動物の感動する話『猫を楽しみにしていた姪』など短編10話【11】 – 実話体験談

動物の感動する話『猫を楽しみにしていた姪』など短編10話【11】 - 実話体験談 動物・ペットの話

 

スポンサーリンク

動物の感動する話 【11】

 

 

猫を楽しみにしていた姪

友人の姪(1歳半)が生の猫を見た事がないという。
自分の家も、友人実家、友人姉の友人も猫を飼っておらず、
近所に特に野良猫や外猫もいないらしい。
しかしペットショップで子猫を見せたら「欲しい欲しい!」となりそうなので
私の家に猫を見に来る事になった。
最初喜んで「にゃんにゃのおうち!」とか言ってたのに、
私のうちの猫を見たとたんに絶句。
仰向けで後ろ足をコの字型に開き、
尻尾の長さも入れれば4~50センチの巨体。
一瞬で表情が凍りつき、何か
「見てはいけないものを見てしまった…」という顔。
大人もこの反応に驚いて一瞬黙り込んだら
ぼそっと「なない(長い)ね…」。
イラストやTVの、コタツで丸くなり
サイズは1歳半の子が軽く抱っこできる位の物を想像してたらしい。
それでも気を取り直して「にゃんにゃー」と撫で始めたが、
猫が気持ちよさそうに「ゴアァァァ~ン」と鳴くと
「にゃんに……にゃんにゃ?」と疑問系に。
そして私のほうを見てまた「にゃんにゃ?」と聞いてきたので
「うん…ごめんね。」と言うと
やるせない顔でちょっと撫で、
頂き物のケーキを食べて帰って行ってしまった。

 

 

飼ってたネコが死んだ

5年位前の話

飼ってたネコが死んだ。
超がつくほど溺愛してた。
自分よりネコの方が大切なくらい可愛がってた。
親はたまにネコを叱るけど、俺は叱ることも、もちろん叩いたことなんてなかった。

でも、一度だけ大きな声を出してしまったことがある。
それはドラマを見ている時で、ちょうど良い感じの盛り上がるところ
そこで、ネコがしつこく鳴いて外に出たがった。
だから俺はつい「うるさい!!!」って言ってさっさと外に出した。
その一度だけ。

翌日、学校から帰ってきたらネコが死んでた。
死ぬ前に言った言葉が「うるさい」だなんて泣きたくなった。
あの時、死ぬ姿をオレに見せたくなかったから外に出たがったのだろうか。
ネコに言った最初で最後の不満の言葉。
しばらくは立ち直れなかった。

でもある日、夢にそのネコが出てきて、俺の足に体をすり寄せてきた。
まるで、怒ってないよと言ってくれてるように。
夢から覚めて思った。
「あぁ、この夢は俺の願望なんだろう」と
俺は、それでも涙が止まらなかった。

 

婆ちゃんのセキセイインコ

こないだ爺ちゃんの49日の時に坊さんを婆ちゃんの家に呼んだ

坊さんが来たから親族一同が待つ部屋へ案内して
お経を上げてもらってた
お経を読み始めて5分位したら
俺の頭の上の方でバサバサと音がしたんだ

ふと見ると放し飼いの婆ちゃんのセキセイインコが
頑張って飛びながら坊さんのいる前の方へ・・・
俺は捕まえに行こうと思ったが、とてもそんな空気ではなく
坊さんに向かうインコをただ見守ることしかできなかった

バサバサバサ・・・するとインコは上手いこと坊さんのツルツルの頭に着地ww
婆ちゃんと親族が前でプルプルしてるのが見えたw
俺も畳を見て必死に耐えてた
坊さんは流石というか動じずにお経を読み続ける
インコはぺたぺたと坊さんの頭を歩く

するとインコが
「ピーちゃん、ピーちゃんここで何してるの?」
と話し出すと婆ちゃんがついに;`(;゜;ж;゜; )ブフォ
と吹いたww
そしたらこれまで耐えてた俺・親族堪らず
;`;:゙;`(;゚;ж;゚; );`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ
結局お経が終わるまで誰かが思い出して吹くと一斉に吹く
というような状態になってしまった
坊さんは「亡くなったお爺さんにお別れを言いたかったのでしょう」
と最後に言ってくれたが
あれは堪える事ができませんでした

坊さんごめんなさい

 

 

