皆バイクに乗るといなくなった。
僕はとにかく顔が痛くて、しばらく横になっていた。吉岡さんは草むらでしゃがんだままで、
徳井さんは道路で動かないままだったんだけど、
そのまま10分ぐらい過ぎた。
[暗い中で僕らはそのままでいたけど、怖くなってきて、「おい、徳井さん!」と言った。
徳井さんは動かないままだぅった。
その時、海岸の方からゴツっという音が聞こえてきた。
何だろうと思う暇もなく、「アンーーーーミョーーーージーーー」っていう感じのお経みたいなのが
聞こえて、暗い中を全身緑の子供が走ってきた。
僕はめちゃめちゃ怖くなって、目をとじた、本当にこわかった。めっちゃ小さい全部緑の子供が走ってきたんや。
そしたらめちゃめたy大きい声で「ジョーーーーーミーーーーーシンーーーーーー」と
たぶん子供が叫んで、吉岡さんが泣き出した。
僕が怖すぎて目をあけると、道路の向こう側の電灯の下のとこに、
人間がいっぱいいた。顔は宇宙人の顔やった。
[宇宙人みたいなのが皆で「アーーーアーーーーアーーー!!!」って叫びだして、
わっーーーて徳井さんの所に走り出した。宇宙人はみんな泣き出した。
僕は怖くなって、自転車に乗って逃げた。
あとで吉岡さんから携帯で電話かかってきて、ふたりで公園坂の前のファミマで会った。
次の日、結局徳井さんは死んでしまったんですけど、
宇宙人が「ゆうきーーーーーー!!」って言って泣いてる声がこわかったすわ。
徳井さんは徳井裕樹って言うんですけど、名前を知ってるから、めっちゃびびりましたわ。
あれはなんだったんですかねえ。
こういう感じやったんですけど、すんませんわかりませんね
ほんまですよ、今日もこれから飯食い終わったら警察いかなあきませんからね。
夜になると宇宙人も徳井さんも須磨海岸にいるし、特に海の家の間の狭いところ!!!!!
窓という窓はもう、新聞で塞いでますわ!!!僕の部屋!!!!わかりますか!??_
家から海岸見えますからね、気が気でないですよ、あっちからも僕の部屋見えるんちゃいますかね、
電気ついてるの見られたら、もうmかなわんですよまじで、お前らにこんなんゆうてわからんやろうけどな
海の家なあ、あれ、壊してくれないですかねえ、壁の間のところねえ、子供いてましからね、
どうしたらいいでしょうねえ
>>んなこといってないで葬式にいってやれよ
葬式ねえ。。。面倒ですしねえ、僕、正直な話ですけど、
そないに徳井さんの事もねえ。。。
警察にもなに話しても通じてるやら通じてないやらぬかにくぎですわ、まさに。
ここだけの話ね、今晩にでも海の家を訪ねようと思うんですよ、
知ってますかね、真夜中の沖の海は、まぶしいんですよ、
夜光虫とか烏賊とかとびうおとかが、沖の夜中はものすごい光るんですけど、
もうすごいですよ!!!星空みたいですよ。
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