動物の感動する話『本当に会話してるみたい』など短編10話【4】 – 実話体験談

動物の感動する話『猫戦争』など短編10話【14】 - 実話体験談 動物・ペットの話

 

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動物の感動する話 【4】

 

 

港に散歩に行った

うちの猫をかついで港に散歩に行った。
堤防に仰向けに野良猫が寝ていた。
近づいても、うちの猫がシャーと言っても気づかない。
腹をポンポンしてみた。起きない。
ポンポンし続けてもいっこうに起きないので
具合でも悪いのかと心配になってつかんでみたら
ハッ!!!!!てなってピューと走って行った。
野良なのに凄い熟睡っぷりだった。

 

 

ツンデレ犬

兄が帰省した。
うちの犬は兄が大好きだったのだが、いざ会っても
「あらおかえり」
くらいの態度。
意外とドライだな、と思ってたら、さっき居間を覗いた所
「ああんもうどこ行ってたの!?もう大好き!!」
とばかり兄にまとわりついて尻尾ぶん回してる犬と、
寝っころがってプレイボーイ読んでる兄がいた。
ツンデレという奴だろうか。

 

 

本当に会話してるみたい

公園で、若い女性が人?探ししてた

女「あれ、いない」

女「たつまささん!たつまささーん!」

黒ラブが走って女性のとこへ

女「どこ行ってたの?待っててって言ったのに」
犬「わんわん!」
女「居なくなってて不安だったんですけど」
犬「クゥーン」
女「もう勝手にどっか行かないでね」
犬「…」コク
女「じゃ、帰りますよ、たつまささん」
犬「わふ」

犬っぽくない名前だったことと
本当に会話してるみたいでビックリした

 

 

うちの子になるか?

うちへの帰り道の途中に神社がある。
土砂降りのなか神社の前を通ったら、兄が背中をこちらに向けしゃがんでいた。
驚かそうとゆっくり近付いたら声が聞こえた。
「おい」
「………」
「うちの子になるか?」
「ニャー」

毛むくじゃらな家族が増えた。

 

怪我した子猫

轢き逃げにあったらしい怪我した子猫をみつけた。
つい拾って病院連れてって、大した怪我じゃなかったので連れて帰ってきた。
我が家には先住猫がいて、会わせてみたが子猫には全く興味を示さない。
子猫が寄っていくと、面倒臭そうに無視。
仲良くして欲しかったが、まあイジメないだけいいか……と思っていた。

こないだ、半開きの部屋のドアから覗いたら、
先住猫が子猫をこれでもかと舐め回していた。
子猫は床にベローンと伸びて熟睡。先住猫うっとり。
なんだ仲良いじゃん、と思って入って行くと、先住猫がハッ!という感じで私を見て
「いや子猫とか興味無いし。別に可愛くないしどうでもいいし」
みたいな素振りで子猫から離れた。

どんなツンデレか、と非常に萌えた。

 

 

マーブルチョコ

さっき公園の周りを散歩してたら、
公園にめっちゃくちゃ可愛い女の子が野良猫と戯れてた。
女の子が触ってる猫とそのわきに寝てる猫二匹。全部可愛い。

女のこがふと「あっマーブルチョコが落ちてるー頂きまーす。
あっ、にゃんこちゃんの肉球かー!間違えたー(*´∀`)」もう俺はいてもたってもいられなくなり、競歩で帰路した。

 

 

手伝ってやる

庭に花の球根を植えようとして、穴掘ってると猫がきて
「手伝ってやる」といわんばかりに、前足で穴掘りしようとする。
こっちはシャベルで掘ってるから、猫の前足をぐさっとやらないかひやひやする。

猫の手を借りたい、ってのはこういう状況、じゃまなだけ。・・・でもたまんなくかわいい。
穴掘りやめて猫と遊ぶ事になる。

 

 

狭い所が好き

小学校のときに通学路の途中にある同級生の家に寄って、一緒に学校に行ってた。
同級生には三つ違いの中学生になったばかりのお兄さんがいて、学生帽が玄関に置いてあった。
ある日の朝その帽子の中に子猫が入り込んで眠ってた。子猫を貰って家で飼う事にしたらしい。

その子猫は帽子が大好きらしくて毎朝帽子の中にいた。
で、猫はどんどん大きくなるし、当然の事だけど帽子は大きくならない。

子猫の時は余裕があった帽子はだんだん身体にぴったりになっていって、
そのうち、だんだん帽子から手がはみ出す。足がはみ出す。尻尾がはみ出る。

それでも必死に帽子の中で寝ている猫を見るのが面白かった。猫って狭い所、好きだよね。

 

 

「ぬーん」って鳴く

我が家の猫様はかなしい時「ぬーん」って感じで鳴く

私がインフルエンザで寝込んだとき、意識が朦朧とする中
すぐ近くで「ぬーん ぬーん」って声が聞こえたので目をあけてみると
猫様が心配そうに私の顔をのぞきこんでいた。

普段ならすぐ布団の中に入ってくるのに
マクラの横に座ってジィーとこちらを見つめて「ぬーん」って鳴いてた
看病してくれているんだと思ったら号泣してしまった。

「大丈夫だよ 心配してくれてありがとう」と言おうと思っていたら
母がやって来て「大丈夫だからご飯食べてこようねー」
猫様をだっこして連れて行ってしまった
あぁん もうちょっと(*´Д`*)ハァハァ

それ以来、モフモフ欠乏症が発症する度に
仮病を試みるが我が家の猫様はまったくひっかからない(´・ω・`)

 

 

ラブラブって感じ

20歳ぐらいのお嬢さんに連れられて散歩してた、日本犬っぽい雑種。
ぐいぐい引き綱をひっぱって先に行こうとするわけでもなく、
きちんとしつけられてます!風に完璧に飼い主のサイドにつくわけでもなく、
いっしょに歩いてるのがただただ嬉しいって感じで、
微妙に先に行ったり後になったりしながら、飼い主の歩調でずっと歩いてる。
数歩に一回ぐらい飼い主の顔を見上げて、そのたびにお嬢さんも犬に笑いかけて、
犬がぱたぱたしっぽを振る。
何かもうラブラブって感じで、見てたら和みすぎてなぜか涙が出た。

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