リクガメ

近所のペットショップ、店内にでかいリクガメ(非売品、店長のペット)が闊歩している。
小さい子がふざけて跨がったり、リクガメと床が同色の為、客が気付かず誤って蹴ったりしても動じない。
時々甲羅に店長手描きのチラシを貼られ、動く看板扱いになっている。
今までに
「ランチュウ入荷! 旨そう」
「リスザル入荷! 俺のエサ横取りしやがる」
「ブルドッグ子犬入荷! 俺の方がイケメン」
「ロップイヤー入荷! 俺はウサギ嫌いだけどね」
というチラシ貼られてるのを見た。

入荷情報でもなんでもなく
「俺、生まれ変わったら海亀になる」
というのが貼ってあった時は吹いた。

 

 

猿にジュースを奪われた

うちの父ちゃんは地方の超絶ド田舎育ち
小さい頃に、お盆に父ちゃんとそのど田舎に帰省したんだが、俺は何もすることがなくて退屈してた
で、父ちゃんがそんな俺を見て、親戚の子と俺と妹を連れて近場の自然公園に連れていった

自然公園で子供3人はジュースを買ってもらい、それを飲み歩きながら散歩してたんだが、
そこに野生のお猿さんが
親戚の子が、その猿に近づいたらジュースを奪われてしまった

一瞬の出来事に呆然とする子供たち3人

しかしその瞬間、父ちゃんは「きーっ!」とか歯をむいて猿を威嚇
猿がビビってひるんだ隙に缶を奪い返してきた

今でも猿を動物園とかテレビで見るたびに、猿相手に威嚇をしていた父ちゃんを思い出し、
笑いがとまらない

 

 

犬と飼い主は似てくる

犬と飼い主って似て来るよね。
近所の大型犬(犬種は謎)が夜ときどき塀の上から顔だけ出してるんだけど、
おじさんと間違って挨拶した事が2回ほどある。

>>
それで謎の大型犬は挨拶返してくれたの?

>>
挨拶しても無言でじっ…と見てるだけなんで、なんだ気持ち悪いな…と
思ってだんだん近づいてったら犬だった、と。
家にたどり着くまで、そのまま無言で見送ってくれたよ。

 

 

なんで後ろにペンギンが?

ガソリンスタンドの店員がある車の後部座席に2羽のペンギンが座っていることに気づく。
「なんでバックシートにペンギンがいるんですか?」と、車の持ち主の男に聞いた。
「見つけたんだ。どうしたらいいか考えたんだけど、良いアイデアが浮かばないんだよ。」
店員は少し考えると言った。「動物園に連れて行ったらどうですか?」
「おお、それはいい考えだ。」と男は言い、車で去っていった。
次の日、男はまた同じガソリンスタンドにガソリンを入れに来た。
同じ店員が来て、後部座席にまだペンギンがいるの見つけた。
「あれ?まだいるじゃないですか。動物園に連れて行ったんじゃなかったんですか?」
「ああ、行ったよ。」男はにこにこしながら言った。
「昨日は楽しかったなぁ!今日はこいつらとビーチに行くつもりなんだ。」

 

 

カバンの隙間から見えるもの

朝の満員電車で、席に座ってる自分の目の前の人の
カバンの隙間から何か動く物が見えた。

良く見たら、子猫がカバンの隙間からこっちを見てた。
リーマンのおっさんのカバンに子猫という
非現実的かつあまりのギャップに思わず吹きそうになったんだけど、
シーンとした満員電車なのでひとまずは耐えた。
でも猫がカバンの隙間から手を出してきて、それがすごく可愛い。
横に座ってた人も気付いたらしく、ひたすら気にしてるのを見て、
通勤電車、おっさん、猫の構図を再び意識してしまい、
たまらず`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ

なんでカバンに子猫が入っていたんだろう…。
会社行く途中に拾ったんだろうか…。

 

 

猫の仕草の意味

■あなたの上で体をコネコネしている
これは愛情の表れのように思うかもしれませんが、弱点を探しています。

■猫用トイレの砂を必要以上に掘る
これは遺体を埋めるための練習をしているようです。

■動物の死体を持ってくる
これはプレゼントではなく警告らしい。

 

 

うちの犬にそっくり

久々に実家帰って、飼ってる犬に向かって
「うわ~この犬、うちの犬にそっくり」
と口走った。

弟から「うちの犬だよ」と冷静に言われた。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました