうちに入り口で警報がなった。

その女の子とお母さんが引っかかっててやべ!みたいな顔して走り去ったので即通報、バイトの子が追いかけて鞄にさっき子供が買い損ねた本が鞄にあったので事務所に。

警察を待つ間騒ぐ事騒ぐ事。

子供が欲しがってるのに買ってやらないお前らは非人間!みたいなこと言ってネットでは子供が困ってたら~とか言っててコピペ思い出したりしてた。

警察がきたら本当に呼んでるとは思っておらず発狂して娘を倒して部屋からでようとしたりしてた。

なんか怖い親子だった。

その後は店長が来たのでわからないが、被害届は出したそう。

 

自作自演で骨折した同僚

この前会社で何人かで喋ってる時、男性の同僚に

「彼女と別れたんだー。あっでも喪山さんはタイプじゃないからアタックしてきても駄目だけどねー」

って言われて

「ははっそりゃ残念」

って答えたんだ。

別の女性の同僚が

「喪山さんは○○(俳優)が好きなんだもんね。男さんとは正反対w」

って言ったんだけど男性同僚はそれが気に食わなかったらしく、その場は何も言わなかったんだけど

「○○好きなんて見損なった。現実見ろよ。俺だったら付き合わないまでも一回くらい夜を共にしてやってもいいけど?」

「どうせ相手してくれる男なんていないんだろうから俺とやっとけば?」

みたいなメールを大量に送ってくるようになった。

ずっとスルーしてたら私の住んでるアパート(ボロ)を捜しあてて階段の上から飛び降りて両足骨折した。

自ら救急車と警察呼んで、私に付き落とされたって言ったみたいなんだけど、その日は実家に帰っててアパートにはいなかったんだ。

今同僚は入院中で、上司に

「あいつ『喪山にストーカーされてる』って言ってたけど、違うよな?」

って言われたので来たメールを見せた。

上司が人事部にかけ合って、同僚は他の支店(僻地)に異動になるか、退職か選ぶことになるらしい。

失恋して辛い時期に、プライドを傷つけられたから自分なんかに粘着したんだろうけど、人生でこんなことが起こるとは思ってなかった。

 

洋服クレクレ奥さん

お隣の奥さん、お仕事されてるんだけど、ストレスたまると猛烈に針仕事がしたくなるそうで、忙くても、時間の合間合間に凄い勢いで娘さんに服作ったりしている。

お隣のお子さんは、私立小に通ってるので基本、公立のママとは係わりないんだけど、中には、興味津々でお隣の家の事を聞いてくる人もいる。

クレクレ奥もそのうちの一人で、お隣を何かと見下したいんだけど、肝心のお隣さんとは接点が持てず、うちを足掛かりにしようと必死で関わってくる。

ある時、自治会の事でお隣さんと家の前で立ち話をしていたら、クレクレ奥が自転車で通りかかり

「何してんの、なんの話なの?」

と立ち止まった。

ほんとウザイから、早々に家に入ろうとしたら、隣子ちゃんがママを呼びに表に出て来ちゃった。

その時、又ママ作のかわいい服着てたのよね。

シンプルだけど、所々に日本刺繍(奥さんの趣味)が入ってて、ちょっと和風なワンピで変わった雰囲気だった。

クレクレの目が変わってた。

いつも何とか、私からもお隣の悪口を言わせようと必死になってるのを、都合よく忘れるのか、キャーン☆カワイイとか言い出して、どこで買ったの?ブランドはどこいくらいくら?と矢継ぎ早にいい募る。

ほんと、恥知らずってこういう人のいうんだなと実感したわ。

隣の奥さんが自作なんですよー、って言うと、すかさず、うちにもうちにも!って。

忙しいので無理です、ごめんなさいねって言われてもほんとにしつこいからハラハラしたわ。

あまりにもしつこいから、いい加減にしなよっていっても時間かかって気にしない、いつでもいいからとか勝手なことばっかり。

そしたらお隣の奥さんが、

「引き受けてもいいけど、前金で保証金込みで十万入れて下さいね。実費手数料で大体七万見ておいて下さいね。それでいいなら引き受けます」

クレ奥、なんでそんなにする訳ないでしょ!ってフジコってたけど

「十万入れてからじゃないと作れません」

で奥さんが押し通したら諦めて帰って行ったよ。

後で聞いたところ、知りあいだからと引き受けたら、実費すらも友達なのにと言って出し渋る人が結構いるそうで、撃退するのに最近はこういうんだって。

簡単に安く作って貰おうとする人は、手間賃なんかは全部友達だからで済まそうとするらしい。

お隣子ちゃんの服は、古い色無地を解いたもので作ったから、実際は殆どお金かかってないそうで、それ聞いて又びっくりでした。

 

金が絡むと人は豹変する

昔の話でフェイク有りの上又聞きが多いので、変かもですが暇潰しになれば。

家は昔その辺り一帯の地主?かなんかで、裕福だったらしい、戦後暫くはお手伝いさんもいたとのこと。

しかし戦後すぐに土地は国に取られ、相続問題が出た時はとっくの昔にごく普通の一般家庭。

田舎なので確かに少々の土地は有り、土地も貸していたが赤が出ない程度の格安で儲けは無い、ほったらかしで荒れるよりは使ってもらった方がいいぐらいの考えだったようです。

子供の時はその方達が時折持参される、お菓子や土地で取れた物が嬉しかった覚えがあります。

私が大人になる頃に遺産問題発生、故人は遺言で相続についてきちんと書類に残していたしかし不満たらたらな親戚は

「もっとあるはずだ!~もあったような気がする」

と、しつこい。

あまりにも言われるので我が家も何度も調べ

「これ以外はありません」

と言っても

「確か~もあったはず」

の繰り返し。

特に昔の裕福な時代を知っている年配者を中心に、子供時代の記憶をたよりに言いたい放題で振り回された。

そんな中、我が家の窓口となっていた代表者が体調崩し入院、入院期間はさすがの親戚達も大人しくしていた。

そして退院後、またもや代表者に対する吊るし上げが始まり、病気と吊るし上げの心労からノイローゼになり代表者も故人に(自分で自分を…でした)

故人の代表者が盾になっていた為に家族はそこまてとは知らず、遺書で詳細を知り激怒。

こちらの親族一同巻き込み(田舎なのでやたら多い)怒鳴りあいやら泣くやらヒステリーやらでえらい騒ぎだったが、親族の年長者が静かに諭したら分が悪いと思ったのか帰っていった。

その後も弁護士がどうのとか騒いだりブチブチ文句言ってきたが、今は大人しくなったようだ。

もちろんこちらからの交流は無いが

「実家が無い、行けないのは寂しい」

と、その実家を潰そうとしたのは誰ですか?と言いたくなるような寝言をほざいてます。

(代替わりしており、彼等の親兄弟は我が家にはいません)

交流を復活させあわよくばなのがわかっているし、本性見てしまったので家には入れません。

以上が数年に渡る騒動でした。

金が絡むと人は豹変、無い物までむしり取ろうと全力でキチ攻撃して来ると身を持って体験しました。

 

キチママ、旦那と離婚しろ

私→19歳。専業主婦。来年から通信大学生の予定。

旦那→21歳。専門出て新卒で仕事中。

娘→1歳。

Aママ→先日児童館で知り合ったシンママ。自称30歳。

A子ちゃん→3歳の女の子。

旦那が仕事休みだったので娘と3人で児童館に遊びに行った。

ここまでが前提です。

本題です。

初めて知り合ったのは、児童館で娘と二人で遊んでいた時に話しかけられた時です。

最初は普通に話していたのですが、

「その洋服どこで買ったんですか?」

と聞かれ、自分で作ったと答えたところ、まずはA子ちゃんの洋服を作ってクレクレから始まりました。

私は不器用だけども娘のためにならがんばって作れるが人様にあげれるほど上手なものは作れないと断りました。

その場は、洋服作ってあげれないです。すみません。で切り抜けてました。

後日、同級生の友だちと児童館で会っていたところ、再びAママに遭遇。

でも私が友だちといたので話しかけられませんでした。

友だちと離乳食の話をしていて、

友「食のメニューって難しいよね」

私「うちは旦那が一週間分まとめて作ってくれて凍らしておいてるよ」

友「旦那が調理師っていいね」

私「旦那にオススメのレシピ聞いてメールするよ」

友「助かるわー」

というやり取りをしたあと友だちと私は解散。

児童館の中で解散したので、娘に靴を履かせて外に出ようとするとAママ登場。

Aママ「A子のためにも小麦、牛乳、甲殻類、蕎麦を使わないレシピ教えてください」

私「旦那は忙しいのでアレルギー対策のレシピまでは考えられないと思います」

Aママ「じゃあなんでさっきの子にはレシピ教えるのよ!!!」

私「旦那が私でも作れるようにレシピ本作ってくれたので、オススメの料理聞くだけでいいからです」

Aママ「仲良しのママ友(Aママ)のお願い聞けないなんてあなたはママ友じゃない!!!」

などと叫ぶので、娘がびっくりして泣き出しAママスルーして帰宅。

旦那には、その日の出来事を話したところ旦那が休みの日に一緒に児童館に行くとのこと。

休みの日、旦那と娘と3人ででかけるとAママさん発見。

Aママ「やだー!!旦那さんイケメンなのねー♪」

と急にぶりっ子モードに。

面倒くさと思ってたところ、旦那が娘と遊んできていいよと目配せしてきたので私は娘連れて撤退。

それからのやり取りはさっき旦那から聞きました。

Aママ「うちの姫(本当に言ってたらしい)が、アレルギーでご飯作るの大変なんですよぉ」

旦那「娘のためになら美味しいメニュー考えようと思いますが、初対面のあなたの娘さんのメニュー考えるのはちょっと…」

Aママ「なんでできないのよ、調理師のくせに!!!」

旦那「ですから、娘のためになら世界で一番美味しいご飯を作りますが、あなたのお子さんのために作る気がないからです。」

などとやり取りして私と娘のところに帰ってきた。

Aママはしばらく来なかったが何を思ったのか急にこっちにくると

Aママ「じゃあ離婚して私と結婚すればすべて解決するじゃない♪」

旦那・私「「は?」」

Aママ「そしたらー、姫のご飯作ってもらえるしー、私さんだってぇ旦那さんのこどものためなら洋服作れるでしょー?」

とわけの分からないことを言い始めた。
Aママ「旦那さん私好みのイケメンだしい、いい人っぽさそうだしい、いいじゃない!!」

とかよくないこと言い始めたのでどうしたものかと思ってたところ、

旦那が「妻を愛してるので離婚するつもりはない。そもそも9歳も年上なのにそんな常識ない人と付き合う気はない。」

とはっきり言ってくれたのでスカッとしてたのに

Aママ「できちゃった婚の分際でー!!」

旦那「その通りですが、できちゃった婚だからってあなたのために離婚する必要はない」

Aママ「私さんなんか毎日のように児童館きてるくせに洋服作ってくれない」

旦那「まだ私たち自身未熟なのにこどもを作ってしまったので、職員の方や地域の方々に知恵をもらったり、困ったときに助けてもらえるように来てるのであって暇ではない。」

Aママ「専業主婦のくせにー!!」

旦那「妻は夢があるので来年から通信ですが大学行きますよ。」

Aママ「こどもいるくせにー!!」

旦那「地域の保育園に預けたりしますし、妻の夢は必ず叶えさせますよ。」

などと言い合ってたところに児童館の職員さん登場。

職員さんに

「私さんが洋服作ってくれると約束してくれたのにバックれた。旦那さんが姫にご飯作ってくれると約束してくれたのにバックれた。」

だの事実無根をぬけぬけと言い始めた。

職員「私さんはもともと洋服作るの断ってましたよね?なんで嘘つくんですか?」

Aママ「なんで会話知ってるんだ、盗聴器でもあるのかー!!!」

職員「私さんからメールで相談を受けてました」

