『ジーパンとパンツ』など 短編10話【7】 – 恥ずかしくて死ぬかと思った体験

『ジーパンとパンツ』など 短編10話 【7】 - 恥ずかしくて死ぬかと思った体験 恥ずかしくて死ぬかと思った体験

 

スポンサーリンク

恥ずかしくて死ぬかと思った体験 – 短編10話【7】

 

 

人の視線

白いシャツに紺色のズボンで仕事の面接に行ったとき、東京駅でやけに人の視線が痛い事に気づき、ふと見るとチャックが全開でそこから白シャツが20センチ位飛び出していた。
家から東京駅まで、ずっとその状態だった思ったら
余りのショックで、そのまましばらく歩いてしまったよ。

 

 

営業日報

7:45 起床
8:20 通勤快速乗る予定だったが腹の調子が悪いので各駅停車に乗る。
8:30 便意がおさまらず途中下車
8:35 駅のトイレが探せず駅員に聞く
8:37 トイレについたがリーマンでごった返してる。もう我慢できない。
8:39 無残にも散る
8:43 順番が回りトイレでうんこのついたパンツと格闘
9:30 スーツにちょっとついたが気にせずノーパン出社
10:00 朝礼 下半身がすかすかして上司の話は上の空
11:00 営業開始
11:30 ドンキでパンツ購入。公園のトイレで着替えて生き返る。
12:00 昼食
12:30 満腹と安堵感で車の中で就寝
19:00 帰社
20:00 嘘の営業日報を書いてばれそうになり上司に逆切れ。貫き通す。
21:00 帰宅
21:30 風呂に入ってたらパンツが変わってるとカミさんに浮気疑惑持たれる
21:45 うんこもらしたと正直に言うとカミさんに泣かれる
23:00 お前だけが味方だと1歳の息子を抱きながら寝る

 

 

かけこみ乗車

かけこみ乗車した。

顔を両サイドから扉にはさまれた。
それだけでも充分恥かしいのに、一旦開いたドアに
今度は前後からはさまれた。

さすがに乗車できなくて、遅刻した。

 

 

発車間際の電車

大学生のとき試験の日に寝坊してしまい、
私が電車に乗ろうとホームに駆け上がってきたとき、
乗らなければ絶対に試験に間に合わない電車が発車間際だった。
必死でドアに駆け寄り、鞄を前に振ってドアに挟もうとしたところ、
勢い余って鞄を車内に投げ込んでしまい、そのままドアが閉まった。
車内の人やホームで見ていた(その電車から降りてきた)人たちに爆笑された。

 

伝説

インターハイ出場チームの補欠だったくせに、5年くらい経ってから後輩に
「俺は伝説だから」って言って回ったこと。
酒に酔ってたとは言え、もう奴らと面と向かって話できねー

 

 

ランドセルがなくなっていた

小学生の頃、朝学校についたらランドセルがなくなっていた。
仲の悪い同級生が隠したと思いとったとらないの言い争いをしたら
つかみあいの喧嘩になった。喧嘩でクラスが騒然となってるときに
教室のドアが開き母がランドセルを持ってきてくれた

 

 

犬がいるっ!

薄暗いスーパーの室内駐車場で他人の車の中に犬が見えたんです。
犬が大好きなので連れに「見て見てー犬だ!犬がいるっ!」と言いながら
近寄りました。
それは犬ではなく人間の驚いているオッサンでした。
メガネかコンタクト買おうかな。

 

 

誰だっけ…?

街中で会った人を知り合いと思いこんで、親しげに話しかけた。
相手は当然「誰だっけ…???」状態。
話しながら途中で気付いた。
全身の毛穴から血吹くかと思ったくらいパニくったけど
表面だけは変わらずにこやかに話し続け
「じゃあ、今度電話するね~~!」
と手を振って分かれ、必死で普通に歩いて、道を曲がった瞬間
猛ダッシュで地下鉄に駆け込んだ。

 

 

ビニールプール

夏のデパートでの玩具売り場でのことです。
ちょろちょろと走り回る2歳の息子を止めようとして
けつまずき、丁度、お風呂で遊ぶおもちゃが水に入った
ビニールプールに入って自由に遊べるようになっていた
コーナーに豪快にダイブ。水しぶきがあがり、全身びしょぬれに
なりました。丁度そこはエスカレーターの横で上ってくる
みんなに見られました。店員すら遠巻きにする中、走り去る
息子を髪の毛から水をしたたらせつつ眺めていた35歳の
あの夏の日を私は決して忘れないでしょう。

 

 

ジーパンとパンツ

ジーパンとパンツ一緒に脱いで、次の日にまたそのジーパンはきました。
家から一時間半の距離に通勤していて、会社に着く数分前に気づいた。

なーんか右足のほうがごそごそする。と思って足元を見たら
昨日脱いだはずのパンツが足首のあたりに引きずられておりました。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました