恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【25】
1
家族でファミレスに行った時の事。
私が注文したスープがぬるかったので、温めなおしてもらう事に。
そしたら父がウェイトレスを呼んで、「お姉さん、これチンしてきて下さい」
と中途半端な可愛さでいいやがった・・・。
当時私は小学生だったけど、他人のフリしたくなりました。
2
中学の国語の授業で当てられた生徒が教科書を朗読、途中で先生が止め俺の名を呼ぶので当然続きを読むのだと思い席を立って読み始めたら全く違う質問だった。
そしてクラス中大爆笑、でも笑ってもらっただけ恥ずかしさは少なかった。
なんの反応もなかったらめちゃ恥ずかしかったと思う。
3
中学生の頃の話。
下校時にすごい雨が突然降ってきた。突然のことで傘もなく、どうしようと思ったけれど、学校と自宅は歩いても15分くらいだし、制服は夏服(半袖ブラウス+薄っぺらい水色の生地のジャンパースカート)だから帰ってすぐに洗えばいいや、と思い、そのまま濡れながら歩いていたところ、猛烈に尿意が!!
こらえて歩いていたけれど、自宅が見える距離まできたところで気がゆるんだのか漏らしました。
体は雨ですでにびしょぬれだったのでもういいや、と開き直りがあったのも事実だし、車通りから一本入った路地で人通りも少ないから誰にも見られることはないし、見られたところで「雨で濡れてる」とごまかせるだろうと。
そんなときに限って人が通るものですね(;´д⊂)
傘を差したおばさんでしたが、その顔は明らかに「この子、ちょっと頭が弱いのかしら?」でした。
家に帰って、誰にも何も言わず洗濯しました。
4
高校生の時、「マサチューセッツ工科大学」
という単語を言わなければならなくなり、いよいよ俺の番。
「マチャチューチェッチュ」
「マサチューチェッチュ」
「ミャサチューチェッチュ」
等、7回ぐらいチャレンジしてみたものの失敗。
教師の絶妙なタイミングでの
「もういいよ」というツッコミで教室中大爆笑。
死にたくなりました。
5
以前、バイトで《株)招き猫》って会社にいたんだけど
銀行の用を言い付かって、待ち合いの椅子でキドって待ってたら
窓口のおねいさんが突然
「招き猫さん!招き猫さ~~ん!!」って。
銀行中の視線を感じて、窓口にすっ飛んでいきますた。
…お願いだから、株式会社、って付けてくれよ!
6
出張先で会った相手方の会社の人が、その日の午後の打ち合わせまで時間があったので、午前中、そこの観光名所に連れて行ってくれた。
最初は楽しかったのだが、観光名所について3分位経ったとき、私が顔面から地面につっこんだ。つっこんだ瞬間「ゲフッ」という変な叫びを出しながら。あまりの痛みに多分私は気を失った。
その人がうろたえながら「大丈夫ですかっ!?」と聞いてきて、ほんとはそのまま倒れていたかったが、心配させちゃだめだと思いふらふらと起き上がった。
それだけでも恥ずかしいのに打ち合わせに間に合わない! ということになり薬局で消毒液だけ買って打ち合わせに。
しかも出張先だったので保険証などももってなかったし。左顔面ずるむけのまま打ち合わせ。
みんな一瞬ギョッとするのにダレもそのことに触れなかったことがまた恥ずかしかった。
7
動物病院に愛ハム連れて行った。私にとって初めての動物病院。
太ってるので半ば冗談で「肉団子」という愛称で呼んでいた。
診察が終り、会計に呼ばれ薬が出される際に、ロビーに響いた会計ねえちゃんの声
「佐藤 肉ダンゴ様~!佐藤 肉ダンゴ様~!」
表情が強張りながらも会計窓口に向かう私に降り注ぐ皆の視線・・・・
動物の名前フルネームで呼ばれるなんて知らなかったんだよ!!!
待合室の他の人からクスクスされ、会計のおねいちゃんも笑いを堪えていた。
逃げるようにその病院を去りますた・・・・(つд`゜)
8
その昔、渋谷でとあるお店に行きたくて駅を降りました。
おのぼりさんで店の場所が良くわからなかったので道を聞きました。
「はんきゅうとんずはどこですか?」
「は?知らないですねえ…」
こんなやりとりを3回繰り返したあと、センター街を抜けたあたりでやっと知ってる人に巡り合いました。
「はんきゅうとんずってどうやって行くかご存知ですか?」
「とんず?…もしかして、東急ハンズ?」
我ながらビックリしました。
9
小学生の頃マックでメシを食う時の話。
飲み物にマックシェイクを頼んで
テーブルまで運んでる途中、不覚にも手を滑らせ
「バシャーーーーーーーーーーー!!!」
・・・・店内にシェイクをぶちまけてしまった。
固まったよ、あの時は。少ししたら激しい恥ずかしさと供に
とんでもない事しちまったなー、っていう気持ちがでてきて泣きそうになった。
10
小学校1年の時、国語の授業で「口」という漢字を「シカク!」と言ってしまった・・・
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