恥ずかしくて死ぬかと思った体験 – 短編10話【47】 – まとめ

恥ずかしくて死ぬかと思った体験 - 短編10話【47】 - まとめ 恥ずかしくて死ぬかと思った体験

 

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恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【47】

 

 

1

 

小学生の時に、朝学校に行く時に母親にゴミ出しといてって言われてゴミ袋
(生ゴミ)を渡された。
なぜか私はそのゴミの存在を忘れてしまって、ゴミ袋を持ったまま友だちと
登校。明らかに持っていたのはゴミ袋だったのに(黒の大きなビニールのやつね)、
なんで友だちも気が付いてくれなかったのかなぁ。

んで、教室で別の友だちに指摘されるまでゴミ袋もって「おはよ~」とか言ってた(笑
気が付いたら恥ずかしいやらおかしいやらで先生がくる前に笑いながらゴミ出しに行ったよ。

 

 

2

 

今日、雨の降る中バイクで事務所まで行きました。
行きがけに、とても馴染みのスタンドに寄り、今日はたまたま無人の事務所に納品物を置いてから
とても馴染みの酒屋でフルフェイスをかぶったままワインを買い、さっき帰ってきました。
ぁぁ、そして玄関でメットを外すと・・・・私は鼻血で顔中どろどろでした。
首からインナー、それに鼻より上にも血が飛び散っていました。
私はいつからこのスプラッタ顔を晒してたのか非常に不安です。

 

 

3

 

幼稚園の頃ピアノを習っていたんだけど、
結構大きい教室で次々に生徒が来て待ってて順番に帰って行くシステムだった。
その日は生徒の数が多くて待ち時間が長く、待ってる間におしっこがしたくなったのだけど
引込み思案だった私は何もいえずずっと我慢していた。
自分のレッスンが始まる頃は膀胱がパンパンになってた。
もちろんレッスンには気が入らず。
とうとう蚊の泣くような声で「トイレに行きたい」と言った。
立ち上がった時・・・至福の時になってしまった。
ピアノのペダルと絨毯が濡れた。もちろんはいていたパンツとタイツも。
その後の後始末については何も憶えてない。恥ずかしくて呆然と家に帰った。
もちろん濡れたパンツでは帰れないので、先生がお子さんのパンツを貸してくれた。

生まれて始めてのブリーフ体験だった。

 

 

4

 

小学生の頃
朝は集団登校だったから大人数で歩いてた。
ふと足元に目をやると
自分がなぜかゴム草履で来ていることに気付き
「腹いたい」っつって途中で帰った。体育はヤバイからね

 

 

5

 

通勤電車の車中で腹痛に見舞われた。
寄せては返す大波小波。
繰り返される満ち潮引き潮。
額に脂汗しながら確認しているトイレの場所。
しばらくすると限界がやってきた。
エマージェンシーコールが脳内に鳴り響いている。
次の駅で下車し、俺はトイレへと走った。
いや、走ると暴発してしまいそうなので、正確に言うと早歩きだ。
無事トイレへとたどり着き、用を足し、事なきを得た。
個室の中で一息ついているとドアの外から物音がする。
どうやら次の人が並んで待っているようだ。
手早く身支度を整え、俺はドアを開けた。
並んでいたのはサラリーマンと思しき中年オヤジだ。
その時、オヤジのハゲ頭が起爆剤になったのかどうかは定かではないが、
かつて経験したことのないビッグウェーブが突然襲ってきた。
はっきり言って漏れそうである。
俺は思わずそのオヤジに向かって、

「まただっ!!!!!」

と叫んで思い切りドアを閉めた。
オヤジ、意味不明なことを叫んで正直スマンかった。
願わくばそのオヤジが俺と同じようなテンパッタ状態でなかったことを祈るのみである。

 

6

 

まだ私が社会人になったばかりの頃
その日私は用事があり、とても急いで家路についていた
地下鉄の改札をダッシュで通り抜け、長い階段を駆け下りる
ホームにはもう電車が到着していた
「コレに乗らないと間に合わない…」思った瞬間!足が空を舞った
私は階段を踏み外し、まさに蒲田行進曲ばりの階段落ちを
帰宅ラッシュでごった返している駅のホームで披露したのだ
ちなみに、その日私は膝上15センチはあるミニスカートを履いていた
もちろん、パンツ丸見え(w

階段の下で右くるぶしを真っ赤に腫れ上がらせながら悶絶している
私に、4人連れの女子高生は「大丈夫ですか?」と声をかける
道行く人はじろじろと私を見る
駅員さんは迷惑そうに私を助け起こす
…恥ずかしさのあまりこのまま死んでしまいたかった
「だっ大丈夫ですからぁっ!」
駅員さんの手を振りきって、痛む足を引きずって
逃げるように次の電車に飛び乗った
約束には、結局間に合わなかった

翌日、右足の腫れが治まらなかったので、医者へ逝った
事情を話したらお医者さんはバカ笑いし(看護婦さんも笑っていた)
「これからはもっと落ち着いて行動しようね」と言われた

けがが大したこと無かったのが唯一の救いです
(アキレス腱が切れているかと思ったが、たんに伸びていただけだった)

 

 

7

 

中学の頃、帰りに姉と思しき人を目撃
背後から近寄り、スカート捲りしてやったが、
「キャア!」と叫んで振り返ったのは全くの別人
もう必死で逃げた、とにかく逃げた・・・・・・・・・・・・
翌日の朝礼で「昨日四時過ぎ、××町の郵便局近くで変質者が出ました」
と言われたが、あれは間違いなく俺の筈。

 

 

8

 

超田舎育ちなので、みんな尿意を催したら野ションが普通だった。
小1の春休み、九州のおばあちゃんちに逝く車の中で、
トイレに逝きたくなって、父に言うと、ファミレスの前で停めてくれた。
「そこでしてきなさい」と言われたので、
窓の前の植え込みのところでパンツを下ろしてジャーっと・・・。
父は固まり、すごく叱られて、逃げるように私たち家族はその場を去りました。
・・・ファミレスの中にいて、お食事中だったみなさんごめんなさい。
でも、ほんとになんだかよくわからなくて間違えたんです。
今でもなんであんなことしたのかわからないよ。
恥ずかしい・・・・。

 

 

9

 

中学生の頃、技術の時間に向かいの女子と車の話しとかして盛り上がってた。
で、俺が車の色について「俺緑が好きなんだ!!やっぱ緑だよ!!本当緑好き!」といった途端、
楽しげに話していたその女子が顔をうつむいて黙ってしまった。
はっとその女子の下の名前が翠(みどり)だと気づいた。俺も黙ってしまった。
その後の十分ぐらいの沈黙がやけに気まずい思春期でした。

 

 

10

 

家のトイレで大をして、尻を拭き、ズボンをはいて立ち上がり扉をでようとしたら、
なぜかトイレットペーパーが「カラカラ・・・」と勝手に回る音がした。
うわお!!心霊現象だ!!俺もついに心霊現象に立ち会ってしまった!!ポルターガイストだ!!!
とめちゃ怖がりの俺は「うあはあああああああ!!ががあああ!!」とか叫びながらダッシュで居間まで走っていた。
その間もトイレからはカラカラと音を立てつづけている。恐怖のどん底だった。居間について、ふと後ろを見ると、
トイレからず~~~とトイレットペーパーがのびている。それを辿っていくとその先は俺のズボンの中に収まっていた。
前を向くと、居間にいた家族が(´д`;)という哀れみに満ちた顔でこちらを向いていた。

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