Aママ「個人的に職員とやり取りするなんて不倫!!離婚して私と結婚しろー!!」

とか言うので

私「2年前まで、私はこの児童館でボランティア活動に参加していました。ここで開かれたお祭りなどには旦那を誘ってきてたので旦那も職員さんも面識ありますよ」

Aママ「無賃労働とかダサいわーwww」

私「保育士になりたいので、たくさんボランティアで勉強させてもらっただけでお金を求めたい訳じゃありません。」

Aママ「じゃあ姫を預かって勉強すればいいじゃない!勉強代払ってね」

もう要求が訳分からないし、次から次へとあんなに要求でてくることにびっくり。

ボランティアの時にメアド交換してたから、今回だけAママさんについては対処の仕方分からないし、メールで相談させてもらってただけなのに。

結局、他の職員さんにAママさんは連れてかれた。

自分のこと棚にあげるつもりはないけども、最近の若い人は常識がーとか言うけどよっぽどAママの方が常識ないと思う。

これからはクレクレも対策しなきゃいけないのか。

夏休みは鼠国に行く予定

ちょっと際どい案件。

差別的発言があったらごめんなさい。

娘(小5)のクラスには、発達のあまりよくないAちゃんがいる。

騒いだりとか暴れたりはないんだけど、勉強も運動もできない・見当違いの反応ばかりするということで苛められてはいないが、ちょっと敬遠されている。

(見た目や動作で、遠目からでも分かる感じ。)

ただ、普通学級で生活はできていて、今のところ何も大きな問題などは起こっていない感じ。

昨日公園で、近所のママ達と夏休みの予定を話してた。

うちをいれて3家族、家族ぐるみで仲良し。

兄弟姉妹の年齢は違うけど、3家族とも娘のクラスメイトで今年は3家族合同で、某鼠国へいく計画をずっとしていた。

何ヶ月も前からみんなですごく楽しみにしてて、何を着ていくかとか、どれから乗るかとかわいわい話してた。

そこに通りかかるAちゃん母。

皆「あ、こんにちはー。毎日暑いですねー」

A母「ねぇ、今話してたのって鼠国のこと?みんなで行くの?いつ??」

乗り出すように聞いてくるA母。

この時点でしまった…と思ったけど、隠すのも変な話だしそうだよ~と軽く流そうとした。

けれど、A母は目を見開いてどんどん突っ込んでくる。

A母「家族みんなで行くの?新幹線?それとも飛行機?何泊するの?えぇなんかすごい羨ましいぃ~」

弾丸トークというか、本当にまくしたててる感じ。

ちょっと異様な雰囲気で、私も他のママもただただ固まってた。

え?ちょっと何?と目を合わせるが、呆気に取られて誰も口を開けなかった。

そうしたらA母、とんでもないことを言い出した。

「ねぇねぇ、A子も一緒に行っていいかしら?クラスメイトと夏休みに鼠国なんて、いい思い出になるわぁ~」

もちろん、今は夏休み真っ只中。

旅行日和の今、飛行機やホテルの予約をすんなりとれるとは思えない。

何より今回は「念願のパーク内ホテル」に「気の置けない家族」で泊まることを楽しみにしていたため、私はA子ちゃんじゃなくてもこの提案は遠慮して欲しかった。

違う便で行って、現地集合とかいうのも時間の無駄だし、手間だし、一緒に遊ぶなら、今回とはまた別の機会にどこか行きたい。

勇気をだしてそれらを遠まわしに、オブラートに何重にも包んで伝えたのだが…

A母の顔はみるみるうちに般若に変わっていった。

A母「じゃあA子だけ仲間はずれって言う訳ね。」

皆「え?それは違」

A母「だってそういうことでしょ!?A子が発達障害だからっ!?!だから避けてるんでしょ!!」
ちょっと発達が遅い子がいるなぁとは思っていたけれど、だからって避けたり、子どもを遠ざけたりしているつもりは全くなかった。

発達障害と、直に診断されているとも知らなかったし。

なだめようとしたけれど、A母の怒りはちっとも治まらず、挙句の果てには

「うちの家族が無理なら、A子だけでも連れて行け!」

「子ども1人くらいなら、飛行機にもきっと空きがある」

「ホテルは、誰かの部屋に泊めてくれればいい」

「クラスメイトなんだから、助け合うべき!」

と、必死で提案してくる。

いい加減ウヘァ…となってたら、ママの一人が

「A母さんいい加減にして!そんな風に言われたら、普段一緒に遊ぶのも嫌んなるよ!!」

と叫ぶと、ぐっと言葉につまり、そのまま鼻をすすりながら帰っていった。

お子さんに障害があると、育児が何倍も大変だとは聞いたことある。

もし私がその立場だったら…と考えると、本当にいたたまれなくなる。

だけど今回のA母の態度と言い分には、ちょっと背筋が寒くなるものがあった。

公園とか、近場の海やプールなら話は違ってきただろうけど、今後はその付き合いすら、ちょっと躊躇してしまいそうだ…

 

子供の記憶

たぶん4歳か5歳ぐらいの時だったと思う。

まだ小学校に行ってなかったから。

突然父に

「今日からこの人をお母ちゃんって呼びな」

って言われた。

母は家にちゃんといるのに、父に急に知らないアパートに連れて行かれて知らない女の人がニコニコしてて、その女の人の肩に手をまわしてデレデレの父がそう言ったんだ。

今でも覚えてる。

私は「なんで?」って言った。

そしたらその女の人の表情がピキッと割れたみたいになった。

父は何かを誤魔化すようにへらへら笑いながら

「ま、急には無理だろうけど、今日からお前のお母ちゃんだ」って。

なんかワケわかんなくて、ただただもうお母ちゃんには会えないのかなって思ってわんわん泣いたことも覚えてる。

親の口からハッキリ説明されたことはないけど、たぶん父が浮気して、浮気相手と暮らし始めるのに私も連れて行ったんだな。

その日、その時まで、私はお父ちゃんもお母ちゃんも同じように好きだったのにお父ちゃんは知らない女の人のオットになった。

で、その日からそのアパートで暮らし始めて翌日から父は普通に出勤していって、昼間は知らない女の人と暮らすことになった。

その人は色んなものを買ってきては私の回りに並べて一緒に遊ぼうとした。

でも私は拒否した。

子供心に、この女に懐いちゃいかんと思った。

この女に懐いたら、二度とお母ちゃんに会えなくなるって思ったんだ。

私なりの抵抗で、ごはんは絶対全部食べなかった。

お腹空いてても、半分は残して「おいしくない」アピール。

着るものも、いくらその人が用意してくれても別の服を引き出しから出して着た。

可愛くない子供だったろうと思う。

ある日突然バシッとほほを叩かれてからは、堰を切ったように虐待が始まった。

ごはんはお皿にちょこっとのせて、しょうゆをかけたものを床に直置きして

「食べる前にワンっていいな!」

とか言われた。

私が部屋に入ろうとしているのを知ってて、わざとドアを閉めて挟んだりして痛くて泣いてたらさるぐつわされて押入れに放り込まれた。

だんだん父が気が付いてきて、私に昼間のことをしつこく聞いてくるようになったけど私は父も敵だと思ってたから何も言わなかった。

そのあと、どういう話し合いがあったのか分からないけど、また突然父に連れられて元に家に戻った。

戻った前後のことは覚えてないけど、気が付いたら元の家で元通りの生活に戻ってた。

たぶん母は父を許し、元の鞘に収まったんだろう。

その後弟と妹も生まれて、お姉ちゃんになって、普通に暮らしてたけど高校生の時に、何がキッカケだったか忘れたけど短かったあの女の人との暮らしを思い出した。
女の人を憎いとかそういう感情は今更沸かなかったけど、父のことが許せなかった。

だけど、今現在普通に幸せと思える5人家族の暮らしを思うと母がどんな思いで父を許し、家族を再構築したのかを思うと昔のことで今更私がグレるのは、母の努力を無にするような気がして黙っているしかなかった。

だけど結婚が決まって母と一緒に衣装合わせに行ったあと思い切って母に聞いたんだ。

私がいなくなったあと、どうだったの?って。

そしたら覚えていたことに衝撃を受けていたみたいだった。

真っ青になって、そのあとポロポロ涙をこぼした。

あーやっぱり言うんじゃなかったかなと後悔したけど時すでに遅し。

でも母は

「子供を連れていかれて平気な母親がどこにいるんだ」

って言った。

おまえを連れて戻ってくるまでの間、気が狂いそうだったとも言った。

探して探して、あちこち探したけど、父は会社辞めてたし義父母は行先を知らないって言うし途方に暮れて子供が戻ってくるなら、今までのことは全て水に流してもいいって思ったって。

母を泣かせてしまったけど、母の思いを知れたのは良かった。

その後、父の方は私が覚えてたということを知らないまま私が結婚して数年後に急死した。

正直言って、最後まで父のことは本音の部分では冷めていた。

どんなに偉そうなことを言っても、裏切者って思ってた。

未だにお墓参りに行っても形だけって感じで、娘としての感情はない。

だけどもうどうしようもない。

いっそ、そんな記憶なんてなければ良かったのに。

子供の記憶って舐めたらあかんぜよ。

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